ホーム フォーラム インターネット連句 Vol.1 インターネット連句を始めます。

このトピックには2,092件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。1 時間、 17 分前に  しをん さんが最後の更新を行いました。

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    トピック
  • #477 返信

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100件の返信を表示中 - 1 - 100件目 (全2,092件中)
  • 投稿者
    返信
  • #49618 返信

    しをん

    男気のラップバトルを見せつける 芳
      紙より軽い約束があり              桃

        付け

    これよりは結界なりし注連飾            しをん

    #49609 返信

    閑坐

    男気のラップバトルを見せつける
    紙より軽い約束があり

    付け

    朝顔の固い絆の花言葉

    #49602 返信

    笑女

    男気のラップバトルを見せつける
    紙より軽い約束があり

    付け
    後出しのチョキ出す人の舌真っ赤

    #49600 返信

    うに

    男気のラップバトルを見せつける
    神より軽い約束があり

    付け
    水鏡の照らし出したる五十年

    #49599 返信

    雀羅

    ■♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤

    米字「風鈴を」           2019.7.13 起首

    風鈴を見てゐる猫の夕かな           桃太郎
     ほたるぶくろに灯(トモシ)入る頃         雀羅
    咳払影絵の舞台整ひて              うに
     空気読まない派手な着信            芳
    九時五時をしっかり守り窓際に          笑女
     八枚切りのパンは売り切れ            に
    なで肩の影をふみふみ小望月           安庵 月・秋
     へちまを下げる宗匠の路地             桃

    さわやかにキャッチボールの捕球音         芳
     牛若丸は甲子園かも             しをん
    恩師への弔辞を諳んじてをりぬ            閑坐
     花に雪ふる昼の邂逅               羅 花・春
    佐保姫はお菓子のように化粧して           桃
     髪をバッサリ切って卒業              坐
    半刻をいけない人と蛍舟               女
     夏の霜にはゆため息が溶け             庵 月・夏
    ペン先のインク固まる文机              芳
     金運上げる風水に凝り               桃
    あの頃も今も聞く耳もたぬ父             女
     石垣崩すガジュマルの木は            上里
    二オ
    床の間に人形をおく初景色              羅
     膳のさびしき雨の正月              庵
    おとづれはメトロノームの鳴りてより         に
     目覚めた猫の手足のびやか            小石
    くたびれた営業マンのいるベンチ          芳
     今は昔の孟母三遷                を
    針金の家を出てゆく鴉の仔             羅
      夕べの虹をひとは見届け             に
    端とはじ耳にあてれば水の音             庵
     湖畔と犬と若き女性と              坐
    明日からのシニア講座に上り月           を 月・秋
     ホームの底にすだくがちゃがちゃ         坐
    二ウ
    露寒の故郷に住む人のこと              桃
     縁談十組纏めると言う               を
    痛い目にあえば分かるさ本気度が           女
     白村江からずっとこのかた            羅
    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど           に
     走り書きには昼寝起こすな            芳
    馬肥えてお仙ころがる秋を待つ            庵
     風ニモマケズ凛と磯菊               芳
    銀鉤のめぐり来るとき熱を出す            に 月・秋
     イザナミ追えば逃げるイザナギ           女
    おぞましき姿を花にかえ給え              庵 花・春
     鏡の中も抱卵期なり                羅
    三オ
    猫の子を窺っている恋がたき             坐
     少し言葉の多すぎた夜                桃
    完璧なアリバイが生む不信感              芳
     お約束ならここでカツ丼              桃
    勝負する前に勝負がついてをり            芳
     朝がくるのか夜になるのか             石
    流眄(ナガシメ)のブルーボーイに秋扇          庵
     懐紙の上に石榴弾ける               羅
    上り来て夕月淡き東慶寺               を 月・秋
     寄せては返す人の世の波              桃 
    船上で万歩計見る几帳面               に
     ポジティブ思考裏目裏目に              女 
    三ウ
    神集ひしてゐる庭の頼み事             坐
     風邪声に効く甜茶(テンチャ)のど飴          桃
    母と娘が同窓になる芸大に             羅
      恋の舞台に度胸試され             坐
    男気のラップバトルを見せつける 芳
      紙より軽い約束があり              桃

    ○桃太郎さんの原句は「紙より軽い約束をして」。結果として「紙よりも軽く」なるので、どんな不実な人でのその時は果たせる約束と思っているのですね。で治定句のように。「知覚過敏の奥歯疼くよ」「紙より軽い約束をして」、桃太郎さんの句仕立てには、わりとハードエッジのくっきりして句が多いですね。ときにはむにゅ/\ぐにゅ/\っというのもやってみて下さい。

    「本音言うには饒舌が過ぎ 閑坐」、ふむふむ、これもテレ屋さんなのかも知れませんね。「恋の返事を言わして欲しい」、ラップでこれやれると楽しいですね。

    「美形の吾子に狼狽える僕 笑女」、わが子に狼狽するのですね。複雑なもの、運命を感じる一瞬ですね。「人喰い鮫の気配気づかず」、ヒップホップで盛り上がっているところにはこんな鮫も現れるのでしょうか。ぶきみな感じよく出してますね。

    お次をどうぞ。季も適当に。

    #49590 返信

    笑女

    恋の舞台に度胸試され
    男気のラップバトルを見せつける

    付け

    美形の吾子に狼狽える僕
    人喰い鮫の気配気づかず

    #49589 返信

    閑坐

    恋の舞台に度胸試され
    男気のラップバトルを見せつける

    付け

    本音言うには饒舌が過ぎ
    恋の返事を言わして欲しい

    よろしくお願いします。

    #49570 返信

    桃太郎

    恋の舞台に度胸試され 坐
    男気のラップバトルを見せつける 芳

    付け
    知覚過敏の奥歯疼くよ 桃
    紙より軽い約束をして 々
    禁煙破りちょっと一服 々

    #49565 返信

    雀羅

    ■♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤

    米字「風鈴を」           2019.7.13 起首

    風鈴を見てゐる猫の夕かな           桃太郎
     ほたるぶくろに灯(トモシ)入る頃         雀羅
    咳払影絵の舞台整ひて              うに
     空気読まない派手な着信            芳
    九時五時をしっかり守り窓際に          笑女
     八枚切りのパンは売り切れ            に
    なで肩の影をふみふみ小望月           安庵 月・秋
     へちまを下げる宗匠の路地             桃

    さわやかにキャッチボールの捕球音         芳
     牛若丸は甲子園かも             しをん
    恩師への弔辞を諳んじてをりぬ            閑坐
     花に雪ふる昼の邂逅               羅 花・春
    佐保姫はお菓子のように化粧して           桃
     髪をバッサリ切って卒業              坐
    半刻をいけない人と蛍舟               女
     夏の霜にはゆため息が溶け             庵 月・夏
    ペン先のインク固まる文机              芳
     金運上げる風水に凝り               桃
    あの頃も今も聞く耳もたぬ父             女
     石垣崩すガジュマルの木は            上里
    二オ
    床の間に人形をおく初景色              羅
     膳のさびしき雨の正月              庵
    おとづれはメトロノームの鳴りてより         に
     目覚めた猫の手足のびやか            小石
    くたびれた営業マンのいるベンチ          芳
     今は昔の孟母三遷                を
    針金の家を出てゆく鴉の仔             羅
      夕べの虹をひとは見届け             に
    端とはじ耳にあてれば水の音             庵
     湖畔と犬と若き女性と              坐
    明日からのシニア講座に上り月           を 月・秋
     ホームの底にすだくがちゃがちゃ         坐
    二ウ
    露寒の故郷に住む人のこと              桃
     縁談十組纏めると言う               を
    痛い目にあえば分かるさ本気度が           女
     白村江からずっとこのかた            羅
    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど           に
     走り書きには昼寝起こすな            芳
    馬肥えてお仙ころがる秋を待つ            庵
     風ニモマケズ凛と磯菊               芳
    銀鉤のめぐり来るとき熱を出す            に 月・秋
     イザナミ追えば逃げるイザナギ           女
    おぞましき姿を花にかえ給え              庵 花・春
     鏡の中も抱卵期なり                羅
    三オ
    猫の子を窺っている恋がたき             坐
     少し言葉の多すぎた夜                桃
    完璧なアリバイが生む不信感              芳
     お約束ならここでカツ丼              桃
    勝負する前に勝負がついてをり            芳
     朝がくるのか夜になるのか             石
    流眄(ナガシメ)のブルーボーイに秋扇          庵
     懐紙の上に石榴弾ける               羅
    上り来て夕月淡き東慶寺               を 月・秋
     寄せては返す人の世の波              桃 
    船上で万歩計見る几帳面               に
     ポジティブ思考裏目裏目に              女 
    三ウ
    神集ひしてゐる庭の頼み事             坐
     風邪声に効く甜茶(テンチャ)のど飴          桃
    母と娘が同窓になる芸大に             羅
      恋の舞台に度胸試され             坐
    男気のラップバトルを見せつける 芳

    ○「男気のラップ」、いいですね。「度胸試され」の主体が「娘」から男性に変わりました。筋違いかも知れませんが、友川カズキの「夢のラップもういっちょう」を思い出します。あの人は酒飲みながらコンサートやってますが、シャイなんですね、芯から。「君に会う友を裏切る罪背負い」、用言多用の一句です。つまりは本番に立つのにいろんなエキスキューズが必要なんでね。「計算をしつくし誘う甘い夜」、「計算をし尽くさない」と前に出ていけない人、とも読めます。

    「会へざるに手紙でおとす詩人ゐて うに」、面と向かうよりも手紙、書き言葉で伝えたい人。

    「帰り来しノラの手を取るトルヴァルは しをん」、「トルヴァル」は「人形の家」のノラの夫(弁護士)。夫婦の、難しい
    場面では、「度胸」という類のものが働く余地があるということ。人名を使うか、俤の効果を生かすか、一概には言えません。

    「女性との扱ひされぬ濃い化粧 閑坐」、「扱ひされぬ」は「扱いをされない」だけでなく、「濃い化粧のために女に見られてしまった」とも読めます。前句の「舞台度胸」にからめるとその線もあります。

    お次をどうぞ。

    #49564 返信

    閑坐

    母と娘が同窓になる芸大に
    恋の舞台に度胸試され

    に付け

    女性との扱ひされぬ濃い化粧

    #49563 返信

    しをん

    母と娘が同窓になる芸大に             羅
      恋の舞台に度胸試され             坐

         付け

    帰り来しノラの手を取るトルヴァルは       しをん

    #49558 返信

    うに

    前便訂正します。

    付け
    会へざるに手紙でおとす詩人ゐて

    #49557 返信

    うに

    母と娘が同窓になる芸大に
    恋の舞台に度胸試され

    付け
    会はざるに手紙でおとす詩人ゐて

    #49547 返信

    母と娘が同窓になる芸大に             羅
      恋の舞台に度胸試され             坐

    付け

    君に会う友を裏切る罪背負い
    男気のラップバトルを見せつける
    計算をしつくし誘う甘い夜

    #49546 返信

    雀羅

    ■♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤

    米字「風鈴を」           2019.7.13 起首

    風鈴を見てゐる猫の夕かな           桃太郎
     ほたるぶくろに灯(トモシ)入る頃         雀羅
    咳払影絵の舞台整ひて              うに
     空気読まない派手な着信            芳
    九時五時をしっかり守り窓際に          笑女
     八枚切りのパンは売り切れ            に
    なで肩の影をふみふみ小望月           安庵 月・秋
     へちまを下げる宗匠の路地             桃

    さわやかにキャッチボールの捕球音         芳
     牛若丸は甲子園かも             しをん
    恩師への弔辞を諳んじてをりぬ            閑坐
     花に雪ふる昼の邂逅               羅 花・春
    佐保姫はお菓子のように化粧して           桃
     髪をバッサリ切って卒業              坐
    半刻をいけない人と蛍舟               女
     夏の霜にはゆため息が溶け             庵 月・夏
    ペン先のインク固まる文机              芳
     金運上げる風水に凝り               桃
    あの頃も今も聞く耳もたぬ父             女
     石垣崩すガジュマルの木は            上里
    二オ
    床の間に人形をおく初景色              羅
     膳のさびしき雨の正月              庵
    おとづれはメトロノームの鳴りてより         に
     目覚めた猫の手足のびやか            小石
    くたびれた営業マンのいるベンチ          芳
     今は昔の孟母三遷                を
    針金の家を出てゆく鴉の仔             羅
      夕べの虹をひとは見届け             に
    端とはじ耳にあてれば水の音             庵
     湖畔と犬と若き女性と              坐
    明日からのシニア講座に上り月           を 月・秋
     ホームの底にすだくがちゃがちゃ         坐
    二ウ
    露寒の故郷に住む人のこと              桃
     縁談十組纏めると言う               を
    痛い目にあえば分かるさ本気度が           女
     白村江からずっとこのかた            羅
    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど           に
     走り書きには昼寝起こすな            芳
    馬肥えてお仙ころがる秋を待つ            庵
     風ニモマケズ凛と磯菊               芳
    銀鉤のめぐり来るとき熱を出す            に 月・秋
     イザナミ追えば逃げるイザナギ           女
    おぞましき姿を花にかえ給え              庵 花・春
     鏡の中も抱卵期なり                羅
    三オ
    猫の子を窺っている恋がたき             坐
     少し言葉の多すぎた夜                桃
    完璧なアリバイが生む不信感              芳
     お約束ならここでカツ丼              桃
    勝負する前に勝負がついてをり            芳
     朝がくるのか夜になるのか             石
    流眄(ナガシメ)のブルーボーイに秋扇          庵
     懐紙の上に石榴弾ける               羅
    上り来て夕月淡き東慶寺               を 月・秋
     寄せては返す人の世の波              桃 
    船上で万歩計見る几帳面               に
     ポジティブ思考裏目裏目に              女 
    三ウ
    神集ひしてゐる庭の頼み事             坐
     風邪声に効く甜茶(テンチャ)のど飴          桃
    母と娘が同窓になる芸大に             羅
      恋の舞台に度胸試され             坐

