ホーム フォーラム インターネット連句 Vol.1 インターネット連句を始めます。

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    皆さま、インターネット連句を始めます。捌には佛渕雀羅さんをお迎えしました。どなたでも投稿フォームより自由に参加できます。

    歌仙「紙舟に」      2019.6.1 起首

    紙舟に風待月の潮路かな
    雀羅
    橋の彼方にはまなすの島
    桃太郎
    ふる里の夢を青磁に染め付けて
    薪棚を薪いっぱいにする
    うに
    女子寮の語らひさやに十三夜
    しをん
    藻に住む虫の立てる聞き耳
    この時と韋駄天走り茸番
    穴あき銭を鳴らす親分
    千百
    寅年に猫を預けるめいわくさ
    星占いで相性を決め
    献血が趣味だと笑う人といる
    ゆかり
    ポイントカードで財布ぱんぱん
    ぴかぴかのビリケンさんに頬ずりす
    大綿虫のとんでくる頃
    小石
    月の道もどれば牡丹鍋が待ち
    杜氏の嫁の好きな舟唄
    凪いでなほ丹波の里に花降らせ
    はるの憂いに染まる極楽
    重箱に草餅を詰め野点傘
    若芝の庭午後の日矢受け

     

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  • 投稿者
    返信
  • #44198 返信

    うに

    治定と情報ありがとうございます。、、が、「まるくまあるく」がイマイチのようで書き直したところでした。
    「 まろくしづまり冷ゆる陵」
    改悪でしょうか?

    #44196 返信

    雀羅

    ■⑪歌仙「浅春の」ナウ1        2019.3.3 起首
    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    鬼怒鳴門氏に
    浅春の過客閲(ケミ)する月日かな           雀羅
     書棚に馨る梅の一輪                 摩悠
    名残雪虹色の夢手に受けて             あげは
      彼方の空に煙上れる                 不映
    有明の水脈(みお)を曳きゆく漁舟(イサナブネ)     田助 月・秋
     曲げわっぱには零余子飯詰め             は

    花野ゆくをさなごを追ふ母であり          しをん
     をんなはぶたぬアメリカの兵             羅
    オムレツのフォークに残る赤い紅           うに
     寄せ書きしたる色紙黄ばんで            は
    古書市に浄瑠璃本を見つけたる            紫
     父のめがねの似合う麦秋             小石
    夕焼雲ヨガ教室は高階に               に
     ショートパンツで月を迎える            映 月・夏
    奥さまは魔女いっしゅんでピッカピカ        安庵
     ともだちの輪が世間さわがせ            は
    一山のひかりを集め花吹雪              ん
     針魚のにぎり信楽に映え              庵
    ナオ
    焙炉場(ホイロバ)にあねさんかぶりしてた姉       映
      胸の揺らぎは渋い声から             は
    閉まるドア共に押さえて乗った人           映
      浜通りには潮の香があり             羅 
    わざはひを希望に変へて立つ石碑           は
     井戸の茶碗を志の輔で聴く            石
    尻尾から鯛焼き食べる律儀者             映
     帳場箪笥に冬日射し入り             ん
    適温になればおしえる電子音             は
     路面電車のがたんごとごと             に
    土手の上(へ)に雲引きつれる月現(あ)れて     映
     まるくまあるく冷ゆる陵(みささぎ)         に
    ナウ
    プリペアド・ピアノに飾る吾亦紅          羅

    ○うにさん、そうですね、楽曲が和音だけでなく不協和音も使って効果をあげるように、連句も安定した心地よいコード進行だけでなく、異質なものをどう取りこめるか、連句で苦心するところそしてお楽しみの核心はここだと思います。芭蕉さんはこのところを「俳諧の益は俗を正す也」と言いました。ちなみに芥川龍之介はこの「正す」を「文法の教師のやうに語格や仮名遣ひを正すのではない。霊活に語感を捉へた上、俗語に魂を与へることである」と的確に読み抜いています。これが入った『芭蕉雑記』は青空文庫でも読めます。

    「役者あまたの我が村芝居  不映」、こういう付け方、「前句が場の句(註・景の句)である場合、その前句の言葉のあやを聞きとがめて、そこから人情の句を付ける「起情(きじょう)の付」、と言われます(『十七季』p561)。前句はたしかに地芝居が始まりそうなそんな雰囲気ありますね。前句のはっするメッセージを、頭だけでなく五感で受け止める、というのが連句の付合いということなのでしょうね。

    ではどうぞ。

    #44195 返信

    不映

    雀羅様 一直ありがとうございます。句が据わった気がします。

       路面電車のがたんごとごと             に
      土手の上に雲引きつれる月現れて           映 

      付け 役者あまたの我が村芝居

    #44192 返信

    うに

    路面電車のがたんごとごと
    土手の上(へ)に雲引きつれる月現(あ)れて
    付け
    まるくまあるく冷ゆる陵(みささぎ)

    #44175 返信

    うに

    ナオ10「路面電車のがたんごとごと」治定ありがとうございます。どんどん進んでますね!
    都電荒川線の飛鳥山駅(紙の博物館の最寄駅)近くは線路が大曲がりしていて、角を曲がってやって来る電車が突然現れて面白かったように記憶しています。(と言いつつ、かなりあやしい記憶があったりするので心配です)キーンさんが住んでおられた旧古河庭園の辺りもそう遠くないようなので、キーンさん路面電車にもきっと乗られたのではなどと、、妄想広げていました。連句における不協和音、、言葉による説明がとても助けになっています。語録また増えました!

    #44174 返信

    雀羅

    ■⑪歌仙「浅春の」ナオ11治定        2019.3.32 起首
    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    鬼怒鳴門氏に
    浅春の過客閲(ケミ)する月日かな           雀羅
     書棚に馨る梅の一輪                 摩悠
    名残雪虹色の夢手に受けて             あげは
      彼方の空に煙上れる                 不映
    有明の水脈(みお)を曳きゆく漁舟(イサナブネ)     田助 月・秋
     曲げわっぱには零余子飯詰め             は

    花野ゆくをさなごを追ふ母であり          しをん
     をんなはぶたぬアメリカの兵             羅
    オムレツのフォークに残る赤い紅           うに
     寄せ書きしたる色紙黄ばんで            は
    古書市に浄瑠璃本を見つけたる            紫
     父のめがねの似合う麦秋             小石
    夕焼雲ヨガ教室は高階に               に
     ショートパンツで月を迎える            映 月・夏
    奥さまは魔女いっしゅんでピッカピカ        安庵
     ともだちの輪が世間さわがせ            は
    一山のひかりを集め花吹雪              ん
     針魚のにぎり信楽に映え              庵
    ナオ
    焙炉場(ホイロバ)にあねさんかぶりしてた姉       映
      胸の揺らぎは渋い声から             は
    閉まるドア共に押さえて乗った人           映
      浜通りには潮の香があり             羅 
    わざはひを希望に変へて立つ石碑           は
     井戸の茶碗を志の輔で聴く            石
    尻尾から鯛焼き食べる律儀者             映
     帳場箪笥に冬日射し入り             ん
    適温になればおしえる電子音             は
     路面電車のがたんごとごと             に
    土手の上(へ)に雲引きつれる月現(あ)れて     映

    ○不映さんの原句は「土手越しに雲って上る月を見る」でしたが、同じことでも少し言い回しを変えると勢いが付きます。勢いがつくと何がいいかというと次の句を吸い上げる力が出てきます。

    「夏目坂月と一緒に歩こうよ あげは」、都電荒川線の早稲田停留所から夏目坂まではあるいて7、8分という感じで、あの辺りをあるいているような感じします。電車を降りて、そして歩こうよとなると、その次を言う形になりますが、ぎりぎりですね。

    「月出でて帝釈天の大庇 しをん」、帝釈天と言えば葛飾柴又ですが、ここはチンチン電車と関係がありましたっけ・・。こういう時交通事情にうとい捌きは採句許容度がひくくなるという残念なことが起きてきます。

    秋の短句でどうぞ。

    #44165 返信

    しをん

    適温になればおしえる電子音             は
     路面電車のがたんごとごと            に

    付け
    月出でて帝釈天の大庇               しをん

    #44152 返信

    不映

    雀羅様 付けが連想ゲームになっている気はしていました。「ねばっこい」のご指摘は「ウン!」
    と納得しました。この言葉を意識します。ありがとうございます。

    適温になればおしえる電子音             は
     路面電車のがたんごとごと            に

    付け 土手越しに雲って上る月を見る

     

