ホーム フォーラム インターネット連句 Vol.1 インターネット連句を始めます。

このトピックには2,113件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。2 時間、 19 分前に  雀羅 さんが最後の更新を行いました。

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    トピック
  • #477 返信

    サイト担当

    皆さま、インターネット連句を始めます。捌には佛渕雀羅さんをお迎えしました。どなたでも投稿フォームより自由に参加できます。

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100件の返信を表示中 - 501 - 600件目 (全2,113件中)
  • 投稿者
    返信
  • #46827 返信

    百韻「日月は」の巻、満尾おめでとうございます。
    雀羅さま、連衆の皆さま、ありがとうございました。
    初めてのインターネット連句で初めての百韻、お顔も知らない連衆の皆さまとの初めての旅、初めてづくしでした。刺激的な旅、とても楽しくて夢中になっていました。十七季ボロボロになりました。名言からも、たくさん勉強させていただきました。ありがとうございました。また、このような席で皆さまとお会いしたいです。
    最後になりましたが、ネット進行に関わって下さった山中さまありがとうございました。

    #46825 返信

    雀羅

     

      満尾☆★百韻「日月は」★☆

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

     百韻「日月は」         

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々
    花道の先にかすんでいる希林          羅 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
     母の形見の糠床を分け           宅
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく       庵
     下戸と上戸を足して二で割る         羅 
    テンポ良いボケつっこみに大笑い        芳
      グリコの看板いつも夏シャツ       麦子
    内股に彫りし名まえがぷるぷるで       庵
     身請けの金をやっと手にして        芳
    熊手掻き恋の落ち葉を集めては        五
     色のおちつく木守の月           羅 
    綻びのカーディガンからでる嚏        石
     もぎりの仕事スカラ座に得る        に
    はなびらの貼りつく傘のしづく切り      同
      蛙の付箋厚いゲラにも           さ
    ナオ
    娘との約束をした野遊びに          芳
     唐揚げマヨのおむすびが好き        香
    知命てふ文字書いてゐるひきこもり      羅
     猫ぬくぬくと眠る傍ら           宅
    薄明に芭蕉の巻葉とけそめて         さ
     バイクの音の近付いて来る         に
    起きよとて地団駄踏んでいる兎        五
     フラメンコならちょっと自信が       に
    常連の客が投げこむ赤い薔薇          庵
     見えぬ絆に惑うほうたる          石 
    ひとたびは燃えた記憶のある嫦娥       羅
      朝露に文たたみ直して           に
    裏木戸に籠いっぱいの茸やら         芳
     故なく笑いその内に泣き            庵
    ナウ
    同じ歳重ねた友が生む子ども         優
    三段ベットペンキ塗り替え          芳
    聞き慣れぬ言葉飛び交うドミトリー      優
     糖衣で包む征露丸なり           羅
    私儀絶対氷菓主義者にて           り
      退職願い出してスキップ          芳
    うつせみの世に花の戸の開くとき       さ
    百千鳥聴く昼のぶどう酒         執筆

           2019.4.16 起首
           2019.5.31 満尾

    ○百韻「日月は」の巻、満尾いたしました。あささんの花の句、日常気分から急に居ずまい正した形ですが、人生一大事の瞬間をかるくいい留める前句の健気さに応え、花を以て慰撫しています。さてここまで見わたすと、酒の句ありませんね。私の捌かせて頂いている巻ではたいへん珍しいです。けっこうストイックだったんですね、おたがい。というわけで祝言の意もこめ、昼酒で。

    百韻の連句は初めてという方も多かったのではと思いますが、百韻形式を体感することで、芭蕉が磨きをかけた歌仙がどれほどよく出来た形式かということも実感出来るかと思います。百韻のネット連句にご乗船下さいました皆様、見守ってくださった皆様、有り難うございました。いきおいに乗って、調子コイて、気持ちを害してしまった方もおられたのではと思います。テンション上がる体質、どうにも変えようありませんが、今後屹度、他のお手伝いも約して、おゆるし頂ければと思います。

    この間ずっと、日本連句協会理事のサイト担当山中たけをさんが進行を整理して下さり、文字通り縁の下の力持ちして下さいました。心強いことでした。

    直したいところ、お気づきのところありましたら、遠慮無く仰って下さい。 雀羅

    #46820 返信

    あさ

    すみません。転記した芳さんの句の「退職」の「退」が抜けていました。

    #46819 返信

    あさ

    いよいよ巻き上がりが近づいてきましたね。「百段坂」は、はじめての百韻、みなさんとよくここまで登ってきたと感慨に浸ってのものでした^^ 挙げ句前の花の句、これではちょっと漠然としてしまうでしょうか?

    私儀絶対氷菓主義者にて   り
     職願い出してスキップ   芳

    付け
    うつせみの世に花の戸の開くとき

    #46818 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅 月・秋
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
     母の形見の糠床を分け           宅
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく       庵
     下戸と上戸を足して二で割る         羅 
    テンポ良いボケつっこみに大笑い        芳
      グリコの看板いつも夏シャツ       麦子
    内股に彫りし名まえがぷるぷるで       庵
     身請けの金をやっと手にして        芳
    熊手掻き恋の落ち葉を集めては        五
     色のおちつく木守の月           羅 月・冬
    綻びのカーディガンからでる嚏        石
     もぎりの仕事スカラ座に得る        に
    はなびらの貼りつく傘のしづく切り      同 花・春
      蛙の付箋厚いゲラにも           さ
    ナオ
    娘との約束をした野遊びに          芳
     唐揚げマヨのおむすびが好き        香
    知命てふ文字書いてゐるひきこもり      羅
     猫ぬくぬくと眠る傍ら           宅
    薄明に芭蕉の巻葉とけそめて         さ
     バイクの音の近付いて来る         に
    起きよとて地団駄踏んでいる兎        五
     フラメンコならちょっと自信が       に
    常連の客が投げこむ赤い薔薇          庵
     見えぬ絆に惑うほうたる          石 
    ひとたびは燃えた記憶のある嫦娥       羅 月・秋
      朝露に文たたみ直して           に
    裏木戸に籠いっぱいの茸やら         芳
     故なく笑いその内に泣き            庵
    ナウ
    同じ歳重ねた友が生む子ども         優
    三段ベットペンキ塗り替え         芳
    聞き慣れぬ言葉飛び交うドミトリー      優
     糖衣で包む征露丸なり           羅
    私儀絶対氷菓主義者にて           り
      退職願い出してスキップ          芳

    ○「絶対氷菓主義者」というしゃきっとしたところから、「退職願い」の勢いも出てくるのですね。「スキップ」の軽さが救いです。最近は自分で退職願いを出せず(緊張に耐えられず)、これを代行してくれる会社まであるそうです。どんなにみっともないことになっても、自分で立ってないと、次も大変です。でもこの主人公は、ぜんぜんヘイキって感じですね。

    花の句、どうぞ。思い切ってお出し下さい。挙句は執筆名でわたし付けますので、皆様方はこの花の句でお仕舞いです。

    #46816 返信

    糖衣で包む征露丸なり          羅
    私儀絶対氷菓主義者にて           り

    付け
    退職願い出してスキップ

    三段ベットの句ありがとうございました。
    バイオリンソナタ(チボー/コルトー)初めて聞きました。モノクロの映画を思い出していました。レコードの針音も懐かしい気持ちがしました。

    #46815 返信

    雀羅

    ■打越に「征露丸」があるのに、「冷え性なのにアイス食べたい」という考えが浮かぶというのは、こういうのなんて言うんでしょう、天の邪鬼? 連句の文音(このネット連句も一応そうです)は普通は3句~5句候補句を出します。ここの付合いのような“イッパツ入魂付け”は思いもしないドつぼに嵌ってしまうことあります。

    付句にしがみついてくる天の邪鬼対策ですが、やはり2、3句付けてみるというのが一番いいようです。一つは思い切って天の邪鬼にしたいようにさせてみる、も一つは天の邪鬼がよそ見しているとき詠んでみる、最後は前句とも打越とも涼しい関係で泳いでみる、そんな詠み分けが出来るといいです。何度もやっているうちには、テキの出方が目を瞑っていても見えますので、そうなると付句も随分ラクで、連句が遊びに境地に入って行きます。

    #46812 返信

    うに

    雀羅さま

    はい、非常に気になるところでした。ただ、どうしても冷え性なのにアイス食べたいという絵にしたくて、、。撤回します。

    #46810 返信

    雀羅

    ■うにさん、打越に「征露丸」があって「腹巻、頭寒足熱」はどうですか。

    #46808 返信

    あさ

    あ、ほんとだ、2句前に「段」がありましたね。すっかり抜けていました^^;

