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    皆さま、インターネット連句を始めます。捌には佛渕雀羅さんをお迎えしました。どなたでも投稿フォームより自由に参加できます。

    百韻「日月は」 2019.4.16起首

    日月は旅人なりぬ花に雪
    雀羅
    雀の子らの集う軒先
    古柏
    春の朝川柳欄を食卓に
    不映
    上司と似た名いつも見つける
    潮の香の導く先に海と空
    村宅
    丸太くり抜き翌に漕ぎ出す
    安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて
    あさ
    萩散る庵に残る足跡
    銀杏と君のしているイヤリング
    五帳面
    皿洗いつゝ下の名で呼ぶ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝
    あの石巻に似たる青空
    竜馬
    転生を信じて崖に夏花つみ
    みそっ歯の児の笑顔満開
    小石
    外つ国の言語行き交う先斗町
    脱出ゲーム知恵を出しあい
    包帯がしだいにほどけ大股に
    ゆかり
    ニッカボッカの北にはためく
    いっぷくに背ナを丸める暮の月
    足らぬ食材思うまなざし
    うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき
    こちにかしらを上げる老犬
    公園に似顔絵画きの春火桶
    明確にせぬ恋の行方は
    会いたいと思う気持ちがくやしくて
    着信通知見てはため息
    腰折れの気配はビットコインにも
    タラップ降りる頬に秋風
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船
    良夜を破るロックンロール
    花道の先にかすんでいる希林
    新入生の列を見守り
    目借時竿竹売りのこえとおく
    結露は垂れて文字となりける
    足元の大きな鼠おいはらい
    遅しといいてアミダ振向く
    かゞやける沖に傾きヨットの帆
    生れし浦磯出でぬわれから
    君とゆく観月橋に蝉の声
    転びたる妹(いも)負うて花野へ
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り
    足に履かせる古いそろばん
    駆け出して丘を走って未来へと
    カスタネットがいやだった頃
    受付のPepperくんが指す夕立
    俺は塩顔うん多分そう
    旧友と記念撮影桜島
    海老まよねーず
    よくろんぼとか示現流とか
    飛行する頭の下に春の雷
    ビニールハウス種蒔きを終え
    原つぱ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し
    コンソメスープ音をたてずに
    肉球と混凝土の生乾き
    監視カメラに残る映像
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ
    まなび直しの夜間中学
    理科室の人体模型くたびれる
    フラスココーヒーおとす冬の日
    雪焼の目元のしわの白々と
    国旗掲げてウイニングラン
    晴れやかに十二単の裾持ちて
    瓶のぞきてふ色に親しき
    喧騒を離れて在りし堀の月
    帰燕の糞に水輪ひろごる
    UFOの飛来を受ける稲の波
    母の形見の糠床を分け
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく
    下戸と上戸を足して二で割る
    テンポ良いボケつっこみに大笑い
    グリコの看板いつも夏シャツ
    麦子
    内股に彫りし名まえがぷるぷるで
     身請けの金をやっと手にして
    熊手掻き恋の落ち葉を集めては
    色のおちつく木守の月
    綻びのカーディガンからでる嚏
    もぎりの仕事スカラ座に得る
    はなびらの貼りつく傘のしづく切り
    蛙の付箋厚いゲラにも
    娘との約束をした野遊びに
    唐揚げマヨのおむすびが好き
    知命てふ文字書いてゐるひきこもり
    猫ぬくぬくと眠る傍ら
    薄明に芭蕉の巻葉とけそめて
    バイクの音の近付いて来る
    起きよとて地団駄踏んでいる兎
    フラメンコならちょっと自信が
    • ペンネームでもかまいません。
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100件の返信を表示中 - 101 - 200件目 (全1,572件中)
  • 投稿者
    返信
  • #46215 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と        さ

    ○コーヒーを口に運んでいる人の表情にカメラを向けました。理科の先生からがらりと人物が変わり、厳しい仕事、あるいは重たい日常を感じさせます。

    「ほろ苦がちょっと切ない風邪心地 芳」、「ほろ苦」だけですと前句によりかかった付けですが、中七下五でタメを利かせています。

    どうぞ。

    #46213 返信

    理科室の人体模型くたびれる 庵
    コーヒーフラスコおとす冬の日 に

    付け
    ほろ苦がちょっと切ない風邪心地

    宜しくお願い致します。

    #46212 返信

    あさ

    理科室の人体模型くたびれる    庵
     フラスココーヒーおとす冬の日  に

    付け
    雪焼の目元のしわの白々と

    #46210 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
      フラスココーヒーおとす冬の日        に

    ○アルコールランプも揃ってますから、理科室の実験器具で珈琲も飲めますね。うにさんはコーヒー通ですね。コロケーション辞典の『てにをは辞典』(三省堂)も「コーヒー」~「おとす」はないですが、プロはこの言葉使いますね。(コーヒーを)淹れる、点てる、作るではなく「おとす」というのでこの部屋の理科の先生はコーヒー党ということが分かります。

    ではお次をどうぞ。

    #46207 返信

    うに

    またやりました〜打越に“夜”が。書き直します。

    フラスココーヒーおとす冬の日

    #46206 返信

    うに

    まなび直しの夜間中学
    理科室の人体模型くたびれる

    付け
    フラスココーヒーおとす短夜

    #46158 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
     まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵

    ○最近どこぞの学校でホンモノの人骨標本と人間の脳のフォルマリン漬けが見つかってますね。治定句の方は「うそつくの疲れました・・」というつぶやき聞こえそうですが、「脳のフォルマリン漬け」の方は相当何かインパクトの強いことしでかしそうです。

    どうぞ。夏でも冬でも。

    #46155 返信

    安庵

    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
     まなび直しの夜間中学             羅
    付け
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     

    #46153 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
    監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
     まなび直しの夜間中学            羅 

    ○あささんの原句は「差入れの襟巻き巻きぬ出所して」、これでもよいのですが、治定句のようにすると句跨りのシンコペーションにひたむきと滑稽が醸されるように思いますがどうでしょうか。「 監視カメラ」は何でも見ているんですね。しかも愛情を持って・・・。

    どうぞ。

    #46151 返信

    あさ

    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き   ぱ
     監視カメラに残る映像          芳

    付け
    差入れの襟巻き巻きぬ出所して

    笹舟の旅、引き続き同行させてください^_^

    #46150 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
     監視カメラに残る映像            芳

    ○生乾きのコンクリに梅の花びら模様を押しつけた犯人を突き止める「監視カメラ」とはものものしいことですが、この長い連休中も黙々と働いてくれた「監視カメラ」にはいろんなものが写っているのでしょうね。

    どうぞ。季節も去嫌に気を付けさえすればよく(春秋は五句去り。夏冬は二句。月は面に一回)、自由にどうぞ。恋も自由にどうぞ。

    #46149 返信

    コンソメスープ音をたてずに 芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き ぱ
    付け
    監視カメラに残る映像

