ホーム フォーラム インターネット連句 Vol.1 インターネット連句を始めます。

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    皆さま、インターネット連句を始めます。捌には佛渕雀羅さんをお迎えしました。どなたでも投稿フォームより自由に参加できます。

    百韻「日月は」 2019.4.16起首

    日月は旅人なりぬ花に雪
    雀羅
    雀の子らの集う軒先
    古柏
    春の朝川柳欄を食卓に
    不映
    上司と似た名いつも見つける
    潮の香の導く先に海と空
    村宅
    丸太くり抜き翌に漕ぎ出す
    安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて
    あさ
    萩散る庵に残る足跡
    銀杏と君のしているイヤリング
    五帳面
    皿洗いつゝ下の名で呼ぶ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝
    あの石巻に似たる青空
    竜馬
    転生を信じて崖に夏花つみ
    みそっ歯の児の笑顔満開
    小石
    外つ国の言語行き交う先斗町
    脱出ゲーム知恵を出しあい
    包帯がしだいにほどけ大股に
    ゆかり
    ニッカボッカの北にはためく
    いっぷくに背ナを丸める暮の月
    足らぬ食材思うまなざし
    うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき
    こちにかしらを上げる老犬
    公園に似顔絵画きの春火桶
    明確にせぬ恋の行方は
    会いたいと思う気持ちがくやしくて
    着信通知見てはため息
    腰折れの気配はビットコインにも
    タラップ降りる頬に秋風
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船
    良夜を破るロックンロール
    花道の先にかすんでいる希林
    新入生の列を見守り
    目借時竿竹売りのこえとおく
    結露は垂れて文字となりける
    足元の大きな鼠おいはらい
    遅しといいてアミダ振向く
    かゞやける沖に傾きヨットの帆
    生れし浦磯出でぬわれから
    君とゆく観月橋に蝉の声
    転びたる妹(いも)負うて花野へ
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り
    足に履かせる古いそろばん
    駆け出して丘を走って未来へと
    カスタネットがいやだった頃
    受付のPepperくんが指す夕立
    俺は塩顔うん多分そう
    旧友と記念撮影桜島
    海老まよねーず
    よくろんぼとか示現流とか
    飛行する頭の下に春の雷
    ビニールハウス種蒔きを終え
    原つぱ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し
    コンソメスープ音をたてずに
    肉球と混凝土の生乾き
    監視カメラに残る映像
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ
    まなび直しの夜間中学
    理科室の人体模型くたびれる
    フラスココーヒーおとす冬の日
    雪焼の目元のしわの白々と
    国旗掲げてウイニングラン
    晴れやかに十二単の裾持ちて
    瓶のぞきてふ色に親しき
    喧騒を離れて在りし堀の月
    帰燕の糞に水輪ひろごる
    UFOの飛来を受ける稲の波
    母の形見の糠床を分け
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく
    下戸と上戸を足して二で割る
    テンポ良いボケつっこみに大笑い
    グリコの看板いつも夏シャツ
    麦子
    内股に彫りし名まえがぷるぷるで
     身請けの金をやっと手にして
    熊手掻き恋の落ち葉を集めては
    色のおちつく木守の月
    綻びのカーディガンからでる嚏
    もぎりの仕事スカラ座に得る
    はなびらの貼りつく傘のしづく切り
    蛙の付箋厚いゲラにも
    娘との約束をした野遊びに
    唐揚げマヨのおむすびが好き
    知命てふ文字書いてゐるひきこもり
    猫ぬくぬくと眠る傍ら
    薄明に芭蕉の巻葉とけそめて
    バイクの音の近付いて来る
    起きよとて地団駄踏んでいる兎
    フラメンコならちょっと自信が
    • ペンネームでもかまいません。
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  • 投稿者
    返信
  • #18362 返信

    雀羅

    ■晴さん、連句の会も船にのって川を流れていくように、メンバーも捌きもふんいきも自分自身も、毎回/\変化していきますので、 この変化を楽しまれればいいと思います。

    髙橋順子さんの本、何の話しましたっけ? ボケ入っております(^^;) 「夫・車谷長吉」、あるいは「雨の名前」? 髙橋さんとは以前連句もご一緒させて頂いたことありますが、中身のない式目問答(往々にして陥りやすいのですが)よりポエジーを大事にしたいという思いが伝わりました(言葉で書けば誰しもそうなのですが)。

    #18344 返信

    井上晴

    雀羅さま
    昨日は御丁寧なお話を有り難うございました。思いがけない事でしたので嬉しゅうございました。昨日は野田連句会でしたが、相も変わらずもたもたばかり(月一回)精進したいと思います。話は変わりますが高橋順子氏の著書は絶版になっており残念でした。 ありがとうございました。

    #18285 返信

    雀羅

    ■晴さん見落としてました(^^;) すみません。こんなミスが起きてしまうのもネット連句の落とし穴ですが(単に私の不注意だけかも知れませんが)、ご指摘遠慮無くお願いします。今回はメールで「落としてますよ」とご注意頂きました。たすかります。ナウ2治定はしましたが、頂いた付けの吟味はさせて下さい。

     ぬぎちらかしてもみぢかつ散る           羅
    ナウ
    末枯野には思はざる彩潜み              富

    ①足跡続く雨の泥濘
    ②不意に鳴り出す無住寺の鐘
    ③油絵に足す黄色紫

    ①は、「父よあなたは強かった・・」という戦時歌謡を思い出します。戦後生まれですが、昔は宴会でこの歌を歌う先輩がおられました(女性で)。「雨の泥濘」に潜む色合いに関心を持つなど、面白いところに目が向いています。晴さんは絵をなさる方でしょうか。

    ②、「無住寺の鐘」が不意に鳴るとはこわいですね。釈教出てませんので、いい目配りだと思いますが、これに付句がどうカバーするかが見所、という句です。

    ③、治定句の時の申しましたが、「もみぢ」「末枯野の彩」と来て「油絵に足す黄色紫」では色の三句がらみになります。連句は三句同じこと(似たこと)が続くのはよくありませんので、この辺りも付句のポイントです。

    ということで、どうぞ前便治定句の方にお付け下さい。

    それから、ここは「晴」の号だけでいいですよ。

    #18266 返信

    雀羅

    ■⑤歌仙「ポケットの」ナウ2治定   
    ∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂
    ⑤歌仙「ポケットの」        2018.6.2 起首

    ポケットの中に景色や更衣             雀羅
     卯波を蔵うコインロッカー            桃
    大陸に版画の行方追ひかけて           小波
     丘にのぼれば街の灯が見え           田助
    町をあげ歌へ踊れの月の宴             富士 月・秋
     背中に眠る児へは秋風              晴

    不受不施の寺の団栗転がり来          にゃん子
     百回噛めば満つるしあはせ            麦子
    昨日の歯医者の予約思ひ出し             富
     心変はりを責めぬ夕風              小石
    お隣のフランソワーズはうちのタマ          桃
     感謝祭から太り始める               羅 
    眠らざる街にファミレス冬の月            富 月・冬
     若者あまた雪に彷徨ひ               波
    高々と角笛鳴らす妖精王               桃
     文士劇にもギャラが出ていた            羅
    フラッシュの残像の中花吹雪く          和嘉子 花・春
     朝市の雲丹啜る熟年               富
    ナオ
    鐘霞む漫ろ歩きの壱岐の島              鈴代
     何決めるにも四柱推命               に
    切り開く定めの先にあるものは            富
     正露丸を船の暮らしに               羅
    ルーチンを守り食する夏料理             嘉
     たたかいにある美学忘れじ             羅
    相棒は昔馴染みのチューバッカ            桃
      元祖本舗と姦しいこと               富
    ヴェローナの恋の聖地のバルコニー          波
     月の光のほどく巻髪                に 月・秋
    内密の逢瀬だからと秋一夜              嘉
     ぬぎちらかしてもみぢかつ散る           羅
    ナウ
    末枯野には思はざる彩潜み              富
     バイク便にて届く吉報               代
    (赤いバイクの運ぶ吉報)原句
    ○「吉報」って、受け取って初めてそれと分かるものですね。打越に「もみぢ(紅葉)」があり、前句に「彩」がありますので「赤いバイク」→「バイク便」とさせて下さい。「シャッター音の響くせせらぎ」、前句のような情景の中で川辺の鳥や狙っているカメラマンでしょうか。ここは「吉報」で頂きます。

    お次をどうぞ。

    #18242 返信

    鈴代

     ぬぎちらかしてもみぢかつ散る           羅
    ナウ
    末枯野には思はざる彩潜み              富

    付け
    赤いバイクの運ぶ吉報     鈴代
    シャッター音の響くせせらぎ  〃

    よろしくお願いいたします。

    #18231 返信

    井上晴

    雑の短句 ┌足跡続く雨の泥濘」┌不意に鳴り出す無住寺の鐘」┌油絵に足す黄色紫」 以上です。

    #18199 返信

    雀羅

    ■⑤歌仙「ポケットの」ナウ2治定   
    ∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂
    ⑤歌仙「ポケットの」        2018.6.2 起首

    ポケットの中に景色や更衣             雀羅
     卯波を蔵うコインロッカー            桃
    大陸に版画の行方追ひかけて           小波
     丘にのぼれば街の灯が見え           田助
    町をあげ歌へ踊れの月の宴             富士 月・秋
     背中に眠る児へは秋風              晴

    不受不施の寺の団栗転がり来          にゃん子
     百回噛めば満つるしあはせ            麦子
    昨日の歯医者の予約思ひ出し             富
     心変はりを責めぬ夕風              小石
    お隣のフランソワーズはうちのタマ          桃
     感謝祭から太り始める               羅 
    眠らざる街にファミレス冬の月            富 月・冬
     若者あまた雪に彷徨ひ               波
    高々と角笛鳴らす妖精王               桃
     文士劇にもギャラが出ていた            羅
    フラッシュの残像の中花吹雪く          和嘉子 花・春
     朝市の雲丹啜る熟年               富
    ナオ
    鐘霞む漫ろ歩きの壱岐の島              鈴代
     何決めるにも四柱推命               に
    切り開く定めの先にあるものは            富
     正露丸を船の暮らしに               羅
    ルーチンを守り食する夏料理             嘉
     たたかいにある美学忘れじ             羅
    相棒は昔馴染みのチューバッカ            桃
      元祖本舗と姦しいこと               富
    ヴェローナの恋の聖地のバルコニー          波
     月の光のほどく巻髪                に 月・秋
    内密の逢瀬だからと秋一夜              嘉
     ぬぎちらかしてもみぢかつ散る           羅
    ナウ
    末枯野には思はざる彩潜み              富

