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#10131
雀羅
ゲスト

■④歌仙「飛行船」ウ2治定     2018.4.13   起首
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春風や空を漕ぎ出す飛行船         富士
 はなつめくさを敷き詰める丘       雀羅
のどらかにパッチワークの針持ちて     鈴代
 もめん豆腐をあられ切りする       小石
初雪を連れてきそうな月の顔        小波 月・冬
  煤竹売りに寄って来る犬         桃

喧騒を逸れし辺りに家を借り        和嘉子
土を友とし風と語らふ           冨

○赤穂浪士からすっかり別筋に入ってしまいましたが、連句でいう「転じの面白さ」というのはこうしたことを言いますね。人によっては「もどき」と言い、私は「反転図形」のような・・という喩えを使います。エッシャーの「昼と夜」などご覧になると、連句で何故この現象(解釈が変わる重心移動)が起きるかということについてのひらめきが得られるかも知れません。

「寄る年波に勝てぬ足腰」、富士さんちょっとコレ常套句ですね。富士さんらしくない(^^) 「クラシック聴き鋭気養ふ」、も「鋭気養ふ」がイマイチかな。

頂いた付句、「風」がありますが、“発句同字不再出”というのはいわゆる式目ではありませんので、ここでは気にしないでお続け下さい。次は雑です。

いわき市(小名浜)まで、鋭気養いに行ってきます(麻雀合宿)。私は海の音を聴きながらぼんやりしているのが好きなんですが。21日に帰ります。