    #44151 返信

    あげは

    適温になればおしえる電子音             は
     路面電車のがたんごとごと            に

    付け
    夏目坂月と一緒に歩こうよ      あげは

    #44142 返信

    雀羅

    ■⑪歌仙「浅春の」ナオ10治定        2019.3.32 起首
    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    鬼怒鳴門氏に
    浅春の過客閲(ケミ)する月日かな           雀羅
     書棚に馨る梅の一輪                 摩悠
    名残雪虹色の夢手に受けて             あげは
      彼方の空に煙上れる                 不映
    有明の水脈(みお)を曳きゆく漁舟(イサナブネ)     田助 月・秋
     曲げわっぱには零余子飯詰め             は

    花野ゆくをさなごを追ふ母であり          しをん
     をんなはぶたぬアメリカの兵             羅
    オムレツのフォークに残る赤い紅           うに
     寄せ書きしたる色紙黄ばんで            は
    古書市に浄瑠璃本を見つけたる            紫
     父のめがねの似合う麦秋             小石
    夕焼雲ヨガ教室は高階に               に
     ショートパンツで月を迎える            映 月・夏
    奥さまは魔女いっしゅんでピッカピカ        安庵
     ともだちの輪が世間さわがせ            は
    一山のひかりを集め花吹雪              ん
     針魚のにぎり信楽に映え              庵
    ナオ
    焙炉場(ホイロバ)にあねさんかぶりしてた姉       映
      胸の揺らぎは渋い声から             は
    閉まるドア共に押さえて乗った人           映
      浜通りには潮の香があり             羅 
    わざはひを希望に変へて立つ石碑           は
     井戸の茶碗を志の輔で聴く            石
    尻尾から鯛焼き食べる律儀者             映
     帳場箪笥に冬日射し入り             ん
    適温になればおしえる電子音             は
     路面電車のがたんごとごと            に

    ○前二句の室内風景から転じてよい流れを生んでいると思います。きれいな気の利いた「電子音」に「がたんごとごと」、連句は音楽同様「不協和音」を上手に生かすということも大事ですね。。

    >「夕焼雲」も「麦秋」とリンクしているつもいだったのですが、、

    あそこ、よくリンクしてると思います。英語文化圏での連句理解に「リンクトポエットリー」という言葉見たことありますが、そればそうだろうなあと思うと同時に、「付け」を「リンク」だけで説明できるのかどうか、ひっかかったままです。

    「七名八体のりこなし」、面白い言い方です。『十七季』p560にある説明を咀嚼出来れば付句がかるくなると思いますが、私も乗りこなせているかどうか自信ありません。

    では月をどうぞ。大打越に「冬日」ありますが、「天象二句去」ということで、問題ありません。

    #44130 返信

    うに

    「冬日射し入り」と「暮れなずむ」が重なるとの説明ありがとうございました。気になりつつ、前句の成分から何か(時分?)を引っぱってきたほうがよいのかと迷い、判定を受けたく出句しました。
    前の治定句の「夕焼雲」も「麦秋」とリンクしているつもいだったのですが、、。七名八体のりこなせてません。

    #44129 返信

    うに

    帳場箪笥に冬日射し入り
    適温になればおしえる電子音
    ナオ10
    付け
    路面電車のがたんごとごと

    再度、都電荒川線で!

    #44125 返信

    しをん

    お捌さま
    ありがとうございました。本当に違いがよくわかりました。連句は奥が深い、と改めて思いました。

    #44120 返信

    雀羅

    ■発車してしまいました(^^)

    尻尾から鯛焼食べる律儀者
     帳場箪笥に冬日射し入り
    暮れなずむ路面電車に父と子と

    ○いい感じだと思います。あえて言えば、「冬日射し入り」に「暮れなずむ」の重なる部分、「暮れなずむ」とすると後二句内で月が出しにくいなあ・・というのが気になります。

    #44119 返信

    雀羅

    ■⑪歌仙「浅春の」ナオ9治定        2019.3.32 起首
    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    鬼怒鳴門氏に
    浅春の過客閲(ケミ)する月日かな           雀羅
     書棚に馨る梅の一輪                 摩悠
    名残雪虹色の夢手に受けて             あげは
      彼方の空に煙上れる                 不映
    有明の水脈(みお)を曳きゆく漁舟(イサナブネ)     田助 月・秋
     曲げわっぱには零余子飯詰め             は

    花野ゆくをさなごを追ふ母であり          しをん
     をんなはぶたぬアメリカの兵             羅
    オムレツのフォークに残る赤い紅           うに
     寄せ書きしたる色紙黄ばんで            は
    古書市に浄瑠璃本を見つけたる            紫
     父のめがねの似合う麦秋             小石
    夕焼雲ヨガ教室は高階に               に
     ショートパンツで月を迎える            映 月・夏
    奥さまは魔女いっしゅんでピッカピカ        安庵
     ともだちの輪が世間さわがせ            は
    一山のひかりを集め花吹雪              ん
     針魚のにぎり信楽に映え              庵
    ナオ
    焙炉場(ホイロバ)にあねさんかぶりしてた姉       映
      胸の揺らぎは渋い声から             は
    閉まるドア共に押さえて乗った人           映
      浜通りには潮の香があり             羅 
    わざはひを希望に変へて立つ石碑           は
     井戸の茶碗を志の輔で聴く            石
    尻尾から鯛焼き食べる律儀者             映
     帳場箪笥に冬日射し入り             ん
    適温になればおしえる電子音             は

    ○あげはさんの原句は「風呂沸いたご飯炊けたと電子音」でしたが、打越に「鯛焼き食べる」とあり、「ご飯炊けた」は食べ物ですので避けましょう。「しゃべる電化製品」は家庭の中にどんどん入り込んでますが、夜中にうしろから「ここ空いてますか」なんて話しかけられると・・・、ですね。ここはさらっとしたところがいいです。

    「支え合ふ仮想通貨の欲の皮 不映」、欲の皮の張った人同士、儲かる人と損する人だけで支え合って(食い合って)いれば
    どうぞというものでしょうけれど、まともな経済活動も掻き回してくれるのが「仮想通貨」なのでしょうね。「帳場」からの連想と思いますが、またちょっとねばっこくなりました。

    しをんさんのご質問に。


    質問です。実は「冬日当たりて」と第三の留め方としての「て」を使いつつも気になっていたのですが「冬日射し入り」と一直して下さるとそれはなくなりました。なるべくなら避けて別の留め方を探すのが良いということでしょうか。

    「て留め」は避けたいと一律に思うわけではありませんが、仰るように「て留め」は(「に留め」もですが)、第三の留めとも言われて、強い留めの形として諸書の作法書に取り上げられています。特に下句(七七のこと)に、作例としてもその傾向は強いです。このような場合の選択や一直は一般論より個別具体的な吟味のなかで得られます。原句と治定句はいかのようでした。

      原句  帳場箪笥に冬日当たりて
      治定句 帳場箪笥に冬日射し入り

    「て留め」、強いですよね。治定句のようにした方が、ここはお互い(前句もその後の句との関係も)らくなような感じするのですが、どうでしょうか。

    では雑の短句をどうぞ。

    #44117 返信

    うに

    尻尾から鯛焼食べる律儀者
    帳場箪笥に冬日射し入り
    ナオ9
    付け
    暮れなずむ路面電車に父と子と

    #44114 返信

    不映

    尻尾から鯛焼き食べる律儀者             映
      帳場箪笥に冬日射し入り             ん

    付け  支え合ふ仮想通貨の欲の皮

    #44110 返信

    しをん

    ナオ8 一直の上、治定頂き有難うございました。
    確かに、私が思い浮かべたのも、師走の忙しい商家の帳場箪笥に弱い夕日が差している景でしたので、その通りだと納得致しました。
    質問です。実は「冬日当たりて」と第三の留め方としての「て」を使いつつも気になっていたのですが「冬日射し入り」と一直して下さるとそれはなくなりました。なるべくなら避けて別の留め方を探すのが良いということでしょうか。

    #44106 返信

    あげは

    尻尾から鯛焼き食べる律儀者             映
      帳場箪笥に冬日射し入り             ん
    付け
    風呂沸いたご飯炊けたと電子音      あげは

    電子音に変えて下さい。

    #44101 返信

    あげは

    尻尾から鯛焼き食べる律儀者             映
      帳場箪笥に冬日射し入り             ん

    付け
    風呂沸いたご飯炊けたと機械音      あげは

    #44076 返信

    雀羅

    ■⑪歌仙「浅春の」ナオ8治定        2019.3.32 起首
    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    鬼怒鳴門氏に
    浅春の過客閲(ケミ)する月日かな           雀羅
     書棚に馨る梅の一輪                 摩悠
    名残雪虹色の夢手に受けて             あげは
      彼方の空に煙上れる                 不映
    有明の水脈(みお)を曳きゆく漁舟(イサナブネ)     田助 月・秋
     曲げわっぱには零余子飯詰め             は