    ○「末枯野(うらがれの)」といっても晩秋の霜枯れ一色ではないのですね。前句の余情を受けてこのましく味わえます。それに比べて、「古酒新酒どちらも好きな山男」は、「ぬぎちらかして」杯盤狼藉やらかしている「山男」であり、さらには、「古酒新酒どちらも好きな」で「古酒新酒」が「ぬぎちらかして」いるとなったらバレっぽくも読めてきます。俳諧は時に際どい読め方するところが楽しい、という方もあります。

    和嘉子さん、「何を決めるも四柱推命」は「何決めるにも四柱推命」としたほうがすっきりしますね。私もうっかりしてました。直しておきます。

    では雑の短句でどうぞ。

    #18183 返信

    富士

    歌仙「ポケットの」

    内密の逢瀬だからと秋一夜              嘉
     ぬぎちらかしてもみぢかつ散る           羅
    ナウ付け候補
     文化の日とて俗謡に戯れて      富士
     末枯野には思はざる彩潜み
     古酒新酒どちらも好きな山男

    宜しくお願いいたします。
    梅雨の明けたはずの九州北部、昨日も今日も凄い雷雨で怖かったです。

    #18166 返信

    和嘉子

    訂正
    返信17865にて誤転記しました。
    正 何を決めるも四柱推命
    気を付けます。ごめんなさい。和嘉子

    #18148 返信

    雀羅

    ■⑤歌仙「ポケットの」ナオ12   
    ∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂
    ⑤歌仙「ポケットの」        2018.6.2 起首

    ポケットの中に景色や更衣             雀羅
     卯波を蔵うコインロッカー            桃
    大陸に版画の行方追ひかけて           小波
     丘にのぼれば街の灯が見え           田助
    町をあげ歌へ踊れの月の宴             富士 月・秋
     背中に眠る児へは秋風              晴

    不受不施の寺の団栗転がり来          にゃん子
     百回噛めば満つるしあはせ            麦子
    昨日の歯医者の予約思ひ出し             富
     心変はりを責めぬ夕風              小石
    お隣のフランソワーズはうちのタマ          桃
     感謝祭から太り始める               羅 
    眠らざる街にファミレス冬の月            富 月・冬
     若者あまた雪に彷徨ひ               波
    高々と角笛鳴らす妖精王               桃
     文士劇にもギャラが出ていた            羅
    フラッシュの残像の中花吹雪く          和嘉子 花・春
     朝市の雲丹啜る熟年               富
    ナオ
    鐘霞む漫ろ歩きの壱岐の島              鈴代
     何を決めるも四柱推命               に
    切り開く定めの先にあるものは            富
     正露丸を船の暮らしに               羅
    ルーチンを守り食する夏料理             嘉
     たたかいにある美学忘れじ             羅
    相棒は昔馴染みのチューバッカ            桃
      元祖本舗と姦しいこと               富
    ヴェローナの恋の聖地のバルコニー          波
     月の光のほどく巻髪                に 月・秋
    内密の逢瀬だからと秋一夜              嘉
     ぬぎちらかしてもみぢかつ散る           羅
    ナウ

    ○男女がひそかに逢うことを逢瀬と言いますので、ひそかじゃない逢瀬もあるの? と一蹴されそうですが、そこが面白いんじゃないのとも言えます。捨てるところのない鮟鱇同様連句もまた捨てるところはないと思うと、連句の景色変わって来そうです。この「秋一夜」、「アンニュイ」句のような付心から察しますに南こうせつの「夢一夜」のような気分で付けられたのかなと思いました。

    次は秋でも雑でもどうぞ。

    #18125 返信

    和嘉子

      月の光のほどく巻髪   にゃん子


    アンニュイな魅する振舞秋更けて 
    内密の逢瀬だからと秋一夜   和嘉子

    よろしくお願い致します。

    #18109 返信

    雀羅

    ■梅雨明け

    先便「関東甲信越地方梅雨明け」と書きましたが、「関東甲信地方の梅雨明け」(気象庁)です。訂正します。 

    #18104 返信

    雀羅

    ■⑤歌仙「ポケットの」ナオ10治定   
    ∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂
    ⑤歌仙「ポケットの」        2018.6.2 起首

    ポケットの中に景色や更衣             雀羅
     卯波を蔵うコインロッカー            桃
    大陸に版画の行方追ひかけて           小波
     丘にのぼれば街の灯が見え           田助
    町をあげ歌へ踊れの月の宴             富士 月・秋
     背中に眠る児へは秋風              晴

    不受不施の寺の団栗転がり来          にゃん子
     百回噛めば満つるしあはせ            麦子
    昨日の歯医者の予約思ひ出し             富
     心変はりを責めぬ夕風              小石
    お隣のフランソワーズはうちのタマ          桃
     感謝祭から太り始める               羅 
    眠らざる街にファミレス冬の月            富 月・冬
     若者あまた雪に彷徨ひ               波
    高々と角笛鳴らす妖精王               桃
     文士劇にもギャラが出ていた            羅
    フラッシュの残像の中花吹雪く          和嘉子 花・春
     朝市の雲丹啜る熟年               富
    ナオ
    鐘霞む漫ろ歩きの壱岐の島              鈴代
     何を決めるも四柱推命               に
    切り開く定めの先にあるものは            富
     正露丸を船の暮らしに               羅
    ルーチンを守り食する夏料理             嘉
     たたかいにある美学忘れじ             羅
    相棒は昔馴染みのチューバッカ            桃
      元祖本舗と姦しいこと               富
    ヴェローナの恋の聖地のバルコニー          波
      月の光のほどく巻髪               に 月・秋

    ○前句の「ヴェローナ」を「アフロディーテ」と読み替えたいような付けですね。「東天紅にせかされる月 桃」は「ナイチンゲール」ではなく「東天紅」というのが俳諧だなあと思います。

    関東甲信越地方は梅雨明けです。皆様熱中症にお気をつけ下さい。

    では次も秋、恋句でどうでしょう。

    #18099 返信

    にゃん子

    付け

    ヴェローナの恋の聖地のバルコニー

    ◎変換ミスのメール興ざめ
    ◎月の光のほどく巻髪
    ◎半分こして食べる月餅

    #18098 返信

    付け

    東天紅にせかされる月  桃

    よろしくお願いします。

    #18009 返信

    雀羅

    ■⑤歌仙「ポケットの」ナオ9治定   
    ∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂
    ⑤歌仙「ポケットの」        2018.6.2 起首

    ポケットの中に景色や更衣             雀羅
     卯波を蔵うコインロッカー            桃
    大陸に版画の行方追ひかけて           小波
     丘にのぼれば街の灯が見え           田助
    町をあげ歌へ踊れの月の宴             富士 月・秋
     背中に眠る児へは秋風              晴

    不受不施の寺の団栗転がり来          にゃん子
     百回噛めば満つるしあはせ            麦子
    昨日の歯医者の予約思ひ出し             富
     心変はりを責めぬ夕風              小石
    お隣のフランソワーズはうちのタマ          桃
     感謝祭から太り始める               羅 
    眠らざる街にファミレス冬の月            富 月・冬
     若者あまた雪に彷徨ひ               波
    高々と角笛鳴らす妖精王               桃
     文士劇にもギャラが出ていた            羅
    フラッシュの残像の中花吹雪く          和嘉子
     朝市の雲丹啜る熟年               富
    ナオ
    鐘霞む漫ろ歩きの壱岐の島              鈴代
     何を決めるも四柱推命               に
    切り開く定めの先にあるものは            富
     正露丸を船の暮らしに               羅
    ルーチンを守り食する夏料理             嘉
     たたかいにある美学忘れじ             羅
    相棒は昔馴染みのチューバッカ            桃
      元祖本舗と姦しいこと               富
    ヴェローナの恋の聖地のバルコニー          波

    ○「ロメオとジュリエット」の舞台ですね。シェイクスピアには結構ドラバタ劇ありますから、「 元祖本舗と姦しいこと」は納得出来る調子です。

    では恋の句をどうぞ。月を入れても結構です。

    #18006 返信

    小波

    相棒は昔馴染みのチューバッカ            桃
      元祖本舗と姦しいこと     富

        付
    ヴェローナの恋の聖地のバルコニー          波

    #17947 返信

    雀羅

    ■⑤歌仙「ポケットの」ナオ8治定   
    ∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂
    ⑤歌仙「ポケットの」        2018.6.2 起首

    ポケットの中に景色や更衣             雀羅
     卯波を蔵うコインロッカー            桃
    大陸に版画の行方追ひかけて           小波
     丘にのぼれば街の灯が見え           田助
    町をあげ歌へ踊れの月の宴             富士 月・秋
     背中に眠る児へは秋風              晴

    不受不施の寺の団栗転がり来          にゃん子
     百回噛めば満つるしあはせ            麦子
    昨日の歯医者の予約思ひ出し             富
     心変はりを責めぬ夕風              小石
    お隣のフランソワーズはうちのタマ          桃
     感謝祭から太り始める               羅 
    眠らざる街にファミレス冬の月            富 月・冬
     若者あまた雪に彷徨ひ               波
    高々と角笛鳴らす妖精王               桃
     文士劇にもギャラが出ていた            羅
    フラッシュの残像の中花吹雪く          和嘉子
     朝市の雲丹啜る熟年               富
    ナオ
    鐘霞む漫ろ歩きの壱岐の島              鈴代
     何を決めるも四柱推命               に
    切り開く定めの先にあるものは            富
     正露丸を船の暮らしに               羅
    ルーチンを守り食する夏料理             嘉
     たたかいにある美学忘れじ             羅
    相棒は昔馴染みのチューバッカ            桃
      元祖本舗と姦しいこと     富

    ○かつてある観光地で、土地の名物なんとか団子の元祖・本家あらそいをハス向かい同士の店でやっているのをワイドョーで見たことありました。打越に「たたかい」に戻るかなという感じなくもないですが、そこまでナーバスになることないと思います。

    「 難問題に遭遇もして」、「スターウォーズ」はいつもそうでしたね。「インターネットは時に厄介」、それはそうですが。短句もまた(あるいは短句だからこそ)、77になっていればよいというのではなく、一句としてのも独立性が欲しいところです。治定句はその点クリアしてますね。

    お次をどうぞ。

    #17944 返信

    富士

    ルーチンを守り食する夏料理             嘉
     たたかいにある美学忘れじ             羅
    相棒は昔馴染みのチューバッカ            桃

    付け 候補

    元祖本舗と姦しいこと    富士
    難問題に遭遇もして
    インターネットは時に厄介

    雀羅様
    いつもありがとうございます。
    ご指導よろしくお願いいたします。  富士

    #17896 返信

    雀羅

    ■⑤歌仙「ポケットの」ナオ7  
    ∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂
    ⑤歌仙「ポケットの」        2018.6.2 起首