    #46806 返信

    うに

    糖衣で包む征露丸なり
    私儀絶対氷菓主義者にて

    付け
    腹巻をして頭寒足熱

    #46805 返信

    雀羅

    ■あささん、失礼しました。積み残ししてしまいました。

    ナウ
    同じ歳重ねた友が生む子ども         優
    三段ベットペンキ塗り替え         芳
    聞き慣れぬ言葉飛び交うドミトリー      優
     糖衣で包む征露丸なり           羅

    袖時雨百段坂を見下ろして         あさ

    ○夫が日露戦争に出ていて、毎日お百度を踏んでいる若き妻の孤独と不安を思います。「見下ろして」なんて、何かあったらダイビングしそうで見ている方もはらはらです。「 袖時雨」は「涙の時雨」同様、「似せ物の時雨」ではありますが、連歌時代から冬季として扱われる語です。二句先に「段」の同字があり、連句の式目は「同字三句去」ですので、こういうところも気を付けます。こまかいこと言ってすみませんね。

    どうぞ。花前(短句)です。   

    #46804 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅 月・秋
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
     母の形見の糠床を分け           宅
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく       庵
     下戸と上戸を足して二で割る         羅 
    テンポ良いボケつっこみに大笑い        芳
      グリコの看板いつも夏シャツ       麦子
    内股に彫りし名まえがぷるぷるで       庵
     身請けの金をやっと手にして        芳
    熊手掻き恋の落ち葉を集めては        五
     色のおちつく木守の月           羅 月・冬
    綻びのカーディガンからでる嚏        石
     もぎりの仕事スカラ座に得る        に
    はなびらの貼りつく傘のしづく切り      同 花・春
      蛙の付箋厚いゲラにも           さ
    ナオ
    娘との約束をした野遊びに          芳
     唐揚げマヨのおむすびが好き        香
    知命てふ文字書いてゐるひきこもり      羅
     猫ぬくぬくと眠る傍ら           宅
    薄明に芭蕉の巻葉とけそめて         さ
     バイクの音の近付いて来る         に
    起きよとて地団駄踏んでいる兎        五
     フラメンコならちょっと自信が       に
    常連の客が投げこむ赤い薔薇          庵
     見えぬ絆に惑うほうたる          石 
    ひとたびは燃えた記憶のある嫦娥       羅 月・秋
      朝露に文たたみ直して           に
    裏木戸に籠いっぱいの茸やら         芳
     故なく笑いその内に泣き            庵
    ナウ
    同じ歳重ねた友が生む子ども         優
    三段ベットペンキ塗り替え         芳
    聞き慣れぬ言葉飛び交うドミトリー      優
     糖衣で包む征露丸なり           羅
    私儀絶対氷菓主義者にて           り

    ○「私儀」なんて入り方、「征露丸」にもよく響き、たいへん結構ですね。ひょっとして、ゆかりさんは学校の先生でいらして、相対評価より一人ひとりの個性を大事にする絶対評価を重視する方か・・と捌き特権の妄想をたくましゅうしております(^^) 連句も、杓子定規な相対評価ではなく、一句一句固有のメッセージを大事しないと、と思っていますが、運不運もありまして・・。

    ではどうぞ。雑です。

    #46803 返信

    三島ゆかり

    私儀絶対氷菓主義者にて り

    いかがでしょうか。

    #46802 返信

    あさ

    聞き慣れぬ言葉飛び交うドミトリー   優
     糖衣で包む征露丸なり        羅

    付け
    袖時雨百段坂を見下ろして

    #46798 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅 月・秋
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
     母の形見の糠床を分け           宅
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく       庵
     下戸と上戸を足して二で割る         羅 
    テンポ良いボケつっこみに大笑い        芳
      グリコの看板いつも夏シャツ       麦子
    内股に彫りし名まえがぷるぷるで       庵
     身請けの金をやっと手にして        芳
    熊手掻き恋の落ち葉を集めては        五
     色のおちつく木守の月           羅 月・冬
    綻びのカーディガンからでる嚏        石
     もぎりの仕事スカラ座に得る        に
    はなびらの貼りつく傘のしづく切り      同 花・春
      蛙の付箋厚いゲラにも           さ
    ナオ
    娘との約束をした野遊びに          芳
     唐揚げマヨのおむすびが好き        香
    知命てふ文字書いてゐるひきこもり      羅
     猫ぬくぬくと眠る傍ら           宅
    薄明に芭蕉の巻葉とけそめて         さ
     バイクの音の近付いて来る         に
    起きよとて地団駄踏んでいる兎        五
     フラメンコならちょっと自信が       に
    常連の客が投げこむ赤い薔薇          庵
     見えぬ絆に惑うほうたる          石 
    ひとたびは燃えた記憶のある嫦娥       羅 月・秋
      朝露に文たたみ直して           に
    裏木戸に籠いっぱいの茸やら         芳
     故なく笑いその内に泣き            庵
    ナウ
    同じ歳重ねた友が生む子ども         優
    三段ベットペンキ塗り替え         芳
    聞き慣れぬ言葉飛び交うドミトリー      優
     糖衣で包む征露丸なり           羅

    ○優さんの付句、外国人旅行者が増えて来た昨今どこでもこういう光景見られますね。拙句、ネットで見ましたら、もとは「忠勇征露丸」だったものを1949年、「中島正露丸」に名称変更したとあります。ところで正露丸は外国人にも利くんでしょうか。日本人には懐かしく親しみぶかい薬です。メーカーさんは、昔の名前で言わないで下さいと思うかも知れませんが、これが正露丸では意味ないのですよね。連句も、表現の自由度が狭まっています。芭蕉さんは、連句はけがなく楽しくやれればそれでよいではないか、とは言っておらず、むしろ「(俳諧は)あやふきにあそぶ」と言ったように思います。時代とのせめぎあいという薄氷を足許に感じさせない連句は、気のぬけたサイダーのようなものかも知れない、と捌きのつぶやきです。

    そろそろこの百韻も港を遠望するところまで来ました。次は長句、夏か冬でどうでしょう。

    #46795 返信

    同じ歳重ねた友が生む子ども
     三段ベットペンキ塗り替え

    付け
    聞き慣れぬ言葉飛び交うドミトリー

    ナウ一ありがとうございました。
    「述懐」というのですね。いろいろ句から読み取り、汲み取って読んでいただいてうれしいです。
    ありがとうござます。

    #46789 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅 月・秋
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
     母の形見の糠床を分け           宅
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく       庵
     下戸と上戸を足して二で割る         羅 
    テンポ良いボケつっこみに大笑い        芳
      グリコの看板いつも夏シャツ       麦子
    内股に彫りし名まえがぷるぷるで       庵
     身請けの金をやっと手にして        芳
    熊手掻き恋の落ち葉を集めては        五
     色のおちつく木守の月           羅 月・冬
    綻びのカーディガンからでる嚏        石
     もぎりの仕事スカラ座に得る        に
    はなびらの貼りつく傘のしづく切り      同 花・春
      蛙の付箋厚いゲラにも           さ
    ナオ
    娘との約束をした野遊びに          芳
     唐揚げマヨのおむすびが好き        香
    知命てふ文字書いてゐるひきこもり      羅
     猫ぬくぬくと眠る傍ら           宅
    薄明に芭蕉の巻葉とけそめて         さ
     バイクの音の近付いて来る         に
    起きよとて地団駄踏んでいる兎        五
     フラメンコならちょっと自信が       に
    常連の客が投げこむ赤い薔薇          庵
     見えぬ絆に惑うほうたる          石 
    ひとたびは燃えた記憶のある嫦娥       羅 月・秋
      朝露に文たたみ直して           に
    裏木戸に籠いっぱいの茸やら         芳
     故なく笑いその内に泣き            庵
    ナウ
    同じ歳重ねた友が生む子ども         優
     三段ベットペンキ塗り替え         芳

    ○室内家具をペンキで塗るということは日本人はあまりしませんが、外国の人は違和感ないようですね。学生時代アパートの一つだけの大きな本棚を白いペンキで塗り、白いカーテンにしたことがありました(気分がすっきりするかと思っただけのことですが)。同じアパートにいる年上の読書会仲間の男性が、私の部屋に入ってくるや、「こわいね」と言ったのを覚えています。結核療養所に長くいたひとで、こまやかな人でした。誕生日にフランクのバイオリン・ソナタ(チボー/コルトー)を貰いました。https://www.youtube.com/watch?v=YCp5XC2rsEMで聴けます。音楽を聴くと当時にワープしますので、それこそ「こわいね」です。YouTubeではチボー/コルトーはレコード音源しかないようです。プライベートを書きすぎですかね、ここの捌きは(^^)

