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■⑪歌仙「浅春の」ウ3 2019.3.32 起首
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キーンドナルド氏に
浅春の過客閲(ケミ)する月日かな 雀羅
書棚に馨る梅の一輪 摩悠
名残雪虹色の夢手に受けて あげは
彼方の空に煙上れる 不映
有明の水脈(みお)を曳きゆく漁舟(イサナブネ) 田助
曲げわっぱには零余子飯詰め は
ウ
花野ゆくをさなごを追ふ母であり 紫苑
をんなはぶたぬアメリカの兵 羅
オムレツのフォークに残る赤い紅 うに
○前句のアメリカ兵は乱暴な男ではないようですが、付き合っている相手の食事の仕方(あるいはそれにつながる全部)にはちょっとストレスありそうですね。そんな心の陰翳まで感じさせるような付句になりました。「赤き紅」→「赤い紅」と口語形でしょうね。
「霧積の湯に片糸のほどかれて 安庵」、あくまでも「霧積の湯」にこだわりましたね(^^) 「片糸」を入れることで恋句になりました。が、「をんなはぶたぬアメリカの兵」とは離れてしまったようです。手直しでよくなる時もあるし、思い切って捨てることでもっといい切り口がみつかることもあります。
「嫁に来てピンストライプ着た時に 不映」、アメリカのファッションだとこうなのでしょうね。「嫁に」というと打越「母で」があり、こういうところは気を付けます。揚げ足取りのようでご免なさい。「打ち越は自他句と思いました。自句のつもりで付けました。」、はい、この判定はその通りです。「理解不足、恥ずかしい思いです。」、私も、後から思うと恥ずかしいことの数限りなしですが、連句は反省はほどほどにして、未来志向で走り抜きましょう(^^)
短句をどうぞ。恋句はこれで終わってもいいですし、さらに続けることも出来ます。