    ○閑坐さんの原句は「恋の舞台に度胸はなくて」。四三音(どきょうは/なくて)ではなく落ち着きがいいとされる三四音(どきょう/ためされ)で行ってみましょうか。芸大は上野にも京都にもありますが、演劇科はないんですよね。「新宿にだってあるよ、ぼくそこの卒業生だもん」、「それゲイ大でしょ」、なんてやりとりが出て来そうなら、こういうのを「取成付(とりなしづけ)」と言います。「俳諧は取成付と宗とすべし」(『俳諧之註』)ということで、前句の作者も思っていなかったところに話を回していく、というのも付句の基本で、連句の面白さが生まれる現場です。

    「ダイバシティは未来への鍵 庵」、「ダイバシティ」はこの頃よく使われますが、多様性ということですね。連句も、式目を窮屈に運用しないで、多様性が弾ける創造空間でありたいと思います。付句、言ってることは賛成ですが、ちょっとスローガンぽくて、観念句、かな。

    「青色黄色メルヘンな部屋  芳」、推理小説に令嬢の住む『黄色い部屋の秘密』というのがありましたね。母と娘の、奇妙で濃密な生活は、こわいメルヘンへと展開しそうです。

    どうぞ。恋句です。

    #49541 返信

    風邪声に効く甜茶(テンチャ)のど飴          桃
    母と娘が同窓になる芸大に             羅

    付け

    青色黄色メルヘンな部屋 芳

    宜しくお願いします。

    #49540 返信

    閑坐

    風邪声に効く甜茶(テンチャ)のど飴
    母と娘が同窓になる芸大に

    に付け

    恋の舞台に度胸はなくて

    #49539 返信

    安庵

     風邪声に効く甜茶(テンチャ)のど飴          桃
    母と娘が同窓になる芸大に             羅
     
        付
     ダイバシティは未来への鍵            庵
     
    お願いします。

    #49537 返信

    雀羅

    ■♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤

    米字「風鈴を」           2019.7.13 起首

    風鈴を見てゐる猫の夕かな           桃太郎
     ほたるぶくろに灯(トモシ)入る頃         雀羅
    咳払影絵の舞台整ひて              うに
     空気読まない派手な着信            芳
    九時五時をしっかり守り窓際に          笑女
     八枚切りのパンは売り切れ            に
    なで肩の影をふみふみ小望月           安庵 月・秋
     へちまを下げる宗匠の路地             桃

    さわやかにキャッチボールの捕球音         芳
     牛若丸は甲子園かも             しをん
    恩師への弔辞を諳んじてをりぬ            閑坐
     花に雪ふる昼の邂逅               羅 花・春
    佐保姫はお菓子のように化粧して           桃
     髪をバッサリ切って卒業              坐
    半刻をいけない人と蛍舟               女
     夏の霜にはゆため息が溶け             庵 月・夏
    ペン先のインク固まる文机              芳
     金運上げる風水に凝り               桃
    あの頃も今も聞く耳もたぬ父             女
     石垣崩すガジュマルの木は            上里
    二オ
    床の間に人形をおく初景色              羅
     膳のさびしき雨の正月              庵
    おとづれはメトロノームの鳴りてより         に
     目覚めた猫の手足のびやか            小石
    くたびれた営業マンのいるベンチ          芳
     今は昔の孟母三遷                を
    針金の家を出てゆく鴉の仔             羅
      夕べの虹をひとは見届け             に
    端とはじ耳にあてれば水の音             庵
     湖畔と犬と若き女性と              坐
    明日からのシニア講座に上り月           を 月・秋
     ホームの底にすだくがちゃがちゃ         坐
    二ウ
    露寒の故郷に住む人のこと              桃
     縁談十組纏めると言う               を
    痛い目にあえば分かるさ本気度が           女
     白村江からずっとこのかた            羅
    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど           に
     走り書きには昼寝起こすな            芳
    馬肥えてお仙ころがる秋を待つ            庵
     風ニモマケズ凛と磯菊               芳
    銀鉤のめぐり来るとき熱を出す            に 月・秋
     イザナミ追えば逃げるイザナギ           女
    おぞましき姿を花にかえ給え              庵 花・春
     鏡の中も抱卵期なり                羅
    三オ
    猫の子を窺っている恋がたき             坐
     少し言葉の多すぎた夜                桃
    完璧なアリバイが生む不信感              芳
     お約束ならここでカツ丼              桃
    勝負する前に勝負がついてをり            芳
     朝がくるのか夜になるのか             石
    流眄(ナガシメ)のブルーボーイに秋扇          庵
     懐紙の上に石榴弾ける               羅
    上り来て夕月淡き東慶寺               を 月・秋
     寄せては返す人の世の波              桃 
    船上で万歩計見る几帳面               に
     ポジティブ思考裏目裏目に              女 
    三ウ
    神集ひしてゐる庭の頼み事             座
     風邪声に効く甜茶(テンチャ)のど飴          桃
    母と娘が同窓になる芸大に             羅

    ○ 甜茶(テンチャ)は花粉症に効くそうですね。日の本の津々浦々から出雲にやってくる八百万の神々には、花粉症の治らない神様もいることでしょう。「ちゃんちゃんこ着た犬が横切る 」も面白いですが、この巻猫や犬をずいぶん拾ってしまいました「青女の裾を踏まぬ算段」、「青女」は「霜」の異名、前句の情景によく添います。

    ではどうぞ。

    #49522 返信

    桃太郎

    ポジティブ思考裏目裏目に 女
    神集ひしてゐる庭の頼み事 坐

    付け
    ちゃんちゃんこ着た犬が横切る 桃
    風邪声に効く甜茶のど飴 々
    青女の裾を踏まぬ算段 々

    #49520 返信

    雀羅

    ■♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤

    米字「風鈴を」           2019.7.13 起首

    風鈴を見てゐる猫の夕かな           桃太郎
     ほたるぶくろに灯(トモシ)入る頃         雀羅
    咳払影絵の舞台整ひて              うに
     空気読まない派手な着信            芳
    九時五時をしっかり守り窓際に          笑女
     八枚切りのパンは売り切れ            に
    なで肩の影をふみふみ小望月           安庵 月・秋
     へちまを下げる宗匠の路地             桃

    さわやかにキャッチボールの捕球音         芳
     牛若丸は甲子園かも             しをん
    恩師への弔辞を諳んじてをりぬ            閑坐
     花に雪ふる昼の邂逅               羅 花・春
    佐保姫はお菓子のように化粧して           桃
     髪をバッサリ切って卒業              坐
    半刻をいけない人と蛍舟               女
     夏の霜にはゆため息が溶け             庵 月・夏
    ペン先のインク固まる文机              芳
     金運上げる風水に凝り               桃
    あの頃も今も聞く耳もたぬ父             女
     石垣崩すガジュマルの木は            上里
    二オ
    床の間に人形をおく初景色              羅
     膳のさびしき雨の正月              庵
    おとづれはメトロノームの鳴りてより         に
     目覚めた猫の手足のびやか            小石
    くたびれた営業マンのいるベンチ          芳
     今は昔の孟母三遷                を
    針金の家を出てゆく鴉の仔             羅
      夕べの虹をひとは見届け             に
    端とはじ耳にあてれば水の音             庵
     湖畔と犬と若き女性と              坐
    明日からのシニア講座に上り月           を 月・秋
     ホームの底にすだくがちゃがちゃ         坐
    二ウ
    露寒の故郷に住む人のこと              桃
    縁談十組纏めると言う               を
    痛い目にあえば分かるさ本気度が           女
     白村江からずっとこのかた            羅
    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど           に
     走り書きには昼寝起こすな            芳
    馬肥えてお仙ころがる秋を待つ            庵
     風ニモマケズ凛と磯菊               芳
    銀鉤のめぐり来るとき熱を出す            に 月・秋
     イザナミ追えば逃げるイザナギ           女
    おぞましき姿を花にかえ給え              庵 花・春
     鏡の中も抱卵期なり                羅
    三オ
    猫の子を窺っている恋がたき             坐
     少し言葉の多すぎた夜                桃
    完璧なアリバイが生む不信感              芳
     お約束ならここでカツ丼              桃
    勝負する前に勝負がついてをり            芳
     朝がくるのか夜になるのか             石
    流眄(ナガシメ)のブルーボーイに秋扇          庵
     懐紙の上に石榴弾ける               羅
    上り来て夕月淡き東慶寺               を 月・秋
     寄せては返す人の世の波              桃 
    船上で万歩計見る几帳面               に
     ポジティブ思考裏目裏目に              女 
    三ウ
    神集ひしてゐる庭の頼み事             座

    ○閑座さんの原句は「頼み事どこかどこかと神集ひ」でしたが、「どこかどこか」がちょっと分かりにくいので治定句のよに頂きます。「神集ひ」とするなら「してゐる」と一句の中では揃えましょう。一巻の中での仮名遣いはミックス文体であっても、一句が求めている相応しい表記に従えばよいと私は思っています。

    「インスタ映あれやこれやと寒牡丹 しをん」、「寒牡丹インスタ映えのあれやこれ」といった語順かな・・。月を2回詠んだからといって、どうということもないと思います。米字四花七月を全部一人占めしたら、それはかなり特異な感じはありますが。

    では冬でも雑でも。

    #49519 返信

    しをん

    船上で万歩計見る几帳面               に
     ポジティブ思考裏目裏目に

          付け
    三ウ
    インスタ映あれやこれやと寒牡丹        しをん

    三オの「月」、治定頂きありがとうございました。ニオでも「月」出していました。失礼しました。

    #49518 返信

    閑坐

    船上で万歩計見る几帳面
    ポジティブ思考裏目裏目に

    に付け

    頼み事どこかどこかと神集ひ

    #49509 返信

    雀羅

    ■♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤

    米字「風鈴を」           2019.7.13 起首

    風鈴を見てゐる猫の夕かな           桃太郎
     ほたるぶくろに灯(トモシ)入る頃         雀羅
    咳払影絵の舞台整ひて              うに
     空気読まない派手な着信            芳
    九時五時をしっかり守り窓際に          笑女
     八枚切りのパンは売り切れ            に
    なで肩の影をふみふみ小望月           安庵 月・秋
     へちまを下げる宗匠の路地             桃

    さわやかにキャッチボールの捕球音         芳
     牛若丸は甲子園かも             しをん
    恩師への弔辞を諳んじてをりぬ            閑坐
     花に雪ふる昼の邂逅               羅 花・春
    佐保姫はお菓子のように化粧して           桃
     髪をバッサリ切って卒業              坐
    半刻をいけない人と蛍舟               女
     夏の霜にはゆため息が溶け             庵 月・夏
    ペン先のインク固まる文机              芳
     金運上げる風水に凝り               桃
    あの頃も今も聞く耳もたぬ父             女
     石垣崩すガジュマルの木は            上里
    二オ
    床の間に人形をおく初景色              羅
     膳のさびしき雨の正月              庵
    おとづれはメトロノームの鳴りてより         に
     目覚めた猫の手足のびやか            小石
    くたびれた営業マンのいるベンチ          芳
     今は昔の孟母三遷                を
    針金の家を出てゆく鴉の仔             羅
      夕べの虹をひとは見届け             に
    端とはじ耳にあてれば水の音             庵
     湖畔と犬と若き女性と              坐
    明日からのシニア講座に上り月           を 月・秋
     ホームの底にすだくがちゃがちゃ         坐
    二ウ
    露寒の故郷に住む人のこと              桃
    縁談十組纏めると言う               を
    痛い目にあえば分かるさ本気度が           女
     白村江からずっとこのかた            羅
    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど           に
     走り書きには昼寝起こすな            芳
    馬肥えてお仙ころがる秋を待つ            庵
     風ニモマケズ凛と磯菊               芳
    銀鉤のめぐり来るとき熱を出す            に 月・秋
     イザナミ追えば逃げるイザナギ           女
    おぞましき姿を花にかえ給え              庵 花・春
     鏡の中も抱卵期なり                羅
    三オ
    猫の子を窺っている恋がたき             坐
     少し言葉の多すぎた夜                桃
    完璧なアリバイが生む不信感              芳
     お約束ならここでカツ丼              桃
    勝負する前に勝負がついてをり            芳
     朝がくるのか夜になるのか             石
    流眄(ナガシメ)のブルーボーイに秋扇          庵
     懐紙の上に石榴弾ける               羅
    上り来て夕月淡き東慶寺               を 月・秋
     寄せては返す人の世の波              桃 
    船上で万歩計見る几帳面               に
     ポジティブ思考裏目裏目に
    三ウ