    ではどうぞ。

    #46788 返信

    故なく笑いその内に泣き            庵
    ナウ
    同じ歳重ねた友が生む子ども         優

    付け
    三段ベットペンキ塗り替え

    茸の句ありがとうございました。「述懐」どういうふうに詠むのかなと思っていました。少しくぐもったような言い方…難しそうですが、また詠んでみたいと思いました。
    ベットペンキが気になりますが他うかびませんでした。
    宜しくお願い致します。

    #46784 返信

    雀羅

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅 月・秋
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
     母の形見の糠床を分け           宅
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく       庵
     下戸と上戸を足して二で割る         羅 
    テンポ良いボケつっこみに大笑い        芳
      グリコの看板いつも夏シャツ       麦子
    内股に彫りし名まえがぷるぷるで       庵
     身請けの金をやっと手にして        芳
    熊手掻き恋の落ち葉を集めては        五
     色のおちつく木守の月           羅 月・冬
    綻びのカーディガンからでる嚏        石
     もぎりの仕事スカラ座に得る        に
    はなびらの貼りつく傘のしづく切り      同 花・春
      蛙の付箋厚いゲラにも           さ
    ナオ
    娘との約束をした野遊びに          芳
     唐揚げマヨのおむすびが好き        香
    知命てふ文字書いてゐるひきこもり      羅
     猫ぬくぬくと眠る傍ら           宅
    薄明に芭蕉の巻葉とけそめて         さ
     バイクの音の近付いて来る         に
    起きよとて地団駄踏んでいる兎        五
     フラメンコならちょっと自信が       に
    常連の客が投げこむ赤い薔薇          庵
     見えぬ絆に惑うほうたる          石 
    ひとたびは燃えた記憶のある嫦娥       羅 月・秋
      朝露に文たたみ直して           に
    裏木戸に籠いっぱいの茸やら         芳
     故なく笑いその内に泣き            庵
    ナウ
    同じ歳重ねた友が生む子ども         優

    ○「同級生が生む子ども」と言えばすっきりするのに、どうしてこんなもって廻った言い方するんだろう・・とも言えますが、これが俳句のように一句だけで話を片付けない連句の持ち味です。少しくぐもったようなこの言い方は「述懐」と言われるものですが、前句と一緒に読んだ時、不妊治療で苦労しあった(時には抜け駆けも思い)友だちなのだろうか・・といったことも想像しました。

    あささん、気まぐれな料理屋の亭主みたいですみませんですね。

    ではどうぞ。雑です。

    #46778 返信

    あさ

    あ、すみません。
    扉はもう閉まっていたようで……^^;

    #46777 返信

    あさ

     朝露に文たたみ直して     に
    裏木戸に籠いっぱいの茸やら   芳

    付け
    甲斐の深山は冬遠からず

    #46776 返信

    裏木戸に籠いっぱいの茸やら       
     故なく笑いその内に泣き

    付け
    同じ歳重ねた友が生む子ども

    前回は失礼いたしました。

    #46775 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅 月・秋
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
     母の形見の糠床を分け           宅
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく       庵
     下戸と上戸を足して二で割る         羅 
    テンポ良いボケつっこみに大笑い        芳
      グリコの看板いつも夏シャツ       麦子
    内股に彫りし名まえがぷるぷるで       庵
     身請けの金をやっと手にして        芳
    熊手掻き恋の落ち葉を集めては        五
     色のおちつく木守の月           羅 月・冬
    綻びのカーディガンからでる嚏        石
     もぎりの仕事スカラ座に得る        に
    はなびらの貼りつく傘のしづく切り      同 花・春
      蛙の付箋厚いゲラにも           さ
    ナオ
    娘との約束をした野遊びに          芳
     唐揚げマヨのおむすびが好き        香
    知命てふ文字書いてゐるひきこもり      羅
     猫ぬくぬくと眠る傍ら           宅
    薄明に芭蕉の巻葉とけそめて         さ
     バイクの音の近付いて来る         に
    起きよとて地団駄踏んでいる兎        五
     フラメンコならちょっと自信が       に
    常連の客が投げこむ赤い薔薇          庵
     見えぬ絆に惑うほうたる          石 
    ひとたびは燃えた記憶のある嫦娥       羅 月・秋
      朝露に文たたみ直して           に
    裏木戸に籠いっぱいの茸やら         芳
     故なく笑いその内に泣き            庵
    ナウ

    ○泣いたり笑ったりする茸、籠にはどういう茸がはいっていたのでしょうか。

    ぞうでも秋でもどうぞ。いよいよ名残裏にはいります。

    #46774 返信

    安庵

    朝露に文たたみ直して           に
    裏木戸に籠いっぱいの茸やら         芳
    故なく笑いその内に泣き   庵

    #46771 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅 月・秋
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
     母の形見の糠床を分け           宅
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく       庵
     下戸と上戸を足して二で割る         羅 
    テンポ良いボケつっこみに大笑い        芳
      グリコの看板いつも夏シャツ       麦子
    内股に彫りし名まえがぷるぷるで       庵
     身請けの金をやっと手にして        芳
    熊手掻き恋の落ち葉を集めては        五
     色のおちつく木守の月           羅 月・冬
    綻びのカーディガンからでる嚏        石
     もぎりの仕事スカラ座に得る        に
    はなびらの貼りつく傘のしづく切り      同 花・春
      蛙の付箋厚いゲラにも           さ
    ナオ
    娘との約束をした野遊びに          芳
     唐揚げマヨのおむすびが好き        香
    知命てふ文字書いてゐるひきこもり      羅
     猫ぬくぬくと眠る傍ら           宅
    薄明に芭蕉の巻葉とけそめて         さ
     バイクの音の近付いて来る         に
    起きよとて地団駄踏んでいる兎        五
     フラメンコならちょっと自信が       に
    常連の客が投げこむ赤い薔薇          庵
     見えぬ絆に惑うほうたる          石 
    ひとたびは燃えた記憶のある嫦娥       羅 月・秋
      朝露に文たたみ直して           に
    裏木戸に籠いっぱいの茸やら         芳

    ○誰が持って来てくれた茸かごでしょう。朝露に濡れたメモも入って。90句くらい先にある「軒先」の同字を見つけたんですね。すごい! 連句は前後に気を使うことも大事ですが、あんまり気を使い過ぎては楽しめなくなりますし、くたびれます。もっと力を注がないといけないところは他にあるように思います。どういう気の使い方が必要かという目安になるのが「式目」でありその中心は「句数・去嫌」です。

    昨日は新鮮なラッキョウがスーパーにあり(鹿児島産と書いてあるのでうれしくなり)大笊いっぱい買ってきて自分で大量の甘酢漬けしました。張り切ってやっている私にかみさんが、「ちゃんと計量しないでやってるの?」と言いますので、「軽量なんかしないよ」と言いました。料理できちんと計量する人と計量しない人居ますが、私は後者です。多分私の連句もそうなんだと思います。

    ではどうぞ、秋でも雑でも。

    #46770 返信

    すみません。脇句が軒先でした。訂正します。

    裏木戸に籠いっぱいの茸やら

    #46769 返信

    ひとたびは燃えた記憶のある嫦娥       羅 月・秋
     朝露に文たたみ直して           に

    付け

    軒下に籠いっぱいの茸やら

    よろしくお願い致します。

    #46760 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅 月・秋
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
     母の形見の糠床を分け           宅
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく       庵
     下戸と上戸を足して二で割る         羅 
    テンポ良いボケつっこみに大笑い        芳
      グリコの看板いつも夏シャツ       麦子
    内股に彫りし名まえがぷるぷるで       庵
     身請けの金をやっと手にして        芳
    熊手掻き恋の落ち葉を集めては        五
     色のおちつく木守の月           羅 月・冬
    綻びのカーディガンからでる嚏        石
     もぎりの仕事スカラ座に得る        に
    はなびらの貼りつく傘のしづく切り      同 花・春
      蛙の付箋厚いゲラにも           さ
    ナオ
    娘との約束をした野遊びに          芳
     唐揚げマヨのおむすびが好き        香
    知命てふ文字書いてゐるひきこもり      羅
     猫ぬくぬくと眠る傍ら           宅
    薄明に芭蕉の巻葉とけそめて         さ
     バイクの音の近付いて来る         に
    起きよとて地団駄踏んでいる兎        五
     フラメンコならちょっと自信が       に
    常連の客が投げこむ赤い薔薇          庵
     見えぬ絆に惑うほうたる          石 
    ひとたびは燃えた記憶のある嫦娥       羅 月・秋
    朝露に文たたみ直して           に