    花野ゆくをさなごを追ふ母であり          しをん
     をんなはぶたぬアメリカの兵             羅
    オムレツのフォークに残る赤い紅           うに
     寄せ書きしたる色紙黄ばんで            は
    古書市に浄瑠璃本を見つけたる            紫
     父のめがねの似合う麦秋             小石
    夕焼雲ヨガ教室は高階に               に
     ショートパンツで月を迎える            映 月・夏
    奥さまは魔女いっしゅんでピッカピカ        安庵
     ともだちの輪が世間さわがせ            は
    一山のひかりを集め花吹雪              ん
     針魚のにぎり信楽に映え              庵
    ナオ
     焙炉場(ホイロバ)にあねさんかぶりしてた姉       映
      胸の揺らぎは渋い声から             は
    閉まるドア共に押さえて乗った人           映
      浜通りには潮の香があり             羅 
    わざはひを希望に変へて立つ石碑           は
      井戸の茶碗を志の輔で聴く           石
    尻尾から鯛焼き食べる律儀者             映
      帳場箪笥に冬日射し入り             ん

    ○しをんさんの原句は「帳場箪笥に冬日当たりて」でしたが、「冬日当たりて」だと日が強い感じがします。「射し入り」ですと日も傾いて調度を傷めない程度かと思います。

    「古日記には書かぬ日があり 不映」、まめに日録を付ける前句人物なのに、今年の日記のあるところに空白の日がある、どうしてだろうと、次句の展開を誘う仕掛けです。「古日記」は「古い日記」ではなく、日記帳の最後というので仲冬の季語です。

    道具立てが古風になってきましたので、次は現代感覚を発揮してみて下さい。雑です。

    #44071 返信

    不映

    雀羅様 ナオ7治定ありがとうございます。連句の世界観も解りかけました。

      井戸の茶碗を志の輔で聴く           石
    尻尾から鯛焼き食べる律儀者             映

    付け 古日記には書かぬ日があり

    #44061 返信

    しをん

      井戸の茶碗を志の輔で聴く           石
    尻尾から鯛焼き食べる律儀者             映

        付け
      帳場箪笥に冬日当たりて            しをん

    #44036 返信

    雀羅

    ■⑪歌仙「浅春の」ナオ7治定        2019.3.32 起首
    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    鬼怒鳴門氏に
    浅春の過客閲(ケミ)する月日かな           雀羅
     書棚に馨る梅の一輪                 摩悠
    名残雪虹色の夢手に受けて             あげは
      彼方の空に煙上れる                 不映
    有明の水脈(みお)を曳きゆく漁舟(イサナブネ)     田助 月・秋
     曲げわっぱには零余子飯詰め             は

    花野ゆくをさなごを追ふ母であり          しをん
     をんなはぶたぬアメリカの兵             羅
    オムレツのフォークに残る赤い紅           うに
     寄せ書きしたる色紙黄ばんで            は
    古書市に浄瑠璃本を見つけたる            紫
     父のめがねの似合う麦秋             小石
    夕焼雲ヨガ教室は高階に               に
     ショートパンツで月を迎える            映 月・夏
    奥さまは魔女いっしゅんでピッカピカ        安庵
     ともだちの輪が世間さわがせ            は
    一山のひかりを集め花吹雪              ん
     針魚のにぎり信楽に映え              庵
    ナオ
     焙炉場(ホイロバ)にあねさんかぶりしてた姉       映
      胸の揺らぎは渋い声から             は
    閉まるドア共に押さえて乗った人           映
      浜通りには潮の香があり             羅 
    わざはひを希望に変へて立つ石碑           は
      井戸の茶碗を志の輔で聴く           石
    尻尾から鯛焼き食べる律儀者             映

    ○鯛焼きはどこから食べたっていいはずなのに尻尾から食べることにこだわる人、そこに律儀者の一面をみるという付句作者の観察も、おもしろいです。別案「尾頭の付いた鯛焼きそのままを」に「今日尾頭付きは不謹慎かもしれませんが」とありますが(今日というのは3.11の日に、ということですが)、付句の中のことですので構わないのですが、特別な日のことも感じながら付句をなさっている不映さんのやさしい連句の関わり方を感じました。

    それから、発句の前書

    キーンドナルド氏に
    浅春の過客閲(ケミ)する月日かな

    ですが、昨日、「キーンドナルド氏」は「鬼怒鳴門」と書いたらどうかというご意見を頂き、「鬼が付く名前はこわいですが・・」に、「キーンさんは繊細で柔和なお顔の反面に、こわい激しい一面ももっておられ、わざわざキーンさんがこの字を選ばれていることと尊重された方がよいのでは・・」とのことで、「キーンドナルド」「鬼怒鳴門」、どちらも使われてはいますが、より主張の強い「鬼怒鳴門」と使わせて頂きます。

    ではお次をどうぞ。

    #44006 返信

    不映

    わざはひを希望に変へて立つ石碑           は
      井戸の茶碗を志の輔で聴く           石

    付け  尾頭の付いた鯛焼きそのままを
    今日尾頭付きは不謹慎かもしれませんが、希望に変わる記念日として。

    少しこなれてきました。

    #43995 返信

    不映

    わざはひを希望に変へて立つ石碑           は
      井戸の茶碗を志の輔で聴く           石

    つけ 尻尾から鯛焼き食べる律儀者

    しん生のようには未だゆきません。

    #43991 返信

    雀羅

    ■⑪歌仙「浅春の」ナオ6治定        2019.3.32 起首
    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    キーンドナルド氏に
    浅春の過客閲(ケミ)する月日かな           雀羅
     書棚に馨る梅の一輪                 摩悠
    名残雪虹色の夢手に受けて             あげは
      彼方の空に煙上れる                 不映
    有明の水脈(みお)を曳きゆく漁舟(イサナブネ)     田助 月・秋
     曲げわっぱには零余子飯詰め             は

    花野ゆくをさなごを追ふ母であり          しをん
     をんなはぶたぬアメリカの兵             羅
    オムレツのフォークに残る赤い紅           うに
     寄せ書きしたる色紙黄ばんで            は
    古書市に浄瑠璃本を見つけたる            紫
     父のめがねの似合う麦秋             小石
    夕焼雲ヨガ教室は高階に               に
     ショートパンツで月を迎える            映 月・夏
    奥さまは魔女いっしゅんでピッカピカ        安庵
     ともだちの輪が世間さわがせ            は
    一山のひかりを集め花吹雪              ん
     針魚のにぎり信楽に映え              庵
    ナオ
     焙炉場(ホイロバ)にあねさんかぶりしてた姉       映
      胸の揺らぎは渋い声から             は
    閉まるドア共に押さえて乗った人           映
      浜通りには潮の香があり             羅 
    わざはひを希望に変へて立つ石碑           は
      井戸の茶碗を志の輔で聴く           石

    ○小石さんの原句には「井戸の茶碗」と「」が付いていますが、付句中の言葉には極力「」は付けない方がよいと思います。読めば落語演目とわかります。「わざはひを希望に変へて」というのはこういう穏やかなほっとする時間を持てるということでもあります。志の輔と古今亭志ん生ふたりの「井戸の茶碗」聴き比べてみました。志の輔は談志ゆずりなのかマクラ長いですね。談志は「マクラで笑い取ろうなんて、ダメややつほどそうだね」なんてこと延々とやり、「というようなこともマクラなんだろうね」、反射神経をハリネズミのように鏤めた騒がしい人だなあという感じ強いですが(談志ファンの方には失礼)、五代目志ん生のは時代もあるでしょうが、すまし汁のようにさっぱりとして、連句やる人にはこちら参考になるところおおい話術だなと思いました。

    「「国権」入荷数に限りが うに」、「国権」というのは福島県の銘酒ですね。「浜通り」にどうか、というのはほとんどありません。これもよいなとは思うのですが、振り返ってみますと、私はどうも選択が飲食(おんじき)に傾く傾向があり(すでに見抜いていられる方あると思いますが)、好きなものは却って遠ざけねば・・という気もします。

    「かもめ群れきて迷ふことなし しをん」、いいですね。「わざはひを希望に変へて立つ石碑」にぴったりです。ただ打越に「浜通りには潮の香があり 」もあり、もどりますかね。連句は過去を振り向かない、ということが大事です(こういう書き方ちょっとストレスを生むかも知れませんが・・)。

