連句協会は今年設立二十五周年を迎えました。三月十九日には第二十五回総会と全国連句大会が東京青山の日本青年館国際ホールで賑々しく開催されました。午前10時の受付開始を待ち兼ねるように続々と全国から会員が集まってきます。そこここで久闊を叙す賑やかな声も聞かれ、活気に満ちた雰囲気が漲ります。参加者約130名。午前11時定刻に開始された総会における磯直道会長の挨拶の要旨は次のとおりでした。

三月の総会が連句懇話会以来始めてである事に付いての説明、ついで連句協会の大きな事業として連句の普及、楽しみ方について従来皆で努力してきたが反省点もあるので、今後の事業計画として小中高の学生など若年層にも参加してもらえるようなプロジェクトを立ち上げ、おおいに伝統文芸に親しんでもらえるようにしたい、そのためには具体的に各市町村の担当者や国語の教師などに働きかけたいので会員たちの協力をお願いしたいと思うという要旨でした。
ついで総会の議事に移り、宮下太郎理事長よりの事業報告と事業計画発表が行われました。
事業報告及び事業計画
1 平成17年度・奇数月に理事会及び常任理事会を開催。
2 偶数月に連句協会報を発行。
3 九月に連句年鑑を発行。
4 12月に25周年事業としてホームページを開設。
5 11月の国民文化祭「福井」連句大会への参加。
平成18年度も17年度に準じ理事会、常任理事会の開催、協会報、年鑑の発行を行います。なお今年は11月に国民文化祭やまぐち協賛連句大会が行われますが、連句協会としては各地で開かれる連句大会をコミュニケーションの原点としてサポートして行くつもりです。また若年層へ働きかけて連句で言う風の交わり風交を楽しめたらよいと思っています。とのこと。
このあと会計より平成17年度決算報告と平成18年度予算案が提出され満場一致で可決されました。
さてこの後がいよいよ会員一同待ち望んでいた実作会です。既に受付のときに籤引きでめいめいの席は決まっています。一席平均5名が26席に分れ、それぞれの席が思い思いの形式で4時までに一巻を巻き上げるのです。半歌仙あり歌仙あり胡蝶あり。当日の全作品は連句協会報6月号・8月号に掲載予定ですので是非ご覧になってください。
 4時過ぎからはご馳走お酒がお待ち申し上げる宴会場に場所を移して懇親会。宮下理事長の司会で全国各地から馳せ参じた会員のスピーチあり歌あり踊りあり、会員皆々様の多芸には驚くばかりでした。飲むほどに酔うほどに一座はいやがうえにも盛り上がり、春の宵は瞬くうちに過ぎてしまいました。春宵一刻値千金。お開きの時刻には又来年を期して一同名残を惜しみつつ散会となりました。

でも聞くところによると、お名残尽きぬ連中はそのあとまた相語らって半歌仙を巻いたとか。ほんと好きですねえ。
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