    おはようございます。ながーい連休でした。ゆっくりしたような、ご飯ばっかり作っていたような。
    自他場は、あささんが以前質問してくださったので、そうなんだ!と思っていましたが、つい普段の調子に戻っていました。この百韻に参加させていただいてから楽しい発見がいっぱいです。ありがとうございます。引き続き宜しくお願い致します。

    #46148 返信

    雀羅

    ■  ハレもケもある鳩の日常

    ○こんな長い連休を作ってどういうつもりだ、困っている人だって沢山いる、という意見もありましたが、「歴史的連休」にはいろんな実験も入ってましたね。その実験も今日でおわり。今日は立夏。連句という日々のドラマは笹舟の旅のようです。大きな海に出るまで、つっかえたり、しゅっと滑ったりしながら、つづけて行きましょう。

    #46141 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ

    ○原っぱさん改めてよろしくお願い致します。原句は「肉球はコンクリートを去った後」で、コンクリートに肉球の痕を残すのは治定句のようなことかと思いました。前句への摺付けはよいとしても「たて・たて・コン・コン」となりますので、「コンクリート」→「混凝土(コンクリート)」とさせて下さい。ネット連句を通していろんなこころみと確かめをなさって下さい。

    「はしなくも琥珀の中に眠る虫 うに」、直す前の「千秋を琥珀の中に眠る虫」がずっといいと思います。たしかに「を」が前句にありますが、気になりますか。

    どうぞ。

    #46140 返信

    うに

    前句に“を”がありました。訂正します。

    付け
    はしなくも琥珀の中に眠る虫

    #46139 返信

    うに

    乳清に立てるさざなみ夏近し
    コンソメスープ音を立てずに

    付け
    千秋を琥珀の中に眠る虫

    #46138 返信

    篠 原つぱ

    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳

    付け
    肉球はコンクリートを去った後

    雀羅さま
    前句ではご挨拶もせず申しわけありませんでした。
    つい最近、原つぱという俳号にいたしましたが、篠原です。
    前句は送ってから四三になっていることに気づきました。失礼いたしました。
    よろしくお願いいたします。

    #46137 返信

    雀羅

    ■補足します。子規のことを「いかがわしい連句より、潔癖な俳句を真芯に打ち出すのが性にあっていたようだ」と書きましたが、大ざっぱでした。「いかがわしい連句」「いかがわしくない連句」ということは念頭になく、連句(俳諧)すべからくいかがわしい(正体のつかめない、こころもとない)土台に立脚するものだ、ということで、俳諧の益は俗を正すというときの「俗」を言っているわけです。しかしこれは連句だけがそうなのではなく、発句(俳句)だって同じことですね。俳句一人を「潔癖な俳句」などと書いてしまったのは失敗でした。ちょっと皮肉がまじってしまったようです。発句(俳句)がそんなぬるいものであっていいわけありませんね。子規さんは虚子と違い書生風の無防備なところがあり、つい言ってしまいたくなるところあります。

    #46128 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳

    ○芳さんは自他場を気にしながら付句されてますね。打越句は自他場で言えば付句同様「自」ですが、これは農人の視点ですし、「コンソメ」句も「自」にはなりますが、戸外から室内に転じており、人物も農人ではなく女性(多分)と思います。1句の内容もがらりと変わっています。こんなに違う成分の多い打越でありながら「自他場」を気にし続けるというのは自他場の意識過剰かも知れませんね。「句が良くて付句が転じているならば自他場にとらわれる必要はない」と自他場論を指導された東先生の言葉もあります。「コットンパック肌に栄養」は自ともとれますが、“普遍的真理”をいうものであれば「場」です。どちらかというと標語っぽい詠み方です。

    子規の連句は十数巻ほど読むこと出来ます『子規全集』(講談社)にあります。また子規の独吟百韻というものもあります。悪くはないです。言論は厳しいですが、恋句は随分マイルドで、慎み深い人です。恋句一句捨てもあります。悪所通いも先ずしてません(柳原極堂の証言があります)。いかがわしい連句より、潔癖な俳句を真芯に打ち出すのが性にあっていたでしょうね。

    「赤ちゃん白虎あした公開 庵」、前句からミルクの表面に々さざなみを立てながら、裏舌で巻き上げ飲みをする猫を連想したのですね(虎は猫科)。

    「洗い青梅を渡す叔母の手 五帳面」、春から仲夏に季移りですが、場所によってはこんな景色もあるでしょうね。打越の農作業に通うところあるかな、という感じはありますが、つよいことありません。

    「節榑(ふしくれ)た腕捲(まく)る細工師  ず」、転じもよく、面白く付いていると思います。そうでした。ずいぶんユニークな俳号と思いましたが、海老まよねーずさんは漫画家の「新星エビマヨネーズさん」でしたね。「桜島」が出たからとエキスキューズ書きましたが、実は私もなぜ自分が鹿児島弁をあそこで唐突に書き出したのかわかりませんでした。自動書記みたいなもんですね(^^) 連句の転じ方は4コマ漫画によく似ています。漫画も連句もがんばって下さい。束脩をいただく関係にでもなればですが、ここでは先生はおやめ下さいね。連句の席ではみな平等です。

    芳さん、草取りの最中に付句が気になって戻るというの、いいですね。「立てる」「たてず」、打越ではないし、構わないですよ。連句は少しぐらいノイズがあった方が野趣があっていいのです。ぴかぴかに磨きをかけない方がよいです。

    ではどうぞ。

    #46127 返信

    すみません。訂正の取り下げです。草引きをしていて気づきました。前句に立てるがあったのに、うっかりでした。ポタージュにしようなコンソメにしようかなぁ。で、頭の中がいっぱいでした。
    同じ前句なのに皆さんの色々な付けを拝見させていただき楽しいです。ありがとうございます。

    #46126 返信

    海老まよねーず

    ビニールハウス種蒔きを終え 原つぱ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し さ
    付け
    節榑た腕捲る細工師 ず

    雀羅さま

    実はちょうど一年ほど前のとある連句まつりで、同じ座で巻かせていただいた者です。
    あの頃はまだ始めたばかりでしたが、おかげさまでその後も細々と続けております。
    私も鹿児島出身ですので、桜島に鹿児島弁の付句をいただけて大変に感激です。
    残り半分とのことですが、先生の解説ともに、最後まで楽しみに拝読させていただきます。

    #46125 返信

    五帳面

    ビニールハウス種蒔きを終え 原つぱ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し さ

    付け 洗い青梅を渡す叔母の手 五

    ーー

    >連句には適度な「?」が必要です。といって過度な「???」ではこれ又付いていけなくなります。
    転調の妙でしょうか。なるほどと思いました。
    流れに任せるだけでもなく、曲げるでもない、ただ上がるでもない。捌きも楽しそう。
    ありがとうございます。