    そろそろ季節入れてどうでしょう。

    #43986 返信

    しをん

     浜通りには潮の香があり     羅
    わざはひを希望に変へて立つ石碑  は

    付け
     かもめ群れきて迷ふことなし  しをん

    #43985 返信

    小石

     浜通りには潮の香があり     羅
    わざはひを希望に変へて立つ石碑  は

    付け
     「井戸の茶碗」を志の輔で聴く  石

    #43982 返信

    うに

    浜通りには潮の香があり
    わざはひを希望に変へて立つ石碑
    ナオ6
    付け
    「国権」入荷数に限りが

    #43978 返信

    雀羅

    ■⑪歌仙「浅春の」ナオ5治定        2019.3.32 起首
    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    キーンドナルド氏に
    浅春の過客閲(ケミ)する月日かな           雀羅
     書棚に馨る梅の一輪                 摩悠
    名残雪虹色の夢手に受けて             あげは
      彼方の空に煙上れる                 不映
    有明の水脈(みお)を曳きゆく漁舟(イサナブネ)     田助
     曲げわっぱには零余子飯詰め             は

    花野ゆくをさなごを追ふ母であり          しをん
     をんなはぶたぬアメリカの兵             羅
    オムレツのフォークに残る赤い紅           うに
     寄せ書きしたる色紙黄ばんで            は
    古書市に浄瑠璃本を見つけたる            紫
     父のめがねの似合う麦秋             小石
    夕焼雲ヨガ教室は高階に               に
     ショートパンツで月を迎える            映
    奥さまは魔女いっしゅんでピッカピカ        安庵
     ともだちの輪が世間さわがせ            は
    一山のひかりを集め花吹雪              ん
     針魚のにぎり信楽に映え              庵
    ナオ
     焙炉場(ホイロバ)にあねさんかぶりしてた姉       映
      胸の揺らぎは渋い声から             は
    閉まるドア共に押さえて乗った人           映
      浜通りには潮の香があり             羅 
    わざはひを希望に変へて立つ石碑           は

    ○原句は「災いを希望に変えて立つ石碑」ですが、表記を変えさせていただきますね。この付けと前句をみますと、去年4月いわき市小名浜に仲間で泊まったのを思い出します。宿から車で20分くらいのところにある塩屋岬の美空ひばりの石碑はボタンを押すと「みだれ髪」が聞こえてくるのです。ほんとうに福島のわざわひを希望に変へて行きたいですね。明日は3.11です。

    「五輪の火勿来の関は止め得ず 不映」、凝ったメッセージですね。「浜通り」があって「勿来の関」は、ダブリ感ありあますね。

    「パンドラの箱の重さを推し量る しをん」、この「パンドラの箱」は「浜通り」にある東電の原発を言っていますが、中から噴きだしてきた災厄も箱本体も、とてもアンダーコントロールとは言えない状態です。打越に「閉まるドア」があって、「パンドラの箱」は似たもの同士ですね。

    ではどうぞ。もっと違った場面にひろがって行ってもいいですね。

    #43976 返信

    しをん

    閉まるドア共に押さえて乗った人           映
      浜通りには潮の香があり             羅

       付け
    パンドラの箱の重さを推し量る           しをん     

    #43973 返信

    あげは

    閉まるドア共に押さえて乗った人           映
      浜通りには潮の香があり             羅
    付け
    災いを希望に変えて立つ石碑   あげは

    #43971 返信

    不映

    雀羅 様 一直ありがとうございます。「加油」も頂き更に乗ります。

    閉まるドア共に押さえて乗った人           映
      浜通りには潮の香があり             羅

    付け 五輪の火勿来の関は止め得ず

    #43967 返信

    しをん

    ご指摘ありがとうございました。
    「春秋五句去」基本の基をうっかりしてしまいました。すみません。
    また、誤送信のこともありがとうございます。

    #43966 返信

    雀羅

     ともだちの輪が世間さわがせ            は
    一山のひかりを集め花吹雪              ん
     針魚のにぎり信楽に映え              庵
    ナオ
     焙炉場(ホイロバ)にあねさんかぶりしてた姉       映
      胸の揺らぎは渋い声から             は
    閉まるドア共に押さえて乗った人          映
      浜通りには潮の香があり             羅

     ひむかしに確かに見しよ貝櫓            ん

    ○東の方で蜃気楼を見たのはほんとだってば、ということですね。前句に付いたとき、浜通り、すなわち福島県の太平洋沿岸で「貝櫓」(蜃気楼)を見たとなりますが、蜃気楼は富山湾の専売特許のように感じていましたので、気になったネットで調べると2002年福島県双葉郡大熊町熊川海岸で観察されたと、画像まで見つかります。ドナルド・キーンさんは東日本大震災を機に日本国籍を取得したとあるくらいですので、福島にかかわる題材採れたらなあと思うのですが・・。

    「貝櫓」は晩春の季語、春の句を詠むにはあと二句先でないといけない(春五句去)、ということで、ざんねん。

    しをんさん、自分のサイトではないので記事の削除権がないのですが、だいじょぶですよ、句以外気にしませんから(^^) 私もスマホに変わったばかりで、同じものを何度も送信しているようです。「春だし何かが起きてるのだろうか・・と」、思ってる人多いのか、スマホに替わってからぱたっとメール着信がなくなりました。

    #43963 返信

    しをん

    誤って二度送信してしまいました。一つは削除してください。申し訳ございません。よろしくお願いします。

    #43961 返信

    しをん

    閉まるドア共に押さえて乗った人           映
      浜通りには潮の香があり             羅   

        付け
    ひむかしに確かに見しよ貝櫓            しをん

    #43962 返信

    しをん

    閉まるドア共に押さえて乗った人           映
      浜通りには潮の香があり             羅   

        付け
    ひむかしに確かに見しよ貝櫓            しをん

    #43958 返信

    雀羅

    ■⑪歌仙「浅春の」ナオ4治定        2019.3.32 起首
    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    キーンドナルド氏に
    浅春の過客閲(ケミ)する月日かな           雀羅
     書棚に馨る梅の一輪                 摩悠
    名残雪虹色の夢手に受けて             あげは
      彼方の空に煙上れる                 不映
    有明の水脈(みお)を曳きゆく漁舟(イサナブネ)     田助
     曲げわっぱには零余子飯詰め             は

    花野ゆくをさなごを追ふ母であり          しをん
     をんなはぶたぬアメリカの兵             羅
    オムレツのフォークに残る赤い紅           うに
     寄せ書きしたる色紙黄ばんで            は
    古書市に浄瑠璃本を見つけたる            紫
     父のめがねの似合う麦秋             小石
    夕焼雲ヨガ教室は高階に               に
     ショートパンツで月を迎える            映
    奥さまは魔女いっしゅんでピッカピカ        安庵
     ともだちの輪が世間さわがせ            は
    一山のひかりを集め花吹雪              ん
     針魚のにぎり信楽に映え              庵
    ナオ
     焙炉場(ホイロバ)にあねさんかぶりしてた姉       映
      胸の揺らぎは渋い声から             は
    閉まるドア共に押さえて乗った人           映
      浜通りには潮の香があり             羅     

    ○朝のラッシュ時の山手線の乗車風景が見えてきます。「閉まる戸」より「閉まるドア」の方がわかりやすいですね。閉まるドアを押さえるのはよくないことですが、挟まれた人(物)を引き出すのに咄嗟に手が出ることはあります。「共にドアを押さえた」見ず知らずの男女、そのときふっと洩れた男性のことばが、電車を降りた後も耳底に残っている・・・そんなことありそうです。そばにいたその人は潮のかおりがした、と付けてみました。

    不映さん、つかず離れずのノリがよくなってきましたね(^^)

    どうぞ。

    #43956 返信

    不映

    一直ありがとうございました。付けの機微を更に磨きます。

    ナオ
     焙炉場(ホイロバ)にあねさんかぶりしてた姉       映
      胸の揺らぎは渋い声から             は

    付け  閉まる戸を共に押さへて乗った人

    #43944 返信

    雀羅

    ■⑪歌仙「浅春の」ナオ2治定        2019.3.32 起首
    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    キーンドナルド氏に
    浅春の過客閲(ケミ)する月日かな           雀羅
     書棚に馨る梅の一輪                 摩悠
    名残雪虹色の夢手に受けて             あげは
      彼方の空に煙上れる                 不映
    有明の水脈(みお)を曳きゆく漁舟(イサナブネ)     田助
     曲げわっぱには零余子飯詰め             は