    ○打越に「ほうたる」があって「朝露」は障るのではないか、という意見もあるべきところ、主観で捌くのではなくて、それなりの根拠(式目)にもとづいて了解しあうところ、と思います。「ほうたる」は夜分ですが、「朝露」は朝時分、蕉風では異時分の打越は問題にしないという考え方です。蕉門の“ローカルルール”と言えばその通りで、芭蕉のひりひりする掟破りを思います。

    「開きて匂ふ忘れ扇よ あさ」、いいですね。こういう匂い、一体阿何年もつものでしょう。「開けば匂ふ忘れ扇よ」、でもいいですね。

    「鳩吹く音は消えて月の野 優」、前句の「嫦娥」は月ですのでもう月を出す必要はないです。「鳩吹く真似をすればせつなく」、でもいいですね。
     
    次も秋です。

    #46757 返信

    久しぶりに投句いたします。
    こうして時間があいてしまっても、気軽に参加させていただけるのが良いですね。
    よろしくお願いいたします。

    見えぬ絆に惑うほうたる
    ひとたびは燃えた記憶のある嫦娥

    付け
    鳩吹く音は消えて月の野

    #46755 返信

    あさ

    すてきなおみやげ話、どうもありがとうございます。全国いろいろなところで連句の集いが催されているのですね。旅をしながら、その先々で出会った方々と歌仙を巻く、まさに芭蕉のような生き方に憧れを抱きます。

     見えぬ絆に惑うほうたる      石 
    ひとたびは燃えた記憶のある嫦娥   羅

    付け
    開きて匂ふ忘れ扇よ

    #46752 返信

    うに

    見えぬ絆に惑うほうたる
    ひとたびは燃えた記憶のある嫦娥

    付け
    朝露に文たたみ直して

    #46750 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅 月・秋
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
     母の形見の糠床を分け           宅
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく       庵
     下戸と上戸を足して二で割る         羅 
    テンポ良いボケつっこみに大笑い        芳
      グリコの看板いつも夏シャツ       麦子
    内股に彫りし名まえがぷるぷるで       庵
     身請けの金をやっと手にして        芳
    熊手掻き恋の落ち葉を集めては        五
     色のおちつく木守の月           羅 月・冬
    綻びのカーディガンからでる嚏        石
     もぎりの仕事スカラ座に得る        に
    はなびらの貼りつく傘のしづく切り      同 花・春
      蛙の付箋厚いゲラにも           さ
    ナオ
    娘との約束をした野遊びに          芳
     唐揚げマヨのおむすびが好き        香
    知命てふ文字書いてゐるひきこもり      羅
     猫ぬくぬくと眠る傍ら           宅
    薄明に芭蕉の巻葉とけそめて         さ
     バイクの音の近付いて来る         に
    起きよとて地団駄踏んでいる兎        五
     フラメンコならちょっと自信が       に
    常連の客が投げこむ赤い薔薇          庵
     見えぬ絆に惑うほうたる          石 
    ひとたびは燃えた記憶のある嫦娥       羅 月・秋

    ○秋の蛍のことを「病蛍」とも言いますので、蛍から秋への季移りには好都合な句材です。

    「美人ナースの注射暑き夜 芳」、前句が情熱的ですから、ニンニク注射でもしてるのでしょうか。ナースでもこの注射は出来るんですよね。

    「西瓜冷して黒髪を待つ うに」、今外もたいへんに暑いですが、「西瓜」、「黒髪」、「赤い薔薇」、まとわりつくような熱感ありますね(^^) 西瓜だけは食べたいですが、「おい、もうかよ」と内臓がびっくりしそうです。付句にも意外性は大事ですが、びっくりさせるというのとは違うかもしれない、と思います。

    ではどうぞ、秋です。

    #46748 返信

    小石

      フラメンコならちょっと自信が    に
    常連の客が投げこむ赤い薔薇      庵

    付け

     見えぬ絆に惑うほうたる   石

    お帰りなさい。好天に恵まれよいご旅行でしたね。砂丘を歩くと靴に砂が、、、裸足、思いつきませんでした。まだ砂は熱くなくて気持ちよさそうですね。経験してみたいです。

    #46746 返信

    うに

    フラメンコならちょっと自信が
    常連の客が投げ込む赤い薔薇

    付け
    西瓜冷して黒髪を待つ

    朝歩きしてきました。鳥取砂丘もこの時間だと、もう暑いでしょうね。お帰りなさい。

    #46745 返信

    安庵

    「昴連句会」の「ノリがよく、いつも地をあるく動物ではなく、風を捉まえて鳥になる、軽くなるすべを知っている、そんな感じです」は素敵だなと感じました。

    「常連の…」治定ありがとうございました。「物付け」「匂い付け」場面場面で意識できたらと思います。

    #46727 返信

    フラメンコならちょっと自信が       に
    常連の客が投げこむ赤い薔薇          庵

    付け
    美人ナースの注射暑き夜

    雀羅さま、おかえりなさい。宜しくお願いします。
    たそがれときの鳥取大砂丘を裸足で歩く。ステキです。連句会の皆さんすごいバイタリティありますね。
    私たちの連句会も頑張っているのですが地方ですし高齢化が心配です。

    #46725 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅 月・秋
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
     母の形見の糠床を分け           宅
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく       庵
     下戸と上戸を足して二で割る         羅 
    テンポ良いボケつっこみに大笑い        芳
      グリコの看板いつも夏シャツ       麦子
    内股に彫りし名まえがぷるぷるで       庵
     身請けの金をやっと手にして        芳
    熊手掻き恋の落ち葉を集めては        五
     色のおちつく木守の月           羅 月・冬
    綻びのカーディガンからでる嚏        石
     もぎりの仕事スカラ座に得る        に
    はなびらの貼りつく傘のしづく切り      同 花・春
      蛙の付箋厚いゲラにも           さ
    ナオ
    娘との約束をした野遊びに          芳
     唐揚げマヨのおむすびが好き        香
    知命てふ文字書いてゐるひきこもり      羅
     猫ぬくぬくと眠る傍ら           宅
    薄明に芭蕉の巻葉とけそめて         さ
     バイクの音の近付いて来る         に
    起きよとて地団駄踏んでいる兎        五
     フラメンコならちょっと自信が       に
    常連の客が投げこむ赤い薔薇          庵

    ○「フラメンコ」ー「赤い薔薇」と付け筋の見えやすい句、物付も、読み手が疲れないという利点があります。芭蕉の匂い付け(余情付け)が開発されて物付・心付が淘汰されたというわけではありませんから、色々な付け方を適宜・臨機応変に使い分けていきたいと思います。

    「絶唱し掃除機かける老婦人 芳」、凄い景色です。「絶唱し」と打越の「地団駄踏んで」の騒がしい感じ、戻りますね。

    「引退の棋士が涙で語るもの 黒兎」、離れた感じしますが、「涙で語るもの」はフラメンコの演じる物語世界に通うものはありますね。黒兎さん、三日前、鳥取県の白兎海岸と白兎神社に参ってきました。白兎がわにざめの背中を渡ったという「おきの島」見ました。案外に近いところでした。よろしくお願いします。

    「ひるがへし舞ひ夢をとめ風に酔ひ 五」、いいですね。一句としてもっと優美な調え方はないのかとか、連句はそういうことばかりじゃないです。一昨日岡山で連句の最中に、付くことが大切で、優美な一句、わたしの句、だけにこだわるのはよろしくないとお話し、ふっと心敬の言葉「前句のこころの通わざればただむなしき人のいつくしくそうぞきて並びいたるなるべし」(綺麗なだだけで前句に付かない句が続くのは死美人が並んでいるようなものだ)を思い出し言ってみましたら、「ゲ」と思われた方もあったかと思います(^^) 要するにそういうことですね。いいですねというのは、「フラメンコならちょっと自信が」という前句に「ひるがへし舞ひ夢をとめ風に酔ひ」は軽々しい感じがよく釣り合っている、ということです。

    では夏でどうぞ。やはり恋句でしょうね。

    #46724 返信

    雀羅

    ■こちらすっかり空けてしまいました。22日~24日、鳥取・岡山での「連句の集い」に参加してきました。鳥取は初めての地で、高校時代の恩師(新任で来られた国語の先生で油絵の顧問、女の先生)が鳥取市で連句のグループ「はくと連句会」を作っておられ、一度鳥取に遊びに伺いますと言っていたことがやっと実現しました。なにしろ飛行機の乗れないもので家を出て鳥取駅に着くまで7時間かかります(これはこれで非日常の楽しい時間ですが)。せっかくなら「はくと会」だけでなく俳人の方々にも連句に誘ってみましょうと言って下さり、「連句の集い」となりました。「一茶の連句」をお話しし、その後はみなさんで半歌仙の実作をしました。20名ほどで、ご当地の俳句作家の方々と2時間、熱い連句交流となりました。ホテルでも「はくと連句会」の方々と夜中まで連句をし、山陰海岸を味わうドライブ中(こちらは3人)でも連句付合いをしました。たそがれに近づいてゆく鳥取大砂丘を裸足で歩き、新鮮でした。俳句を作る余裕ありませんでしたが、そのうちのいくつか。