    >議論はけんかではありませんので、いろんなやりとりで課題が発掘出来るといいなと思います
    句に対して思うことはそれぞれながら、各々の句を大切にできたら何よりと思います。
    まだまだ句の性格や軸などを言葉で言い表せるところまでは、到達できておらず。
    どこかに主軸を定められたら、他の方の句も詠み込めるのかなと思う次第です。
    この文芸の深さから目が離せません。

    #46123 返信

    安庵

    ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
    付け
     赤ちゃん白虎あした公開           庵

    #46122 返信

    すみません。訂正させてください。

    付け
    コンソメスープ音をたてずに

    こちらの方がいいかなと。でも、どちらも自他場が打越にかかりますか。宜しくお願い致します。

    #46116 返信

    ビニールハウス種蒔きを終え 原つぱ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し さ

    付け
    コットンパック肌に栄養

    平句の32通りの声、ステキなメロディを奏でるように勉強していきたいです。子規さんの「連句非文学論」、私はまだ詳しく知りませんが、十七季の付け合いの所で子規と虚子の付け合いを見つけて、連句やってたのね!って娘と驚いていました。

    #46111 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ

    ○あささん、「乳清に」とは思いもかけない形容ですね。斎藤茂吉の「最上川逆白波のたつまでにふぶくゆふべとなりにけるかも」を少しマイルドにした感じかなと思いました。歌の方はどこか暗いものがありますが、治定句は前句の「種蒔きを終え」の安堵感も利いて夏に近づくときめきがあります。

    前田雀郎という人は川柳の中では残る仕事をした人だと思っていますが、私の雀羅はこの人の「雀」をいただいたわけではありません。おしゃべりが過ぎると舌切り雀になるよとか、めんどくさがりの着たきり雀とでも何とでも思ってくれればよいという気持ちです(^^)

    「平句の精神」というのは雀郎のことばで、ちょっとごりっぱに聞こえてしまうところあります。ちなみに「平句」というのは連句の中の「発句・脇・第三・挙句」以外の名をもたぬ付句のことを言います。歌仙36句の中の32句がそうです。許六の書いた『宇陀法師』に「発句は大将の位なくて巻頭にたゝず、平句は士卒の働きなくては鈍にしてぬるし」とあります。ほんとは、「平句の精神」などとそっくりかえってるようではだめなんですね。発句は言い切りが大事ですが、平句は言い切ってはならない、前句を立て、後ろを気遣う気働きが要求されます。それも様々な変化に対応し、臨機応変の反応が出来ないといけないということですから、連句は(歌仙ならば)32通りの声をひびかせる舞台ということになります。そういう連句の立場を受け継ぐものが川柳であるということになると、川柳も又我が家の法に安住してるようではおぼつかないということになります。

    俳句の話になりますが、発句の韻文精神をまなぶために連句をやっていたと書き、そして連句作品もある石田波郷など、俳人として真摯に連句に向き合ったのがわかります。連句と俳句のからみは何と言っても子規と虚子の姿勢は示唆に富みます。子規のナイーブな「連句非文学論」に比べ、虚子は深く連句を理解しています。後発研究者であること、長生き出来てることも強みです。しかし逆に知りすぎているだけに罪深いところもあります。虚子は「(子規の)連句非文学論の功罪」ということを書き、「(発句から連句を断ち切ったことで)以前は連句でなければ言へないといふやうなものをも俳句でいふやうになつて来た」、「俳句といふものをこゝ迄推し進めたといふことは、これは子規の連句非文学として研究の埒外に置いた賜物といへるのである」(「ホトトギス昭一九・七 薫風俳話 高濱虚子」)と言っています。したたかです。この虚子の連句論は故村松友次氏の『夕顔の花』(永田書房)に整理されているもので、資料価値も高い著作です。村松氏は紅花という俳号もお持ちで、東村山のお宅で連句したことあります。今日のような大雨の降る日でした。

    書き出すとつい伸びてしまいますね。お次は雑の短句です。

    #46110 返信

    あさ

    雀羅様
    前田雀郎、機会があれば今度読んでみたいと思います。ひょっとして雀羅という俳号(連句の場合も俳号と言ってよいのでしょうか)の雀は雀郎にちなんでいるのでしょうか。
    「川柳は連句の平句の精神を実践するものである」
    自分はいま俳句をやっているので、「発句の精神」と言うとなんとなくわかるような気がするのですが、「平句の精神」となるとまだまだ漠然とした状態なので、こうしてみなさんと付け合いを繰り返しながら、少しでもその精神を体感できたらと思います。折に触れて、これぞ平句の精神のあらわれ、というのがありましたら、ご指摘頂けると有難いです。
    百韻、折り返しなのですね。楽しくてあっという間です。引き続き、よろしくお願いします。

    飛行する頭の下に春の雷     芳
     ビニールハウス種蒔きを終え  原つぱ

    付け
    乳清に立てるさゞなみ夏近し

    #46101 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ

    ○原つぱさん始めまして。「種蒔き」が晩春の季語ですね。「二五四三」の韻律をさけて治定句のように頂きます(大抵のことはアバウトですがこれは結構こだわります)。原句は「種蒔きをするビニールハウス」。「たねまきを/おえ」なら五二です。その都度申しますのであまり気にしなくてもよいです。気にすると動けなくなります。四三ゼッタイだめではなく、使い道もあります。頭上をいく飛行機と下界の「ビニールハウス」の対比が動きを出しています。

    「鉄腕アトムよぶ告天子 庵」、これも「よぶ/こくてんし」と避けたい二五音です。

    丁度半分になりました。次も春です。

    #46100 返信

    安庵

    よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳

    付け
    鉄腕アトムよぶ告天子 庵

    #46099 返信

    篠 原つぱ

    よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳

    付け

    種蒔きをするビニールハウス

    よろしくお願いいたします。

    #46098 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳

    ○「よくろんぼ」も「示現流」も前句「桜島」に触発されたさつまネタです。ネットで引けばすぐ見当付きます。知識やイメージを拡げるのに使えるものは何でも使いましょう。芳さあ、飛行機はおそろっせえ乗いもはんど(^^;) あんまりやると正調薩摩弁の同郷人から注意きそうですから「はらぐれ(冗談)」もこいぐらいにな。

    「鶯合ウグイス嬢の飛び入りぞ  あさ」、音調がずいぶん佶屈ですが、「示現流」の無骨に感応させましたね。あささん、「川柳と連句をつなぐぶっとい根っこの話」、両方の実作に身をおくと実感的に迫ってきます。かつて読んだ「川柳は連句の平句の精神を実践するものである」という前田雀郎の慧眼に打たれ、以来連句と川柳を往き来する私のパスポートです。

    「グーグルの世界縦横春の宿 武者」、「花」の定座ですがここでは「花」は詠まないということでちょっと混乱があり失礼しました。連句は俳句の写生にとらわれない描写のレベルを昇降しますが、とは言え写実(具象)は強いです。どちらかと言うと引いて詠む(論評)のタイプの付けです。