    花野ゆくをさなごを追ふ母であり          しをん
     をんなはぶたぬアメリカの兵             羅
    オムレツのフォークに残る赤い紅           うに
     寄せ書きしたる色紙黄ばんで            は
    古書市に浄瑠璃本を見つけたる            紫
     父のめがねの似合う麦秋             小石
    夕焼雲ヨガ教室は高階に               に
     ショートパンツで月を迎える            映
    奥さまは魔女いっしゅんでピッカピカ        安庵
     ともだちの輪が世間さわがせ            は
    一山のひかりを集め花吹雪              ん
     針魚のにぎり信楽に映え              庵
    ナオ
     焙炉場(ホイロバ)にあねさんかぶりしてた姉       映
      胸の揺らぎは渋い声から             は

    ○「渋き」→「澁い」と、前句の口語に合わせてこちらも口語句にしてみたらどうでしょうか。男でも女でも、声からフォール・イン・ラヴするってこと、ようわかります。

    どうぞ。

    #43943 返信

    あげは

     針魚のにぎり信楽に映え              庵
    ナオ
     焙炉場(ホイロバ)にあねさんかぶりしてた姉       映

    付け
    胸の揺らぎは渋き声から     あげは

    #43935 返信

    雀羅

    ■⑪歌仙「浅春の」ナオ1治定        2019.3.32 起首
    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    キーンドナルド氏に
    浅春の過客閲(ケミ)する月日かな           雀羅
     書棚に馨る梅の一輪                 摩悠
    名残雪虹色の夢手に受けて             あげは
      彼方の空に煙上れる                 不映
    有明の水脈(みお)を曳きゆく漁舟(イサナブネ)     田助
     曲げわっぱには零余子飯詰め             は

    花野ゆくをさなごを追ふ母であり          しをん
     をんなはぶたぬアメリカの兵             羅
    オムレツのフォークに残る赤い紅           うに
     寄せ書きしたる色紙黄ばんで            は
    古書市に浄瑠璃本を見つけたる            紫
     父のめがねの似合う麦秋             小石
    夕焼雲ヨガ教室は高階に               に
     ショートパンツで月を迎える            映
    奥さまは魔女いっしゅんでピッカピカ        安庵
     ともだちの輪が世間さわがせ            は
    一山のひかりを集め花吹雪              ん
     針魚のにぎり信楽に映え              庵
    ナオ
     焙炉場(ホイロバ)にあねさんかぶりしてた姉       映

    ○不映さんの原句は「焙炉場に姉さんかぶりで黙々と」で、「焙炉場」で製茶作業をしていることになり、前句とのつながりが見えにくいです。治定句のようにすれば、あねさん被りをとって、お姉さんもお寿司を食べられます。

    どうぞ。雑の短句です。

    #43930 返信

    不映

    一山のひかりを集め花吹雪             ん
     針魚のにぎり信楽に映え             庵
    ナオ

    付け  焙炉場に姉さんかぶりで黙々と

    寿司屋の親父の後にまた女性が出てしまいました。

    #43921 返信

    しをん

    雀羅さま、理解不足ですみません。とろい!「ん」でよろしくおねがいします。出先からで失礼します。

    #43916 返信

    雀羅

    ■⑪歌仙「浅春の」ナオ2治定        2019.3.32 起首
    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    キーンドナルド氏に
    浅春の過客閲(ケミ)する月日かな           雀羅
     書棚に馨る梅の一輪                 摩悠
    名残雪虹色の夢手に受けて             あげは
      彼方の空に煙上れる                 不映
    有明の水脈(みお)を曳きゆく漁舟(イサナブネ)     田助
     曲げわっぱには零余子飯詰め             は

    花野ゆくをさなごを追ふ母であり          しをん
     をんなはぶたぬアメリカの兵             羅
    オムレツのフォークに残る赤い紅           うに
     寄せ書きしたる色紙黄ばんで            は
    古書市に浄瑠璃本を見つけたる            紫
     父のめがねの似合う麦秋             小石
    夕焼雲ヨガ教室は高階に               に
     ショートパンツで月を迎える            映
    奥さまは魔女いっしゅんでピッカピカ        安庵
     ともだちの輪が世間さわがせ            は
    一山のひかりを集め花吹雪             ん
     針魚のにぎり信楽に映え             庵
    ナオ

    ○安庵さんの原句は「針魚のにぎりワサビきかして」。「さより」は綺麗な魚で前句との映りがいいですね。これが、「タコ」や「大トロ」では、ちょっと違います。「にぎり」なら「ワサビ」と言わなくてもよく、器に凝ってみたらどうですか。たとえば信楽など。

    「筏尻目に上る若鮎 不映」、水辺(すいへん)を出し、これも結構と思います。

    しをんさん有り難うございます。「略した字」というのはご採句2度目以降はお名前(俳号)であらわします。芭蕉さんなら「芭」でなく「蕉」、私は「雀」でなく「羅」です。女性は「・・子」が多く「子」ではどなたかわからないのでその上の字を使ったりします。「しをん」さんなら「し」「を」「ん」どれでもいいのですがここは「ん」で頂いています。もちろんお替えになってもいいのです。

    ではどうぞ。今から町田の「109」で俳句教室があり、出るのは夜です。

    #43913 返信

    不映

    雀羅 様 コメントを頂くだけで意欲がわきます。笹舟も沈まず海を目指します。

      ともだちの輪が世間さわがせ           は
    一山のひかりを集め花吹雪              ん

    付け  筏尻目に上る若鮎

    #43912 返信

    安庵

     ともだちの輪が世間さわがせ             は
    一山のひかりを集め花吹雪              しをん
     付け
    針魚のにぎりワサビきかして             庵

    #43909 返信

    しをん

    花句、治定ありがとうございました。また、名前のこともお気遣い頂きすみません。しをんのままでお願いします。三浦しをんさんと同じになってしまうのですが、好きな作家さんですのでお許しいただこうかと。

    #43907 返信

    雀羅

    ■不映さん、花が間に合いませんでしたね。こういうこことも花の定めです(^^)

      ともだちの輪が世間さわがせ    あげは
     蕾む花伝へ伝はる末に散る       不映

    ○世俗の描写から一気に「花伝書」風の趣きにかけあがって、美事と思います。芭蕉「猿蓑」に「道心のおこりは花のつぼむ時 去来」という花の句がありますが、あれを思いました。

    連句は採られようが採られまいが、笹舟のように流れていればいつかは大海に迎えとられます。

    #43906 返信

    不映

    奥さまは魔女いっしゅんでピッカピカ        安庵
      ともだちの輪が世間さわがせ           は

    付け   蕾む花伝へ伝はる末に散る

    #43904 返信

    雀羅

    ■⑪歌仙「浅春の」ウ11治定        2019.3.32 起首
    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    キーンドナルド氏に
    浅春の過客閲(ケミ)する月日かな           雀羅
     書棚に馨る梅の一輪                 摩悠
    名残雪虹色の夢手に受けて             あげは
      彼方の空に煙上れる                 不映
    有明の水脈(みお)を曳きゆく漁舟(イサナブネ)     田助
     曲げわっぱには零余子飯詰め             は

    花野ゆくをさなごを追ふ母であり          しをん
     をんなはぶたぬアメリカの兵             羅
    オムレツのフォークに残る赤い紅           うに
     寄せ書きしたる色紙黄ばんで            は
    古書市に浄瑠璃本を見つけたる            紫
     父のめがねの似合う麦秋             小石
    夕焼雲ヨガ教室は高階に               に
     ショートパンツで月を迎える            映
    奥さまは魔女いっしゅんでピッカピカ        安庵
     ともだちの輪が世間さわがせ            は
    一山のひかりを集め花吹雪              ん

    ○おさわがせしたのに、「あ、花吹雪・・」と澄ましてるというのがいいですね。しをんさんの略字は「ん」でいいですか。ご希望通りにします。

    テンポ早いなあ、折角考えてるところだったのに・・という方もおられると思いますが、“連句長縄跳び”ですので、メゲず何度でもトライして下さい。私の方もパタンと停まる時もあります。
                
    ではどうぞ。春の短句です。

    #43903 返信

    しをん

    奥さまは魔女いっしゅんでピッカピカ        安庵
      ともだちの輪が世間さわがせ           は

       付け
    一山のひかりを集め花吹雪             しをん            

    #43902 返信

    雀羅

    ■バス停飛ばし、失礼しました。

    メモで原稿作って一回ここを見てからアップすればいいというのは分かってるのですが、ついここにそのまま書いてしまいます(今も)。でも「飛ばし」に気付いたらこちらのバスは必ずバックして戻ります。

     奥さまは魔女いっしゅんでピッカピカ
      隧道ぬけるそこは雪国

    ○行間に省略された物語があることは感じても、両句のベクトルが違っている、みたいなことはないですね。いろいろな付句でどれも付くという時、どれかを選ぶということは運命の扉を開いている感じあります。はい、先便でマルチの扉を開けて出ました。

    「キーンさんの100分インタビュー」、見たかった!