    ポケットの中に景色や更衣             雀羅
     卯波を蔵うコインロッカー            桃
    大陸に版画の行方追ひかけて           小波
     丘にのぼれば街の灯が見え           田助
    町をあげ歌へ踊れの月の宴             富士 月・秋
     背中に眠る児へは秋風              晴

    不受不施の寺の団栗転がり来          にゃん子
     百回噛めば満つるしあはせ            麦子
    昨日の歯医者の予約思ひ出し             富
     心変はりを責めぬ夕風              小石
    お隣のフランソワーズはうちのタマ          桃
     感謝祭から太り始める               羅 
    眠らざる街にファミレス冬の月            富 月・冬
     若者あまた雪に彷徨ひ               波
    高々と角笛鳴らす妖精王               桃
     文士劇にもギャラが出ていた            羅
    フラッシュの残像の中花吹雪く          和嘉子
     朝市の雲丹啜る熟年               富
    ナオ
    鐘霞む漫ろ歩きの壱岐の島              鈴代
     何を決めるも四柱推命               に
    切り開く定めの先にあるものは            富
     正露丸を船の暮らしに               羅
    ルーチンを守り食する夏料理             嘉
     たたかいにある美学忘れじ             羅
    相棒は昔馴染みのチューバッカ            桃

    ○こちら見てみたらいくつも付句が出ていまして、捨てるのは惜しい句ばかりでしたので全部頂きました。一切手を加えなくてもぴったりハマるなんてのは珍しいです。このところの真夏日続きもあって、ドドッと頂きました。「チューバッカ」というのは「スターウォーズ」に出て来た大猿のような律儀な戦士でしたね。

    どうぞ。雑で短句です。

    #17879 返信

    ナオ
    鐘霞む漫ろ歩きの壱岐の島              鈴代
     何を決めるも四柱推命               に
    付け
     相棒は昔馴染みのチューバッカ    桃
     流行語大賞候補囁かれ
     相性の悪い二人が添い遂げる

    よろしくお願いします
     

    #17865 返信

    和嘉子

    ナオ
    鐘霞む漫ろ歩きの壱岐の島  鈴代 
     何を決めるのも四柱推命  に


    向日葵の高きを以て迷路成し
    ルーチンを守り食する夏料理  和嘉子

    よろしくお願い致します。

    #17837 返信

    富士

    ナオ
    鐘霞む漫ろ歩きの壱岐の島              鈴代
     何を決めるも四柱推命               に

    ナオ3候補

    切り開く定めの先にあるものは           富士
    高速艇うごめく影を縫うて航行

    雀羅様いつもお世話になります。ご治定ありがとうございます。
    宜しくお願いいたします。

    #17822 返信

    雀羅

    ■⑤歌仙「ポケットの」ナオ2治定  
    ∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂
    ⑤歌仙「ポケットの」        2018.6.2 起首

    ポケットの中に景色や更衣             雀羅
     卯波を蔵うコインロッカー            桃
    大陸に版画の行方追ひかけて           小波
     丘にのぼれば街の灯が見え           田助
    町をあげ歌へ踊れの月の宴             富士 月・秋
     背中に眠る児へは秋風              晴

    不受不施の寺の団栗転がり来          にゃん子
     百回噛めば満つるしあはせ            麦子
    昨日の歯医者の予約思ひ出し             富
     心変はりを責めぬ夕風              小石
    お隣のフランソワーズはうちのタマ          桃
     感謝祭から太り始める               羅 
    眠らざる街にファミレス冬の月            富 月・冬
     若者あまた雪に彷徨ひ               波
    高々と角笛鳴らす妖精王               桃
     文士劇にもギャラが出ていた            羅
    フラッシュの残像の中花吹雪く          和嘉子
     朝市の雲丹啜る熟年               富
    ナオ
    鐘霞む漫ろ歩きの壱岐の島              鈴代
     何を決めるも四柱推命               に

    ○「壱岐の島」は鬼の伝承のあるところですから、陰陽五行や、四柱推命など、日々の吉凶に敏感になる人物につないでみるというのは無理のない連想だと思います。「好きではないが嫌いでもない」、こういうフレーズは何にでもつきますが、ちょっと前句からは離れているように思います。

    おつぎをどうぞ。

    #17814 返信

    にゃん子

    昨日に続いて遅い時間に申し訳ありません。

    鐘霞む漫ろ歩きの壱岐の島

    付け

    ◎好きではないが嫌いでもない
    ◎何を決めるも四柱推命

    #17768 返信

    雀羅

    ■にゃん子さん失礼しました。

    フラッシュの残像の中花吹雪く          和嘉子
     朝市の雲丹啜る熟年               富

    ◎かりそめの色を楽しむシャボン玉
    ◎仔猫抱く夢二美人のような人

    まさかこんな時間に付句する人いるとは思いませんでしたので、そのままアップしてしまいました(^^) にゃん子さんもサッカー見てましたね。頂いた「シャボン玉」句、一句として綺麗な句ですが、打越の「花吹雪」と「しゃぼん玉」は空中に浮遊するものとして通じるものあるかも知れません。ふくらんでいる最中、なら同じというわけではないですが。

    「夢二美人」の方、「雲丹を啜った」口をぬぐわないで仔猫抱いている・・・熟女の凄みがあって、まさに俳諧です。連句の付句は意表を突く意外性も大事なポイントになりますが、ここは前便治定句「壱岐の島」の穏やかな情景描写でいってみましょうか。

    ではおやすみなさい。

    #17767 返信

    雀羅

    ■⑤歌仙「ポケットの」ナオ2治定  
    ∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂
    ⑤歌仙「ポケットの」        2018.6.2 起首

    ポケットの中に景色や更衣             雀羅
     卯波を蔵うコインロッカー            桃
    大陸に版画の行方追ひかけて           小波
     丘にのぼれば街の灯が見え           田助
    町をあげ歌へ踊れの月の宴             富士 月・秋
     背中に眠る児へは秋風              晴

    不受不施の寺の団栗転がり来          にゃん子
     百回噛めば満つるしあはせ            麦子
    昨日の歯医者の予約思ひ出し             富
     心変はりを責めぬ夕風              小石
    お隣のフランソワーズはうちのタマ          桃
     感謝祭から太り始める               羅 
    眠らざる街にファミレス冬の月            富 月・冬
     若者あまた雪に彷徨ひ               波
    高々と角笛鳴らす妖精王               桃
     文士劇にもギャラが出ていた            羅
    フラッシュの残像の中花吹雪く          和嘉子
     朝市の雲丹啜る熟年               富
    ナオ
    鐘霞む漫ろ歩きの壱岐の島              鈴代

    ○「壱岐の島」での「朝市」、其場(そのば)の付け、という持って行き方ですね。いかにもこういうことありそうです。

    桃さん、そうですね、「うにこうる」は「ユニコーン」からの変化でしょうね。『柳多留』に「持参金うにこうるまでのんだつら」というのがあります。「ユニコーン」は想像上の獣なのでこれの角があるわけはないですが、アザラシに長い角がついたようなイッカク(イッカククジラ)の牙がこれにあたるようで、高価な薬剤として捕らえられたようです。『柳多留』句は、「うにこうる」の角(=イッカクの牙」)は疱瘡を治す薬として流通していたことがわかります。「たいそうな持参金でやって来たあの嫁のアバタはうにこうるの厄介になったんだろうな」という江戸人の辛辣な観察眼です。

    お次をどうぞ。雑の短句です。

    サッカーセネガル戦、日本頑張りましたね。2回追いついている粘りが素晴らしい。ではお休みなさい。

    #17764 返信

    にゃん子

    朝市の雲丹啜る熟年

    付け

    ◎かりそめの色を楽しむシャボン玉
    ◎仔猫抱く夢二美人のような人

    #17745 返信

    お話の「うにこうる」の元はユニコーンでございますね。
    鎖国していても、こうした外来語が伝わっていることに感銘いたしました。 桃

    #17727 返信

    鈴代

    フラッシュの残像の中花吹雪く          和嘉子
    朝市の雲丹啜る熟年               富
    ナオ
    鐘霞む漫ろ歩きの壱岐の島      鈴代

    宜しくお願い致します。

    #17691 返信

    雀羅

    ■⑤歌仙「ポケットの」ウ12治定  
    ∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂
    ⑤歌仙「ポケットの」        2018.6.2 起首

    ポケットの中に景色や更衣             雀羅
     卯波を蔵うコインロッカー            桃
    大陸に版画の行方追ひかけて           小波
     丘にのぼれば街の灯が見え           田助
    町をあげ歌へ踊れの月の宴             富士 月・秋
     背中に眠る児へは秋風              晴

    不受不施の寺の団栗転がり来          にゃん子
     百回噛めば満つるしあはせ            麦子
    昨日の歯医者の予約思ひ出し             富
     心変はりを責めぬ夕風              小石
    お隣のフランソワーズはうちのタマ          桃
     感謝祭から太り始める               羅 
    眠らざる街にファミレス冬の月            富 月・冬
     若者あまた雪に彷徨ひ               波
    高々と角笛鳴らす妖精王               桃
     文士劇にもギャラが出ていた            羅
    フラッシュの残像の中花吹雪く          和嘉子
    朝市の雲丹啜る熟年               富
    ナオ

    ○前句の状況とどう付いているのか、と思われるところもありますが、面白い付けだと思います。連句で「面白い」というのは、付筋やストーリーがはっきり見える、というだけでなく、前句と付句の取り合わせによってどのような味わい(ケミストリー)が生まれているか、と幅広く鑑賞することで連句の作品としての豊かさが備わっていることを言います。

    治定句、朝市でこんなものを啜って吟味する「熟年」がいいですね。「どんたくの街避けて地下鉄」「 竹秋を抜け祝のホテルに」も付かなくはないですが、治定句イチオシ。

    ちなみに、「うに」に江戸小咄があります。ある医者がお城にあがって酒とうにを供され、「うまいものでござるな」。「ようやっと手に入れたが、これの角はよく利く毒消しでござる」。当時は一角獣のことを「うにこおる」といってその角は解熱剤として卓効があると思われていました。「うに」と「うにこおる」を散り違えているおかしさです。柳多留には「踊子のはなしおおきなうにこうる」とありますが、この場合の「うにこうる」はウソ、いつわり。

    ではもう一句春です。

    #17656 返信

    富士

    文士劇にもギャラが出ていた            羅
    フラッシュの残像の中花吹雪く          和嘉子

    付け候補 

    朝市の雲丹啜る熟年     富士
    どんたくの街避けて地下鉄
    竹秋を抜け祝のホテルに

    宜しくお願いいたします。

    #17325 返信

    雀羅

    ■⑤歌仙「ポケットの」ウ11治定  
    ∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂
    ⑤歌仙「ポケットの」        2018.6.2 起首