     はだしなり大日没を置く砂丘

     鳥取砂丘
     足裏に眩暈かたまる蟻地獄

     すひかづら吸へばかなしき花の蜜

     城原(しらわら)海岸
     花とべら飛びゆくまでを海の瑠璃 

    岡山は、鳥取からの帰りに寄らせて頂きました。県立図書館での「昴の会」のご連衆方との、去年7月に引き続いての「連句の集い」です。県庁の真ん前にある堂々たる中央図書館で、文化で立つ県の自負を感じます。

    2010年、岡山での国民文化祭の後、一月も欠かさず「昴連句会」が続けていると会長の米林さんが仰っておられましたが、表合十句の同時進行4巻という思い切った試みを、こちら十数人で、3時間そこそこで跳び越えてしまうというのは、培われた地力があるからと、感服しました。ノリがよく、いつも地をあるく動物ではなく、風を捉まえて鳥になる、軽くなるすべを知っている、そんな感じです。

    鳥取の皆さま、岡山の皆さま、有り難うございました。どちらも、連句の活動に俳人が関心を持ち協力して下さるというのは、本来は矛盾しないことですが、異種交流をコーディネートする力を持った方々がおられるということも含め、強い印象を持ちました。

    では今度はこちらのほうも、いい風が吹いてきますように。

    #46695 返信

    五帳面

    起きよとて地団駄踏んでいる兎        五
     フラメンコならちょっと自信が       に

    ひるがへし舞ひ夢をとめ風に酔ひ 五

    地団駄の句、ありがとうございます。起きよとて、の下りが好きです。
    そしてまさに、寝不足の毎朝です。

    #46690 返信

    黒兎

    起きよとて地団駄踏んでいる兎
     フラメンコならちょっと自信が

     付け
      引退の棋士が涙で語るもの
     
      よろしくお願い致します。

    #46675 返信

    起きよとて地団駄踏んでいる兎         五
     フラメンコならちょっと自信が         に
    付け
    絶唱し掃除機かける老婦人

    宜しくお願いします。

    #46666 返信

    安庵

    起きよとて地団駄踏んでいる兎         五
     フラメンコならちょっと自信が        に
     
    付け
    常連の客が投げこむ赤い薔薇  庵

    #46665 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅 月・秋
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
     母の形見の糠床を分け           宅
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく       庵
     下戸と上戸を足して二で割る         羅 
    テンポ良いボケつっこみに大笑い        芳
      グリコの看板いつも夏シャツ       麦子
    内股に彫りし名まえがぷるぷるで       庵
     身請けの金をやっと手にして        芳
    熊手掻き恋の落ち葉を集めては        五
     色のおちつく木守の月           羅 月・冬
    綻びのカーディガンからでる嚏        石
     もぎりの仕事スカラ座に得る        に
    はなびらの貼りつく傘のしづく切り      同 花・春
      蛙の付箋厚いゲラにも           さ
    ナオ
    娘との約束をした野遊びに          芳
     唐揚げマヨのおむすびが好き        香
    知命てふ文字書いてゐるひきこもり      羅
     猫ぬくぬくと眠る傍ら           宅
    薄明に芭蕉の巻葉とけそめて         さ
     バイクの音の近付いて来る         に
    起きよとて地団駄踏んでいる兎        五
     フラメンコならちょっと自信が       に

    ○ベクトルがちょっとねじれて、離れた付句ですが、次の句次第で緊張が緩和に変わります(^^)

    「あなたのシャツを重ね着ふくる  村宅」、うさぎさんが重ね着して気が塞いでいる図、おかしみありますね。「ふくる」はいらないかなと思います。

    ではどうぞ。

    昨日は大雨でしたが、今日はすっかりいい天気になりました。

    #46663 返信

    村宅

     バイクの音の近付いて来る   に
    起きよとて地団駄踏んでいる兎  五

    付け
     あなたのシャツを重ね着ふくる
     
    雨は止みました、よい旅を。

    #46652 返信

    うに

    バイクの音の近付いて来る
    起きてよと地団駄踏んでいる兎

    付け
    フラメンコならちょっと自信が

    ナオ6治定ありがとうございました。
    とんすけ(Thumper)っていましたね。ディズニーのバンビのお友だち。ドスの効いた声をした。

    #46651 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅 月・秋
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
     母の形見の糠床を分け           宅
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく       庵
     下戸と上戸を足して二で割る         羅 
    テンポ良いボケつっこみに大笑い        芳
      グリコの看板いつも夏シャツ       麦子
    内股に彫りし名まえがぷるぷるで       庵
     身請けの金をやっと手にして        芳
    熊手掻き恋の落ち葉を集めては        五
     色のおちつく木守の月           羅 月・冬
    綻びのカーディガンからでる嚏        石
     もぎりの仕事スカラ座に得る        に
    はなびらの貼りつく傘のしづく切り      同 花・春
      蛙の付箋厚いゲラにも           さ
    ナオ
    娘との約束をした野遊びに          芳
     唐揚げマヨのおむすびが好き        香
    知命てふ文字書いてゐるひきこもり      羅
     猫ぬくぬくと眠る傍ら           宅
    薄明に芭蕉の巻葉とけそめて         さ
     バイクの音の近付いて来る         に
    起きよとて地団駄踏んでいる兎        五

    ○五帳面さんの原句は「飼い兎 地面地団駄 主起こす」ですが、治定句のようにすれば少しすっきりするかと思いますがどうでしょうか。兎は何にいらだつのか、時々連続地団駄踏みますね。こんな兎を室内で飼ったら安眠は遠いものになりそうです。でも兎にストレス与えなければおりこうさん出来るのかな?

    「思春期の心は制御不可能に よし」、よく分かる付けですが、分かりすぎるところもありますね。もう少し飛躍したところが入っていると、面白くなると思います。

    明日から24日まで鳥取での「連句の集い」に出かけてきます。「一茶の連句」を話させて頂き、連句実作もします。24日は岡山の県立図書館で御当地の俳人・連句人と連句の集いをします。どんな出会いになるか、わくわくはらはらです。

    ではどうぞ。

    #46642 返信

    薄明に芭蕉の巻葉とけそめて         さ
    バイクの音の近付いて来る         に
    付け
    思春期の心は制御不可能に

    近所に原チャに3人乗りしてた子がいました。しゃべったら、普通にかわいい子でした。そんな時期だったんですね。
    宜しくお願い致します。

    #46640 返信

    薄明に芭蕉の巻葉とけそめて         さ
    バイクの音の近付いて来る         に

    飼い兎 地面地団駄 主起こす 五

    #46637 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅 月・秋
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
     母の形見の糠床を分け           宅
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく       庵
     下戸と上戸を足して二で割る         羅 
    テンポ良いボケつっこみに大笑い        芳
      グリコの看板いつも夏シャツ       麦子
    内股に彫りし名まえがぷるぷるで       庵
     身請けの金をやっと手にして        芳
    熊手掻き恋の落ち葉を集めては        五
     色のおちつく木守の月           羅 月・冬
    綻びのカーディガンからでる嚏        石
     もぎりの仕事スカラ座に得る        に
    はなびらの貼りつく傘のしづく切り      同 花・春
      蛙の付箋厚いゲラにも           さ
    ナオ
    娘との約束をした野遊びに          芳
     唐揚げマヨのおむすびが好き        香
    知命てふ文字書いてゐるひきこもり      羅
     猫ぬくぬくと眠る傍ら           宅
    薄明に芭蕉の巻葉とけそめて         さ
    バイクの音の近付いて来る         に

    ○新聞屋さんが配達に使ってるバイクはホンダのプレスカブが多いかと思いますが、音が大きくなく燃費もよく、優れものですね。夜更かしをすると午前3時頃やってきて、もう寝なきゃ・・となります。もう起きちゃった、という時もありますが。