    春の短句どうぞ。

    #46091 返信

    武者

    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
    よくろんぼとか示現流とか          羅  
    付け
    グーグルの世界縦横春の宿        武者

    花ではなく春の句に訂正しました。よろしくお願いします。

    #46090 返信

    武者

    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
    よくろんぼとか示現流とか          羅  
    付け
    故郷は限界集落花吹雪         武者
    校庭に大樹残され花爛漫        武者

    春の花でよかったでしょうか?よくろんぼ、はちょっとわかりません、すみませんが。

    #46089 返信

    旧友と記念撮影桜島 海老まよねーず
    よくろんぼとか示現流とか 羅

    付け
    飛行する頭の下に春の雷

    突然の鹿児島弁で、よくろんぼが何者なのか調べました。示現流はチェーストォでしたっけ。付けわかりませんがとりあえず飛行機で帰ってきてください。
    いつか!かくし玉楽しみにしちょいもすてください。

    #46088 返信

    あさ

    川柳の豊穣や縄張りの下に繋がるぶっとい根っこのお話、非常に興味深いです。機会がありましたらまたぜひうかがいたいです。

    旧友と記念撮影桜島    海老まよねーず
    よくろんぼとか示現流とか 羅

    付け
    鶯合ウグイス嬢の飛び入りぞ

    #46087 返信

    雀羅

    ■訂正。前便花の句をどうぞと書きましたが、花は前の面(二オ)に引き揚げていますので、ここは普通に春の季語です。どうぞ。

    #46085 返信

    雀羅

    ■平句と川柳

    うにさん、「平句と川柳」の関係は、リクツの上でも実践の上でも奥の深いものがあります。お互いを照らし合う生産的な視点が豊富にそなわっています。「平句に川柳的な下味が求められる」という言い方もできますが、その逆も言えます。私が思う「川柳」は前衛的な現代川柳だけでなく、サラ川も、また古川柳(柳多留)も含めます。この辺のこと『晴』という川柳誌に去年から書かせて貰っています。川柳作家は連句をしようという人は多いですが(と感じられます)、連句人にはそういう動きはあまりないように思えます。ジャンル越える交流は有益です。字面をはぐれば縄張りの下にはぶっとい根っこが繋がっているのが見えます。これはまたいずれ。

    #46084 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
    よくろんぼとか示現流とか          羅

    ○海老まよねーずさん初めまして。捌きはかごいま出身ごわんで、「桜島」イかごいまネタで挨拶しもそ。付句わかいもすか。

    「その時の気分の味に目玉焼き 芳」、こいもよか付けごわんが。「かくし玉」、たのしみにしちょいもす。

    今日は1日町田市成瀬の連句仲間のところでイッパイ&連句やっておりました。帰って録画の「おとなの2時間サスペンスー西新宿俳句おばさんの事件簿」を観ておりましたらパソコン開けるのがおそうなりました。市原悦子さんが元気で楽しい映画でした。25年前の映画です。

    花の句をどうぞ。   

    #46072 返信

    海老まよねーず

    受付のpepperくんが指す夕立 さ
    おれは塩顔うん多分そう 五
    付け
    旧友と記念撮影桜島

    よろしくお願いいたします。

    #46067 返信

    受付のpepperくんが指す夕立 さ
    おれは塩顔うん多分そう 五
    付け
    その時の気分の味に目玉焼き

    いつの間にかそろばんを履いて未来にと転がっていました。つくも神…私もかくし玉もってるんだけどなぁ。
    宜しくお願い致します。

    #46066 返信

    うに

    「ダメな川柳」はわたしの書いたものに限定して言ったことで、誤解を招く表現だったでしょうか。「書けてない川柳」です。川柳にはずっと敬意を持ってきました。田辺聖子が「川柳でんでん太鼓」の中で、日本の文芸には古来ユーモア(諧謔)があったはずなのに、明治維新のせいで、俳句は高尚なもので川柳はそれに劣るような扱われ方をするようになって、それはいかがなものかというようなことを書いていたように思いますが、豊かな知性がないと人をクスリとさせる一筆は難しいかと思います。それが出来ません。
    「連句の発句は俳句に転進しますが、それ以外の平句すべてのはたらきうひき受けるのが川柳と思っています。」すみません、わかるようなわからないようなです。平句に川柳的な下味が求められるということでしょうか?わたしのイメージしている川柳における「諧謔」とはちょっとステージが違う感じがします。現代川柳を読むと少し前の時実新子さんなどとは随分味わいが違いますね。「豊穣なる川柳」どの辺りから近づけばよいのやら??

    #46065 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
    俺は塩顔うん多分そう           五

    ○五帳面さん、連句では直接話法と間接話法を区別せず表記しますので「 」はなるべく付けない方がよいです。「その先と言う」は「その先を言う」の書き間違いでした。例えば、「急いで作る味噌汁の味」という前句があったとしまして、「じゃがいもの堅いところをほめる夫」といった付け方を言います(いやみなダンナさん)。その先は/\といった伸ばし方をして行くことで、仰る「転調」がなく読まされる方は退屈になるのです。連句には適度な「?」が必要です。といって過度な「???」ではこれ又付いていけなくなります。お仲間との連句で捌きもなさって、このアレンジの妙を楽しんでみられるのもいいと思います。

    会ったこともない人と、こうしたネット文音(ぶんいん)で浅くも深くも交流出来る連句というのは不思議な文芸ですね。連句の知恵に添って進んでいけばいきなりの大げんかというようなことは起きないようになっています。とはいえ、議論はけんかではありませんので、いろんなやりとりで課題が発掘出来るといいなと思います。

    うにさん、「ダメな川柳」ということば、川柳の人がみていられたら「・・・」です(^^) 連句の発句は俳句に転進しますが、それ以外の平句すべてのはたらきを引き受けるのが川柳と思っています。川柳の豊壌を語らずして付句上達の道はないとさえ秘かに思っています(もう言ってしまいましたが)。川柳の方も名告りを上げて下さるといいのですが。

    どうぞ。雑(ぞう=無季)で五七五です。

    #46063 返信

    うに

    後出し句の鑑賞ありがとうございました。「転び」「ロザリオ」「マリア観音」の三句がらみ。
    たしかに。気がつきませんでした。連句はあちこちに気配り、目配りが要求されますね。
    「足」は家具の「脚」だったのですね。人の「足」かと。すごいドラスティックな付けと思いました!わたしの付けはダメな川柳でした。めげずに付け続けます!