    ポケットの中に景色や更衣             雀羅
     卯波を蔵うコインロッカー            桃
    大陸に版画の行方追ひかけて           小波
     丘にのぼれば街の灯が見え           田助
    町をあげ歌へ踊れの月の宴             富士 月・秋
     背中に眠る児へは秋風              晴

    不受不施の寺の団栗転がり来          にゃん子
     百回噛めば満つるしあはせ            麦子
    昨日の歯医者の予約思ひ出し             富
     心変はりを責めぬ夕風              小石
    お隣のフランソワーズはうちのタマ          桃
     感謝祭から太り始める               羅 
    眠らざる街にファミレス冬の月            富 月・冬
     若者あまた雪に彷徨ひ               波
    高々と角笛鳴らす妖精王               桃
     文士劇にもギャラが出ていた            羅
    フラッシュの残像の中花吹雪く          和嘉子

    ○舞台の陶酔を描いて自然だと思います。昔見た太地喜和子と平幹二郎の『近松心中物語』の道行き場面のはあれは花吹雪だったのか雪が降っていたのか時々記憶があやしくなります。記憶が加工されるからですが、実際の舞台は舞台として、もうどっちでもいいような気もします。「人波に委ね流るる花衣」、これも面白い花の句ですね。

    桃さん、20数年前のことですが、『電脳連句で遊ぶーヂイとアンナのパソコン通信』(三省堂)の辻アンナさんと東明雅先生と一座しました折、アンナさんが「読み返す宍戸梅軒くさり鎌」という付けをなさった時、先生が「呼び返す宍戸梅軒くさり鎌」だったらどうなんでしょうと仰って、いたく感銘を受けたこと記憶しています。「読み返す」は本という枠の中のことですが、「呼び返す」とすると「宍戸梅軒」が現前します。句は一字で変わりますね。

    ではお次をどうぞ。春の短句です。

    #17322 返信

    和嘉子

    高々と角笛鳴らす妖精王  桃
          文士劇にもギャラが出ていた  羅

         付け
         フラッシュの残像の中花吹雪く  和嘉子
         人波に委ね流るる花衣  

         宜しくお願い致します。
       

    #17176 返信

    眠らざる街にファミレス冬の月            富 月・冬
     若者あまた雪に彷徨ひ               波
    高々と角笛鳴らす妖精王               桃
     文士劇にもギャラが出ていた            羅

    「記事」や「映画」や「舞台」で付句することへの質問に付けでお示しくださって
    ありがとうございます。
    そうめんをゆでる時、お鍋が吹きこぼれる手前の差し水のような効果でしょうか。
    タイミングについてよく考えてみたいです。また
    ワクにおさめてしまうということもさらに考えていきたいと思います。

    #17147 返信

    雀羅

    ■⑤歌仙「ポケットの」ウ10治定  
    ∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂
    ⑤歌仙「ポケットの」        2018.6.2 起首

    ポケットの中に景色や更衣             雀羅
     卯波を蔵うコインロッカー            桃
    大陸に版画の行方追ひかけて           小波
     丘にのぼれば街の灯が見え           田助
    町をあげ歌へ踊れの月の宴             富士 月・秋
     背中に眠る児へは秋風              晴

    不受不施の寺の団栗転がり来          にゃん子
     百回噛めば満つるしあはせ            麦子
    昨日の歯医者の予約思ひ出し             富
     心変はりを責めぬ夕風              小石
    お隣のフランソワーズはうちのタマ          桃
     感謝祭から太り始める               羅 
    眠らざる街にファミレス冬の月            富 月・冬
     若者あまた雪に彷徨ひ               波
    高々と角笛鳴らす妖精王               桃
     文士劇にもギャラが出ていた            羅

    ○桃さん、「記事」や「映画」や「舞台」で付句することを一括りに好ましくないと申したつもりではないのです。難しい面倒な前句はこのフレームに落とし込めば大抵付いてしまうことから、安易にパターン化し易いので気を付けたいというのが主意です。拙句「劇」を出してみましたが、どうでしょうか。

    富士さん、俳句の切れに照応するのは連句では前句と付句の取り合わせです。俳句は垂直方向に、連句は水平方向に取り合わせします。もっと言えば、俳句は一句立ちの連句である、ということも出来ます。これは私の創唱ではなく賀雀庵四世片山多伽夫先生の書かれていたアイデアです。

    次は花の句です。どうぞ。

    #17129 返信

    付け

    高々と角笛鳴らす妖精王   桃

    これは「映画」にしてしまった付けなのか、よくわからないまま付けさせていただきました。
    よろしくお願いします。

    #17113 返信

    富士

    雀羅様

    いつもご指導を有難うございます・
    そうでした!いつも連句は俳句とどこかが違うとは思っていましたが、
    謎がやっと解けました。俳句は一句の中に切れを入れるを実践してきましたが、連句は逆だったのですね。
    それに気づかねばいけませんでしたね。
    これからは心したいと思います。
    勉強させていただき有難うございました。  富士

    #17021 返信

    雀羅

    ■⑤歌仙「ポケットの」ウ8治定  
    ∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂
    ⑤歌仙「ポケットの」        2018.6.2 起首

    ポケットの中に景色や更衣             雀羅
     卯波を蔵うコインロッカー            桃
    大陸に版画の行方追ひかけて           小波
     丘にのぼれば街の灯が見え           田助
    町をあげ歌へ踊れの月の宴             富士 月・秋
     背中に眠る児へは秋風              晴

    不受不施の寺の団栗転がり来          にゃん子
     百回噛めば満つるしあはせ            麦子
    昨日の歯医者の予約思ひ出し             富
     心変はりを責めぬ夕風              小石
    お隣のフランソワーズはうちのタマ          桃
     感謝祭から太り始める               羅 
    眠らざる街にファミレス冬の月            富 月・冬
      若者あまた雪に彷徨ひ               波
    (若者あまた彷徨へる記事)原句

    ○付句には付いている句と付かなくはない句というのがあります。この二つを合わせると結局は何でも付いてしまいます。これは一種の落とし穴です。付句の設定を「記事」や「映画」や「舞台」にしますとジョーカーのようにどんな前句でもうまいことしのいでしまいますが、これでつないでゆくとリアル感が希薄になります。そんなわけで冬三句になりますが「雪に彷徨ひ」として頂きたいと思います。日露戦争前200人近い兵士が死んだ青森の雪の八甲田行軍などちらと思い出させますね。
      
    では雑の長句どうぞ。

    #17012 返信

    小波

    感謝祭から太り始める              羅 
    眠らざる街にファミレス冬の月           富

     若者あまた彷徨へる記事             波

    #17004 返信

    雀羅

    ■⑤歌仙「ポケットの」ウ7治定  
    ∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂
    ⑤歌仙「ポケットの」        2018.6.2 起首

    ポケットの中に景色や更衣             雀羅
     卯波を蔵うコインロッカー            桃
    大陸に版画の行方追ひかけて           小波
     丘にのぼれば街の灯が見え           田助
    町をあげ歌へ踊れの月の宴             富士 月・秋
     背中に眠る児へは秋風              晴

    不受不施の寺の団栗転がり来          にゃん子
     百回噛めば満つるしあはせ            麦子
    昨日の歯医者の予約思ひ出し             富
     心変はりを責めぬ夕風              小石
    お隣のフランソワーズはうちのタマ          桃
      感謝祭から太り始める              羅 
    眠らざる街にファミレス冬の月           富
    (眠らざる街のファミレス冬満月)原句

    ○富士さんの付句は俳句の独立句に近い形を取る傾向ありますね。連句の場合(発句・脇・第三・挙句)以外は平句といって、切れを入れずに詠みます。「片付かぬことばかりなり/月凍つる」も切れの入った句です。「 月冴ゆる/思考だんだん動き出し」も活用語の終止形を上五においた俳句になりますね。色々お試し下さい。

    お次をどうぞ。

    #16974 返信

    富士

    お隣のフランソワーズはうちのタマ         桃
      感謝祭から太り始める              羅

    付け 
    片付かぬことばかりなり月凍つる    富士
    眠らざる街のファミレス冬満月
    月冴ゆる思考だんだん動き出し

    夜の睡眠のお邪魔になりませんように。宜しくお願いいたします。

    #16960 返信

    雀羅

    ■⑤歌仙「ポケットの」ウ6治定  
    ∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂
    ⑤歌仙「ポケットの」        2018.6.2 起首

    ポケットの中に景色や更衣             雀羅
     卯波を蔵うコインロッカー            桃
    大陸に版画の行方追ひかけて           小波
     丘にのぼれば街の灯が見え           田助
    町をあげ歌へ踊れの月の宴             富士 月・秋
     背中に眠る児へは秋風              晴

    不受不施の寺の団栗転がり来          にゃん子
     百回噛めば満つるしあはせ            麦子
    昨日の歯医者の予約思ひ出し             富
     心変はりを責めぬ夕風              小石
    お隣のフランソワーズはうちのタマ         桃
      感謝祭から太り始める              羅 
     
    ○放し飼いされているちゃっかり猫ちゃんは、いくつも帰る家のある子いますね。それぞれの家で違う名前を持ってたりして。拙宅にも内猫の他に以前そんな猫いまして、「ゆうや」と呼んでました。樹木希林さんのご主人の内田裕也さんのつもりで。いつのまにか居なくなりました。

    次も冬で。月を入れても結構です。

    #16951 返信

    面白くないのもすきなのですが
    めげずに付けさせていただきます。

    お隣のフランソワーズはうちのタマ  桃

    #16827 返信

    雀羅

    ■訂正です。

    前便、「連句のルールも杓子定規や拡大解釈句の自縄自縛(無縄自縛)に陥らず」と書きましたのは、【拡大解釈句の】→【拡大解釈の】です。連句のルール(式目)についていろんな運用の仕方考え方はあっていいと思いますが、外に向かってこれが式目であると打ち出す際には、これまでの伝統や典拠との関係を明示しながら説明出来ればと思います。そのような話題になればここでもなるべくそうした方向でお話していきたいと思います。

    #16819 返信

    雀羅

    ■⑤歌仙「ポケットの」ウ4治定  
    ∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂
    ⑤歌仙「ポケットの」        2018.6.2 起首

    ポケットの中に景色や更衣             雀羅
     卯波を蔵うコインロッカー            桃
    大陸に版画の行方追ひかけて           小波
     丘にのぼれば街の灯が見え           田助
    町をあげ歌へ踊れの月の宴             富士 月・秋
     背中に眠る児へは秋風              晴

    不受不施の寺の団栗転がり来          にゃん子
     百回噛めば満つるしあはせ            麦子
    昨日の歯医者の予約思ひ出し             富
      心変はりを責めぬ夕風             小石
    (心変はりを責めぬ鷹揚)原句