    ○思考もまたあざなえる縄のようなものでございますから、こんなこといくらもありますね。「積もり積もったメール既読に」、沢山来ているメールを読んだ、ということだけではないですか。「既読無視」とか「既読スルー」とかはネチケット違反とかで、めんどうなんだそうですね。

    「叫び続けるライブ会場  芳」、「几帳面」な人がライブ会場に行って几帳面に叫んでいる、なんか可笑しい気もしますね。

    つぎは冬の長句でどうぞ。

    #49504 返信

    笑女

    寄せては返す人の世の波
    船上で万歩計見る几帳面

    付け

    ポジティブ思考裏目裏目に
    積もり積もったメール既読に

    #49501 返信

    寄せては返す人の世の波              桃 
    船上で万歩計見る几帳面 に

    付け

    叫び続けるライブ会場 芳

    宜しくお願いします。

    #49484 返信

    雀羅

    ■♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤

    米字「風鈴を」           2019.7.13 起首

    風鈴を見てゐる猫の夕かな           桃太郎
     ほたるぶくろに灯(トモシ)入る頃         雀羅
    咳払影絵の舞台整ひて              うに
     空気読まない派手な着信            芳
    九時五時をしっかり守り窓際に          笑女
     八枚切りのパンは売り切れ            に
    なで肩の影をふみふみ小望月           安庵 月・秋
     へちまを下げる宗匠の路地             桃

    さわやかにキャッチボールの捕球音         芳
     牛若丸は甲子園かも             しをん
    恩師への弔辞を諳んじてをりぬ            閑坐
     花に雪ふる昼の邂逅               羅 花・春
    佐保姫はお菓子のように化粧して           桃
     髪をバッサリ切って卒業              坐
    半刻をいけない人と蛍舟               女
     夏の霜にはゆため息が溶け             庵 月・夏
    ペン先のインク固まる文机              芳
     金運上げる風水に凝り               桃
    あの頃も今も聞く耳もたぬ父             女
     石垣崩すガジュマルの木は            上里
    二オ
    床の間に人形をおく初景色              羅
     膳のさびしき雨の正月              庵
    おとづれはメトロノームの鳴りてより         に
     目覚めた猫の手足のびやか            小石
    くたびれた営業マンのいるベンチ          芳
     今は昔の孟母三遷                を
    針金の家を出てゆく鴉の仔             羅
      夕べの虹をひとは見届け             に
    端とはじ耳にあてれば水の音             庵
     湖畔と犬と若き女性と              坐
    明日からのシニア講座に上り月           を 月・秋
     ホームの底にすだくがちゃがちゃ         坐
    二ウ
    露寒の故郷に住む人のこと              桃
    縁談十組纏めると言う               を
    痛い目にあえば分かるさ本気度が           女
     白村江からずっとこのかた            羅
    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど           に
     走り書きには昼寝起こすな            芳
    馬肥えてお仙ころがる秋を待つ            庵
     風ニモマケズ凛と磯菊               芳
    銀鉤のめぐり来るとき熱を出す            に 月・秋
     イザナミ追えば逃げるイザナギ           女
    おぞましき姿を花にかえ給え              庵 花・春
     鏡の中も抱卵期なり                羅
    三オ
    猫の子を窺っている恋がたき             坐
     少し言葉の多すぎた夜                桃
    完璧なアリバイが生む不信感              芳
     お約束ならここでカツ丼              桃
    勝負する前に勝負がついてをり            芳
     朝がくるのか夜になるのか             石
    流眄(ナガシメ)のブルーボーイに秋扇          庵
     懐紙の上に石榴弾ける               羅
    上り来て夕月淡き東慶寺               を 月・秋
      寄せては返す人の世の波              桃 
    船上で万歩計見る几帳面 に

    ○前句のしみじみモードをすかした感じが、変化でありおかしみを生んでいます。これぐらいのことは普通ですね。うちのかみさんは万歩計を手で振ってましたね。意味が分からない。

    「スニーカー二足潰してサンチャゴへ」、サンチャゴ・デル・コンポステーラということで、スペインのお遍路さん。人気のある巡礼です。靴が二足潰れるコースもあるでしょうね。

    「痩せた脛溺愛の子の歯形見る 閑座」、前句から、災害に巻き込まれた愛児の絵が見えます。無常や悲痛な場面も又連句の向かい会う世界だと思いまが、強すぎる材料は、前後とどう調和出来るか、これがポイントです。

    雑の短句でどうぞ。

    #49483 返信

    閑坐

    上り来て夕月淡き東慶寺
    寄せては返す人の世の波

    に付け

    痩せた脛溺愛の子の歯形見る

    #49477 返信

    うに

    上り来て夕月淡き東慶寺
    寄せては返す人の世の波

    付け
    船上で万歩計見る几帳面
    スニーカー二足潰してサンチャゴへ

    #49474 返信

    雀羅

    ■♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤

    米字「風鈴を」           2019.7.13 起首

    風鈴を見てゐる猫の夕かな           桃太郎
     ほたるぶくろに灯(トモシ)入る頃         雀羅
    咳払影絵の舞台整ひて              うに
     空気読まない派手な着信            芳
    九時五時をしっかり守り窓際に          笑女
     八枚切りのパンは売り切れ            に
    なで肩の影をふみふみ小望月           安庵 月・秋
     へちまを下げる宗匠の路地             桃

    さわやかにキャッチボールの捕球音         芳
     牛若丸は甲子園かも             しをん
    恩師への弔辞を諳んじてをりぬ            閑坐
     花に雪ふる昼の邂逅               羅 花・春
    佐保姫はお菓子のように化粧して           桃
     髪をバッサリ切って卒業              坐
    半刻をいけない人と蛍舟               女
     夏の霜にはゆため息が溶け             庵 月・夏
    ペン先のインク固まる文机              芳
     金運上げる風水に凝り               桃
    あの頃も今も聞く耳もたぬ父             女
     石垣崩すガジュマルの木は            上里
    二オ
    床の間に人形をおく初景色              羅
     膳のさびしき雨の正月              庵
    おとづれはメトロノームの鳴りてより         に
     目覚めた猫の手足のびやか            小石
    くたびれた営業マンのいるベンチ          芳
     今は昔の孟母三遷                を
    針金の家を出てゆく鴉の仔             羅
      夕べの虹をひとは見届け             に
    端とはじ耳にあてれば水の音             庵
     湖畔と犬と若き女性と              坐
    明日からのシニア講座に上り月           を 月・秋
     ホームの底にすだくがちゃがちゃ         坐
    二ウ
    露寒の故郷に住む人のこと              桃
    縁談十組纏めると言う               を
    痛い目にあえば分かるさ本気度が           女
     白村江からずっとこのかた            羅
    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど           に
     走り書きには昼寝起こすな            芳
    馬肥えてお仙ころがる秋を待つ            庵
     風ニモマケズ凛と磯菊               芳
    銀鉤のめぐり来るとき熱を出す            に 月・秋
     イザナミ追えば逃げるイザナギ           女
    おぞましき姿を花にかえ給え              庵 花・春
     鏡の中も抱卵期なり                羅
    三オ
    猫の子を窺っている恋がたき             坐
     少し言葉の多すぎた夜                桃
    完璧なアリバイが生む不信感              芳
     お約束ならここでカツ丼              桃
    勝負する前に勝負がついてをり            芳
     朝がくるのか夜になるのか             石
    流眄(ナガシメ)のブルーボーイに秋扇          庵
     懐紙の上に石榴弾ける               羅
    上り来て夕月淡き東慶寺               を 月・秋
      寄せては返す人の世の波              桃 

    ○「時が下れば有夫恋とは」「新子生誕九十年展」「じゃらんで選ぶ一泊の旅」、ふむふむ、時実新子さんですね。智が勝っていく感じしますし、治定句が一番いいんじゃないでしょうか。恋句のような感じが続きました。こちらも「東慶寺」でお仕舞いにしましょう。

    雑の長句でどうぞ。

    #49473 返信

    雀羅

    ■訂正。「うんのなさやき餅坂で追っかれ」→「うんのなさやき餅坂で追っつかれ」。又、『誹諧柳多留』には、「うろたへた女五山をあつちこち」というのもありますが、いずれも「松ガ丘」(縁切り寺)が主題で、亭主との縁を切ろうと飛びだしては来たものの、鎌倉は広く大きな禅寺が5つあり、あちこっちして中々東慶寺にたどりつかない、の意です。又同じく『柳多留』に「うろたへて陰間かつ込む松ケ丘」とあります。陰間は男娼のことですが、この人たちにも痛ましい心の歴史があることを思わせる句で、これを笑い飛ばす江戸人のしたたかさとタフさは現代の俳諧者には太刀打ち出来ないようです。

    #49472 返信

    桃太郎

    懐紙の上に石榴弾ける 羅
    上り来て夕月淡き東慶寺 を

    付け
    寄せては返す人の世の波 桃
    時が下れば有夫恋とは 桃
    新子生誕九十年展 桃
    じゃらんで選ぶ一泊の旅 桃

    #49464 返信

    雀羅

    ■♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤

    米字「風鈴を」           2019.7.13 起首

    風鈴を見てゐる猫の夕かな           桃太郎
     ほたるぶくろに灯(トモシ)入る頃         雀羅
    咳払影絵の舞台整ひて              うに
     空気読まない派手な着信            芳
    九時五時をしっかり守り窓際に          笑女
     八枚切りのパンは売り切れ            に
    なで肩の影をふみふみ小望月           安庵 月・秋
     へちまを下げる宗匠の路地             桃

    さわやかにキャッチボールの捕球音         芳
     牛若丸は甲子園かも             しをん
    恩師への弔辞を諳んじてをりぬ            閑坐
     花に雪ふる昼の邂逅               羅 花・春
    佐保姫はお菓子のように化粧して           桃
     髪をバッサリ切って卒業              坐
    半刻をいけない人と蛍舟               女
     夏の霜にはゆため息が溶け             庵 月・夏
    ペン先のインク固まる文机              芳
     金運上げる風水に凝り               桃
    あの頃も今も聞く耳もたぬ父             女
     石垣崩すガジュマルの木は            上里
    二オ
    床の間に人形をおく初景色              羅
     膳のさびしき雨の正月              庵
    おとづれはメトロノームの鳴りてより         に
     目覚めた猫の手足のびやか            小石
    くたびれた営業マンのいるベンチ          芳
     今は昔の孟母三遷                を
    針金の家を出てゆく鴉の仔             羅
      夕べの虹をひとは見届け             に
    端とはじ耳にあてれば水の音             庵
     湖畔と犬と若き女性と              坐
    明日からのシニア講座に上り月           を 月・秋
     ホームの底にすだくがちゃがちゃ         坐
    二ウ
    露寒の故郷に住む人のこと              桃
    縁談十組纏めると言う               を
    痛い目にあえば分かるさ本気度が           女
     白村江からずっとこのかた            羅
    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど           に
     走り書きには昼寝起こすな            芳
    馬肥えてお仙ころがる秋を待つ            庵
     風ニモマケズ凛と磯菊               芳
    銀鉤のめぐり来るとき熱を出す            に 月・秋
     イザナミ追えば逃げるイザナギ           女
    おぞましき姿を花にかえ給え              庵 花・春
     鏡の中も抱卵期なり                羅
    三オ
    猫の子を窺っている恋がたき             坐
     少し言葉の多すぎた夜                桃
    完璧なアリバイが生む不信感              芳
     お約束ならここでカツ丼              桃
    勝負する前に勝負がついてをり            芳
     朝がくるのか夜になるのか             石
    流眄(ナガシメ)のブルーボーイに秋扇          庵
     懐紙の上に石榴弾ける               羅
    上り来て夕月淡き東慶寺               を

    ○女の人の中に激しく弾けるもの(実ざくろ)から、東慶寺に跳んで、ためのあるうまい付句です。「東慶寺」は縁切り寺とも言われますが、古川柳では地名から「松ガ丘」と言えばこのことを意味します。妻が離縁を望んでも夫が許さない場合は、ここで足かけ三年有髪の尼となって暮らせば、離縁状をとることが出来ました(『江戸川柳辞典』)。この知識がないと、「六郷を静かに越える三年目」は読めないですが、離縁状をとって安心して江戸に帰っていく様です。とは言っても、江戸から松が丘までは十三里もあり、とても簡単には駆け込めません。「ついそこのようにかけ出す松ケ丘」なんて調子で出てしまうと、「うんのなさやき餅坂で追っかれ」(保土ヶ谷と戸塚の間)となります。付句の女性は、ずいぶん穏やかになってますね。

