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#45793 返信

雀羅

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百韻「日月は」         2019.4.16 起首

日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅
 雀の子らの集う軒先              古柏
春の朝川柳欄を食卓に             不映
 上司と似た名いつも見つける          芳
潮の香の導く先に海と空            村宅
 丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
 萩散る庵に残る足跡              優

銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
 皿洗いつゝ下の名で呼ぶ           さ
愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
 あの石巻に似たる青空            竜馬
転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
  みそっ歯の児の笑顔満開          小石
外つ国の言語行き交う先斗町           宅
 脱出ゲーム知恵を出しあい          芳
包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
  ニッカボッカのきたにはためく さ
いっぷくに背ナを丸める暮の月          芳  月・冬
足らぬ食材思うまなざし           うに
 
○育ち盛りの子たちを抱えて、暮らし向きの思うようにならない様を感じさせる付合いです。

「里山に寝る禽獣あまた ゆかり」、「禽獣あまた」といった四三韻律を避ける伝統的な韻律観に合わせ、ここは「禽獣あまた里山に寝る」とありたいところです。よく付いています。

「灯を絶やさずにオリンピアから  安庵」、オリンピアでの五輪聖火採火式は本番の半年くらい前のようで、それから各国オリンピック会場に向かって多くの人にリレーされて運ばれて行きますが、前句の「いっぷくに背ナを丸める暮の月」は
この間に入る人でしょうか。聖火ランナーは現役アスリートだけではないですからこういう人もいるるかも知れませんね。

次は春をどうぞ。