    ○「心変はりを責めぬ・・」という入り方、いいですね。「鷹揚」は「責めぬ」と同義ですからこれは省けますね。責めないのを前句のお医者さんにすると足踏みですから、人ではなく「夕風」のようなものにしてみたらどうでしょうか。

    「柱の傷は猫の爪とぎ 桃」、柱の傷を猫に結ぶのはハズしが入って面白いです。「カードの数で出来るトランプ」、それはそうだなと思います。余り面白くない(^^)。

    桃さん、そうですね、連句のルールも杓子定規や拡大解釈句の自縄自縛(無縄自縛)に陥らず、いい句を生かそうとなった時は「例外のないルールはない」の知恵を大いに働かせるということですね。蕉風の実践、そして原田曲斎が後付けしていることはそういうことなのでしょう。

    どうぞ。

    #16812 返信

    小石

      百回噛めば満つるしあはせ   麦子
    昨日の歯医者の予約思ひ出し   富

    付け
     心変はりを責めぬ鷹揚  小石

    #16809 返信

    付け
    柱の傷は猫の爪とぎ   桃
    カードの数で出来るトランプ

    末席から物申して失礼しました
    お心寛やかにありがとうございました。
    異何何の越不嫌という「例外のないルールはない」の式目の行き方は
    いつも魅力を感じます。
    遮断しないで浸透膜のように行き来きできる自由自在を
    勉強したいです。

    #16764 返信

    雀羅

    ■⑤歌仙「ポケットの」ウ3治定  
    ∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂
    ⑤歌仙「ポケットの」        2018.6.2 起首

    ポケットの中に景色や更衣             雀羅
     卯波を蔵うコインロッカー            桃
    大陸に版画の行方追ひかけて           小波
     丘にのぼれば街の灯が見え           田助
    町をあげ歌へ踊れの月の宴             富士
     背中に眠る児へは秋風              晴

    不受不施の寺の団栗転がり来          にゃん子
     百回噛めば満つるしあはせ            麦子
    昨日の歯医者の予約思ひ出し             富
    (昨日の歯医者の予約忘れたる)原句

    ○終わった予約でしたら「忘れたる」より「思いだし」の方でしょうかね。百回も噛むくらい厳密で几帳面なところもあるのに大事なところでポカンとしてしまうんですね。私も3度は歯医者さんの予約すっぽかしています。すぐ謝りますが、ヘンに優しいのがコワイです(^^;)

    「本当はすぐそこにゐる青い鳥」、「しあわせ」が前にあるとこういう連想も自然です。ただわりとよくあるパターンです。連句はパターンで妥協しないことが大事です。「失敗を重ね重ねてまだ生きる」、ちょっとマットウ過ぎますね。遠慮無くどんどんお出し下さい。

    「不受不施」、私も勉強させて貰いましたが、日蓮宗といっても沢山に枝分かれしていて、一括りした言い方は出来ないということに気付かされます。ネットで調べているうちにこれはちゃんと経典を読んでみたいという気になり『真訓両講妙法蓮華経並開結』(平楽寺書店版)という経典を求めました。親鸞や空海等今まで経験したものとは別種の雰囲気、オーラ、文体を持っていて新鮮です。宮沢賢治が法華経信者としてこの経典の、にぎやかで、燦めくような、そして髙調子な、イメージと言葉の奔逸に身を委ねたよろこびが分かる気がします。

    さっき時鳥が啼いて通りました。では休みます。お次は雑の短句です。

    #16754 返信

    富士


    不受不施の寺の団栗転がり来          にゃん子
     百回噛めば満つるしあはせ            麦子

    付け
    本当はすぐそこにゐる青い鳥        富士
    昨日の歯医者の予約忘れたる
    失敗を重ね重ねてまだ生きる

    雀羅様、懲りずにまた出させていただきます。いつもご指導有難うございます。
     不受不施の寺。。。日蓮宗の一派と辞書にありましたので、富士山に近い山梨県のお寺と勘違いしました。
     連句とは難しいものですね!宜しくお願いいたします。

    #16747 返信

    麦子

    背なの子と空き腹、全然気づきませんでした。ごめんなさい。お捌きにおまかせします。

    #16746 返信

    雀羅

    ■桃さん、よいご指摘有難うございます。意識しないといけないところなのに、スルーしてました。

     背中に眠る児へは秋風              晴

    不受不施の寺の団栗転がり来          にゃん子
     百回噛めば満つる空き腹             麦子

    「背中」と「(空き)腹」は肢体の打越ではないかということ、その通りで、ここは気にすべきところだと思います。ただ、折角ですから書いてみますと、桃さんもご存じだろうと思いますが、芭蕉連句の句数去嫌を精緻に研究した原田曲斎でしたらこの辺り“異支体越不嫌”という蕉風寛制を持ち出すのではないかと思います。『芭蕉連句集』(岩波文庫)にあります歌仙「其にほひ」から、

      かご作るそばにあぶなく目をふさぎ    桃鯉
       松葉の埃(ゴミ)のにゆる鍋蓋      翁
      雉子笛を首に懸たる狩の供         仝

    の例を帰納し、「目」と「首」という「異支体」は打越にあっても構わないと一般論を導き出しています。う~ん、です。しかし、それはそれとしてこの三句の渡り、肢体の打越など小さなものに思わせるくらい素晴らしい付合です。

    というわけで、こちらの「肢体の打越」は手を入れさせて貰います。

    ■⑤歌仙「ポケットの」ウ2治定  
    ∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂
    ⑤歌仙「ポケットの」        2018.6.2 起首

    ポケットの中に景色や更衣             雀羅
     卯波を蔵うコインロッカー            桃
    大陸に版画の行方追ひかけて           小波
     丘にのぼれば街の灯が見え           田助
    町をあげ歌へ踊れの月の宴             富士
     背中に眠る児へは秋風              晴

    不受不施の寺の団栗転がり来          にゃん子
     百回噛めば満つるしあはせ            麦子

    ○ともかくもこの「百回噛めば」は気に入りましたが、「アミラーゼ満ち」などとするとまるで牛の反芻胃のようですし、麦子さん、治定句のようにおゆるし下さい。

    ではこれにどうぞ。

    #16740 返信

    ごめんください
    「腹」と「背」の肢体の打越は気になさいませんか。

    #16706 返信

    雀羅

    ■⑤歌仙「ポケットの」ウ2治定  
    ∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂
    ⑤歌仙「ポケットの」        2018.6.2 起首

    ポケットの中に景色や更衣             雀羅
     卯波を蔵うコインロッカー            桃
    大陸に版画の行方追ひかけて           小波
     丘にのぼれば街の灯が見え           田助
    町をあげ歌へ踊れの月の宴             富士
     背中に眠る児へは秋風              晴

    不受不施の寺の団栗転がり来          にゃん子
     百回噛めば満つる空き腹             麦子

    ○この付け、そこはかとないおかしみありますね。「不受不施派」の厳格な生活指導をする人の、良く噛んで食べる「100回」を見張っているような厳密さに滑稽味あります。連句鑑賞の可能性を探っているだけですので、「不受不施派」への法謗の意図はございません。

    「山上池は禁漁区なり 富士」、これもよく付いています。「禁漁区」に「不受不施」の禁忌に通うものがあります。「突と現る富士の全容」、「不受不施」は京都・岡山などのイメージありますが、私の知識不足で付いていけてないだけかも知れません。「新幹線は二号車と決め」、何故「二号車」なのか。このこだわりの強さに前句「不受不施」への連想があります。

    ではお次をどうぞ。

    #16684 返信

    富士

    歌仙「ポケットの」

     背中に眠る児へは秋風              晴

    不受不施の寺の団栗転がり来          にゃん子
    (不受不施の寺の団栗転がって)原句

    ウ2句候補 
     山上池は禁漁区なり    富士
     突と現る富士の全容
     新幹線は二号車と決め
    雀羅様添削と治定有難うございました。またご指導宜しくお願いいたします。

    #16682 返信

    麦子


    不受不施の寺の団栗転がり来          にゃん子

    付け
     百回噛めば満つる空き腹    麦子

    #16674 返信

    雀羅

    ■⑤歌仙「ポケットの」ウ1治定  
    ∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂
    ⑤歌仙「ポケットの」        2018.6.2 起首

    ポケットの中に景色や更衣             雀羅
     卯波を蔵うコインロッカー            桃
    大陸に版画の行方追ひかけて           小波
     丘にのぼれば街の灯が見え           田助
    町をあげ歌へ踊れの月の宴             富士
     背中に眠る児へは秋風              晴

    不受不施の寺の団栗転がり来          にゃん子
    (不受不施の寺の団栗転がって)原句

    ○「不受不施(派)」というのはネットで調べますと日蓮宗の中でも原理主義的な厳しさを持ったがんこな人々のようですが、世俗・権力と上手にお付き合いしている宗派のふるまいに首をかしげることの多い昨今、いっそ清々しい感じします。「転がって」の「て」留めは第三の留めと言われるものですので、治定句のようにさせて下さい。

    「ゆさゆさと呵々大笑の石榴の実」、「石榴」が「呵々大笑」するとは奇抜な描写です。割れた石榴の中を真っ赤な口中に見立てることも出来ますね。かなりシュールですが。「地芝居の濡れ場に携帯電話鳴り」、仰るように、打越の「歌へ踊れの月の宴」ぬい通うところあります。「瓜坊も大縄跳びにはいどうぞ 小石」、たのしい句です。

    どうぞ。雑の短句です。

    #16655 返信

    小石

    町をあげ歌へ踊れの月の宴  富士
     背中に眠る児へは秋風   晴

    付け

    瓜坊も大縄跳びにはいどうぞ  小石

    #16634 返信

    にゃん子

    打越の歌と踊りと地芝居が近いかなと思いました。
    もう一つ
    ◎不受不施の寺の団栗転がって

    #16632 返信

    にゃん子

    雀羅先生お帰りなさい。

    背中に眠る児へは秋風

    ウ ◎ゆさゆさと呵々大笑の石榴の実

    ◎地芝居の濡れ場に携帯電話鳴り

    #16546 返信

    雀羅

    ■⑤歌仙「ポケットの」6治定  
    ∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂
    ⑤歌仙「ポケットの」        2018.6.2 起首

    ポケットの中に景色や更衣             雀羅
     卯波を蔵うコインロッカー            桃
    大陸に版画の行方追ひかけて           小波
     丘にのぼれば街の灯が見え           田助
    町をあげ歌へ踊れの月の宴             富士
     背中に眠る児へは秋風              晴