    #46060 返信

    五帳面

     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ

    付け 「俺は塩顔」うん多分そう 五

    ーーーー
    雀羅様
    「その先と言う」知りませんでした。ありがとうございます。
    それほど転調することが大事なんですね。そしてつくも神の例、さすがです。面白い。
    さぞかしエネルギーにあふれていたのでしょう。

    現実は本当に、その人の視点それぞれで全く異なりますね。

    「一句の律動に軸足をおいた詠み方」・・こういった句の見分け方があるのですね。
    他の句との違いを感じてはいたものの、明確に言葉にできずにおりましたが
    なるほどです。

    重たくなって来たら軽くしてなど、捌きもわかりやすい。
    あささんも仰る通り、顔見ぬみなさんとの付け合い、楽しいです。
    引き続きよろしくお願いします。

    #46052 返信

    あさ

    雀羅様

    「指」の同字、うっかりしておりました。三句去とはいえ、ここは「さす」とひらがなにしたほうがいいでしょうか。

    ──夢の結晶のぎっしり詰まった連句が出来えるならそれは「現実」よリアリティあると思います。

    至言ですね。きょうはもうこの言葉をもって忙殺されながらも確かに生きた一日の終わりとさせて頂こうかと^^
    今回の百韻でこれからまたどんな夢の結晶がちりばめられることになるのか、顔見ぬみなさんとの付け合いが楽しみでなりません。
    引き続き、よろしくお願い致します。

    #46051 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ

    ○「Pepperくん」ていうロボット今もいるんですかね。気象予報士の森田さんよりきちんとしたこと言うPepperくんやって来る日近いかも知れません。「指」の同字ありますが三句去でオーケーです。

    あささん、「現実逃避」も生きる上では大事な能力ですね。「現実を見つめなさい」と夢想癖の私は若い頃言われましたが、その「現実」だって人は見たいものしか選択していないことに気付いたとき、夢見る力の大切さに思い至りました。
    夢の結晶のぎっしり詰まった連句が出来えるならそれは「現実」よリアリティあると思います。

    夏でも雑でもどうぞ。

    #46049 返信

    あさ

    ロザリオの句、採って頂きましてありがとうございます。花野からぐっと屋内に引き込んで、修道院の房を思い描きましたが、「すさまじき指」とすることですっきりして、無理なく像を結べるようになりました。
    10連休の大騒ぎとは無縁の忙しさの中、はじめての百韻に夢中になって、最高の現実逃避をさせて頂いております。

    駆け出して丘を走って未来へと  五
     カスタネットがいやだった頃  雀

    付け
    受付のPepperくんが指す夕立

    #46048 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀

    ○「足に履かせる」~「駆けだして」は連句では好まれない「その先と言う」形ですが、ただ、「丘を走って未来へと」とそろばんのローラースケートが尋常ではない力を得たところをみると、昔から古い家具には付喪神(つくもがみ)が憑くと言われたもので、このそろばん実はその類だったのですね。

    「免許返上宅配ピザ屋に職を得て うに」、色々込み入ったことを考えておられるなという感じです。テーマをしぼった方がすっきり前句に関われると思います。「汐風に耐へマリア観音」の方ですが、打越ではないので「ロザリオ」に問題はないですが、これは隠れキリシタンで、となると、「転び」~「ロザリオ」~「マリア観音」と三句がらみになりますね。

    小学校の合唱では私はいつもカスタネットだったような気がします。いやでしたね。なぜだろう。カスタネットはごまかしの利かない楽器だからほんとは大事なのだけれど、そういうことじゃなくて、音楽の先生に愛されない子が持たされる楽器だと思い込んでたんですねえ。

    はい、夏の長句どうでしょうか。

    #46047 返信

    うに

    すさまじき指ロザリオの珠を繰り
    足に履かせる古いそろばん

    付け
    免許返上宅配ピザ屋に職を得て

    前句を露天風呂で考えていたら出遅れました。「汐風に耐へマリア観音」自然現象を持ってきたい感じがしたのですが、どうでしょうか?

    #46045 返信

    すさまじき指ロザリオの珠を繰り         さ
     足に履かせる古いそろばん          芳

    駆け出して丘を走って未来へと 五

    #46043 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳

    ○大事な「十露盤」でローラースケートなんかしたらバチが当たりそうですが、「引き出し」に入れておくよりははたらきあるのではないでしょうか。連句はイメージの尻取りではありますが、「ロザリオの珠」と「十露盤の珠」は見えない方がよいです。重たくなって来ましたので軽くしたいところです。

    どうぞ。 

    #46041 返信

    転びたる妹(いも)負うて花野へ 庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り さ

    付け
    引き出しのなか古い十露盤

    宜しくお願い致します。

    #46039 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ

    ○ちょっと難しいところのある付句でした。あささんの原句は「冷まじき房ロザリオの珠を繰り」でした。「房」は一瞬おずずについている房かと思いましたが、ロザリオはおずずは全く同じではなく小さな十字架ついていますね。そうすると修道院のことかと思いました。カソリックでも「坊」という訳語使うのか、自信ありません。おずずなら見当付きますがロザリオをカトリックの方はどう用いているのかというシンプルなところで分かってなくてそれで立ち止まりましたが、『日葡辞書』の「Nenju(念珠)」の項と見ると「Nenju uo tcumaguru(ねんじゅをつまぐる)」とあってロザリオと数珠を同類のものとしての理解しているのも分かりますし、「ロザリオの珠を繰り」、頂きました。「房」→「指」とさせて下さい。というのは前句が「花野」という場所で、「房」への転換はちょっと忙しいからです。「冷(すさ)まじ」が晩秋の季語になるのはこの時期の冷たさを季感として受けてのものですが、もともとは「すさぶ」という荒涼とした気分を表す心理的な成分を多くもった語で、季語に限定されない言葉です。そんなわけで「冷まじ」→「すさまじ」と書かせて下さい。この句が付くことで前句ははっきり「改宗させられたクリスチャン」となりました。

    「渦あらむ世呑まれぬかる祈り夜に 五」、呑み込む渦の力をそのまま句にしたような動揺と祈りの句ですが、句は意味が分かるかどうかだけでなく、このように一句の律動に軸足をおいた詠み方も大切な要素だと思います。五帳面さん、「一つ一つが嬉しくて、とても楽しいです」という言葉私もとても嬉しいです。連句はほんとうは一座してお互いの呼吸を感じながら進める創作ですが、このネット連句のように、ことばだけにすがって、どなたか顔も知らない方々と“一座建立”するこころみはたいへんな冒険なのかも知れませんね。言葉を尽くせばよいというものでもなく、ましてや言葉が足りなければ人の気持ちを損なうことも少なくなく、そのところは詩のかみさまに「どうぞお力を・・」と想うほかありませんが、詩のかみさまはいつも気むずかしく、すぐ退屈します。カンに障ることを言えばすぐヘソを曲げます。

    ではどうぞ。雑(ぞう=無季)で結構です。前句に付け、打越句(前々句)と似ないように付ける、この二方向の注意がいつも大事です。

    #46031 返信

    五帳面

    君とゆく観月橋に蝉の声  五
    転びたる妹(いも)負うて花野へ 庵

    付け
    渦あらむ世呑まれぬかる祈り夜に 五

    ーー

    治定句ありがとうございます。
    普段知ることの出来ないことばかり、一つ一つが嬉しくて、とても楽しいです。

    #46030 返信

    あさ

    君とゆく観月橋に蝉の声      五
    転びたる妹(いも)負うて花野へ  庵

    付け
    冷まじき房ロザリオの珠を繰り 

    #46027 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから          に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
    転びたる妹(いも)負うて花野へ       庵