    ではどうぞ。雑でも結構です。

    #49458 返信

    しをん

    流眄(ナガシメ)のブルーボーイに秋扇          庵
     懐紙の上に石榴弾ける               羅

        付け

    上り来て夕月淡き東慶寺              しをん

    #49453 返信

    安庵

    一直治定ありがとうございました。流眄(ナガシメ)という表記しりませんでした。素敵ですね。

    #49451 返信

    雀羅

    ■♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤

    米字「風鈴を」           2019.7.13 起首

    風鈴を見てゐる猫の夕かな           桃太郎
     ほたるぶくろに灯(トモシ)入る頃         雀羅
    咳払影絵の舞台整ひて              うに
     空気読まない派手な着信            芳
    九時五時をしっかり守り窓際に          笑女
     八枚切りのパンは売り切れ            に
    なで肩の影をふみふみ小望月           安庵 月・秋
     へちまを下げる宗匠の路地             桃

    さわやかにキャッチボールの捕球音         芳
     牛若丸は甲子園かも             しをん
    恩師への弔辞を諳んじてをりぬ            閑坐
     花に雪ふる昼の邂逅               羅 花・春
    佐保姫はお菓子のように化粧して           桃
     髪をバッサリ切って卒業              坐
    半刻をいけない人と蛍舟               女
     夏の霜にはゆため息が溶け             庵 月・夏
    ペン先のインク固まる文机              芳
     金運上げる風水に凝り               桃
    あの頃も今も聞く耳もたぬ父             女
     石垣崩すガジュマルの木は            上里
    二オ
    床の間に人形をおく初景色              羅
     膳のさびしき雨の正月              庵
    おとづれはメトロノームの鳴りてより         に
     目覚めた猫の手足のびやか            小石
    くたびれた営業マンのいるベンチ          芳
     今は昔の孟母三遷                を
    針金の家を出てゆく鴉の仔             羅
      夕べの虹をひとは見届け             に
    端とはじ耳にあてれば水の音             庵
     湖畔と犬と若き女性と              坐
    明日からのシニア講座に上り月           を 月・秋
     ホームの底にすだくがちゃがちゃ         坐
    二ウ
    露寒の故郷に住む人のこと              桃
    縁談十組纏めると言う               を
    痛い目にあえば分かるさ本気度が           女
     白村江からずっとこのかた            羅
    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど           に
     走り書きには昼寝起こすな            芳
    馬肥えてお仙ころがる秋を待つ            庵
     風ニモマケズ凛と磯菊               芳
    銀鉤のめぐり来るとき熱を出す            に 月・秋
     イザナミ追えば逃げるイザナギ           女
    おぞましき姿を花にかえ給え              庵 花・春
     鏡の中も抱卵期なり                羅
    三オ
    猫の子を窺っている恋がたき             坐
     少し言葉の多すぎた夜                桃
    完璧なアリバイが生む不信感              芳
     お約束ならここでカツ丼              桃
    勝負する前に勝負がついてをり            芳
     朝がくるのか夜になるのか             石
    流眄(ナガシメ)のブルーボーイに秋扇          庵
     懐紙の上に石榴弾ける               羅

    ○恋句になりました。秋扇を持ったプレイボーイの流し目(流眄の字使いたいですね)で、前句のような失見当識状態が起
    きるというのは、スターに憧れる人は皆さんその素質ありますね。そして捨て扇の運命もまた。

    「ベテランの助産師の飲む梅干し茶  芳」、かつて、産婆さんと言っていたあの時代の方々をイメージします。赤子と一緒に、朝か、夜か、という時間をくぐり抜けて取り上げるのですね。これもよく付くと思います。

    月の長句でどうぞ。

    台風10号は、丁度高知の足摺岬、室戸岬の辺りを通っていくように見えますが、気になります。太平洋を目の前にR.55沿
    いのお遍路宿に泊まった時、「海から台風が直撃してきたらたいへんですね」聞きますと、「まあそうですね」と答えたご主人。言ってもどうにもならないという思いだったのでしょう。このご主人は翌日、私の忘れ物を車で追いかけて届けてくれました。今でもお遍路の伝統と一緒に生きている遍路宿です。大雨で遍路道はダメージを受けますが、そんなことも思われます。

    #49449 返信

    勝負する前に勝負がついてをり            芳
      朝がくるのか夜になるのか            石

    付け

    ベテランの助産師の飲む梅干し茶 芳

    宜しくお願いします。

    #49447 返信

    安庵

    勝負する前に勝負がついてをり            芳
      朝がくるのか夜になるのか            石


    流し目のブルーボーイに秋扇 庵

    お願いします。

    #49446 返信

    雀羅

    ■♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤

    米字「風鈴を」           2019.7.13 起首

    風鈴を見てゐる猫の夕かな           桃太郎
     ほたるぶくろに灯(トモシ)入る頃         雀羅
    咳払影絵の舞台整ひて              うに
     空気読まない派手な着信            芳
    九時五時をしっかり守り窓際に          笑女
     八枚切りのパンは売り切れ            に
    なで肩の影をふみふみ小望月           安庵 月・秋
     へちまを下げる宗匠の路地             桃

    さわやかにキャッチボールの捕球音         芳
     牛若丸は甲子園かも             しをん
    恩師への弔辞を諳んじてをりぬ            閑坐
     花に雪ふる昼の邂逅               羅 花・春
    佐保姫はお菓子のように化粧して           桃
     髪をバッサリ切って卒業              坐
    半刻をいけない人と蛍舟               女
     夏の霜にはゆため息が溶け             庵 月・夏
    ペン先のインク固まる文机              芳
     金運上げる風水に凝り               桃
    あの頃も今も聞く耳もたぬ父             女
    石垣崩すガジュマルの木は            上里
    二オ
    床の間に人形をおく初景色              羅
     膳のさびしき雨の正月              庵
    おとづれはメトロノームの鳴りてより         に
     目覚めた猫の手足のびやか            小石
    くたびれた営業マンのいるベンチ          芳
     今は昔の孟母三遷                を
    針金の家を出てゆく鴉の仔             羅
      夕べの虹をひとは見届け             に
    端とはじ耳にあてれば水の音             庵
     湖畔と犬と若き女性と              坐
    明日からのシニア講座に上り月           を 月・秋
     ホームの底にすだくがちゃがちゃ         坐
    二ウ
    露寒の故郷に住む人のこと              桃
    縁談十組纏めると言う               を
    痛い目にあえば分かるさ本気度が           女
     白村江からずっとこのかた            羅
    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど           に
      走り書きには昼寝起こすな            芳
    馬肥えてお仙ころがる秋を待つ            庵
      風ニモマケズ凛と磯菊               芳
    銀鉤のめぐり来るとき熱を出す            に 月・秋
     イザナミ追えば逃げるイザナギ           女
    おぞましき姿を花にかえ給え              庵 花・春
     鏡の中も抱卵期なり                羅
    三オ
    猫の子を窺っている恋がたき             坐
     少し言葉の多すぎた夜                桃
    完璧なアリバイが生む不信感              芳
     お約束ならここでカツ丼              桃
    勝負する前に勝負がついてをり            芳
      朝がくるのか夜になるのか            石

    ○「おらが村さの小百合ばあちゃん  庵」「タマゴタケかなテングタケかも」、頂いた付、どれも面白いですね。こういうときは「付合三箇条」の「出合遠近、但声先」という基準に従って小石さんの付けを頂きます。誰が、どんな種類の闘いをしたのか、ほんとに決着をついているのかさえ定かではありません。こういう「勝負」があってよいのかどうか、どこか人生にも似ていますね。

    次はどんな句が来るでしょうか。季節も適当に入れて下さい。恋の句も、指示など待たず、いつでも、どこでも。

    #49437 返信

    うに

    お約束ならここでカツ丼
    勝負する前に勝負がついてをり

    付け
    タマゴタケかなテングタケかも

    #49417 返信

    安庵

     お約束ならここでカツ丼              桃
    勝負する前に勝負がついてをり            芳

       付
     おらが村さの小百合ばあちゃん           庵

    お願いします。

    #49416 返信

    小石

     お約束ならここでカツ丼    桃
    勝負する前に勝負がついてをり  芳

    付け
     朝がくるのか夜になるのか  石

    #49404 返信

    勝負の句一直治定ありがとうございました。
    そうですね。「胃薬常備」ですと先を言い近い感じになりますね。頃合いが難しいです。たくさん読んでたくさん詠みます。

    #49401 返信

    雀羅

    ■♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤

    米字「風鈴を」           2019.7.13 起首

    風鈴を見てゐる猫の夕かな           桃太郎
     ほたるぶくろに灯(トモシ)入る頃         雀羅
    咳払影絵の舞台整ひて              うに
     空気読まない派手な着信            芳
    九時五時をしっかり守り窓際に          笑女
     八枚切りのパンは売り切れ            に
    なで肩の影をふみふみ小望月           安庵 月・秋
     へちまを下げる宗匠の路地             桃

    さわやかにキャッチボールの捕球音         芳
     牛若丸は甲子園かも             しをん
    恩師への弔辞を諳んじてをりぬ            閑坐
     花に雪ふる昼の邂逅               羅 花・春
    佐保姫はお菓子のように化粧して           桃
     髪をバッサリ切って卒業              坐
    半刻をいけない人と蛍舟               女
     夏の霜にはゆため息が溶け             庵 月・夏
    ペン先のインク固まる文机              芳
     金運上げる風水に凝り               桃
    あの頃も今も聞く耳もたぬ父             女
    石垣崩すガジュマルの木は            上里
    二オ
    床の間に人形をおく初景色              羅
     膳のさびしき雨の正月              庵
    おとづれはメトロノームの鳴りてより         に
     目覚めた猫の手足のびやか            小石
    くたびれた営業マンのいるベンチ          芳
     今は昔の孟母三遷                を
    針金の家を出てゆく鴉の仔             羅
      夕べの虹をひとは見届け             に
    端とはじ耳にあてれば水の音             庵
     湖畔と犬と若き女性と              坐
    明日からのシニア講座に上り月           を 月・秋
     ホームの底にすだくがちゃがちゃ         坐
    二ウ
    露寒の故郷に住む人のこと              桃
    縁談十組纏めると言う               を
    痛い目にあえば分かるさ本気度が           女
     白村江からずっとこのかた            羅
    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど           に
      走り書きには昼寝起こすな            芳
    馬肥えてお仙ころがる秋を待つ            庵
      風ニモマケズ凛と磯菊               芳
    銀鉤のめぐり来るとき熱を出す            に 月・秋
     イザナミ追えば逃げるイザナギ           女
    おぞましき姿を花にかえ給え              庵 花・春
     鏡の中も抱卵期なり                羅
    三オ
    猫の子を窺っている恋がたき             坐
     少し言葉の多すぎた夜                桃
    完璧なアリバイが生む不信感              芳
     お約束ならここでカツ丼              桃
    勝負する前に勝負がついてをり            芳

    ○芳さんの原句は「勝負前つねに胃薬常備して」でしたが、「カツ丼」という胃にもたれるような食べ物の後に「胃薬常備して」は、その先を言う形になって、2句間のふくらみが生まれにくいかと思います。前句のきっぱりした感じに治定句のように勢いで付けたらどうでしょう。

    「太文字の経費削減ちらついて」、「カツ丼」句からは離れた感じありますが、改革断行に取り組む気合いを感じ取ろうを
    しているところ、出ていると思います。

    ではどうぞ。

    #49391 返信

    完璧なアリバイが生む不信感              芳
     お約束ならここでカツ丼             桃

    付け
    勝負前つねに胃薬常備して 芳
    太文字の経費削減ちらついて 芳

    宜しくお願いします。

    #49380 返信

    雀羅

    ■♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤

    米字「風鈴を」           2019.7.13 起首

    風鈴を見てゐる猫の夕かな           桃太郎
     ほたるぶくろに灯(トモシ)入る頃         雀羅
    咳払影絵の舞台整ひて              うに
     空気読まない派手な着信            芳
    九時五時をしっかり守り窓際に          笑女
     八枚切りのパンは売り切れ            に
    なで肩の影をふみふみ小望月           安庵 月・秋
     へちまを下げる宗匠の路地             桃

    さわやかにキャッチボールの捕球音         芳
     牛若丸は甲子園かも             しをん
    恩師への弔辞を諳んじてをりぬ            閑坐
     花に雪ふる昼の邂逅               羅 花・春
    佐保姫はお菓子のように化粧して           桃
     髪をバッサリ切って卒業              坐
    半刻をいけない人と蛍舟               女
     夏の霜にはゆため息が溶け             庵 月・夏
    ペン先のインク固まる文机              芳
     金運上げる風水に凝り               桃
    あの頃も今も聞く耳もたぬ父             女
    石垣崩すガジュマルの木は            上里
    二オ
    床の間に人形をおく初景色              羅
     膳のさびしき雨の正月              庵
    おとづれはメトロノームの鳴りてより         に
     目覚めた猫の手足のびやか            小石
    くたびれた営業マンのいるベンチ          芳
     今は昔の孟母三遷                を
    針金の家を出てゆく鴉の仔             羅
      夕べの虹をひとは見届け             に
    端とはじ耳にあてれば水の音             庵
     湖畔と犬と若き女性と              坐
    明日からのシニア講座に上り月           を 月・秋
     ホームの底にすだくがちゃがちゃ         坐
    二ウ
    露寒の故郷に住む人のこと              桃
    縁談十組纏めると言う               を
    痛い目にあえば分かるさ本気度が           女
     白村江からずっとこのかた            羅
    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど           に
      走り書きには昼寝起こすな            芳
    馬肥えてお仙ころがる秋を待つ            庵
      風ニモマケズ凛と磯菊               芳
    銀鉤のめぐり来るとき熱を出す            に 月・秋
     イザナミ追えば逃げるイザナギ           女
    おぞましき姿を花にかえ給え              庵 花・春
     鏡の中も抱卵期なり                羅
    三オ
    猫の子を窺っている恋がたき             坐
     少し言葉の多すぎた夜                桃
    完璧なアリバイが生む不信感              芳
     お約束ならここでカツ丼             桃