    #43901 返信

    雀羅

    ■⑪歌仙「浅春の」ウ10治定        2019.3.32 起首
    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    キーンドナルド氏に
    浅春の過客閲(ケミ)する月日かな           雀羅
     書棚に馨る梅の一輪                 摩悠
    名残雪虹色の夢手に受けて             あげは
      彼方の空に煙上れる                 不映
    有明の水脈(みお)を曳きゆく漁舟(イサナブネ)     田助
     曲げわっぱには零余子飯詰め             は

    花野ゆくをさなごを追ふ母であり          しをん
     をんなはぶたぬアメリカの兵             羅
    オムレツのフォークに残る赤い紅           うに
     寄せ書きしたる色紙黄ばんで            は
    古書市に浄瑠璃本を見つけたる            紫
     父のめがねの似合う麦秋             小石
    夕焼雲ヨガ教室は高階に               に
     ショートパンツで月を迎える            映
    奥さまは魔女いっしゅんでピッカピカ        安庵
      ともだちの輪が世間さわがせ           は

    ○あげはさんの原句は「世間騒がすマルチ商法」でしたが、「マルチ商法」自体は違法ではないにしても「世間を騒がせる」点では同じですし、その実体をとり、又カタカナを続けないというところで治定句のようでどうでしょうか。前句「ピッカピカ」の人物が一瞬にマルチのカリスマに変わって、まさに連句のマジックですね。

    「宅配修行箒に乗って 不映」、アニメ「魔女の宅急便」を下敷きにしてますね。主人公が女性というところからずーっと続いているような感じしますがどうでしょうね。

    花を句をどうぞ。

    #43899 返信

    うに

    ショートパンツで月を迎える
    奥さまは魔女いっしゅんでピッカピカ
    ウ10
    付け
    隧道ぬけるそこは雪国

    夕べ(というか今朝1:35、あまりに寒くて寝つかれず、起きてテレビをつけたら、キーンさんの100分インタビューやってました。キーンさんに雪国に連れて行かれたか。道理で寒いはず。

    #43893 返信

    あげは

    ショートパンツで月を迎える            映
    奥さまは魔女いっしゅんでピッカピカ        安庵

    付け
    世間騒がすマルチ商法     あげは

    #43890 返信

    不映

    雀羅 様 ご指導ありがとうございます。カタカナの連続に注意が及びませんでした。

     ショートパンツで月を迎える            映
    奥さまは魔女いっしゅんでピッカピカ        安庵

    付け 宅配修行箒に乗って

    #43888 返信

    雀羅

    ■不映さん、「ローラースケート」は8音です。こういう時は上に持ってきて「ローラースケート算盤を履き」などとやれば落ち着きますが、さすがにこんな一直を押しつけることは出来ません(^^)。言ってみるだけです。後、「ローラースケート」にするとカタカナ語4句続きます。連句結社によってはカタカナの打越を嫌うという考え方もあるくらいですから、やはり懐紙面(かいしづら)としても3句続いたら限度(式目ではありません)という感じはあります。

    うにさん、「同じ画面の中にいても、浸りきらないで、ちょっと横を向くような逃げ方(?)もある、、」、その通りですね。べたに付きそうになるのをそうやって躱すということありますね。「思い合わせ」とか「うわさ」という付心(付ける時の態度)は、そこに通じるものです。

     ショートパンツで月を迎える            映
    奥さまは魔女いっしゅんでピッカピカ        安庵

    にどうぞ。雑の短句です。

    #43884 返信

    うに

    「ガンジス」付きすぎ、、確かに。前句の場面に留まりたくないと思ったのですが、同じ画面の中にいても、浸りきらないで、ちょっと横を向くような逃げ方(?)もある、、、そんな感じでしょうか。
    「ベジタリアンの数学教師」はどこかでリサイクルしたいと思います。
    「マオトコ」おもしろい!

    #43883 返信

    不映

    雀羅 様 付けの感覚、ご指南ありがとうございます。

    夕焼雲ヨガ教室は高階に               に
     ショートパンツで月を迎える            映
    奥さまは魔女いっしゅんでピッカピカ        安庵

    付け  雑巾履いてローラスケート 
      中学生の頃よくやりました。ローラはローラーで四でしょうか。

    #43868 返信

    雀羅

    ■⑪歌仙「浅春の」ウ9治定        2019.3.32 起首
    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    キーンドナルド氏に
    浅春の過客閲(ケミ)する月日かな           雀羅
     書棚に馨る梅の一輪                 摩悠
    名残雪虹色の夢手に受けて             あげは
      彼方の空に煙上れる                 不映
    有明の水脈(みお)を曳きゆく漁舟(イサナブネ)     田助
     曲げわっぱには零余子飯詰め             は

    花野ゆくをさなごを追ふ母であり          しをん
     をんなはぶたぬアメリカの兵             羅
    オムレツのフォークに残る赤い紅           うに
     寄せ書きしたる色紙黄ばんで            は
    古書市に浄瑠璃本を見つけたる            紫
     父のめがねの似合う麦秋             小石
    夕焼雲ヨガ教室は高階に               に
     ショートパンツで月を迎える            映
    奥さまは魔女いっしゅんでピッカピカ        安庵

    ○もちろん、お顔の手入れというのではなく、住まいや調度をいつも綺麗にしておくということですね。「いっしゅんで」というのは、はたきかけたり、雑巾がけしたり、そうじ機を引っ張ったり、そんなことを省く魔法を持っているということだと思います。世の中の主婦(あるいは主夫)はこんな魔女願望を秘めているのでしょうね。よけいな話ですが、むかし上の娘が保育園にいた頃、「おとうさんマジョの反対はなに?」「さあ」「知らないの、マオトコっていうんじゃない?」とのたまって、うっ、となったことありました。

    安庵さん、「破調というか句またがりですが、、、」ですが、たしかに、「奥さまは/魔女いっしゅんで/」ではなく「奥さまは魔女/いっしゅんで」と読みたいところですね。「句跨り」が問題になるのは第三だけで、句跨りゆえにどうこうということはありません。というか、「破調」も一句の持ち味として生かすことは出来る表現の成分だと思います。

    雑の短句でどうぞ。

    #43864 返信

    安庵

    夕焼雲ヨガ教室は高階に               に
     ショートパンツで月を迎える            映
    付け
    奥さまは魔女いっしゅんでピッカピカ         安庵

    破調というか句またがりですが、、、。

    #43859 返信

    雀羅

    ■⑪歌仙「浅春の」ウ8治定        2019.3.32 起首
    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    キーンドナルド氏に
    浅春の過客閲(ケミ)する月日かな           雀羅
     書棚に馨る梅の一輪                 摩悠
    名残雪虹色の夢手に受けて             あげは
      彼方の空に煙上れる                 不映
    有明の水脈(みお)を曳きゆく漁舟(イサナブネ)     田助
     曲げわっぱには零余子飯詰め             は

    花野ゆくをさなごを追ふ母であり          しをん
     をんなはぶたぬアメリカの兵             羅
    オムレツのフォークに残る赤い紅           うに
     寄せ書きしたる色紙黄ばんで            は
    古書市に浄瑠璃本を見つけたる            紫
     父のめがねの似合う麦秋             小石
    夕焼雲ヨガ教室は高階に               に
     ショートパンツで月を迎える            映

    ○「友と泡盛」→「友と冷麦」、ヨガをやってすぐの飲食は感心しませんし、「友」がやってくるのが早いですね。「ヨガ」~「汗拭きながら」も続きと言う感じす。「ショートパンツ」句、結構ですね。 

    「涼しき月に流れガンジス」、「ヨガ」に「ガンジス」は付き物ですが、言いようで何とかなりそうです。でもこれ「教室」ですから・・。「ガンジス河」は「恒河(ごうが)」とも言いますが、「涼しき月に恒河さざめき」とかすれば、大きな壁に貼ったガンジスの写真くらいには見えますね。

    「べジタリアンは数学教師」、ヨガをする人の其人の付けになって、変化が出て面白いです。ただ、短句結句の「すうがくく/きょうし」は四三といって、伝統的には避ける韻律とされます。これを掘り下げるとなかなか面白い話になって行きます。四三ゼッタイだめとは思いませんが、意識した方がよい韻律です。「ベジタリアンにゆがむ数学」(三四)などととすればOkです。