    ○安庵さんの原句は「転びし妹を負いて花野へ」。「転びし」と文語で入るなら文語で調えましょうか。「君とゆく」→「転ぶ」ではその先と言ってるだけですので、「ころぶ」にはキリシタンが改宗すすという意味もあり、そうした挫折を味わった妹(恋人)をおぶって花野に連れていってあげる、と鑑賞すると前句からぐっと開けてきますね。

    お次をどうぞ。

    #46026 返信

    安庵

    生れし浦磯出でぬわれから          に
    君とゆく観月橋に蝉の声            五
     転びし妹を負いて花野へ           庵

    #46023 返信

    雀羅

    ■芳さん、「携帯打つのが遅いので遅れてないといいな」と思うとその通りにシンクロしてしまいますね(^^) 私もこの画面で書いてしまうものですから、こんな事起こりますが、なるべく一旦メモに移してここを見てからから上げようと思います。でも頂いた付けちゃんと鑑賞させて頂きます。

    かゞやける沖に傾きヨットの帆
     生まれし浦磯出でぬわれから

       付

    かたちあるすべての物にまるい月

    ○一句としてもとてもいいです。ほんとに、「令和こんにちは!」で、多様性の生かされる豊かな世の中にしていきたいですね。月の句としてもよく付いていますが、景(場の句)が二句続いていますので、ここは治定句のように人物が入り恋句になっている句の方が次をゆさぶるかと思います。

    余りシンクロを心配しないで好きにアップしてた方が何も起きないですよ。

    #46022 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから         に
    君とゆく観月橋に蝉の声            五

    ○五帳面さんの元句又お直しの句は「蝉声と君と歩いた観月橋」「流るまま空映しゆく観月橋」、「観月橋」で月の句に採れます。「蝉」は夏の季語ですが(ここは秋の月を詠まないといけないところ)、秋になっても鳴いている蝉はいますし、季節外れに鳴く蝉と前句の生まれた海を出たことのない狭い世界しか知らない「われから」とはよくからむと思います。人物が入り恋の句になったのもよかったです。直された「流るるまま」句の方は、景の句で、打越も人物のいない(人情句といいます)句で、ここは人物をそのままに、治定句のように頂きます。

    芳さん、「願いのままに動くコンパス」残念でした。ヨットに方位磁石は必須ですが、「願いのままに動く」とは面白い言葉です。この奇妙さを無理と感じるか、使えると思うか、それは流れの中でしか決められないようです。どうぞ「願いのままに動くコンパス」を駆使して連句という海を冒険して下さい。

    もう一句秋です。

    #46021 返信

    かゞやける沖に傾きヨットの帆 さ
    生まれし浦磯出でぬわれから に

    付け
    かたちあるすべての物にまるい月

    令和こんにちは!になって初めての句です。
    くるくる考えまくって、あっさりになりました。
    携帯打つのが遅いので遅れてないといいな。
    宜しくお願い致します。

    #46015 返信

    五帳面

    考えるうちに、前句にかからない句になっていました。
    改めて以下でお願いします。

    ーーーーー

    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから         に

    流るまま空映しゆく観月橋 五

    #46014 返信

    五帳面

    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから         に

    蝉声と君と歩いた観月橋 五

    #46010 返信

    うに

    「われから」の一直治定ありがとうございます。
    なるほど「出でぬ」ですね。なめらかで座りがよくなりました。ありがとうございます。

    #46003 返信

    すみません。遅れました。

    #46002 返信

    遅しといいてアミダ振り向く 庵
    かゞやける沖に傾きヨットの帆 さ

    付け

    願いのままに動くコンパス

    宜しくお願いします。

    #46001 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風            に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船          映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り             芳
    目借時竿竹売りのこえとおく           さ
    あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから         に

    ○うにさん、秋は五句去ってますから「夏か雑」でなくても全然大丈夫ですよ。進行係として一応そう言ってみただけです。季は適当に全体でシャッフルされていればいいので臨機応変気分任せで行きましょう。「われから」という面白いもの出して頂きました。「出でず」ではなく「出でぬ」でしょうね。

    「われから」についてはhttps://drive.google.com/file/d/1-95VutBnnSLaF0YP-2ux2_kF8yzR84I4/viewにいい整理があります。

    次は月の長句。これははっきりお願いするところです。

    #46000 返信

    うに

    うっかり!
    夏か雑の場所に、われから、、秋(三秋)の季語でした。取り下げます。

    #45999 返信

    うに

    遅しといいてアミダ振向く
    ニウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆
    付け
    生れし浦磯出でずわれから

    #45996 返信

    あさ

    雀羅様

    ちょうど先日、ブラタモリが熊野を特集していて、補陀落渡海のことも話題に出ていたので、そんなイメージを取り込みつつ、現代の景に転じてみました。どうもありがとうございます。

    #45994 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風            に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船          映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り             芳
    目借時竿竹売りのこえとおく           さ
    あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ

    ○あささん、「ヨット」と「丸太舟」はずいぶん違うものですし、「船」であっても「五句去」のものですので、触りは問題になりません。補陀落渡海を思わせる景色です。

    「夏合宿ぞうきんがけを競う朝 芳」、「ぞうきんがけ」の競争の場面ですが、前句とはどう付くか、「アミダ」という名のコーチでもいるような感じです。「夏合宿/」と切ると首が堅くなりますので、平句(連句の付句をこう言います)は「合宿にぞうきんがけを競う夏」のような作り方するといいです。

    「横泳ぎ身を清流に遊ばせて 不映」、泳ぎながら「振り向く」というのはこういう泳ぎ方なのでしょうね。冷たそうですね。打越の「足元」に「身」は肢体のくくりになりますので、こういうところも戻らないように、というポイントになります。

    「結い髪に見返る君をつかまえて 五」、前句が「振り向く」で「見返る」とするとダブリがありますので、このところのトリミングするといいですね。五帳面さん、「あめのしづく」有り難うございます。

    ではお次をどうぞ。夏でも雑(ぞう=無季)でも。

    #45993 返信

    五帳面

    足元の大きな鼠おいはらい    芳
      遅しといいてアミダ振向く   庵

    付け 結い髪に見返る君をつかまえて 五

    #45992 返信

    不映

    足元の大きな鼠おいはらい    芳
      遅しといいてアミダ振向く   庵

    二ウ 付け  横泳ぎ身を清流に遊ばせて

    #45991 返信

    足元の大きな鼠おいはらい 芳
    遅しといいてアミダ振向く 庵

    付け
    夏合宿ぞうきんがけを競う朝

    雀羅さま 安庵さま、鼠の句 生かせてくださりありがとうございました。初めての体験、百韻の旅とても楽しいです。引き続き宜しくお願い致します。

    #45990 返信

    あさ

    あ、すみません。もうすでに明日の海に漕ぎ出した丸太の船がありましたね。

    #45989 返信

    あさ

    足元の大きな鼠おいはらい  芳
     遅しといいてアミダ振向く 庵

    付け
    かゞやける沖に傾きヨットの帆

    #45979 返信

    五帳面

    □雀羅様
    >「溜まり夜雨」、ちょっと堅いような感じもしますので、全部開き、「あめのしづくのもぢとなりける」

    なるほど、ありがとうございます。「もぢ」の字配りが新鮮です。
    こちらにてお願いします。
    本百韻、歌と句の異なりから学ぶことが多く、とても楽しいです。引き続きよろしくお願いします。