    ○「最終列車を濡らす夜霧よ」はムードありますね。ただ打越の「街の灯」から「夜霧」まで三句夜分が続きますので(夜分三句続いてもよいという作法書もあるにはありますが)、夜分の句数は『十七季』557pの「句数去嫌」の整理にありますように二句が妥当と思います。「開けた窓から入る秋の蚊」も、前句と付句人物の位置関係に変化があります。治定句は、「月の宴」と距離感のある情景描写が面白いと思います。

    どうぞ。秋の長句です。

    #16544 返信

    井上晴

    あっという間に六月になってしまいました。 連句が始まっているのですね。お仲間に入れて下さいませ。秋の短句です。┌最終列車を濡らす夜霧よ」┌背中に眠る児へは秋風」┌開けた窓から入る秋の蚊」

    #16509 返信

    雀羅

    ■⑤歌仙「ポケットの」5治定  
    ∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂
    ⑤歌仙「ポケットの」        2018.6.2 起首

    ポケットの中に景色や更衣             雀羅
     卯波を蔵うコインロッカー            桃
    大陸に版画の行方追ひかけて           小波
     丘にのぼれば街の灯が見え           田助
    町をあげ歌へ踊れの月の宴             富士
    (町あげて歌へ踊れや月の宴)原句

    ○「月上げて野外ステージ今坩堝」の「坩堝」は「興奮の坩堝」といった使い方はしますが、単独だとちょっとこなれない感じします。「 黒猫の目だけが光り十三夜」は「光る十三夜」とすると平句らしいやわらかさが出ます。細かいことですが、ちょっとした言い回しの違いで連句が変わってきます。

    秋の短句をどうぞ。

    #16506 返信

    富士

    ポケットの中に景色や更衣             雀羅
     卯波を蔵うコインロッカー            桃
    大陸に版画の行方追ひかけて           小波
     丘にのぼれば街の灯が見え           田助

    付け候補
    月上げて野外ステージ今坩堝    富士
    町あげて歌へ踊れや月の宴
    黒猫の目だけが光り十三夜

    お久し振りです。ご指導お願いいたします。

    #16444 返信

    雀羅

    ■⑤歌仙「ポケットの」4治定  
    ∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂
    ⑤歌仙「ポケットの」        2018.6.2 起首

    ポケットの中に景色や更衣             雀羅
     卯波を蔵うコインロッカー            桃
    大陸に版画の行方追ひかけて           小波
     丘にのぼれば街の灯が見え           田助

    ○「虚」の句で始まりましたが、よんくめで実景に戻り、落ち着きました。別案「宿借るころは甃石(しきいし)も暮れ」「街の角々楽の奏され」も程がよいですが、治定句がすっきりしているように感じます。

    ご覧になっている方も、遠慮無く、思い切って付句してみて下さい。

    次は「月」を詠みます。夏でも秋でもどちらでも、長句です。

    #16438 返信

    田助

     卯波を蔵うコインロッカー            桃
    大陸に版画の行方追ひかけて           小波
    (一枚の版画の行方追ひかけて)

     付け(4句目候補)
     丘にのぼれば街の灯が見え      田助
     宿借るころは甃石(しきいし)も暮れ
     街の角々楽の奏され

    お捌き宜しくお願いいたします。

    #16218 返信

    雀羅

    ■⑤歌仙「ポケットの」第三治定  

    ∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂
    ⑤歌仙「ポケットの」        2018.6.2 起首

    ポケットの中に景色や更衣             雀羅
     卯波を蔵うコインロッカー            桃
    大陸に版画の行方追ひかけて           小波
    (一枚の版画の行方追ひかけて)

    ○発句「ポケットの」の第三「一枚の」の「の」は繰り返さないというところに留意して頂きたいと思います。今日も暑い1日でした。

    四句目をどうぞ。

    #16215 返信

    小波

    ■⑤歌仙「ポケットの」        2018.6.2 起首
    ∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂

    ポケットの中に景色や更衣             雀羅
     卯波を蔵うコインロッカー            桃
       付
    一枚の版画の行方追ひかけて           小波

    #16010 返信

    卯波をお取り下さいましてありがとうございます。

    たいへんなご体験でしたが
    ほんとに無事にお戻りになってようございました。
    くれぐれもお大切に。

    #15967 返信

    雀羅

    ■⑤歌仙「ポケットの」        2018.6.2 起首
    ∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂∂

    ポケットの中に景色や更衣             雀羅
     卯波を蔵うコインロッカー            桃

    ○では脇を頂きます。大胆な脇句ですが、これも発句の鑑賞から来たものと思います。ポケットに手を入れ手を遊ばせるクセのある人は、着るものにより、季節により、ポケットの中の「景色」を様々に実感します。ポケットが少なくなる夏の更衣以降にはこの「景色」も大きく変化します。桃さんの脇句が実景句ではないイメージのひろがりで受けて下さったのは、こうした発句の微妙な思い入れに向き合われたからと思います。「コインロッカーの中にしまわれた卯波」、なんだか落ち着かないようなシュールなイメージですが、発句作者としてはこのご挨拶、満足しております。連句にはいろんな発句があり、いろんな脇句がある、ということですね。

    では第三をどうぞ。

    #15861 返信

    お邪魔します

    ポケットの中に景色や更衣      雀羅

    付け
      卯波を蔵うコインロッカー   桃

    #15774 返信

    雀羅

    ■6月になりました 

    ○5月の後半四国遍路に出ておりこちらすっかりご無沙汰してしまいました。20回目になるお遍路(区切打ち)の今回は41番(宇和島市)から53番(松山市)までの歩きでしたが、初日の歩きでいきなり31度の蒸し暑さの中、熱中症で両足が痙って硬直するというこれまでになかった経験に「撤退か」と思ったのはありますが、翌日からは順応出来て無事に帰りました。私にとってのお遍路の「功徳」の一つは歩きながら連句について考える(句を作る)時間を持てるということですが、又何かの形で発表もしてみたいと思っております。

    では又こちら連句の旅続けたいと思います。

    6月1日は小中高の一斉に「更衣」の時期ですので、この季語を発句に始めさせて頂きます。

      ポケットの中に景色や更衣      雀羅

      ニーチェには利(と)き耳のあり更衣 〃

    ○このどれかを選んで脇をお付け下さい。

    #13688 返信

    龍一

    雀羅さま、ありがとうございました。

    Bon Voyage !

    #13176 返信

    にゃん子

    ありがとうございました。
    道中のご無事をお祈り致します。
    にゃん子

    #13157 返信

    雀羅

    ☆★満尾④歌仙「飛行船」★★
    ♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭

    春風や空を漕ぎ出す飛行船         富士
     はなつめくさを敷き詰める丘       雀羅
    のどらかにパッチワークの針持ちて     鈴代
     もめん豆腐をあられ切りする       小石
    初雪を連れてきそうな月の顔        小波 月・冬
     煤竹売りに寄って来る犬         桃

    喧騒を逸れし辺りに家を借り        和嘉子
     土を友とし風と語らふ           富
    雀荘に誘われサボる中国語         可不可
     二時間目には食べる弁当         にゃん子 
    海の付くしこ名をすでに決めていて       羅
     いろこの宮へ帰るクリオネ          桃
    曼殊沙華沸き立つ赤を寂しとも         富
     道行照らす淡き月影             に 月・秋
    傷痕を内ふところに秋袷            代
     いっぽんどっこ唄うカラオケ        桃
    花ふぶくLEDの青色に            嘉
     下町工場胡蝶訪れ             羅
    ナオ
    留守番に問えば小僧は伊勢参         に
     宿の雑魚寝にふれる人肌          嘉
    山眠りあなたは既に遠い國            波
     銃を持たされくらやみに立つ        羅
    齢なり平衡感覚乱れたる           富
     紙ひこうきの抜ける鐘楼          羅
    園児らは月の兎を信じない          麦子 月・秋
     好きなおやつは薯のてんぷら        代
    赤い羽根つけて非番の消防士          に
     スタンダールはイタリアに生き       富
    コロラチュラソプラノ消えぬ夢の中      桃
     夜の女王たりし灰猫            羅
    ナウ
    荒野なる冬の扉を開け放つ          波
     旅を住処の覚悟新たに           桃
    筆太で禁酒と書いたわら半紙        あしび
      笑い話のたえぬとまり木          文伸
    花火師の闇に一礼花火果つ          に
     さばち料理に四万十の鮎         執筆

          2018.4.13 起首
          2018.5.15 満尾

    ○歌仙「飛行船」の巻満尾致しました。にゃん子さん、素敵な夏の正花有難うございます。にゃん子さんのお好きそうな食べ物挙句に出しておきました。

    私の方、明後日(17日)から四国へんろで歩いております。25日に戻る予定です。四万十のずっと先、41番「龍光寺」(宇和島)から53番「円明寺」(松山市)まで歩きます。帰りましたら又新しい連句を致しましょう。

    #13101 返信

    にゃん子

    場所取りの係り朝から花火待ち
    花火師の闇に一礼花火果つ

    #12977 返信

    雀羅

    ■④歌仙「飛行船」ナウ4治定     2018.4.13   起首
    ♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭
    春風や空を漕ぎ出す飛行船         富士
     はなつめくさを敷き詰める丘       雀羅
    のどらかにパッチワークの針持ちて     鈴代
     もめん豆腐をあられ切りする       小石
    初雪を連れてきそうな月の顔        小波 月・冬
     煤竹売りに寄って来る犬         桃

    喧騒を逸れし辺りに家を借り        和嘉子
     土を友とし風と語らふ           富
    雀荘に誘われサボる中国語         可不可
     二時間目には食べる弁当         にゃん子 
    海の付くしこ名をすでに決めていて       羅
     いろこの宮へ帰るクリオネ          桃
    曼殊沙華沸き立つ赤を寂しとも         富
     道行照らす淡き月影             に 月・秋
    傷痕を内ふところに秋袷            代
     いっぽんどっこ唄うカラオケ        桃
    花ふぶくLEDの青色に            嘉
     下町工場胡蝶訪れ             羅
    ナオ
    留守番に問えば小僧は伊勢参         に
     宿の雑魚寝にふれる人肌          嘉
    山眠りあなたは既に遠い國            波
     銃を持たされくらやみに立つ        羅
    齢なり平衡感覚乱れたる           富
     紙ひこうきの抜ける鐘楼          羅
    園児らは月の兎を信じない          麦子 月・秋
     好きなおやつは薯のてんぷら        代
    赤い羽根つけて非番の消防士          に
     スタンダールはイタリアに生き       富
    コロラチュラソプラノ消えぬ夢の中      桃
     夜の女王たりし灰猫            羅
    ナウ
    荒野なる冬の扉を開け放つ          波
     旅を住処の覚悟新たに           桃
    筆太で禁酒と書いたわら半紙        あしび
      笑い話のたえぬとまり木          文伸