    冬・夏・雑、何でもどうぞ。

    #46635 返信

    うに

    猫ぬくぬと眠る傍ら
    薄明に芭蕉の巻葉とけそめて

    付け
    バイクの音の近付いて来る

    #46620 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅 月・秋
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
     母の形見の糠床を分け           宅
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく       庵
     下戸と上戸を足して二で割る         羅 
    テンポ良いボケつっこみに大笑い        芳
      グリコの看板いつも夏シャツ       麦子
    内股に彫りし名まえがぷるぷるで       庵
     身請けの金をやっと手にして        芳
    熊手掻き恋の落ち葉を集めては        五
     色のおちつく木守の月           羅 月・冬
    綻びのカーディガンからでる嚏        石
     もぎりの仕事スカラ座に得る        に
    はなびらの貼りつく傘のしづく切り      同
      蛙の付箋厚いゲラにも           さ
    ナオ
    娘との約束をした野遊びに          芳
     唐揚げマヨのおむすびが好き        香
    知命てふ文字書いてゐるひきこもり      羅
     猫ぬくぬくと眠る傍ら           宅
    薄明に芭蕉の巻葉とけそめて         さ

    ○、そうですね、「ときそめて」→「とけそめて」ですね。

    うにさん、変化の中にも、転じという小さな波、ブロックの波、面や折にかぶさる大きなうねりと、一巻の変化には三段階のウエーブがあるように思います。これを意識出来る感覚をもちたいですね。

    「日光を見ずに疾く疾く帰りきて  庵」、「疾く帰り来よ」は何かの文句にあった気がしますが思い出せません。なんでしたっけね。ぜんぜん違うことですが、猪苗代湖の野口英世記念館に、英世の出世を喜ぶ母親の、「はやくきてくたされ。はやくきてくたされはやくきてくたされ。はやくきてくたされ。いしよ(一生)のたのみて。ありまする。」という手紙あり、子を思う母の一途さに胸を衝かれました。

    どうぞ。

    #46616 返信

    安庵

    知命てふ文字書いてゐるひきこもり       羅
     猫ぬくぬくと眠る傍ら            宅

    付け
    日光を見ずに疾く疾く帰りきて 庵

    #46596 返信

    あさ

    あ、すいません。
    ぼくの付け句、「ときそめて」ではなく、「とけそめて」ですかね。

    #46593 返信

    村宅

    いろいろとありがとうございます。

    #46592 返信

    うに

    雀羅様
    付所の確認ありがとうございました。なにをどう言ったら其場が停滞しないか、感覚を頼りに七名八体思い起こすようにしたいと思います。

    #46591 返信

    あさ

    「自他場を言うことで付けを萎縮させてしまうあやうさを思います」
    もろもろの業界タームに翻弄されているまさにいまの自分の状態です……辛抱はいつ喜びに変わってくれるのか、苦笑。
    「大胆に、いきいきと、しんみりと」前句に関わって遊んでみました。

    知命てふ文字書いてゐるひきこもり   羅
     猫ぬくぬくと眠る傍ら        宅

    付け
    薄明に芭蕉の巻葉ときそめて

    #46590 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅 月・秋
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
     母の形見の糠床を分け           宅
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく       庵
     下戸と上戸を足して二で割る         羅 
    テンポ良いボケつっこみに大笑い        芳
      グリコの看板いつも夏シャツ       麦子
    内股に彫りし名まえがぷるぷるで       庵
     身請けの金をやっと手にして        芳
    熊手掻き恋の落ち葉を集めては        五
     色のおちつく木守の月           羅 月・冬
    綻びのカーディガンからでる嚏        石
     もぎりの仕事スカラ座に得る        に
    はなびらの貼りつく傘のしづく切り      同
      蛙の付箋厚いゲラにも           さ
    ナオ
    娘との約束をした野遊びに          芳
     唐揚げマヨのおむすびが好き        香
    知命てふ文字書いてゐるひきこもり      羅
     猫ぬくぬくと眠る傍ら           宅

    ○自他場を言うことで付けを萎縮させてしまうあやうさを思います。それも付合いに有益な視点ではあるけれど、そればかり見ているわけではないということ、ここでは感じて頂きたいところです。大胆に、いきいきと、しんみりと、前句に自在に関わって“遊んで”いただけることをひたすら思います。こまかいところは捌きの利点を生かしととのえさせて頂きます。それにしても 村宅さんは宵っ張りですね(^^)

    猫が出ましたね。つい採ってしまう私ですが、前の「肉球」も猫? 猫は一巻に何回出していいのだろうか・・と秘かに案じます。連歌の式目では、動物(うごきもの)は「一座一句」ものととして「鴬、郭公、蛍、虎・・」といったものが入っています。虎は百韻に1回、です。猫には「猫は家庭で飼える虎である・・」という“定義”があり、ふむ、そうすると猫も百韻に1回か・となりますが、「肉球」と躱せば2回やってもいいかとか、こういうことを大まじめに論じ合えるところも連句文芸のあそびであり楽しさと感じていただければと思います。

    うにさん、「其場の付」というのは、前句の「其人」の付けか他の人と向かわせたものかは別に、前句の場面を見定めて付けるということですが、自の句ではなく他の句にすることで人物描写がくっくきりして分かり易くなってかと思います。この辺りは『十七季』(三省堂)のp560の「七名八体」を読みますとよく整理出来ます。

    「自他場論」で付句の変化を説明していくとこんな調子になりますが、連句にまっさらに向き合いたい人にこんな書き方は苦痛かも知れない・・とふと思います。とは言え、新しい世界にチャレンジする方には、業界タームをちょっとは辛抱して乗り越える気持ちも必要かとも思います。辛抱がよろこびに変わるように、というのが連句せんだつの苦心でもあります。

    ではどうぞ。

    #46588 返信

    うに

    雀羅様
    「土手に降り立ちトランペット吹く」其場に居る別の人を描こうとしたのですが、強引に視線を引っ張ったようでした。たとえば、「トランペットを土手で吹く人」と、「人」の一文字をいれると其場
    の付けとして成立しますでしょうか?

    #46586 返信

    村宅

    再び、検討。人物の匂いがが続いているので景の句が良いのでしょうか?猫には傍らにいてもらいたいのですが、傍らを変えたことで景の句になったでしょうか?

     猫ぬくぬくと眠るソファーに

    #46585 返信

    村宅

    訂正
     猫ぬくぬくと眠る傍ら

    二五でしたので訂正。

    #46584 返信

    村宅

     唐揚げマヨのおむすびが好き   香
    知命てふ文字書いてゐるひきこもり 羅

    付け
     眠る時には猫ぬくぬくし

     

    #46582 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅 月・秋
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
     母の形見の糠床を分け           宅
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく       庵
     下戸と上戸を足して二で割る         羅 
    テンポ良いボケつっこみに大笑い        芳
      グリコの看板いつも夏シャツ       麦子
    内股に彫りし名まえがぷるぷるで       庵
     身請けの金をやっと手にして        芳
    熊手掻き恋の落ち葉を集めては        五
     色のおちつく木守の月           羅 月・冬
    綻びのカーディガンからでる嚏        石
     もぎりの仕事スカラ座に得る        に
    はなびらの貼りつく傘のしづく切り      同
      蛙の付箋厚いゲラにも           さ
    ナオ
    娘との約束をした野遊びに          芳
     唐揚げマヨのおむすびが好き        香
    知命てふ文字書いてゐるひきこもり      羅

    ○香さん、「唐揚げマヨのおむすび」というのは子どもに人気あるそうですね。ごはんにマヨネーズが交じるなんておぢさんいやだなあ(^^) 「季語ちぎり」、面白い言葉ですな。もっと綿密に調べていくと実り多い研究になると思います。

    「土手に降り立ちトランペット吹く うに」、ちょっとややこしいですが、前句の人の「其人」の付けとして自の句を付けていますので、「娘との約束をした」その人がトランペットを吹いているとなります。とすると、娘さんはどこにいるのでしょう。お父さんのトランペットを聴いているんですね。「花」のテーマに挑戦するというのは刺激的です。

    ではどうぞ。

    #46580 返信

    うに

    蛙の付箋厚いゲラにも
    ナオ
    娘との約束をした野遊びに

    付け
    土手に降り立ちトランペット吹く

    三ウ 花の座の治定ありがとうございました。「花」「花」で頭がいっぱいで「開く」こと思いつきませんでした。今回十七季p610の正花一覧表を改めて見渡し、こんなにあったのだと今頃気づいている次第です。どんなふうに詠まれているのか想像もつかない「中華」なども。挑戦してみたい「花」もあり楽しみがザクザクです。

    #46572 返信

      蛙の付箋厚いゲラにも           さ
    ナオ
    娘との約束をした野遊びに          芳

    付け
     唐揚げマヨのおむすびが好き

    よろしくお願いします。

    #46552 返信

    蛙の付箋厚いゲラにも           さ
    ナオ
    娘との約束をした野遊びに          芳
    付け
    震える仔猫ぜんぶ抱えて

    野遊びの句、直していただきありがとうございました。
    優しい句にしていただきました。美しい言葉のしらべ、勉強になります。すみません、季語ちぎってしまいました。ご指摘ありがとうございます。