    #45978 返信

    雀羅

    ■安庵さん、それでいいですよ。一巻の中に愛着の湧く付句があるというのは嬉しいことです。伊那の乞食井月の句に、

       落栗の座を定めるや窪溜り

    とあります。ころころところがる落栗は誰の手も借りず自分の落ち着き場所を見つけますが、生まれ出てきた句もそんな感じに思っています。

    #45973 返信

    安庵

    結露は垂れて文字となりける     五
     足元の大きな鼠おいはらい     芳

    この付け具合が好きで、雪舟への飛躍がまた良くて、すっかりその世界に入ってしまい、見返り阿弥陀がもう眼前に立っていました。あわて者で面目ないです。

    #45972 返信

    雀羅

    ■五帳面さんは短歌なさってますか。歌人の連句というのもとてもいいことと思います。どうぞいろんな試みをなさって下さい。

    「溜まり夜雨は文字となりける」のこと、わかりました。「溜まり夜雨」、ちょっと堅いような感じもしますので、全部開き、「あめのしづくのもぢとなりける」としてみたらどうでしょうか。

    #45971 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風            に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船          映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り             芳
    目借時竿竹売りのこえとおく           さ
    結露は垂れて文字となりける          五
    足元の大きな鼠おいはらい          芳
      遅しといいてアミダ振向く 庵
    二ウ

    ○芳さんの「大きな鼠」句は離れすぎではということで却下したつもりでしたが、安庵さんこれに付けちゃったんですね。
    でもこうやって並べてみると、却下しないでもよかったんじゃないか・・とも思え、付合いの流れの中に置かせて頂きます。捌きが「よし/\」と頷く句だけでなく、「これちょっと・・」と首かしげるような付けでも、思いの外いい働きをする句もあり、私の仕切りだけにまかせず、一巻の求める流れに添わせる、といった託しかたもあるような気がしてきました。安庵さんの偶然の動きがそれを引き出した感じです。連句もまたハプニング劇ですね。「なんていい加減な・・」と思われるかも知れませんが、きっちりと張らないゆるゆるモードも大事だなあと思いました。

    安庵さんの付けは、「見返り阿弥陀」ということですね。

    次は夏でどうぞ。

    #45970 返信

    五帳面

    目借り時竿竹売りのこえとおく さ
    結露は垂れて文字となりける 五

    >ここは季のない「結露」として治定句のようにさせて頂きました。ガラス面の結露がつーーっと垂れて女文字のように見える時ありますね。捌きの一直案は押しつけではありませんから、「う~ん気にくわない」ということありましたら遠慮無くあとでひっくり返しても構いません。一緒に考えましょう。

    ありがとうございます。
    思いふけった夜、やや艶っぽい夜の淀み、そういったものが夜明けに句になる事を描きたく
    「溜まり夜露は」としました。しかし夜露が秋の季語とわからず、失礼しました。
    日頃、季語を入れずにやや古語の入る短歌ばかりのため、季語を入れる感覚がいまだ定まらず、です。

    溜まり夜雨は文字となりける

    なかなか難しいです。いかがお考えになりますか?

    #45968 返信

    安庵

    結露は垂れて文字となりける 五
    足元の大きな鼠おいはらい 芳

    付け
    遅しといいてアミダ振向く 庵

    #45966 返信

    雀羅さま
    付かず離れず…
    ご指摘ありがとうございます。
    はい。結露は垂れて文字から、涙で絵を描いた雪舟を思い浮かべました。鼠をおいはらうは、跳びすぎました。
    「付かず離れず」難しいです。勉強になります。

    #45964 返信

    雀羅

    ■付かず離れず・・

    結露は垂れて文字となりける
     足元の大きな鼠おいはらい

    ○芳さん、この付句、どういう情景として読むか、すぐに分かる人は少ないと思います。私は想像ですが、雪舟が小僧さんでお寺に預けられていた頃、修行に身を入れず絵ばかり描く雪舟をいましめて和尚さんが本堂の柱に縛っておいたろころ、床に落ちた自分の涙をつかって足指でネズミを描いていた。和尚さんはそれを見てびっくり。雪舟の絵の才能の非凡を覚っ、子どもの本にも出てきます。「結露」から「涙」は飛躍があるように思えますが、このエピソードを読み手に期待するとしたら、跳びにくいかも知れません。分かりすぎても面白くないし、わからないと付句にならないしで、「付かず離れず」は色々やってみるしかないですね。

    #45963 返信

    目借り時竿竹売りのこえとおく さ
    結露は垂れて文字となりける 五
    付け
    足元の大きな鼠おいはらい

    宜しくお願い致します。
    新入生の句ありがとうございました。
    花=晩春→季戻り→しまったぁ!とアタアタしてしまいました。すみませんでした。
    毎回のみごとな捌きにうっとりしています。

    #45962 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風            に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船          映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り             芳
    目借時竿竹売りのこえとおく           さ
      結露は垂れて文字となりける         五

    ○五帳面さんの原句は「溜まり夜露は文字となりける」でしたが、「夜露」は秋の季語で、三句前に「良夜(秋)」があり、秋は五句離れていないと出せないというきまりがありますので、ここは季のない「結露」として治定句のようにさせて頂きました。ガラス面の結露がつーーっと垂れて女文字のように見える時ありますね。捌きの一直案は押しつけではありませんから、「う~ん気にくわない」ということありましたら遠慮無くあとでひっくり返しても構いません。一緒に考えましょう。

    「呼出奴は扇差し上ぐ うに」、大相撲の呼び出しさんのことですね。前句の「目借時」でずいぶんのどかな取り組みに見えます。「扇(扇子)」は舞や茶席・儀式でも用い通年のものですが、涼を生む道具として使われるときだけ夏の季語です。呼び出しさんの扇は夏にはなりません。大打越の「花道」に相撲が気になると言えばいえますね。

    お次をどうぞ。

    #45954 返信

    うに

    新入生の列を見守り
    目借時竿竹売りの声とおく

    付け
    呼出奴は扇差し上ぐ

    どんどん進んでますね!ニオ6治定ありがとうございました。
    この「扇」でも夏でしょうか?大打越の希林さんの「花道」の場面も気にかかります。

    #45951 返信

    五帳面

      新入生の列を見守り             芳
    目借時竿竹売りのこえとおく      さ

    溜まり夜露は文字となりける 五

    #45948 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風            に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船          映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り             芳
    目借時竿竹売りのこえとおく      さ

