第18回浪速の芭蕉祭報告

2024年10月13日(日)

会場 大阪天満宮・梅香学院

・12:00より受付 

・12:30~13:00 大阪天満宮本殿参拝

日頃なかなか経験することのできない本殿に上がって御祈祷を捧げ(巫女神楽・玉串奉納・御神酒授与)、鷽の会代表小池正博氏によって『技芸上達』の絵馬が奉納されました。お写真より御利益をお分けいたします。
・13:00~14:00 講演 梅村光明 氏 「北海道白老に開いた連句の窓」
 ウポポイ(民族共生象徴空間)のある白老町で結成された連句会、アイヌ語やアイヌの文化を振興するための空間で実際に活動されている「白老連句を楽しむ会」についての興味深いお話でした。また、できたての会誌『ななかまど』2024年10月号が参加の連衆へ配布されました。

・14:00~17:00 連句実作会 26名が4座に分かれてそれぞれの以下の形式での連句興行が行われました。

 梅村光明:六条院 岡本遊凪:十二調 木村ふう:ひととせ 小池正博:半歌仙

座によってさまざまの形式を体験できるということもこの連句会の魅力のひとつかと思います。

・17:30~天神橋筋商店街 居酒屋『わら焼き部』においての懇親会。

 20名の当日の連衆が参加し、日頃の情報交換や連句について語る楽しい時間を過ごしました。

大阪天満宮、通称『てんまのてんじんさん』はJR東西線の大阪天満宮駅、大阪メトロの南森町駅から歩いてすぐという便利さ。徒歩圏内に宿泊施設もあります。秋の一日、翁を偲びつつ大阪での連句興行、本当に楽しいです。来年は皆さまもぜひお越し下さい。お待ちしております。

報告:木村ふう  写真撮影:岡本遊凪