    ○この「とまり木」は酒場にあるんでしょうか。止まっているのも小鳥と人と両方に見えるところが好都合な付句です。「 アフガンよりの若き連れ合い」、イスラムの戒律で育っているからこの「連れ合い」は飲酒に厳しいのですね。「 操縦席に揺れるお守り」、この禁酒札は操縦室に貼られれいるように読めます。「嘘を言い当て笑い止まらず 小石」、もっともらしい誓いの文字も、守れはしないと見切られてますね。

    ここまで来て、夏の句がないと気付きましたが、花と挙句を夏でやってみましょう。夏の正花ということで「花火」どうでしょうか。

    #12953 返信

    雀羅

    ■栃木県小山市の文伸さんから、以下の付けを頂きました。ケイタイではこちらのは入れないということで、代理で書き込みします。鑑賞はのちほど。 雀羅

    **************

    雀羅様

    ナウ二  旅を住処の覚悟新たに           桃
    ナウ三 筆太で禁酒と書いたわら半紙         あしび

    付け
    ナウ四 A アフガンよりの若き連れ合い 文伸 B 笑い話のたえぬとまり木 仝 C 操縦席に揺れるお守り 仝
    以上 よろしくお捌きください。 文伸

    #12918 返信

    小石

     旅を住処の覚悟新たに    桃
    筆太で禁酒と書いたわら半紙  あしび

    付け

     嘘を言い当て笑い止まらず  小石

    #12851 返信

    雀羅

    ■④歌仙「飛行船」ナウ3治定     2018.4.13   起首
    ♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭
    春風や空を漕ぎ出す飛行船         富士
     はなつめくさを敷き詰める丘       雀羅
    のどらかにパッチワークの針持ちて     鈴代
     もめん豆腐をあられ切りする       小石
    初雪を連れてきそうな月の顔        小波 月・冬
     煤竹売りに寄って来る犬         桃

    喧騒を逸れし辺りに家を借り        和嘉子
     土を友とし風と語らふ           富
    雀荘に誘われサボる中国語         可不可
     二時間目には食べる弁当         にゃん子 
    海の付くしこ名をすでに決めていて       羅
     いろこの宮へ帰るクリオネ          桃
    曼殊沙華沸き立つ赤を寂しとも         富
     道行照らす淡き月影             に 月・秋
    傷痕を内ふところに秋袷            代
     いっぽんどっこ唄うカラオケ        桃
    花ふぶくLEDの青色に            嘉
     下町工場胡蝶訪れ             羅
    ナオ
    留守番に問えば小僧は伊勢参         に
     宿の雑魚寝にふれる人肌          嘉
    山眠りあなたは既に遠い國            波
     銃を持たされくらやみに立つ        羅
    齢なり平衡感覚乱れたる           富
     紙ひこうきの抜ける鐘楼          羅
    園児らは月の兎を信じない          麦子 月・秋
     好きなおやつは薯のてんぷら        代
    赤い羽根つけて非番の消防士          に
     スタンダールはイタリアに生き       富
    コロラチュラソプラノ消えぬ夢の中      桃
     夜の女王たりし灰猫            羅
    ナウ
    荒野なる冬の扉を開け放つ          波
     旅を住処の覚悟新たに           桃
    筆太で禁酒と書いたわら半紙  あしび

    ○お遍路前の私の気持ちを言い当てられているようです。こころの「わら半紙」に書いてありますが、時々都合良く外れます。

    では花前をどうぞ。

    #12838 返信

    あしび

    筆太で禁酒と書いたわら半紙 あしび

    #12837 返信

    あしび

    筆太で禁酒と書いた紙を貼る あしび

    #12813 返信

    麦子

    ナウ
    荒野なる冬の扉を開け放つ          波
     旅を住処の覚悟新たに           桃
    付け
    蹴りあげる千金の脚持ちたれば   麦子
    原因を言っているでしょうか?

    #12408 返信

    雀羅

    ■④歌仙「飛行船」ナウ2治定     2018.4.13   起首
    ♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭
    春風や空を漕ぎ出す飛行船         富士
     はなつめくさを敷き詰める丘       雀羅
    のどらかにパッチワークの針持ちて     鈴代
     もめん豆腐をあられ切りする       小石
    初雪を連れてきそうな月の顔        小波 月・冬
     煤竹売りに寄って来る犬         桃

    喧騒を逸れし辺りに家を借り        和嘉子
     土を友とし風と語らふ           富
    雀荘に誘われサボる中国語         可不可
     二時間目には食べる弁当         にゃん子 
    海の付くしこ名をすでに決めていて       羅
     いろこの宮へ帰るクリオネ          桃
    曼殊沙華沸き立つ赤を寂しとも         富
     道行照らす淡き月影             に 月・秋
    傷痕を内ふところに秋袷            代
     いっぽんどっこ唄うカラオケ        桃
    花ふぶくLEDの青色に            嘉
     下町工場胡蝶訪れ             羅
    ナオ
    留守番に問えば小僧は伊勢参         に
     宿の雑魚寝にふれる人肌          嘉
    山眠りあなたは既に遠い國            波
     銃を持たされくらやみに立つ        羅
    齢なり平衡感覚乱れたる           富
     紙ひこうきの抜ける鐘楼          羅
    園児らは月の兎を信じない          麦子 月・秋
     好きなおやつは薯のてんぷら        代
    赤い羽根つけて非番の消防士          に
     スタンダールはイタリアに生き       富
    コロラチュラソプラノ消えぬ夢の中      桃
     夜の女王たりし灰猫            羅
    ナウ
    荒野なる冬の扉を開け放つ          波
     旅を住処の覚悟新たに           桃

    ○「草庵に暫く居ては打やぶり」(「市中は」)を思わせる気迫です。「認証式に馬車で駆けつけ あしび」、謡曲「鉢木」で佐野源左衛門常世が「いざ鎌倉」とはせ参じた時の乗り物は痩せ馬でしたが、こちらは馬車。「認証式」は天皇が国務大臣を認証す儀式で昔は「除目(じもく)」と言われますが、春の除目は「県召(あがためし)」、秋の除目は「司召(つかさめし)し」でこれは歳時記にも載ります。「扉を開け放つ」が除目の日の晴れがましい気分にあっていると思います。

    うろおぼえで誰の作かを忘れましたが、中国の科挙の勉強のつらさと見事うかり官吏登用のよろこびの日を迎えた詩に、「寒夜の紅涙襟うるおす、除目の蒼天眼にあり」という一節があります。日本の上級公務員も科挙ほどではないにしても頑張って試験に通り国のために尽くしたいと初めは思ったはずですが、ただいまのお役人方が権力者の召使いになりはてている志の低さを見せつけられますと、「国のため」という「国」に国民は入っていないのかなとなさけない気持ちになります。どこかで気持ちを切り替えて頂かないと、もう先はありませんね。

    あしびさん、どうぞよろしく

    #12241 返信

    付け
    旅を住処の覚悟新たに  桃

    #12229 返信

    あしび

    認証式に馬車で駆けつけ

    #12208 返信

    雀羅

    ■④歌仙「飛行船」ナウ1治定     2018.4.13   起首
    ♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭
    春風や空を漕ぎ出す飛行船         富士
     はなつめくさを敷き詰める丘       雀羅
    のどらかにパッチワークの針持ちて     鈴代
     もめん豆腐をあられ切りする       小石
    初雪を連れてきそうな月の顔        小波 月・冬
     煤竹売りに寄って来る犬         桃

    喧騒を逸れし辺りに家を借り        和嘉子
     土を友とし風と語らふ           富
    雀荘に誘われサボる中国語         可不可
     二時間目には食べる弁当         にゃん子 
    海の付くしこ名をすでに決めていて       羅
     いろこの宮へ帰るクリオネ          桃
    曼殊沙華沸き立つ赤を寂しとも         富
     道行照らす淡き月影             に 月・秋
    傷痕を内ふところに秋袷            代
     いっぽんどっこ唄うカラオケ        桃
    花ふぶくLEDの青色に            嘉
     下町工場胡蝶訪れ             羅
    ナオ
    留守番に問えば小僧は伊勢参         に
     宿の雑魚寝にふれる人肌          嘉
    山眠りあなたは既に遠い國            波
     銃を持たされくらやみに立つ        羅
    齢なり平衡感覚乱れたる           富
     紙ひこうきの抜ける鐘楼          羅
    園児らは月の兎を信じない          麦子 月・秋
     好きなおやつは薯のてんぷら        代
    赤い羽根つけて非番の消防士          に
     スタンダールはイタリアに生き       富
    コロラチュラソプラノ消えぬ夢の中      桃
     夜の女王たりし灰猫            羅
    ナウ
    荒野なる冬の扉を開け放つ          波
    (試練てふ冬の扉を開け放つ)原句

    ○ナウ10「スタンダールはイタリアが好き」は打越に「好き」があり「スタンダールはイタリアに生き」とさせて下さい。彼の墓碑銘を思えばあながち不当でもないと思います。

    ではお次どうぞ。雑です。

    #12200 返信

    小波

    ■④歌仙「飛行船」ナウ1

    コロラチュラソプラノ消えぬ夢の中      桃
     夜の女王たりし灰猫            羅
    ナウ
       付
    試練てふ冬の扉を開け放つ          波
    善悪は入れ替りつつ冬の雷          〃    

    #12140 返信

    雀羅

    ■④歌仙「飛行船」ナオ12     2018.4.13   起首
    ♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭
    春風や空を漕ぎ出す飛行船         富士
     はなつめくさを敷き詰める丘       雀羅
    のどらかにパッチワークの針持ちて     鈴代
     もめん豆腐をあられ切りする       小石
    初雪を連れてきそうな月の顔        小波 月・冬
     煤竹売りに寄って来る犬         桃

    喧騒を逸れし辺りに家を借り        和嘉子
     土を友とし風と語らふ           富
    雀荘に誘われサボる中国語         可不可
     二時間目には食べる弁当         にゃん子 
    海の付くしこ名をすでに決めていて       羅
     いろこの宮へ帰るクリオネ          桃
    曼殊沙華沸き立つ赤を寂しとも         富
     道行照らす淡き月影             に 月・秋
    傷痕を内ふところに秋袷            代
     いっぽんどっこ唄うカラオケ        桃
    花ふぶくLEDの青色に            嘉
     下町工場胡蝶訪れ             羅
    ナオ
    留守番に問えば小僧は伊勢参         に
     宿の雑魚寝にふれる人肌          嘉
    山眠りあなたは既に遠い國            波
     銃を持たされくらやみに立つ        羅
    齢なり平衡感覚乱れたる           富
     紙ひこうきの抜ける鐘楼          羅
    園児らは月の兎を信じない          麦子 月・秋
     好きなおやつは薯のてんぷら        代
    赤い羽根つけて非番の消防士          に
     スタンダールはイタリアが好き       富
    コロラチュラソプラノ消えぬ夢の中      桃
     夜の女王たりし灰猫            羅
    ナウ