    #46537 返信

    雀羅

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅 月・秋
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
     母の形見の糠床を分け           宅
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく       庵
     下戸と上戸を足して二で割る         羅 
    テンポ良いボケつっこみに大笑い        芳
      グリコの看板いつも夏シャツ       麦子
    内股に彫りし名まえがぷるぷるで       庵
     身請けの金をやっと手にして        芳
    熊手掻き恋の落ち葉を集めては        五
     色のおちつく木守の月           羅 月・冬
    綻びのカーディガンからでる嚏        石
     もぎりの仕事スカラ座に得る        に
    はなびらの貼りつく傘のしづく切り      同
      蛙の付箋厚いゲラにも           さ
    ナオ
    娘との約束をした野遊びに          芳

    ○原句は「娘との約束守り野に遊ぶ」でしたが、「野遊び」あと春の季語ですが、「野に遊ぶ」と分解すると季語ではなくなってしまいます。俳句でも同じです。治定句のようにすればオーケーです。前句「 蛙の付箋」という可愛らしいイメージから、忙しい原稿書きしている中でも一生懸命子どもにかまってあげようとするお母さんが思い浮かびます。お父さんはいない人かな。

    ではどうぞ。雑でもよいです。

    #46535 返信

    はなびらの貼りつく傘のしづく切り      に
      蛙の付箋厚いゲラにも           さ

    付け
    娘との約束守り野に遊ぶ

    宜しくお願い致します。

    #46518 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅 月・秋
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
     母の形見の糠床を分け           宅
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく       庵
     下戸と上戸を足して二で割る         羅 
    テンポ良いボケつっこみに大笑い        芳
      グリコの看板いつも夏シャツ       麦子
    内股に彫りし名まえがぷるぷるで       庵
     身請けの金をやっと手にして        芳
    熊手掻き恋の落ち葉を集めては        五
     色のおちつく木守の月           羅 月・冬
    綻びのカーディガンからでる嚏        石
     もぎりの仕事スカラ座に得る        に
    はなびらの貼りつく傘のしづく切り      同
      蛙の付箋厚いゲラにも           さ
    ナオ

    ○あささん、治定句のようでいいのではないですか。

    「夢に溶けゆく残り香の雪 五」、「残り」「雪」という字は入っていても、「残雪」にはならず、冬の句です。ここは春で詠んで頂きたいところです。

    今夜は登戸(小田急線)でイッパイ&連句でした。

    発句、「海鞘眠る海を抱ける薄暮かな  雀羅」。海鞘の話がひとしきり出ました。私は仙台の国分町で食べた海鞘で
    海鞘に対する偏見が消えました。

    どうぞ。春です。

    #46510 返信

    あさ

    そして、四三でした^_^

    #46509 返信

    あさ

    もぎりの仕事スカラ座に得る     に
    はなびらの貼りつく傘のしづく切り   に

    付け
    分厚きゲラに蛙の付箋

    ん〜、諸々つきすぎで、季語としても弱いですが……。

    #46495 返信

    五帳面

    恋の句、ありがとうございます。恋そのままは安いかと思いましたが
    それでも恋のほうが映えていました。

    >連句には狂気がありますね
    自身もそう思います。連句連歌に秘められた銘とは何ぞやと時に思わざるを、という具合です。

     もぎりの仕事スカラ座に得る        に
    はなびらの貼りつく傘のしづく切り      に

    夢に溶けゆく残り香の雪 五

    #46491 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅 月・秋
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
     母の形見の糠床を分け           宅
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく       庵
     下戸と上戸を足して二で割る         羅 
    テンポ良いボケつっこみに大笑い        芳
      グリコの看板いつも夏シャツ       麦子
    内股に彫りし名まえがぷるぷるで       庵
     身請けの金をやっと手にして        芳
    熊手掻き恋の落ち葉を集めては        五
     色のおちつく木守の月           羅 月・冬
    綻びのカーディガンからでる嚏        石
     もぎりの仕事スカラ座に得る        に
    はなびらの貼りつく傘のしづく切り      に

    ○うにさん、「花弁」「花片」、漢字が気になるなら開いてしまったらどうですか。かなで書いても「花」です。

    カタカナのこと、この度は三句続きを指摘されたのに、

     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 

    をそのままにしているのはどうなのかということでね。こっちは気にならなかったのです。何だか二重基準ですね(^^) 句が良ければ、面白ければ、勢いがあれば、大抵の疵はスルーする、こんな気持ちです。とは言えこういうのは1回きりでしょうね。

    昨日は郷里の鹿児島から連句仲間の六寸さんが上京され、新宿でイッパイ&連句(奇数月)があり、別用で早く家を出てましたのでお返事遅くなりました。数人のなつかしいなごやかなやりとりの中で、言葉をなりわいとしている六寸さんから「連句には狂気がありますね」と穏やかに言われ、ドキリとしました。

    「花明り百鬼うぐこめく羅生門  庵」、はい、これもどきりとします。「うぐこめく」は「うごめく」ですね。分かりますのでご心配なく。タイミングから、12日亡くなられた京マチ子さんのオマージュかなと思いました。くしくも1週間ほど前この人が出た映画『赤線地帯』(1956年、溝口健二監督)を見ました。ちゃきちゃきとした小気味いい演技に若かりし日の太地喜和子の小悪魔ぶりに似ているなあ思ってみてました。

    どうぞ。春の短句です。

    #46483 返信

    安庵

    綻びのカーディガンからでる嚏    石
    もぎりの仕事スカラ座に得る       に

    付け
    花明り百鬼うぐこめく羅生門        庵

    #46477 返信

    うに

    読み直して、花弁(はなびら)読みにくいような気がしました。十七季では花片でしたので書き直します。

    付け
    花片の貼りつく傘のしづく切る (この場合前句の「得る」を「得て」に)

    滴きる傘に花弁貼り付きて

    #46455 返信

    うに

    お返事をありがとうございます。
    再度、、
    付け
    花弁の貼りつく傘のしづくきり(切り)

    ご指摘のカタカタ3句気になったのですが、ニオ6の拙句「タラップ降りる頬に秋風」のあとに
    「カンナ」「ロックンロール」と続くので、この辺よいかと、、^_^
    鳥が鳴き出しました。寝ます!

    #46452 返信

    雀羅

    ■うにさん、下のご質問、

      まだ立たぬエンドロールに花吹雪

    映像上の花吹雪です。このような間接的な「花」は弱いでしょうか?

    リアルな花であれ映像上の花であれ、花としてのゆたかさを伝えるものであれば花の句です。「花吹雪」という正花を使ってあるわけですし。「心の花」という言葉も春の正花に使われているのは、小野小町の「色見えでうつろふものは世の中の人の心の花にぞありける」あたりから取られたものかと推測しますが(謡曲の『卒塔婆小町』にも出て来ます)、「花」はリアルだけを問題にしているわけではないのですね。

    綻びのカーディガンからでる嚏
     もぎりの仕事スカラ座に得る
    まだ立たぬエンドロールに花吹雪

    一句としては素敵ですが、“三句のわたり”、もう少し停滞がないように詠んで頂けると安心して採れます(^^) 些細なことのようですが、カタカナ三句続けないというようなこともチェック項目、又一人の人物の視点の延長のようにも読めるところも外せるといいですね。

    俳句は一句だけ(自分のことだけ)考えていればよいですが、連句は自分の句がおかれた絵柄を考える、ということで、たくさんの繋がりの中で生きる(生かされる)文芸です。

    #46450 返信

    うに

    一直治定ありがとうございます。原句は前句の人物を描いただけで、視点に動きがないなと思っていましたが、なるほど治定句の「もぎりの仕事スカラ座に得る」ですと、ピタッと落ち着くのは、第三者の視線が少し入ったからでしょうか。以下付け案です。

    綻びのカーディガンからでる嚏
    もぎりの仕事スカラ座に得る

    付け
    まだ立たぬエンドロールに花吹雪

    質問です。桜の時期に“ライン”が携帯画面に半日くらい桜吹雪を散らしたのを思い出しました。
    上も映像上の花吹雪です。このような間接的な「花」は弱いでしょうか?