    ○省略を利かせ、よくここまで寄せたものと感服。一句だけで意味が通るか通らないかのぎりぎりのところですが、前句に当てると、事件の取り調べの場面になります。「お約束なら」は、事件モノのテレビや映画なら、普通ここでお被疑者の気持ちを軟化させるのにカツ丼を出すところだが、の意。

    「会うてもみたいドッぺルゲンガー」、ドッぺルゲンガーというドイツ語はうまい訳語が見つかりませんが、自分の分身のようなもので、本人がそれを見たり、第三者が見たりすることが、混乱を引き起こす素になるものです。どちらかというと凶兆で、芥川龍之介も死ぬ前に見ていたと言われます。完全犯罪に「ドッぺルゲンガーでもいるのか・・」の思いですね。「水に流して乾杯をする」、あっさり水に流し、これはちょっと拍子抜け。

    「三日経っても消えぬ山火事 しをん」、山火事に放火の疑いがある、ということをほのめかしているわけですね。あるいは、事件に対する疑い、募る不審が山火事のように抑え難いものになっていく、という寓意としての「山火事」にも取れます。

    お次をどうぞ。

    超大型台風に育った台風10号が接近中です。通過が予測されるところ、お盆帰省の方々には落ち着かない日が続くかと思います。情報をよく見、被害がないことを祈ります。

    #49364 返信

    桃太郎

    少し言葉の多すぎた夜 桃
    完璧なアリバイが生む不信感 芳

    付け
    会うてもみたいドッぺルゲンガー 桃
    水に流して乾杯をする 々
    お約束ならここでカツ丼 々

    #49362 返信

    しをん

     少し言葉の多すぎた夜                桃
    完璧なアリバイが生む不信感              芳

        付け

     三日経っても消えぬ山火事             しをん

    #49339 返信

    アリバイの句、一直治定ありがとうございました。
    出来すぎ、前句の多すぎうっかりしていました。
    アリバイが…何てしようって考えて「皆」しか出ませんでした。「生む」ってすごいです。いつも言葉の使い方勉強させていただき嬉しいです。「付味の自然」ご指摘ありがとうございました。多すぎた言葉にゴメンねの気持ちで用意したワインのつもりでした。「自然さ」意識していきたいと思います。

    #49337 返信

    雀羅

    ■♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤

    米字「風鈴を」           2019.7.13 起首
     
    風鈴を見てゐる猫の夕かな           桃太郎
     ほたるぶくろに灯(トモシ)入る頃         雀羅
    咳払影絵の舞台整ひて              うに
     空気読まない派手な着信            芳
    九時五時をしっかり守り窓際に          笑女
     八枚切りのパンは売り切れ            に
    なで肩の影をふみふみ小望月           安庵 月・秋
     へちまを下げる宗匠の路地             桃

    さわやかにキャッチボールの捕球音         芳
     牛若丸は甲子園かも             しをん
    恩師への弔辞を諳んじてをりぬ            閑坐
     花に雪ふる昼の邂逅               羅 花・春
    佐保姫はお菓子のように化粧して           桃
     髪をバッサリ切って卒業              坐
    半刻をいけない人と蛍舟               女
     夏の霜にはゆため息が溶け             庵 月・夏
    ペン先のインク固まる文机              芳
     金運上げる風水に凝り               桃
    あの頃も今も聞く耳もたぬ父             女
    石垣崩すガジュマルの木は            上里
    二オ
    床の間に人形をおく初景色              羅
     膳のさびしき雨の正月              庵
    おとづれはメトロノームの鳴りてより         に
     目覚めた猫の手足のびやか            小石
    くたびれた営業マンのいるベンチ          芳
     今は昔の孟母三遷                を
    針金の家を出てゆく鴉の仔             羅
      夕べの虹をひとは見届け             に
    端とはじ耳にあてれば水の音             庵
     湖畔と犬と若き女性と              坐
    明日からのシニア講座に上り月           を 月・秋
     ホームの底にすだくがちゃがちゃ         坐
    二ウ
    露寒の故郷に住む人のこと              桃
    縁談十組纏めると言う               を
    痛い目にあえば分かるさ本気度が           女
     白村江からずっとこのかた            羅
    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど           に
      走り書きには昼寝起こすな            芳
    馬肥えてお仙ころがる秋を待つ            庵
      風ニモマケズ凛と磯菊               芳
    銀鉤のめぐり来るとき熱を出す            に 月・秋
     イザナミ追えば逃げるイザナギ           女
    おぞましき姿を花にかえ給え              庵 花・春
     鏡の中も抱卵期なり                羅
    三オ
    猫の子を窺っている恋がたき             坐
     少し言葉の多すぎた夜                桃
    完璧なアリバイが生む不信感              芳

    ○芳さんの原句は「出来すぎのアリバイに皆不信感」ですが、前句の「多すぎ」に揃わないよう「出来すぎの」→「完璧な」と一直させて頂きました。みんなが納得してしまうからこそ湧く不審ということでしょうね。松本清張の『点と線』の用意周到な目撃者の出現は、かえって墓穴を掘ることになりましたが。連句の文体はどんなことでも受け入れる許容度の高いものと思いますが(受け入れないという考え方さえ受け入れます)、連句も作りすぎると自然さが希薄になります。

    「珍しく甘口ワイン食卓に」、前句と付句が、飲んでおしゃべりになるという、原因と結果の関係になって、これが前後逆
    ですと「逆付」ということで、自然な展開ではないとされます。たくさんの付句をする中で「付味の自然さ」を確かめてい
    くしかないようです。

    「猫の子を窺っている恋がたき/隣の竹の風の葉音を 閑坐」、出すタイミングがずれて前の句に付いてしまいましたね。
    付句の練習にもなりますのでこんな場合もどうぞそのまま出して頂きたいと思います。恋敵の恨みを引き摺らず、さらりと
    した付句だと思います。こういうく句を逃句といったり、遣句と言ったりします。遣句が出せると連句は一本調子にならず、いいうねりが出てきます。

    信州へのプチ旅行報告し忘れましたが、「俳諧しらかんば塾」は、東京から4人、地元の方々5人の連句の集いでした。
    小布施、須坂の会場で、泊まった小布施の「あけびの湯」でも連句と、連句シャワーの2日間でした。大浴場からの「北信五岳」の大パノラマに癒されました。 聳物(そびきもの)そびける朝の五岳かな  雀羅

    それではお次をどうぞ。

    #49329 返信

    猫の子を窺っている恋がたき             坐
     少し言葉の多すぎた夜                桃
    付け

    珍しく甘口ワイン食卓に 芳
    出来すぎのアリバイに皆不信感 芳

    #49317 返信

    閑坐

    鏡の中も抱卵期なり
    猫の子を窺っている恋がたき

    に付け

    隣の竹の風の葉音を

    #49316 返信

    雀羅

    ■♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤

    米字「風鈴を」           2019.7.13 起首
     
    風鈴を見てゐる猫の夕かな           桃太郎
     ほたるぶくろに灯(トモシ)入る頃         雀羅
    咳払影絵の舞台整ひて              うに
     空気読まない派手な着信            芳
    九時五時をしっかり守り窓際に          笑女
     八枚切りのパンは売り切れ            に
    なで肩の影をふみふみ小望月           安庵 月・秋
     へちまを下げる宗匠の路地             桃

    さわやかにキャッチボールの捕球音         芳
     牛若丸は甲子園かも             しをん
    恩師への弔辞を諳んじてをりぬ            閑坐
     花に雪ふる昼の邂逅               羅 花・春
    佐保姫はお菓子のように化粧して           桃
     髪をバッサリ切って卒業              坐
    半刻をいけない人と蛍舟               女
     夏の霜にはゆため息が溶け             庵 月・夏
    ペン先のインク固まる文机              芳
     金運上げる風水に凝り               桃
    あの頃も今も聞く耳もたぬ父             女
    石垣崩すガジュマルの木は            上里
    二オ
    床の間に人形をおく初景色              羅
     膳のさびしき雨の正月              庵
    おとづれはメトロノームの鳴りてより         に
     目覚めた猫の手足のびやか            小石
    くたびれた営業マンのいるベンチ          芳
     今は昔の孟母三遷                を
    針金の家を出てゆく鴉の仔             羅
      夕べの虹をひとは見届け             に
    端とはじ耳にあてれば水の音             庵
     湖畔と犬と若き女性と              坐
    明日からのシニア講座に上り月           を 月・秋
     ホームの底にすだくがちゃがちゃ         坐
    二ウ
    露寒の故郷に住む人のこと              桃
    縁談十組纏めると言う               を
    痛い目にあえば分かるさ本気度が           女
     白村江からずっとこのかた            羅
    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど           に
      走り書きには昼寝起こすな            芳
    馬肥えてお仙ころがる秋を待つ            庵
      風ニモマケズ凛と磯菊               芳
    銀鉤のめぐり来るとき熱を出す            に 月・秋
     イザナミ追えば逃げるイザナギ           女
    おぞましき姿を花にかえ給え              庵 花・春
     鏡の中も抱卵期なり                羅
    三オ
    猫の子を窺っている恋がたき             坐
     少し言葉の多すぎた夜                桃

    ○人のいさかいのきっかけには、夜交わされる言葉や手紙、あるいは思考が元になっている場合が多いように思えます。これについては、「朝出来ることは夜にするな」、ということかも知れません。前句の「恋がたき」は人にも猫にも取れ、それに沿ったストーリーがあります。

    「窓の外には明日へ吹く風」、猫の恋をさっぱりとぬぐい去りました。

    「裏表ある二重人格 芳」、冷たくされた相手の飼っている子猫を取り上げてやろうとたくらんでいる人(男でも女でも)、の人間性を言ったものと思います。「裏表ある」と「二重人格」は同義ですので、言葉の無駄遣いになります。話し言葉ではダブリも強意の効果がありますが、付句ではすっきりさせたがいいですね。ここはいっそ、「裏表ない二重人格」
    とやっても。

    閑坐さん、俳句と連句両方なさるというのは視野が広くなっていいことだと思います。昔は連句をすると俳句が下手になるという俳句指導者がおられましたが、最近そういうことを余り聞かないというのは、連句と俳句の垣根が取れてきているからではと思います。

    ではお次をどうぞ。

    #49315 返信

    鏡の中も抱卵期なり                羅
    三オ
    猫の子を窺っている恋がたき             坐

    付け
    裏表ある二重人格 芳

    宜しくお願いします。

    #49305 返信

    桃太郎

    鏡の中も抱卵期なり 羅
    猫の子を窺っている恋がたき 坐

    付け
    窓の外には明日へ吹く風 桃
    少し言葉の多すぎた夜 々

    #49232 返信

    閑坐

    歳時記は、角川の俳句歳時記を使用しています。
    俳句:連句を7:3の割合ぐらいでしています。

    連句で、皆さんから語彙を学べたらと思っています。
    京都在住で、市内の連句会ももうすこし参加を考えているので、「十七季」も買い揃えたいと思っているところです。

    今後も、気がついた点は、ご指導くでさい。

    #49231 返信

    雀羅

    ■♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤

    米字「風鈴を」           2019.7.13 起首
     
    風鈴を見てゐる猫の夕かな           桃太郎
     ほたるぶくろに灯(トモシ)入る頃         雀羅
    咳払影絵の舞台整ひて              うに
     空気読まない派手な着信            芳
    九時五時をしっかり守り窓際に          笑女
     八枚切りのパンは売り切れ            に
    なで肩の影をふみふみ小望月           安庵 月・秋
     へちまを下げる宗匠の路地             桃

