/ 最終更新日時 : 4月 25, 2018
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4月 25, 2018 9:05 am
#10645
雀羅
ゲスト
■④歌仙「飛行船」ウ8治定 2018.4.13 起首
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春風や空を漕ぎ出す飛行船 富士
はなつめくさを敷き詰める丘 雀羅
のどらかにパッチワークの針持ちて 鈴代
もめん豆腐をあられ切りする 小石
初雪を連れてきそうな月の顔 小波 月・冬
煤竹売りに寄って来る犬 桃
ウ
喧騒を逸れし辺りに家を借り 和嘉子
土を友とし風と語らふ 冨
雀荘に誘われサボる中国語 可不可
二時間目には食べる弁当 にゃん子
海の付くしこ名をすでに決めていて 羅
いろこの宮へ帰るクリオネ 桃
曼殊沙華沸き立つ赤を寂しとも 冨
道行照らす淡き月影 に
○前句から恋句にして頂きましたね。凄みのある道行きの(心象)風景です。「朧月」の傍題として「淡月(たんげつ)」がありますが、ここの「淡き月影」を春と取ることもないと思います。「狸の夫婦月に浮かれて」、これは前句が「 曼殊沙華沸き立つ赤の御殿にも 」というふうならですが、気分が離れていますね。それと「狸」+「月」で冬月になります。昔の歳時記に「狸」の季語はありませんが。
もう一句恋です。秋です。