    #46448 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅 月・秋
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
     母の形見の糠床を分け           宅
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく       庵
     下戸と上戸を足して二で割る         羅 
    テンポ良いボケつっこみに大笑い        芳
      グリコの看板いつも夏シャツ       麦子
    内股に彫りし名まえがぷるぷるで       庵
     身請けの金をやっと手にして        芳
    熊手掻き恋の落ち葉を集めては        五
     色のおちつく木守の月           羅 月・冬
    綻びのカーディガンからでる嚏        石
     もぎりの仕事スカラ座に得る        に

    ○原句は「切符をちぎるスカラ座の扉に」でしたが、治定句のように頂きます。「綻び」は見えないようにしてるんでしょうけれど、給料が出ると新しいカーディガンが買えます。

    「当たり障らぬ話とぎれて  村宅」、「当たり障りのない話」とつづめずに言う言葉でしょうね。「差し障りない話ばかりで」くらいですかね。

    では花の句です。

    #46447 返信

    うに

    色のおちつく木守の月
    綻びのカーディガンからでる嚏

    付け
    切符をちぎるスカラ座の扉に

    #46441 返信

    村宅

     当たり障らぬ話とぎらせ

    の方が飛び込んだ感じでしょうか?味は違うような気がしていますが?

    #46440 返信

    村宅

     色のおちつく木守の月     羅
    綻びのカーディガンからでる嚏  石

    付け
     当たり障らぬ話とぎれて

    よろしくお願い致します。

    #46435 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅 月・秋
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
     母の形見の糠床を分け           宅
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく       庵
     下戸と上戸を足して二で割る         羅 
    テンポ良いボケつっこみに大笑い        芳
      グリコの看板いつも夏シャツ       麦子
    内股に彫りし名まえがぷるぷるで       庵
     身請けの金をやっと手にして        芳
    熊手掻き恋の落ち葉を集めては        五
      色のおちつく木守の月           羅 月・冬
    綻びのカーディガンからでる嚏    石

    ○しょぼい感じになりましたね。こんなこともあるでしょうね。

    もう冬は結構です。どうぞ。

    #46434 返信

    小石

    熊手掻き恋の落ち葉を集めては   五
     色のおちつく木守の月      羅

    付け
    綻びのカーディガンからでる嚏   石

    #46432 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅 月・秋
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
     母の形見の糠床を分け           宅
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく       庵
     下戸と上戸を足して二で割る         羅 
    テンポ良いボケつっこみに大笑い        芳
      グリコの看板いつも夏シャツ       麦子
    内股に彫りし名まえがぷるぷるで       庵
     身請けの金をやっと手にして        芳
    熊手掻き恋の落ち葉を集めては        五
      色のおちつく木守の月           羅 月・冬

    ○五帳面さん、恋句を切り上げようとされていますが、恋句は5句は続けられますし、「恋の落ち葉」の方がずっといいですね。1句のぬしはいろんなことをやって身請けのお金を調達した(しようとした)のですね。でもそんなことも過去のことになりました。二オ2に「恋」の同字はありますが、この字「面去」ですので問題はないです。

    ではどうぞ。

    #46427 返信

    五帳面

    五帳面
    内股に彫りし名まえがぷるぷるで       庵
      身請けの金をやっと手にして       芳

    付け 朝務めこころ落ち葉をかく熊手 五

    #46425 返信

    五帳面

    内股に彫りし名まえがぷるぷるで       庵
      身請けの金をやっと手にして       芳

    付け 熊手掻き 恋の落ち葉を 集めては 五

    #46416 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
     母の形見の糠床を分け           宅
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく       庵
     下戸と上戸を足して二で割る         羅 
    テンポ良いボケつっこみに大笑い        芳
      グリコの看板いつも夏シャツ       麦子
    内股に彫りし名まえがぷるぷるで       庵
      身請けの金をやっと手にして       芳

    ○ぷるぷるになる前に身請けして欲しかった・・。でも嬉しいですよね。

    はい、お休みなさい。

    #46415 返信

    雀羅

    ■若気の至りの鉄砲玉も張り合いのあることと思いますが、皮膚たぷたぷの刺青をしょって生き続けるのも、どっちも人生、死ねない限り生き続けるしかないですね。連句にはぴちぴちもたぷたぷもどっちも尊いです。親族にもんもん入れた叔父さんがいまして、夫婦げんかに鉄砲持ち出すという激しい人でしたが、どんなに暑くても長袖のシャツを着ているのが気の毒でした。かたぎに背を向ける生き方は、子どもごころにもどこか惹かれるものがあって、安庵さんの見たお爺さんにもそういう色香が残っていたのかも知れませんね。付句をしないでこんな話ですか(^^)

    #46414 返信

    グリコの看板いつも夏シャツ       麦子
    内股に彫りし名まえがぷるぷるで       庵

    付け

    身請けの金をやっと手にして

    ボケつっこみの句ありがとうございました。
    恋の句、内股に彫りし…とか大好きです。テンション上がっちゃいます(^^)d
    付きすぎな気もしますが、宜しくお願い致します。

    #46413 返信

    安庵

    昔お風呂屋さんに青い彫物を入れたお爺さんがいました。
    皮膚がタプタプで字も絵も分かりにくくなっていました。
    色も黄ばんでいましたけど、刺青ってメンテナンスが必要と聞いたことあるんですが。
    どうなんでしょう。
    若い時分にどんな兄さんだったのか聞いてみたかった。

    #46411 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
     母の形見の糠床を分け           宅
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく       庵
     下戸と上戸を足して二で割る         羅 
    テンポ良いボケつっこみに大笑い        芳
      グリコの看板いつも夏シャツ       麦子
    内股に彫りし名まえがぷるぷるで       庵

    ○「内股に彫りし名まえが消えかかり」が原句ですが、安庵さん、一度入れた彫り物はそのままは消えませんよ。せいぜい皮膚がゆるんで治定句みたいなところでしょうね。「・・・命」も誰のことだかひっぱらないとしっかり読めません

    恋句に行きましょうか。どんな恋が出来るでしょう。

    #46410 返信

    安庵

    テンポ良いボケつっこみに大笑い        芳
      グリコの看板いつも夏シャツ        麦子

    付け
    内股に彫りし名まえが消えかかり 庵

    #46409 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
     母の形見の糠床を分け           宅
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく       庵
     下戸と上戸を足して二で割る         羅 
    テンポ良いボケつっこみに大笑い        芳
      グリコの看板いつも夏シャツ        麦子

    ○竹内力主演「ミナミの帝王」のエンディングではいつも「グリコの看板」のある道頓堀橋(でしたっけ)が出てきますね。いつかあそこに行ってみたいです。

    「ネタの待宵誤操作で消え うに」、仲秋の月にしてもよいところです。でもこの「待宵」は十四字のほうですね。

    「福呼びたしと立てる門柱  村宅」、中華街には「福」の字をさかさにした「倒福文字」があります。福をよびこむまじないですね。これも付きます。

    ではどうぞ。

    #46407 返信

    麦子

      下戸と上戸を足して二で割る 羅
    テンポ良いボケつっこみに大笑い    芳
    付け
    グリコの看板いつも夏シャツ     麦子

    #46387 返信

    村宅

    訂正
    テンポ良いボケつっこみに大笑い   芳
    芳様すみません。

    #46386 返信

    村宅

     下戸と上戸を足して二で割る      羅
    テンポ良いボケつっこみにおおわらい   芳

    付け
     福呼びたしと立てる門柱

    よろしくお願い致します。

    #46383 返信

    うに

    下戸と上戸を足して二で割る
    テンポ良いボケつっこみに大笑い

    付け
    ネタの待宵誤操作で消え

    #46379 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
     母の形見の糠床を分け           宅
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく       庵
     下戸と上戸を足して二で割る         羅 
    テンポ良いボケつっこみに大笑い        芳

    ○連句もボケとつっこみの「間」のようなものが大事ですね。おわらい系芸人の何気ない言い方の中に、連句の付味を語る言葉に通じるものがふんだんに見つかります。学問臭を出さないようにと気を使ってますね。エラそうに聞こえてしまったら元も子もないとハラ括ってるんですね。

    朝からガビチョウが元気にないています。自分の声に酔って、元気すぎる鳥です。

    どうぞ。

    #46370 返信

    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく       庵
     下戸と上戸を足して二で割る         羅 

    付け
    テンポ良いボケつっこみに大笑い

    UFOの句一直していただきありがとうございました。
    今回も最初は、「絶妙なボケつっこみの間がウケて」
    にしようと思いましたが、まず飛び込まねば!と思い上記にしました。UFO!円盤状の光るイメージでした。倒されている稲や地上に残された魔方陣のようなものが宇宙船と結び付いていたらなぁ…なんてことだけ頭にあっただけでした。あささん、質問してくださってありがとうございました。丁寧なお答えを読ませていただき、またまた勉強させていただきました。

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