    さわやかにキャッチボールの捕球音         芳
     牛若丸は甲子園かも             しをん
    恩師への弔辞を諳んじてをりぬ            閑坐
     花に雪ふる昼の邂逅               羅 花・春
    佐保姫はお菓子のように化粧して           桃
     髪をバッサリ切って卒業              坐
    半刻をいけない人と蛍舟               女
     夏の霜にはゆため息が溶け             庵 月・夏
    ペン先のインク固まる文机              芳
     金運上げる風水に凝り               桃
    あの頃も今も聞く耳もたぬ父             女
    石垣崩すガジュマルの木は            上里
    二オ
    床の間に人形をおく初景色              羅
     膳のさびしき雨の正月              庵
    おとづれはメトロノームの鳴りてより         に
     目覚めた猫の手足のびやか            小石
    くたびれた営業マンのいるベンチ          芳
     今は昔の孟母三遷                を
    針金の家を出てゆく鴉の仔             羅
      夕べの虹をひとは見届け             に
    端とはじ耳にあてれば水の音             庵
     湖畔と犬と若き女性と              坐
    明日からのシニア講座に上り月           を 月・秋
     ホームの底にすだくがちゃがちゃ         坐
    二ウ
    露寒の故郷に住む人のこと              桃
    縁談十組纏めると言う               を
    痛い目にあえば分かるさ本気度が           女
     白村江からずっとこのかた            羅
    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど           に
      走り書きには昼寝起こすな            芳
    馬肥えてお仙ころがる秋を待つ            庵
      風ニモマケズ凛と磯菊               芳
    銀鉤のめぐり来るとき熱を出す            に 月・秋
     イザナミ追えば逃げるイザナギ           女
    おぞましき姿を花にかえ給え              庵 花・春
     鏡の中も抱卵期なり                羅
    三オ
    猫の子を窺っている恋がたき             坐

    ○閑坐さんの原句は「恋がたき盗人呼ばれ猫の恋」でしたが、「猫の恋」は歳時記では初春になります。春が三句続くとき、
    「花」(晩春)「抱卵期」(晩春)と来て初春ですと、「季戻り」となって宜しくないとされます。ここで「猫の子」ですと晩春で、こうなると問題ありません。閑坐さんはどんな歳時記使っておられますか? 連句には出来れば「三春」「初春」「仲春」「晩春」等の分類のあるものが好都合です。袖にされた相手の仔(猫の仔)を狙うなんて、しつこいですね。「猫の恋がたき」は恋の字はあっても恋句にはなりません。

    「異世界の入り口とみて蜃気楼 芳」、少し前に「イザナミ」「イザナギ」が出ており、「古事記」ではイザナギは
    亡くなったイザナミを探して黄泉の国に入って行きますので、これも「異界へ入口」は似たものになりますね。

    「行く春のかもめに問うて明日のこと うに」、一句としてはすっと気持ちに触れてきますが、「抱卵期」で「かもめ」は
    少々ベタな感じします。

    それではどうぞ。明日は早くから家を出て、信州小布施での「しらかんば塾」という連句の集いに出かけます。十日夜帰ります。安庵さん、フロイトが芭蕉ならアドラーは去来ってとこですかね。マイルドなひとですね。

    #49230 返信

    うに

    おぞましき姿を花にかえ給え
    鏡の中も抱卵期なり

    付け
    行く春のかもめに問うて明日のこと

    #49229 返信

    安庵

    花の句、治定ありがとうございました。三オかな二ウかなと迷い、それをなかなか文章にできませんでした。我ながら小心だなあとあきれました。わたしはどちらかといいますとフロイトよりアドラーを支持します。

    #49223 返信

    閑坐

    おぞましき姿を花にかえ給え
    鏡の中も抱卵期なり

    に付け

    恋がたき盗人呼ばれ猫の恋

    よろしくお願いします。

    #49222 返信

    おぞましき姿を花にかえ給え            庵 花・春
     鏡の中も抱卵期なり                羅
    三オ

    付け
    異世界の入り口とみて蜃気楼 芳

    宜しくお願いします。
    本当に暑いです。今日は頭に氷のせていました。

    #49221 返信

    雀羅

    ■ギクムントじゃなくで、ジクムント、です。暑いから書き込みもギクしゃくです。

    #49220 返信

    雀羅

    ■安庵さんの方、大間違いなんてことありません。まず、三ウの11句目の定座の花のがナオ11に来るのはどうなのかですが、これは「花の定座を引き揚げた」ケースで、問題ありません。『十七季』p556にありますように、「花は折に一つ、月は面に一つ」、これで迷うことありません。もう一つ、二オの次に二ウとせず、三オに移ってしまったこと、こいつは私の大チョンボです(^^;) ただ、三オを二ウと変えれば済むだけのことで、安庵さんの花もノーマルに納まりました。

    ギクムント・フロイトはすべての間違いには意味があると言います。私のこの間違いにはどんな意味があるのでしょう。早く終わりたいなという潜在的な願望の反映でしょうか? まさか。

    それでは三オ、折立を春の長句でお願い致します。

    ♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤

    米字「風鈴を」           2019.7.13 起首
     
    風鈴を見てゐる猫の夕かな           桃太郎
     ほたるぶくろに灯(トモシ)入る頃         雀羅
    咳払影絵の舞台整ひて              うに
     空気読まない派手な着信            芳
    九時五時をしっかり守り窓際に          笑女
     八枚切りのパンは売り切れ            に
    なで肩の影をふみふみ小望月           安庵 月・秋
     へちまを下げる宗匠の路地             桃

    さわやかにキャッチボールの捕球音         芳
     牛若丸は甲子園かも             しをん
    恩師への弔辞を諳んじてをりぬ            閑坐
     花に雪ふる昼の邂逅               羅 花・春
    佐保姫はお菓子のように化粧して           桃
     髪をバッサリ切って卒業              坐
    半刻をいけない人と蛍舟               女
     夏の霜にはゆため息が溶け             庵 月・夏
    ペン先のインク固まる文机              芳
     金運上げる風水に凝り               桃
    あの頃も今も聞く耳もたぬ父             女
    石垣崩すガジュマルの木は            上里
    二オ
    床の間に人形をおく初景色              羅
     膳のさびしき雨の正月              庵
    おとづれはメトロノームの鳴りてより         に
     目覚めた猫の手足のびやか            小石
    くたびれた営業マンのいるベンチ          芳
     今は昔の孟母三遷                を
    針金の家を出てゆく鴉の仔             羅
      夕べの虹をひとは見届け             に
    端とはじ耳にあてれば水の音             庵
     湖畔と犬と若き女性と              坐
    明日からのシニア講座に上り月           を 月・秋
     ホームの底にすだくがちゃがちゃ         坐
    二ウ
    露寒の故郷に住む人のこと              桃
    縁談十組纏めると言う               を
    痛い目にあえば分かるさ本気度が           女
     白村江からずっとこのかた            羅
    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど           に
      走り書きには昼寝起こすな            芳
    馬肥えてお仙ころがる秋を待つ            庵
      風ニモマケズ凛と磯菊               芳
    銀鉤のめぐり来るとき熱を出す            に 月・秋
     イザナミ追えば逃げるイザナギ           女
    おぞましき姿を花にかえ給え            庵 花・春
     鏡の中も抱卵期なり                羅
    三オ

    #49218 返信

    安庵

    すみません、いま二の折裏と思っていました。なので11句目に花を出したのですが。。。今頃気が付いたのですが、二オのあとが三オになっているようで、自分の下書帳の行にそって付けていましたら、花の定座だったもので。大間違いだったらたいへん失礼しました。
    「おぞましき」はイザナミの苦しい心持ちです。

    #49214 返信

    雀羅

    ■♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤

    米字「風鈴を」           2019.7.13 起首
     
    風鈴を見てゐる猫の夕かな           桃太郎
     ほたるぶくろに灯(トモシ)入る頃         雀羅
    咳払影絵の舞台整ひて              うに
     空気読まない派手な着信            芳
    九時五時をしっかり守り窓際に          笑女
     八枚切りのパンは売り切れ            に
    なで肩の影をふみふみ小望月           安庵 月・秋
     へちまを下げる宗匠の路地             桃

    さわやかにキャッチボールの捕球音         芳
     牛若丸は甲子園かも             しをん
    恩師への弔辞を諳んじてをりぬ            閑坐
     花に雪ふる昼の邂逅               羅 花・春
    佐保姫はお菓子のように化粧して           桃
     髪をバッサリ切って卒業              坐
    半刻をいけない人と蛍舟               女
     夏の霜にはゆため息が溶け             庵 月・夏
    ペン先のインク固まる文机              芳
     金運上げる風水に凝り               桃
    あの頃も今も聞く耳もたぬ父             女
    石垣崩すガジュマルの木は            上里
    二オ
    床の間に人形をおく初景色              羅
     膳のさびしき雨の正月              庵
    おとづれはメトロノームの鳴りてより         に
     目覚めた猫の手足のびやか            小石
    くたびれた営業マンのいるベンチ          芳
     今は昔の孟母三遷                を
    針金の家を出てゆく鴉の仔             羅
      夕べの虹をひとは見届け             に
    端とはじ耳にあてれば水の音             庵
     湖畔と犬と若き女性と              坐
    明日からのシニア講座に上り月           を 月・秋
     ホームの底にすだくがちゃがちゃ         坐
    三オ
    露寒の故郷に住む人のこと              桃
    縁談十組纏めると言う               を
    痛い目にあえば分かるさ本気度が           女
     白村江からずっとこのかた            羅
    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど           に
      走り書きには昼寝起こすな            芳
    馬肥えてお仙ころがる秋を待つ            庵
      風ニモマケズ凛と磯菊               芳
    銀鉤のめぐり来るとき熱を出す            に 月・秋
     イザナミ追えば逃げるイザナギ           女
    おぞましき姿を花にかえ給え            庵 花・春
     鏡の中も抱卵期なり                羅
    三ウ

    ○安庵さん、花の句は普通三ウの11句目が定座ですが、ここで花を詠んでいいんですかと問われたら何と
    答えますか(^^) 「おぞましき・・」はイザナミ、イザナギ、どちらが言っているんでしょうか。それによって
    付句の味わいも変わってきますね。私はイザナミ自身ののつぶやきだと思いました。

    桃太郎さん、こちらこそ、付合いの切羽に身をおくしあわせ、有難く思っています。ギリシャ神話に「プロクルステス」
    という強盗が出て来て、旅人をベッドに寝かせ、足がベッドの長さに合わないと足を引き延ばし、長すぎると足を切った
    りするという怖ろしい話があります。自分も又、式目や作法の名において、ご連衆の出された句にそんなことをしてやしないか、といつもおびえはあります。そして、一巻の成就は捌きも含めた一座の個を越えてゆくなにものか、という
    気がします。この船を押し出してくれる風に身を任せるよろこびを思います。

    ではどうぞ。春の長句です。

    #49194 返信

    安庵

    銀鉤のめぐり来るとき熱を出す           に 月・秋
    イザナミ追えば逃げるイザナギ          女


    おぞましき姿を花にかえ給え            庵

    お願いします。

    「銀鉤」、美しい言葉ですね。

    #49191 返信

    桃太郎

    採られない時、なぜ採れなかったかを丁寧に説明してくださって、とてもありがたいです。
    それが、又次を考えようというエネルギーになります。
    数を経験する内に、知らず知らずにステップアップすると信じています。

    #49189 返信

    雀羅

    ■♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤

    米字「風鈴を」           2019.7.13 起首
     
    風鈴を見てゐる猫の夕かな           桃太郎
     ほたるぶくろに灯(トモシ)入る頃         雀羅
    咳払影絵の舞台整ひて              うに
     空気読まない派手な着信            芳
    九時五時をしっかり守り窓際に          笑女
     八枚切りのパンは売り切れ            に
    なで肩の影をふみふみ小望月           安庵 月・秋
     へちまを下げる宗匠の路地             桃

    さわやかにキャッチボールの捕球音         芳
     牛若丸は甲子園かも             しをん
    恩師への弔辞を諳んじてをりぬ            閑坐
     花に雪ふる昼の邂逅               羅 花・春
    佐保姫はお菓子のように化粧して           桃
     髪をバッサリ切って卒業              坐
    半刻をいけない人と蛍舟               女
     夏の霜にはゆため息が溶け             庵 月・夏
    ペン先のインク固まる文机              芳
     金運上げる風水に凝り               桃
    あの頃も今も聞く耳もたぬ父             女
    石垣崩すガジュマルの木は            上里
    二オ
    床の間に人形をおく初景色              羅
     膳のさびしき雨の正月              庵
    おとづれはメトロノームの鳴りてより         に
     目覚めた猫の手足のびやか            小石
    くたびれた営業マンのいるベンチ          芳
     今は昔の孟母三遷                を
    針金の家を出てゆく鴉の仔             羅
      夕べの虹をひとは見届け             に
    端とはじ耳にあてれば水の音             庵
     湖畔と犬と若き女性と              坐
    明日からのシニア講座に上り月           を 月・秋
     ホームの底にすだくがちゃがちゃ         坐
    三オ
    露寒の故郷に住む人のこと              桃
     縁談十組纏めると言う               を
    痛い目にあえば分かるさ本気度が           女
     白村江からずっとこのかた             羅
    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど           に
      走り書きには昼寝起こすな            芳
    馬肥えてお仙ころがる秋(とき)を待つ       庵
      風ニモマケズ凛と磯菊               芳
    銀鉤のめぐり来るとき熱を出す            に 月・秋
      イザナミ追えば逃げるイザナギ          女

    ○追えば逃げられ逃げれば追われる、世の習いですね。大童な感じが出て、付味いいと思います。「熱き想いに薄い反応」、前句が抽象的ですから、こちらはもう少し具体性があるとよいです。

    「赤いリボンに恋のまじない 芳」、かわいらしいまじないです。前句の、奇妙な感じに、感応している素材です。「怪し呪文の効き目じわじわ」、「妖しき呪文効き目じわじわ」、あるいは「妖し」を取って「呪文の効き目じわじわと来る」。