    ○「竿竹売り」最近聞かなくなりましたね。前句と図柄の中に無理なく配置されます。

    「野球部の練習場は桃ばたけ 安庵」、「桃ばたけ」に野球部の練習場があるのか・・。桃ばたけにボールを拾いにいくのはありますが。           
     
    「青空に萌ゆる桜葉恋心 五」、新入生の列の中にはもう恋心時めかせてる生徒、いるんですね。打越に「花道」があって「桜葉」はイメージが重なるか。

    「花道」句、二の表なのに何故花を詠むか・・と思われる方もあるかと思います。花は表・裏ということでなく、折にひとつという考え方ですので、ここまで花を引き揚げたと考えれば問題ありません。

    では雑でどうぞ。

    #45947 返信

    五帳面

    花道の先にかすんでいる希林          羅 
      新入生の列を見守り             芳

    付け
    青空に萌ゆる桜葉恋心 五

    #45946 返信

    五帳面

    花道の先にかすんでいる希林          羅 
      新入生の列を見守り             芳

    付け

    空に萌ゆる桜葉恋心 五

    #45945 返信

    あさ

    雀羅様
    仮名遣いに関するお答え、ありがとうございます。「一句が欲する文体を見つけ」る。たしかにそうですね。普段慣れない旧かなで俳句を詠んでいるので、連句の場合は共に巻く方々との兼ね合いでどうなのかなと疑問に思っておりました。
    引き続き、よろしくお願い致します。

    花道の先にかすんでいる希林 羅 
     新入生の列を見守り    芳

    付け
    目借時竿竹売りのこえとおく

    #45944 返信

    安庵

    花道の先にかすんでいる希林          羅 
    新入生の列を見守り             芳

    付け
    野球部の練習場は桃ばたけ           庵

    #45936 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて        芳
     着信通知見てはため息             香
    腰折れの気配は仮想通貨にも           羅
     タラップ降りる頬に秋風            に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船          映
      良夜を破るロックンロール           々
    花道の先にかすんでいる希林          羅 
      新入生の列を見守り             芳

    ○「花道」は雑の正花でそれに「かすむ」(三春)ですから、「新入生」(仲春)を季戻りとしなくてもよいと思います。もっとも、こういう正花が許容されるかどうかは議論あってよいところと思います。「見守る」は打越が「ロックンロール 」ですので「見守り」としましょうか。付句にはそれぞれ宝が隠れていますので無造作に棄てない方がよいですよ。これは気がつく人だけ気付けばいいことですが、希林さんは左目が失明してましたね。かすんでいる目で新しくやってくる人たちにやさしい眼差しを向けている・・・と鑑賞すれば、一見薄味でも、なかなかいいですよね。

    「カチンコ鳴りて春の暮れゆく あさ」、「ロックンロール」「希林」「カチンコ」と、芸能関係が3句がらみのようにも思えます。

    「継がねばならぬお蚕の家 安庵」、これからの養蚕にどんな未来があるのか、「かすんで見える道」に繋がります。

    「歩き遍路の杖の鈴の音 不映」、亡くなった希林さんに餞になる付けですね。

    あささんの、ご質問、

    ※ 仮名遣いですが、連句では旧仮名・新仮名はどちらかに統一したほうがよいのでしょうか。「カンナ咲く故郷へ向かふ定期船」が旧仮名になっていましたので、また質問させて頂きました。

    ここで一般論を述べるのは適当でないと思いますが、私自身はどういう態度かということを書かせて頂きますと、旧仮名・新仮名の仮名遣いを含め、俳諧の文体は基本的には自由な方向に進むものと思っています。一句が欲する文体を見つけてあげればよいと思います。短歌では仮名遣いの新旧混交は「ミックス文体」としてすでに定着しているように思いますが、連句ではそういう議論もまだこれからのように思えます。慣れの問題もありますが、10年もせずに俳諧のミックス文体は違和感もたれないようになると思います。ただ一座する時は、御連衆が自然と感じる仮名遣いでやることが大事だと思います。それと、連句コンテストに出品される時は、仮名遣いは統一しないといけないと考える選者が多いと思いますので、「ミックス文体」を実践しますと仮名遣いに無頓着もしくは仮名遣いの知識のない人ととられる可能性がありますので、お気をつけください。ここでは自由にさせて頂きます。

    では春の長句をどうぞ。

    #45935 返信

    不映

    雀羅 様
    2句も続けて採っていただきありがとうございます。
    高橋さんや有森さんには遠く及びませんが1ミリでも伸びたいと思っています。

    「四三」は頭を過ぎりましたが、「ロックンロール」は一語と決めつけてしまいました。
    「見たい物しか見えない」は至言です。
    今回も心配です。

      良夜を破るロックンロール          々
    花道の先にかすんでいる希林          羅 

    付け 歩き遍路の杖の鈴の音

    #45933 返信

    すみません。季が戻っていました。
    訂正句出ません。つぎ頑張ります!

    #45932 返信

    安庵

    良夜を破るロックンロール           映
    花道の先にかすんでいる希林          羅 

    付け
     継がねばならぬお蚕の家           庵

    本当に、内田裕也と樹木希林、月と花、すてきな付けですね。

    #45931 返信

    良夜を破るロックンロール 映
    花道の先にかすんでいる希林 羅

    付け
    新入生の列を見守る

    勉強させていただいています。
    宜しくお願い致します。

    #45928 返信

    あさ

    雀羅様

    自他場についてのお答え、たいへん参考になりました。毎回、ご丁寧にお答え頂き、感謝しております。

    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船 映
     良夜を破るロックンロール 々
    花道の先にかすんでいる希林  羅

    内田裕也と樹木希林──月と花、これまたすてきな付けですね。
    感動した勢いで付けてみました。ちょっと打越・前句の世界を引きずっているような感じもしますが……。どうぞよろしくお願いします。

    付け
    カチンコ鳴りて春の暮れゆく さ

    ※ 仮名遣いですが、連句では旧仮名・新仮名はどちらかに統一したほうがよいのでしょうか。「カンナ咲く故郷へ向かふ定期船」が旧仮名になっていましたので、また質問させて頂きました。

    #45925 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて        芳
     着信通知見てはため息             香
    腰折れの気配は仮想通貨にも           羅
     タラップ降りる頬に秋風            に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船          映
      良夜を破るロックンロール          々
    花道の先にかすんでいる希林          羅 

    ○不映さん、調子出て来ましたね(^^) これは“よい四三”としましょうか。カタカナ語が4句続きましたので拙句「ビットコイン」→「仮想通貨」と直します。

    「良夜」の次に花(桜)を詠むのは難しく、「希林」さんを付けさせて頂きました。

    春の短句をどうぞ。

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