    ○脳天突き抜けるようなコロラチュラソプラノが夢中に弾けたら飛び起きるでしょうね。叫びの正体は「灰猫」だったと付けてみました。「灰猫」は灰色の猫ではなく、灰を付けた猫=「竈猫(かまどねこ)」の別称で冬の季語です。

    次も冬でどうぞ。

    #12059 返信

    付け
    デザートの頃にほんのりアマレット  桃
    コロラチュラソプラノ消えぬ夢の中

    よろしくお願いします。

    #12051 返信

    小石

    赤い羽根つけて非番の消防士   に
     スタンダールはイタリアが好き 富

    付け

    輪郭を曖昧にしてひくルージュ  小石

    #12043 返信

    小波

    ■④歌仙「飛行船」ナオ11

    赤い羽根つけて非番の消防士         に
     スタンダールはイタリアが好き       富

        付
    暗闇の逢瀬を選ぶ恋に落ち         波

    #11848 返信

    雀羅

    ■④歌仙「飛行船」ナオ10治定     2018.4.13   起首
    ♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭
    春風や空を漕ぎ出す飛行船         富士
     はなつめくさを敷き詰める丘       雀羅
    のどらかにパッチワークの針持ちて     鈴代
     もめん豆腐をあられ切りする       小石
    初雪を連れてきそうな月の顔        小波 月・冬
     煤竹売りに寄って来る犬         桃

    喧騒を逸れし辺りに家を借り        和嘉子
     土を友とし風と語らふ           富
    雀荘に誘われサボる中国語         可不可
     二時間目には食べる弁当         にゃん子 
    海の付くしこ名をすでに決めていて       羅
     いろこの宮へ帰るクリオネ          桃
    曼殊沙華沸き立つ赤を寂しとも         富
     道行照らす淡き月影             に 月・秋
    傷痕を内ふところに秋袷            代
     いっぽんどっこ唄うカラオケ        桃
    花ふぶくLEDの青色に            嘉
     下町工場胡蝶訪れ             羅
    ナオ
    留守番に問えば小僧は伊勢参         に
     宿の雑魚寝にふれる人肌          嘉
    山眠りあなたは既に遠い國            波
     銃を持たされくらやみに立つ        羅
    齢なり平衡感覚乱れたる           富
     紙ひこうきの抜ける鐘楼          羅
    園児らは月の兎を信じない          麦子 月・秋
     好きなおやつは薯のてんぷら        代
    赤い羽根つけて非番の消防士         に
     スタンダールはイタリアが好き       富

    ○スタンダールとイタリアの関係は濃密ですね。前句とはちょっと唐突なような感じもありますが、「羽根をつけた消防士」は、「魔笛」に出て来る鳥刺しパパゲーノみたいな剽軽なところあります。「 水平線は緩い曲線」、これは合うと思います。「 綿毛ふはふは行方追ひかけ」、前句は「羽根」ですので、そこを引っ張っている感じもあります。

    スタンダールの墓碑銘には「ミラノ人アッリゴ・ベイレ  書いた 愛した 生きた」と刻んであるそうですので、次は是非とも恋句でどうぞ。雑です。

    #11770 返信

    富士

    歌仙「飛行船」

    園児らは月の兎を信じない          麦子 月・秋
     好きなおやつは薯のてんぷら        代
    赤い羽根つけて非番の消防士       に
      
    ナオ10候補 

    スタンダールはイタリアが好き       富士
    水平線は緩い曲線
    綿毛ふはふは行方追ひかけ

    宜しくお願いいたします

    #11423 返信

    雀羅

    ■④歌仙「飛行船」ナオ9治定     2018.4.13   起首
    ♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭
    春風や空を漕ぎ出す飛行船         富士
     はなつめくさを敷き詰める丘       雀羅
    のどらかにパッチワークの針持ちて     鈴代
     もめん豆腐をあられ切りする       小石
    初雪を連れてきそうな月の顔        小波 月・冬
     煤竹売りに寄って来る犬         桃

    喧騒を逸れし辺りに家を借り        和嘉子
     土を友とし風と語らふ           富
    雀荘に誘われサボる中国語         可不可
     二時間目には食べる弁当         にゃん子 
    海の付くしこ名をすでに決めていて       羅
     いろこの宮へ帰るクリオネ          桃
    曼殊沙華沸き立つ赤を寂しとも         富
     道行照らす淡き月影             に 月・秋
    傷痕を内ふところに秋袷            代
     いっぽんどっこ唄うカラオケ        桃
    花ふぶくLEDの青色に            嘉
     下町工場胡蝶訪れ             羅
    ナオ
    留守番に問えば小僧は伊勢参         に
     宿の雑魚寝にふれる人肌          嘉
    山眠りあなたは既に遠い國            波
     銃を持たされくらやみに立つ        羅
    齢なり平衡感覚乱れたる           富
     紙ひこうきの抜ける鐘楼          羅
    園児らは月の兎を信じない          麦子 月・秋
     好きなおやつは薯のてんぷら        代
    赤い羽根つけて非番の消防士       に

    ○付句を前句に合わせますと、面白い味が出ますね。「消防士」の人物像が浮かび上がります。「消防士」というと体を張って火災現場に急行する頼もしいイメージがありますが、そのひとが「今日のおやつ」に強い関心を持ち、大人らしさと子供じみたこだわりの同居におかしみが生まれています。連句は前句と付句のこのような化学反応(ケミストリー)を楽しむ遊びです。

    「立札に猪注意と高速道」、「高速道」に「猪注意」の立札あるでしょうか。こんなところで「猪注意」と言われても、ですね。前句が「好きなおやつはかぼかぼちゃよりいも」とあれば、猪の好物ちなって付きますが、「てんぷら」ですので、頂いた付句見えにくい筋に入っています。

    ではお次は雑の短句です。付句は同じ平面上に動くだけでなく、「和洋・古今・軽重・男女・老少・虚実・・」と様々な対立軸の中にイメージを飛翔させて下さい。

    #11397 返信

    にゃん子

    ナオ8  好きなおやつは薯のてんぷら
     
      9  ◎赤い羽根つけて非番の消防士  
         ◎立札に猪注意と高速道          にゃん子

    #11371 返信

    雀羅

    ■④歌仙「飛行船」ナオ8治定     2018.4.13   起首
    ♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭
    春風や空を漕ぎ出す飛行船         富士
     はなつめくさを敷き詰める丘       雀羅
    のどらかにパッチワークの針持ちて     鈴代
     もめん豆腐をあられ切りする       小石
    初雪を連れてきそうな月の顔        小波 月・冬
      煤竹売りに寄って来る犬         桃

    喧騒を逸れし辺りに家を借り        和嘉子
     土を友とし風と語らふ           富
    雀荘に誘われサボる中国語         可不可
     二時間目には食べる弁当         にゃん子 
    海の付くしこ名をすでに決めていて       羅
     いろこの宮へ帰るクリオネ          桃
    曼殊沙華沸き立つ赤を寂しとも         富
     道行照らす淡き月影             に 月・秋
    傷痕を内ふところに秋袷            代
     いっぽんどっこ唄うカラオケ        桃
    花ふぶくLEDの青色に            嘉
     下町工場胡蝶訪れ             羅
    ナオ
    留守番に問えば小僧は伊勢参         に
     宿の雑魚寝にふれる人肌          嘉
    山眠りあなたは既に遠い國            波
     銃を持たされくらやみに立つ        羅
    齢なり平衡感覚乱れたる           富
     紙ひこうきの抜ける鐘楼          羅
    園児らは月の兎を信じない          麦子 月・秋
     好きなおやつは薯のてんぷら        代

    ○「薯」は「いも」と読ませますが、「さつまいも」か「やまいも」か、どちらでしょう。さつまいもならば「藷」と書きそうですし。長いもをスライスして揚げるのも美味しいですが、こどものおやつにはどうですかね。前句がこましゃくれた子どもですから、「おさつなんてダメ、てんぷらは長いもだよね」なんてマセたこと言いそうですね。ところで先日葱坊主のてんぷらも中々いいんですよという人がいてビックリしました。こんなもの食べられないと思いこんでいましたから。連句も又たくさんの思い込みから解放されないとほんとの自在境はやって来ないかも知れませんね。

    どうぞ、もう一句秋です。

    #11366 返信

    鈴代

    園児らは月の兎を信じない          麦子 月・秋

    好きなおやつは薯のてんぷら   鈴代

    #11313 返信

    雀羅

    ■④歌仙「飛行船」ナオ7治定     2018.4.13   起首
    ♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭♭
    春風や空を漕ぎ出す飛行船         富士
     はなつめくさを敷き詰める丘       雀羅
    のどらかにパッチワークの針持ちて     鈴代
     もめん豆腐をあられ切りする       小石
    初雪を連れてきそうな月の顔        小波 月・冬
      煤竹売りに寄って来る犬         桃

    喧騒を逸れし辺りに家を借り        和嘉子
     土を友とし風と語らふ           富
    雀荘に誘われサボる中国語         可不可
     二時間目には食べる弁当         にゃん子 
    海の付くしこ名をすでに決めていて       羅
     いろこの宮へ帰るクリオネ          桃
    曼殊沙華沸き立つ赤を寂しとも         富
     道行照らす淡き月影             に 月・秋
    傷痕を内ふところに秋袷            代
     いっぽんどっこ唄うカラオケ        桃
    花ふぶくLEDの青色に            嘉
     下町工場胡蝶訪れ             羅
    ナオ
    留守番に問えば小僧は伊勢参         に
     宿の雑魚寝にふれる人肌          嘉
    山眠りあなたは既に遠い國            波
     銃を持たされくらやみに立つ        羅
    齢なり平衡感覚乱れたる           富
     紙ひこうきの抜ける鐘楼          羅
    園児らは月の兎を信じない          麦子 月・秋

    ○「鐘楼」は宗教施設に吊されている鐘で、仏教寺院にもキリスト教会にも言います。「梵鐘」となると釈教です。そういう権威のあるものに対するいたずらをするのは、言い伝えをすなおに聞かないやんちゃな子どもで、前句「紙ひこうき」句によくマッチしています。

    「手遅れにならない恋に気がついて 桃」、起情の付けで、前句から恋句につなぐ力業です。この「紙ひこうき」には何か大事なことが書いてありそうです。少なくとも恋人同士のやりとりではないですね。

    では秋でどうぞ。

    #11308 返信

    付け

    手遅れにならない恋に気がついて    桃

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