/ 最終更新日時 : 4月 20, 2019
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4月 20, 2019 11:54 pm
#45648
雀羅
ゲスト
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百韻「日月は」 2019.4.16 起首
日月は旅人なりぬ花に雪 雀羅
雀の子らの集う軒先 古柏
春の朝川柳欄を食卓に 不映
上司と似た名いつも見つける 芳
潮の香の導く先に海と空 村宅
丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す 安庵
謫仙は飛鏡に杯を傾けて あさ
萩散る庵に残る足跡 優
ウ
銀杏と君の残したイヤリング 五帳面
○五帳面さんの原句は「銀杏と君の残した恋を一粒」でしたが、577ですので、治定句のようにさせて下さいませんか。恋の句は出来るだけ「恋」の字を使わずに詠みたいです。芭蕉『猿蓑』に「さまざまに品かわりたる恋をして」なんてありますけれど。
うにさん、寝ている間に出航してしまいましたか(^^) 百韻の長丁場ですので、好きなところで、どこからでも乗船出来ます。「落葉衣の濡れもこそすれ」は「小倉百人一首」の文句取りですが(「音にきくたかしの浜のあだ波はかけじや袖のぬれもこそすれ」)、前句「謫仙は飛鏡に杯を傾けて」によく付きますね。落葉をつづりあわせた「落葉衣」、面白い言葉です。ただこうすると「謫仙」は詩人きました。「謫仙」が普通の風流人に見えます。
どうぞ。恋句です。雑で。