    続けてでもどんどんお出し下さい。三句続けては採りませんが二句までは採ります。私も顔出す時は続けて出ますが、出ない時はぱたっと出ません。気分本位がいちばんいいのでおゆるし下さい(^^)

    どうぞ。

    #43855 返信

    うに

    父のめがねの似合う麦秋
    夕焼雲ヨガ教室は高階に
    ウ8
    付け
    涼しき月に流れガンジス
    べジタリアンは数学教師

    続けて失礼します。一直受けたく、、。

    #43854 返信

    不映

    雀羅  様
    ご指摘ありがとうございます。呑兵衛の下心が出てしました。

    改心の付け 月を迎へて友と冷麦
          ショートパンツで月を迎える
          汗拭きながら月を仰いで
    優柔不断で迷ったままです。

    #43834 返信

    雀羅

    ■もう少し・・

    夕焼雲ヨガ教室は高階に               
     月を迎へて友と泡盛

    ○不映さん、「夏の月」はこのようにすればよく、一句としては申し分ないですね。ただどうでしょうか、「ヨガ教室」の後すぐに「泡盛」ですか。もう少し間があってもいいんじゃないでしょうか。ビールを美味しく飲むために運動するという人はいますが、「ヨガ」というのはちょっと違う種類のもののように思えます。「ヨガ体操」の最中、あるいは終わった時の気持ちで次の場面をイメージしてみて下さい。

    #43830 返信

    うに

    一直ありがとうございます。また、学びました!

    #43829 返信

    不映

     父のめがねの似合う麦秋             小石
    夕焼雲ヨガ教室は高階に               に

    付け
     月を迎へて友と泡盛

    #43826 返信

    雀羅

    ■⑪歌仙「浅春の」ウ7治定        2019.3.32 起首
    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    キーンドナルド氏に
    浅春の過客閲(ケミ)する月日かな           雀羅
     書棚に馨る梅の一輪                 摩悠
    名残雪虹色の夢手に受けて             あげは
      彼方の空に煙上れる                 不映
    有明の水脈(みお)を曳きゆく漁舟(イサナブネ)     田助
     曲げわっぱには零余子飯詰め             は

    花野ゆくをさなごを追ふ母であり          しをん
     をんなはぶたぬアメリカの兵             羅
    オムレツのフォークに残る赤い紅           うに
     寄せ書きしたる色紙黄ばんで            は
    古書市に浄瑠璃本を見つけたる            紫
     父のめがねの似合う麦秋             小石
    夕焼雲ヨガ教室は高階に               に

    ○うにさんの原句は「夕焼雲ヨガ教室は高層階」でしたが、連句の平句としては上五を「夕焼雲/」としたら下五を体言留めにせず、てには留めにした方がスムーズです。

    次は月の定座ですが、前句が「夕焼雲」で月が出しにくければ無理に月にしなくてもよいです。どんま~いんということなら「夏の月」、どうぞ。

    #43823 返信

    うに

    古書市に浄瑠璃の本見つけたる
    父のめがねの似合う麦秋
    ウ7
    付け
    夕焼雲ヨガ教室は高層階

    #43803 返信

    雀羅

    ■⑪歌仙「浅春の」ウ6治定        2019.3.32 起首
    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    キーンドナルド氏に
    浅春の過客閲(ケミ)する月日かな           雀羅
     書棚に馨る梅の一輪                 摩悠
    名残雪虹色の夢手に受けて             あげは
      彼方の空に煙上れる                 不映
    有明の水脈(みお)を曳きゆく漁舟(イサナブネ)     田助
     曲げわっぱには零余子飯詰め             は

    花野ゆくをさなごを追ふ母であり          しをん
     をんなはぶたぬアメリカの兵             羅
    オムレツのフォークに残る赤い紅           うに
     寄せ書きしたる色紙黄ばんで            は
    古書市に浄瑠璃本を見つけたる            紫
     父のめがねの似合う麦秋             小石

    ○小津安二郎の『麦秋』を思いますね。

    しをんさん、早速にすてきなお心遣い、感謝/\。京都の紫苑さんはお酒もいける方で、いつかイッパイ&連句の機会もあるのではないでしょうか(^^)

    ではどうぞ。少し古風になりましたので、気分を引き揚げ、いろんな場面にワープして下さい。

    #43802 返信

    小石

     寄せ書きしたる色紙黄ばんで   は
    古書市に浄瑠璃本を見つけたる   紫

    付け
     父のめがねの似合う麦秋   小石

    #43794 返信

    紫苑改めしをん

    存じませんで失礼しました。では、私は今後「しをん」と仮名に変更させて頂きます。よろしくおねがいします。

    #43792 返信

    雀羅

    ■紫苑さん、失礼しました。前に「初めて・・」と書かれたのを「?」と思いましたが、この一巻が「初めて」ということかなと早とちりしました。はいもうおひとかた、京都の紫苑さんという方おられますね。

    #43791 返信

    紫苑

    ウ5 治定頂きましてありがとうございました。
       ところで、お捌きさま、紫苑は京都には住んでおりません。同名の方がおられるのでしょうか。

    #43790 返信

    雀羅

    ■⑪歌仙「浅春の」ウ5治定        2019.3.32 起首
    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    キーンドナルド氏に
    浅春の過客閲(ケミ)する月日かな           雀羅
     書棚に馨る梅の一輪                 摩悠
    名残雪虹色の夢手に受けて             あげは
      彼方の空に煙上れる                 不映
    有明の水脈(みお)を曳きゆく漁舟(イサナブネ)     田助
     曲げわっぱには零余子飯詰め             は

    花野ゆくをさなごを追ふ母であり           紫苑
     をんなはぶたぬアメリカの兵             羅
    オムレツのフォークに残る赤い紅           うに
     寄せ書きしたる色紙黄ばんで            は
    古書市に浄瑠璃本を見つけたる            紫

    ○洋食屋さんの壁に貼ってあった「寄せ書き」が、この句が付くことで戸外の「古書市」に移動しました。場面を含めて=前句が見立て替えされるのが連句の面白さです。エッシャーの反転図形のようです。

    ドナルド・キーンさんは浄瑠璃にも造詣深かったと思いますが、「浄瑠璃本を見つけた」というところにキーンネタがあるとも取れ、発句から一貫したテーマを追うのが連句の行き方ではありませんが、表面に出ない形でキーンさんを「思い続ける」ことは可能で、腕の見せ所です。

    紫苑さん、京都さむいですか?

    ではどうぞ。

    #43788 返信

    紫苑

    オムレツのフォークに残る赤い紅           うに
     寄せ書きしたる色紙黄ばんで            は

       付け
    古書市に浄瑠璃本を見つけたる           紫苑

    #43780 返信

    雀羅

    ■⑪歌仙「浅春の」ウ4         2019.3.32 起首
    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    キーンドナルド氏に
    浅春の過客閲(ケミ)する月日かな           雀羅
     書棚に馨る梅の一輪                 摩悠
    名残雪虹色の夢手に受けて             あげは
      彼方の空に煙上れる                 不映
    有明の水脈(みお)を曳きゆく漁舟(イサナブネ)     田助
     曲げわっぱには零余子飯詰め             は

    花野ゆくをさなごを追ふ母であり           紫苑
     をんなはぶたぬアメリカの兵             羅
    オムレツのフォークに残る赤い紅           うに
     寄せ書きしたる色紙黄ばんで            は

    ○古い洋食屋さんの景色ですね。

    どうぞ。

    #43777 返信

    あげは

    をんなはぶたぬアメリカの兵             羅
    オムレツのフォークに残る赤い紅           うに
    付け
    寄せ書きしたる色紙黄ばんで    あげは

    #43773 返信

    雀羅

    ■うにさん、なるほど、「米兵」~「口紅」などというキーワードだけでも、鈴木しづ子、出てきますね。20年位前、「健悟さん、深夜放送で明け方、鈴木しづ子の、コスモスなどやさしく吹けば死ねないよ、って句を紹介してたけど、泣いちゃったよ」と居酒屋で感極まったように言う連句仲間のドラマーがいました。連句人は連句しかやらないというのではなく、近接短詩型にもどんよくに近づきたいですね。かれは連句仲間の詩人の安西均先生が亡くなった時も真夜中2時頃電話かけてきて、男の泣き声ばかりずっと続いて初めだれだかわかりませんでしたが、そのうち分かって、「泣けるっていいよなあ・・」と思いました。かれも60でなくなりました。

    安西均氏に『銃と刃物』という詩集があり、きりりと抜刀している見開き写真ありますが、居合をやっている彼がふりを付けたものです。

    三軒茶屋の、たしか「馬仙坊」という居酒屋で三吟のイッパイ&連句やってましたが、あのお店まだあるのでしょうか。

    「鈴木しづ子」からバッと引き戻されました(^^)