    「縁を信じて背中押されて」「生まれの星に背中押されて 閑坐」、「背中押されて」が前句からのメッセージに応えたいキーワードなのですね。

    「鉄冠子には何もきかない 桃」、「鉄冠子」は芥川龍之介の『杜子春』に出て来る仙人の名前。一見分かりにくい前句、難解な月の句に、こんな感じの人を登場させたいという促し、共感出来ます。「夜のにほひのジャズが流れて」、「流れて」と流さず、「夜のにほひのジャズが煮詰まる」等、もう一手間加えたいです。「カミオカンデの事故は昔に」、そういうことがありましたか。むずかしい句が続く、という感じ。枝雀の笑いの理論ではないですが、連句にも緊張緩和理論は有効です。

    ではどうぞ。

    #49181 返信

    桃太郎

    風ニモマケズ凛と磯菊 芳
    銀鉤のめぐり来るとき熱を出す に

    付け
    鉄冠子には何もきかない 桃
    夜のにほひのジャズが流れて 々
    カミオカンデの事故は昔に 々

    #49180 返信

    閑坐

    風ニモマケズ凛と磯菊
    銀鉤のめぐり来るとき熱を出す

    に付け

    縁を信じて背中押されて
    生まれの星に背中押されて

    よろしくお願いします。

    #49178 返信

    笑女

    風ニモマケズ凛と磯菊
    銀鉤のめぐり来るとき熱を出す

    付け

    イザナミ追えば逃げるイザナギ
    熱き想いに薄い反応

    熱がちょっと気になります(;_;)

    #49175 返信

    風ニモマケズ凛と磯菊               芳
    銀鉤のめぐり来るとき熱を出す            に 月・秋
    付け

    赤いリボンに恋のまじない 芳

    怪し呪文の効き目じわじわ 芳

    磯菊の句、治定ありがとうございました。
    宜しくお願いします。

    #49167 返信

    雀羅

    ■♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤

    米字「風鈴を」           2019.7.13 起首
     
    風鈴を見てゐる猫の夕かな           桃太郎
     ほたるぶくろに灯(トモシ)入る頃         雀羅
    咳払影絵の舞台整ひて              うに
     空気読まない派手な着信            芳
    九時五時をしっかり守り窓際に          笑女
     八枚切りのパンは売り切れ            に
    なで肩の影をふみふみ小望月           安庵 月・秋
     へちまを下げる宗匠の路地             桃

    さわやかにキャッチボールの捕球音         芳
     牛若丸は甲子園かも             しをん
    恩師への弔辞を諳んじてをりぬ            閑坐
     花に雪ふる昼の邂逅               羅 花・春
    佐保姫はお菓子のように化粧して           桃
     髪をバッサリ切って卒業              坐
    半刻をいけない人と蛍舟               女
     夏の霜にはゆため息が溶け             庵 月・夏
    ペン先のインク固まる文机              芳
     金運上げる風水に凝り               桃
    あの頃も今も聞く耳もたぬ父             女
    石垣崩すガジュマルの木は            上里
    二オ
    床の間に人形をおく初景色              羅
     膳のさびしき雨の正月              庵
    おとづれはメトロノームの鳴りてより         に
     目覚めた猫の手足のびやか            小石
    くたびれた営業マンのいるベンチ          芳
     今は昔の孟母三遷                を
    針金の家を出てゆく鴉の仔             羅
      夕べの虹をひとは見届け             に
    端とはじ耳にあてれば水の音             庵
     湖畔と犬と若き女性と              坐
    明日からのシニア講座に上り月           を 月・秋
     ホームの底にすだくがちゃがちゃ         坐
    三オ
    露寒の故郷に住む人のこと              桃
     縁談十組纏めると言う               を
    痛い目にあえば分かるさ本気度が           女
     白村江からずっとこのかた             羅
    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど           に
      走り書きには昼寝起こすな            芳
    馬肥えてお仙ころがる秋(とき)を待つ       庵
      風ニモマケズ凛と磯菊               芳
    銀鉤のめぐり来るとき熱を出す            に 月・秋

    ○「銀鉤(ぎんこう)」は新月の異称。切り口が変え、気の流れが変わってきました。「月まどか村を平らに眠らする」、「お仙ころがし」に戻る内容ですね。

    「鵲の橋渡って出逢う 閑坐」、付句のタイミングがずれてその前の前句「馬肥えてお仙ころがる秋(とき)を待つ」に付けて頂いた句ですが、恋の句で進めています。「鵲の橋」は鵲が彦星と織姫を逢わせて上げるのに翼を拡げて天の川に橋を渡してあげることを言い、初秋の季語です。「お仙」もまた天上の人のなったんですね。

    「ごゆっくりどうぞと渡る月の舟 桃」、「残月はもう疲れたと舌を出し」、両句、飛んでいる発想ですね。
    「袖振合うも他生の縁」ではないですが、もう少し前句(他生の縁)と触れ合うところあっていいのではと思います。その点、「夕月のこぼす雫を手に受けて」は前句の余情をよく受けています。

    「お遍路の壺中に残す昼の月 笑女」、「遍路」は春で「月」は秋となると、秋遍路になるか、春の月になるか、前句が「秋遍路」を期待しているわけで、前者でしょうね。「花+月」ははっきり春月というのと、少し違うようです。「お遍路の壺中」、私も毎年歩き遍路させて頂いていますが、なるほど、お遍路もまた壺中の天地ということになるのでしょうね。

    では秋でも雑でもどうぞ。短句です。

    #49165 返信

    笑女

    馬肥てお仙ころがる秋(とき)を待つ
    風ニモマケズ凛と磯菊

    付け

    お遍路の壺中に残す昼の月

    #49160 返信

    うに

    馬肥えてお仙ころがる秋(とき)を待つ
    風ニモマケズ凛と磯菊

    付け
    銀鉤のめぐり来るとき熱を出す
    月まどか村を平らに眠らする

    #49158 返信

    桃太郎

    馬肥えてお仙ころがる秋を待つ 庵
    風ニモマケズ凛と磯菊 芳

    付け
    ごゆっくりどうぞと渡る月の舟 桃
    残月はもう疲れたと舌を出し 桃
    夕月のこぼす雫を手に受けて 桃

    #49150 返信

    閑坐

    昼寝起こすな走り書く紙
    馬肥えてお仙ころがる秋(とき)を待つ

    付け

    鵲の橋渡って出逢う

    #49149 返信

    雀羅

    ■♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤

    米字「風鈴を」           2019.7.13 起首
     
    風鈴を見てゐる猫の夕かな           桃太郎
     ほたるぶくろに灯(トモシ)入る頃         雀羅
    咳払影絵の舞台整ひて              うに
     空気読まない派手な着信            芳
    九時五時をしっかり守り窓際に          笑女
     八枚切りのパンは売り切れ            に
    なで肩の影をふみふみ小望月           安庵 月・秋
     へちまを下げる宗匠の路地             桃

    さわやかにキャッチボールの捕球音         芳
     牛若丸は甲子園かも             しをん
    恩師への弔辞を諳んじてをりぬ            閑坐
     花に雪ふる昼の邂逅               羅 花・春
    佐保姫はお菓子のように化粧して           桃
     髪をバッサリ切って卒業              坐
    半刻をいけない人と蛍舟               女
     夏の霜にはゆため息が溶け             庵 月・夏
    ペン先のインク固まる文机              芳
     金運上げる風水に凝り               桃
    あの頃も今も聞く耳もたぬ父             女
    石垣崩すガジュマルの木は            上里
    二オ
    床の間に人形をおく初景色              羅
     膳のさびしき雨の正月              庵
    おとづれはメトロノームの鳴りてより         に
     目覚めた猫の手足のびやか            小石
    くたびれた営業マンのいるベンチ          芳
     今は昔の孟母三遷                を
    針金の家を出てゆく鴉の仔             羅
      夕べの虹をひとは見届け             に
    端とはじ耳にあてれば水の音             庵
     湖畔と犬と若き女性と              坐
    明日からのシニア講座に上り月           を 月・秋
     ホームの底にすだくがちゃがちゃ         坐
    三オ
    露寒の故郷に住む人のこと              桃
     縁談十組纏めると言う               を
    痛い目にあえば分かるさ本気度が           女
     白村江からずっとこのかた             羅
    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど           に
      走り書きには昼寝起こすな            芳
    馬肥えてお仙ころがる秋(とき)を待つ       庵
    風ニモマケズ凛と磯菊              芳

    ○原案「凛と咲くのは崖の磯菊」よりずっとよくなりましたね。「お仙ころがし」の場所と「磯菊」はよくマッチすると思います。納得いくまで直していいですよ。自句を含め、付句を客観的に鑑賞でき、適切な直しが出来るというのは「捌き」の基本だと思います。こういう場も大いに活用して下さい。

    では月の長句をどうぞ。

    #49148 返信

    すみません、訂正が多くて。
    読み直していたら、変だなと思いましたので。

    訂正句

    風ニモマケズ凛と磯菊 芳

    宜しくお願いします。

    #49143 返信

    走り書きには昼寝起こすな 芳
    馬肥えてお仙ころがる秋(とき)を待つ       庵

    付け

    凛と咲くのは崖の磯菊 芳

    昼寝の句、一直治定ありがとうございました。

    #49141 返信

    笑女

    雀羅様

    お気遣いありがとうございます。凌雲閣は大正時代の人々のあこがれの象徴だった筈。最近、その煉瓦が発掘されたとのこと。ネタにさせていただきました。

    #49140 返信

    雀羅

    ■笑女さん、おいてきぼり失礼しました。

    メモ帳でつくって本欄アップ、を怠るとこれがおきます。気を付けます。

     穫れすぎた茄子の料理を四品ほど
      昼寝起こすな走り書く紙
     幻の凌雲閣のてっぺんに

    ○ こういう歴史的建築物を連句の中で蘇らせるのはいいですね。採れる句だと思います。明治時代大阪と東京に「凌雲閣(りょううんかく)」という高層建築物がたち、ネットには39m、52mとあります。「雲を凌(しの)ぐ閣(たかどの)」というわけですね。前句「昼寝起こすな走り書く紙」ですが、「走り書く紙」はこなれませんので、「走り書きには昼寝起こすな」としましょう。

    #49132 返信

    安庵

    一直治定ありがとうございました。「お仙」にはさまざま色が付いているのですね。

    #49131 返信

    雀羅

    米字「風鈴を」           2019.7.13 起首
     
    風鈴を見てゐる猫の夕かな           桃太郎
     ほたるぶくろに灯(トモシ)入る頃         雀羅
    咳払影絵の舞台整ひて              うに
     空気読まない派手な着信            芳
    九時五時をしっかり守り窓際に          笑女
     八枚切りのパンは売り切れ            に
    なで肩の影をふみふみ小望月           安庵 月・秋
     へちまを下げる宗匠の路地             桃

    さわやかにキャッチボールの捕球音         芳
     牛若丸は甲子園かも             しをん
    恩師への弔辞を諳んじてをりぬ            閑坐
     花に雪ふる昼の邂逅               羅 花・春
    佐保姫はお菓子のように化粧して           桃
     髪をバッサリ切って卒業              坐
    半刻をいけない人と蛍舟               女
     夏の霜にはゆため息が溶け             庵 月・夏
    ペン先のインク固まる文机              芳
     金運上げる風水に凝り               桃
    あの頃も今も聞く耳もたぬ父             女
    石垣崩すガジュマルの木は            上里
    二オ
    床の間に人形をおく初景色              羅
     膳のさびしき雨の正月              庵
    おとづれはメトロノームの鳴りてより         に
     目覚めた猫の手足のびやか            小石
    くたびれた営業マンのいるベンチ          芳
     今は昔の孟母三遷                を
    針金の家を出てゆく鴉の仔             羅
      夕べの虹をひとは見届け             に
    端とはじ耳にあてれば水の音             庵
     湖畔と犬と若き女性と              坐
    明日からのシニア講座に上り月           を 月・秋
     ホームの底にすだくがちゃがちゃ         坐
    三オ
    露寒の故郷に住む人のこと              桃
     縁談十組纏めると言う               を
    痛い目にあえば分かるさ本気度が           女
     白村江からずっとこのかた             羅
    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど           に
      昼寝起こすな走り書く紙             芳
    馬肥えてお仙ころがる秋(とき)を待つ       庵

    ○安庵さんの原句は「馬は肥えお仙言葉を二つ三つ」ですが、「お仙」というと笠森お仙、房州のお仙ころがしと思いつきますが、ここは後者にして治定句のようでどうでしょう。強欲なおとっあんを諫める決心をしてしまったのですね。

    次は秋です。 

    #49130 返信

    笑女

    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど
    昼寝起こすな走り書く紙

    付け

    幻の凌雲閣のてっぺんに 女

    #49119 返信

    安庵

    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど           に
     昼寝起こすな走り書く紙              芳