    #43768 返信

    うに

    入力が前後しました。治定ありがとうございます。しづ子の句の中で最も好きな句なので、「一皿」
    を強引に入れました。ひとりで食べているオムレツですね、ぜったい。

    #43767 返信

    うに

    前句に対しての口語ですね。米兵で鈴木しづ子の一句「花冷えやオムレツの皿一つでよく」が飛んで来ました。

    #43765 返信

    雀羅

    ■うにさん、

    「オムレツの一皿に捨つ赤き紅」より、頂いた句の方がよいと思います。のびやかさがあります。

    #43764 返信

    雀羅

    ■⑪歌仙「浅春の」ウ3         2019.3.32 起首
    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    キーンドナルド氏に
    浅春の過客閲(ケミ)する月日かな           雀羅
     書棚に馨る梅の一輪                 摩悠
    名残雪虹色の夢手に受けて             あげは
      彼方の空に煙上れる                 不映
    有明の水脈(みお)を曳きゆく漁舟(イサナブネ)     田助
     曲げわっぱには零余子飯詰め             は

    花野ゆくをさなごを追ふ母であり           紫苑
     をんなはぶたぬアメリカの兵             羅
    オムレツのフォークに残る赤い紅           うに

    ○前句のアメリカ兵は乱暴な男ではないようですが、付き合っている相手の食事の仕方(あるいはそれにつながる全部)にはちょっとストレスありそうですね。そんな心の陰翳まで感じさせるような付句になりました。「赤き紅」→「赤い紅」と口語形でしょうね。

    「霧積の湯に片糸のほどかれて 安庵」、あくまでも「霧積の湯」にこだわりましたね(^^) 「片糸」を入れることで恋句になりました。が、「をんなはぶたぬアメリカの兵」とは離れてしまったようです。手直しでよくなる時もあるし、思い切って捨てることでもっといい切り口がみつかることもあります。

    「嫁に来てピンストライプ着た時に 不映」、アメリカのファッションだとこうなのでしょうね。「嫁に」というと打越「母で」があり、こういうところは気を付けます。揚げ足取りのようでご免なさい。「打ち越は自他句と思いました。自句のつもりで付けました。」、はい、この判定はその通りです。「理解不足、恥ずかしい思いです。」、私も、後から思うと恥ずかしいことの数限りなしですが、連句は反省はほどほどにして、未来志向で走り抜きましょう(^^) 

    短句をどうぞ。恋句はこれで終わってもいいですし、さらに続けることも出来ます。

    #43758 返信

    うに

    ウ3
    付け
    オムレツの一皿に捨つ赤き紅

    書き直しました。

    #43757 返信

    不映

    雀羅様 
      おちょくるのとは違う、「なつかしく言い取るのである」とのご指導ありがとうございます。
      後で「スマホ頼りの今の後朝」の方がよかったかとも思いました。

    #43755 返信

    不映

    雀羅様  理解不足、恥ずかしい思いです。


    花野ゆくをさなごを追ふ母であり           紫苑
     をんなはぶたぬアメリカの兵            羅

    付け  嫁に来てピンストライプ着た時に

    打ち越は自他句と思いました。自句のつもりで付けました。

    #43752 返信

    うに

    花野ゆくをさなごを追ふ母であり

    をんなはぶたぬアメリカの兵

    付け

    オムレツのフォークに残る赤き紅

    #43751 返信

    安庵

    遅くなりました。
    まだ間に合えばお願いします。

    霧積の湯に片糸のほどかれて     安庵     

    #43747 返信

    雀羅

    ■失礼しました。

    不映さん、前便「もう少し・・」というのは「ご再考を」という意味でした。まだ裏の三句目は治定されていません。分かりにくかったようで申し訳ありません。

    それはそれとして、

     霧積の湯にほどかれて歌一首            
      眼鏡マスクの今の後朝

    この感じはいいですね。「霧積の湯」での逢引、そして「眼鏡マスクのきぬぎぬ」。せつなさと滑稽と、まさに俳諧です。
    といっても、俳諧はおちょくるのとは違う、「なつかしく言い取るのである」、と芭蕉さんも仰っています。

    どうぞ。

    #43745 返信

    不映


    花野ゆくをさなごを追ふ母であり           紫苑
     をんなはぶたぬアメリカの兵            羅
    霧積の湯にほどかれて歌一首             安庵

    付け  眼鏡マスクの今の後朝

    #43735 返信

    雀羅

    ■もう少し・・

    花野ゆくをさなごを追ふ母であり           紫苑
     をんなはぶたぬアメリカの兵            羅
    霧積の湯にほどかれて歌一首             安庵

    ○「霧積の湯」というのはネットで調べると安中市松井田町坂本にある温泉地とあり、アクセスが悪いところに見えますが、昔は文人墨客の訪れていますので「歌一種」も違和感ありません。ちなみに「墨客(ボッカク)」を背中に墨を入れたお客さんと思ってる人がいるようですが、書画を愛好する人のことですね。恋句には恋句でこたえないといけませんが、「湯にほどかれて」に少しその気分もありますが、恋句は一句としてもはっきり恋句にしたいところです。

    安中市松井田町坂本と言えば、先月28日に花柳幻舟さんが転落して亡くなった「めがね橋」のあるところですね。メディアのお仕着せではない幻舟さん自身の言葉で書かれたものを読みたいと思い、この人の『小学校中退、大学卒業』をすぐ入手して読みましたが、2歳から旅芸人の父親と舞台に立ち、26回転校し小学3年で「学校」を見限って・・という、すさまじい生き方、頑張りに、胸熱くなって「幻舟の首途や雨の梅ましろ」と一句捧げました。

    脇道にそれました。

    #43725 返信

    安庵

    花野ゆくをさなごを追ふ母であり           紫苑
     をんなはぶたぬアメリカの兵            羅

    付け
    霧積の湯にほどかれて歌一首             安庵

    #43723 返信

    雀羅

    ■うにさん、「フライパンのパンケーキがうまくひっくり返せなっかたような気がして・・」は面白い言い方ですね(^^)。「自他場」のことは過度に意識をあつめると付けがのびのび弾んでいかなくなるという別種の弊害がありますが、この視点がどこかに入っていると変化をつけることが出来、有益です。付味の微細な変化を伝える言葉(評言)をもつというのは、大事なことですね。どんどん付句が出て来ればどんどんそんな機会も増えます。

    今日は啓蟄です。土中にかくれている虫がそとはどうかなと蓋を開けて出てくる日とされます。こんなに寒いと虫たちも又蓋をしめておこもりを続けるのではと思います。

    私はこれからウォーキングです。

    #43719 返信

    うに

    拙句「道標に止まる蜻蛉の磁石めき」、フライパンのパンケーキがうまくひっくり返せなっかたような気がしていました。打越が場の句のせいなのですね。自分のほうに引き寄せたい気はしていました。納得です。こうして微妙なニュアンスが解るということは、母国語の嬉しさです。

    #43710 返信

    紫苑

    初めて参加させて頂きました。
    仮名遣いご一直の上、治定ありがとうございました。今後共よろしくお願い申し上げます。

    #43693 返信

    雀羅

    ■⑪歌仙「浅春の」ウ2         2019.3.32 起首
    ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    キーンドナルド氏に
    浅春の過客閲(ケミ)する月日かな           雀羅
     書棚に馨る梅の一輪                 摩悠
    名残雪虹色の夢手に受けて             あげは
      彼方の空に煙上れる                 不映
    有明の水脈(みお)を曳きゆく漁舟(イサナブネ)     田助
     曲げわっぱには零余子飯詰め             は

    花野ゆくをさなごを追ふ母であり           紫苑
     をんなはぶたぬアメリカの兵             羅

    ○お弁当をもって、母子2人のピクニックですね。この母の夫は進駐軍の米兵ということで。一緒にいるのか、いないのか。

    「野仏に出会ふ色なき風の道 不映」、綺麗な句です。もちろんこれでよいのですが、少しくずして、もう少し遊びがあってもいいですね。といって、ぐにゃぐちゃではいけませんが。

    「道標に止まる蜻蛉の磁石めき うに」、いいところ見てますね。ピクニックの途中停まったトンボを見ていると、ほんとに磁石の動きを思わせるところあります。敢えて言えば、打越句が景の句(場の句)ですので、人物の入る人情句の方が転じはよいか。

    恋の句どうぞ。

    #43691 返信

    うに

    有明の水脈を曳きゆく漁舟
    曲げわっぱには零余子飯詰め


    付け
    道標に止まる蜻蛉の磁石めき

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