       付
    馬は肥えお仙言葉を二つ三つ             庵

    「白村江からずっとこのかた/高麗の青磁を抱いている炎暑」。前句に付ける句であっても一句としての姿を整えなくてはいけませんね。
    ありがとうございました。

    #49114 返信

    雀羅

    ■♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤

    米字「風鈴を」           2019.7.13 起首
     
    風鈴を見てゐる猫の夕かな           桃太郎
     ほたるぶくろに灯(トモシ)入る頃         雀羅
    咳払影絵の舞台整ひて              うに
     空気読まない派手な着信            芳
    九時五時をしっかり守り窓際に          笑女
     八枚切りのパンは売り切れ            に
    なで肩の影をふみふみ小望月           安庵 月・秋
     へちまを下げる宗匠の路地             桃

    さわやかにキャッチボールの捕球音         芳
     牛若丸は甲子園かも             しをん
    恩師への弔辞を諳んじてをりぬ            閑坐
     花に雪ふる昼の邂逅               羅 花・春
    佐保姫はお菓子のように化粧して           桃
     髪をバッサリ切って卒業              坐
    半刻をいけない人と蛍舟               女
     夏の霜にはゆため息が溶け             庵 月・夏
    ペン先のインク固まる文机              芳
     金運上げる風水に凝り               桃
    あの頃も今も聞く耳もたぬ父             女
    石垣崩すガジュマルの木は            上里
    二オ
    床の間に人形をおく初景色              羅
     膳のさびしき雨の正月              庵
    おとづれはメトロノームの鳴りてより         に
     目覚めた猫の手足のびやか            小石
    くたびれた営業マンのいるベンチ          芳
     今は昔の孟母三遷                を
    針金の家を出てゆく鴉の仔             羅
      夕べの虹をひとは見届け             に
    端とはじ耳にあてれば水の音             庵
     湖畔と犬と若き女性と              坐
    明日からのシニア講座に上り月           を 月・秋
     ホームの底にすだくがちゃがちゃ         坐
    三オ
    露寒の故郷に住む人のこと              桃
     縁談十組纏めると言う               を
    痛い目にあえば分かるさ本気度が           女
     白村江からずっとこのかた             羅
    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど           に
      昼寝起こすな走り書く紙             芳

    ○『族猿蓑』の「八九間」の巻に、

      あたまうつなと門の書つけ    芭蕉
     いづくへか後は沙汰なき甥坊主   里圃

    という付合いがあり、これを思いました。門(もん)に「あたまうつな」と書いた紙が貼ってある、出家した甥っ子の坊主が出て行ったきり沙汰なしである、というだけの付けですが、この「書きつけ」は、頭に気を付けなさいというだけのようでもあり、いつも頭をぶたれるから、ぼくは出て行ってやるんだ、というメモを残していなくなった、とも読めます。

    芳さんの付けは、料理の最中一家の主婦が何かの用事で姿が見えない、という感じですね。「昼寝起こすな」は赤ん坊のことでしょうか・・。この若い奥さん、このあとふっと神隠しに遭いそう。私の感じ過ぎでしょうか・・。

    「八月六日賞味期限の  笑女」、「八月六日」というのは、広島被曝の日という特別な日ですが、「賞味期限の」がついて、不思議な言い回しになりました。前句を平和な庶民の日常として、原爆について、いつまでも/\人間としての態度を引き延ばす現代人に、「さあどうします」と突きつけているようにも思えます。

    「ナイターの券二枚ください  庵」、会話体の付けも時に効果的です。台所仕事している時、やって来た新聞の拡張の人(今もこの仕事ありますかね)とのやりとりのように見えます。ボツ句になってしまった、「炎暑にて翡翠青磁を抱きしめる」は、「白村江からずっとこのかた/高麗の青磁を抱いている炎暑」、などとすると戦乱から青磁の製法を護っている、となるかも知れませんね。

    「ジャニスの歌の響く日盛り 上里」、ジャニス・ジョプリンのことですね。ナスビの炒め物しながら脳中に激しいロックが鳴り響いているおくさん。だんなさんさっさと帰って来ないと大変なことになりますよ。

    しをんさん、連句は俗談平話であるし、やはり俳諧連歌、ですね。みやびと俗のミックス文芸、というダイナミズムに強みがあると思います。「暑さボケ」、私もそうです。私のも場合は真性・・も加わっているようで・・。

    ではどうぞ。

    #49112 返信

    しをん

    三オ 2
    一直の上治定頂きありがとうございました。「連句は俗談平話」、心して伺いました。「纏めし」と「纏める」、一字のちがいに、目が覚める思いです。場を踏んで連句に慣れていけばその感覚を会得できるでしょうか。

    それにしましても、あっという間に進んでいて、驚き。私は少々暑さボケしています。  

                しをん

    #49111 返信

    上里

    白村江からずっとこのかた             羅
    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど           に

    付け

    ジャニスの歌の響く日盛り    上里

    よろしくお願いいたします。

    #49108 返信

    安庵

    白村江からずっとこのかた             羅
    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど           に


    ナイターの券二枚ください            庵

    お願いします。

    「ぬくめ酒」の難しさ、今まで何も知らずに安易に使っていました。「ひや酒や二人の肩の
    触れ合わず」の「ひや酒」の感じが「肩触れ合わず」にぴたりです。

    #49107 返信

    うに

    茄子の句の治定ありがとうございます。iPad開け放しが奏功したかもしれません。^_^

    #49104 返信

    白村江からずっとこのかた             羅
    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど        に

    付け
    昼寝起こすな走り書く紙

    宜しくお願いします。

    #49102 返信

    笑女

    白村江からずっとこのかた
    獲れすぎた茄子の料理を四品ほど

    付け

    八月六日賞味期限の 笑女

    #49098 返信

    安庵

    痛い目にあえば分かるさ本気度が           女
     白村江からずっとこのかた             羅
       付
    炎暑にて翡翠青磁を抱きしめる            庵

    お願いします。

    #49097 返信

    雀羅

    ■♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤

    米字「風鈴を」           2019.7.13 起首
     
    風鈴を見てゐる猫の夕かな           桃太郎
     ほたるぶくろに灯(トモシ)入る頃         雀羅
    咳払影絵の舞台整ひて              うに
     空気読まない派手な着信            芳
    九時五時をしっかり守り窓際に          笑女
     八枚切りのパンは売り切れ            に
    なで肩の影をふみふみ小望月           安庵 月・秋
     へちまを下げる宗匠の路地             桃

    さわやかにキャッチボールの捕球音         芳
     牛若丸は甲子園かも             しをん
    恩師への弔辞を諳んじてをりぬ            閑坐
     花に雪ふる昼の邂逅               羅 花・春
    佐保姫はお菓子のように化粧して           桃
     髪をバッサリ切って卒業              坐
    半刻をいけない人と蛍舟               女
     夏の霜にはゆため息が溶け             庵 月・夏
    ペン先のインク固まる文机              芳
     金運上げる風水に凝り               桃
    あの頃も今も聞く耳もたぬ父             女
    石垣崩すガジュマルの木は            上里
    二オ
    床の間に人形をおく初景色              羅
     膳のさびしき雨の正月              庵
    おとづれはメトロノームの鳴りてより         に
     目覚めた猫の手足のびやか            小石
    くたびれた営業マンのいるベンチ          芳
     今は昔の孟母三遷                を
    針金の家を出てゆく鴉の仔             羅
      夕べの虹をひとは見届け             に
    端とはじ耳にあてれば水の音             庵
     湖畔と犬と若き女性と              坐
    明日からのシニア講座に上り月           を 月・秋
     ホームの底にすだくがちゃがちゃ         坐
    三オ
    露寒の故郷に住む人のこと              桃
     縁談十組纏めると言う               を
    痛い目にあえば分かるさ本気度が           女
     白村江からずっとこのかた             羅
    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど        に

    ○しっかり付くのではありませんか。親の意見と茄子の花は千に一つも仇はない、茄子の句も同じですね。白村江から現代史に飛び火しないでよかったかも知れません。

    夏でどうぞ。

    #49096 返信

    うに

    あれれ、、、タイムラグでした!

    #49094 返信

    うに

    露寒の故郷に住む人のこと
    縁談十組纏めると言う

    付け
    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど

    #49093 返信

    雀羅

    ■♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤

    米字「風鈴を」           2019.7.13 起首
     
    風鈴を見てゐる猫の夕かな           桃太郎
     ほたるぶくろに灯(トモシ)入る頃         雀羅
    咳払影絵の舞台整ひて              うに
     空気読まない派手な着信            芳
    九時五時をしっかり守り窓際に          笑女
     八枚切りのパンは売り切れ            に
    なで肩の影をふみふみ小望月           安庵 月・秋
     へちまを下げる宗匠の路地             桃

    さわやかにキャッチボールの捕球音         芳
     牛若丸は甲子園かも             しをん
    恩師への弔辞を諳んじてをりぬ            閑坐
     花に雪ふる昼の邂逅               羅 花・春
    佐保姫はお菓子のように化粧して           桃
     髪をバッサリ切って卒業              坐
    半刻をいけない人と蛍舟               女
     夏の霜にはゆため息が溶け             庵 月・夏
    ペン先のインク固まる文机              芳
     金運上げる風水に凝り               桃
    あの頃も今も聞く耳もたぬ父             女
    石垣崩すガジュマルの木は            上里
    二オ
    床の間に人形をおく初景色              羅
     膳のさびしき雨の正月              庵
    おとづれはメトロノームの鳴りてより         に
     目覚めた猫の手足のびやか            小石
    くたびれた営業マンのいるベンチ          芳
     今は昔の孟母三遷                を
    針金の家を出てゆく鴉の仔             羅
      夕べの虹をひとは見届け             に
    端とはじ耳にあてれば水の音             庵
     湖畔と犬と若き女性と              坐
    明日からのシニア講座に上り月           を 月・秋
     ホームの底にすだくがちゃがちゃ         坐
    三オ
    露寒の故郷に住む人のこと              桃
     縁談十組纏めると言う               を
    痛い目にあえば分かるさ本気度が           女
     白村江からずっとこのかた             羅

    ○前句の仲人さんの気持ち、言葉として読むと、かなりエキセントリックな感じしますが、日韓のこじれきった世相に通じるつぶやきのようにも聞こえてきます。こんな感じどうでしょう。連句では、どちらかの肩を持つ、持たないという話ではなく、前句の欲する気持ちを受けて付句します。悪党なら悪党、善人なら善人、の業を受け入れます。私の場合はそのような進め方をします。

    ではどうぞ。

    #49089 返信

    笑女

    露寒の故郷に住む人のこと
    縁組十組纏めると言う

    付け

    痛い目にあえば分かるさ本気度が 笑女

    #49085 返信

    雀羅

    ■♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤

    米字「風鈴を」           2019.7.13 起首
     
    風鈴を見てゐる猫の夕かな           桃太郎
     ほたるぶくろに灯(トモシ)入る頃         雀羅
    咳払影絵の舞台整ひて              うに
     空気読まない派手な着信            芳
    九時五時をしっかり守り窓際に          笑女
     八枚切りのパンは売り切れ            に
    なで肩の影をふみふみ小望月           安庵 月・秋
     へちまを下げる宗匠の路地             桃

    さわやかにキャッチボールの捕球音         芳
     牛若丸は甲子園かも             しをん
    恩師への弔辞を諳んじてをりぬ            閑坐
     花に雪ふる昼の邂逅               羅 花・春
    佐保姫はお菓子のように化粧して           桃
     髪をバッサリ切って卒業              坐
    半刻をいけない人と蛍舟               女
     夏の霜にはゆため息が溶け             庵 月・夏
    ペン先のインク固まる文机              芳
     金運上げる風水に凝り               桃
    あの頃も今も聞く耳もたぬ父             女
    石垣崩すガジュマルの木は            上里
    二オ
    床の間に人形をおく初景色              羅
     膳のさびしき雨の正月              庵
    おとづれはメトロノームの鳴りてより         に
     目覚めた猫の手足のびやか            小石
    くたびれた営業マンのいるベンチ          芳
     今は昔の孟母三遷                を
    針金の家を出てゆく鴉の仔             羅
      夕べの虹をひとは見届け             に
    端とはじ耳にあてれば水の音             庵
     湖畔と犬と若き女性と              坐
    明日からのシニア講座に上り月           を 月・秋
     ホームの底にすだくがちゃがちゃ         坐
    三オ
    露寒の故郷に住む人のこと              桃
    縁談十組纏めると言う              を

    ○実績なのか目標なのか、こんなことで張り切っている人がいます。前句の寒村が、しょぼくならず、勢いが出ていいと思います。「纏めし」→「纏める」でいいのでは。連句は「俗談平話」を生かす、が柱。

    「お国ことばの聞ゆテレビに うに」、前句ふるさとを思う心に、テレビの中に聞こえている古里のなまりには、一瞬心が
    動きます。「聞ゆテレビに」は「午後のテレビに」くらいでいいのでは。

    「自転車で空飛んだ友だち 芳」、月が二句前にありますが「空」が駄目ということはありません。田舎にはこんな突拍子もないことをしてしまう友達もいた、という付けでよいと思います。捌きをなさりたいとのこと、大きな目標をもって、おおらかに連句に向き合っているうちには、いつかそういう境涯に入っていると思います。「米字」は未だ半分。いろんな疑問を見つけて下さい。

    ではどうぞ。

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