返信先: インターネット連句を始めます。

[光明]

テルツァ・リーマ「之繞(しんにょう)」
１月１２日
お待たせしました。
明日は成人の日、昨日今日と成人式は各地で行われたようで、近くのコミュニティーセンターでも着飾った新成人を多く見かけました。
八句目の脚韻は最初なので、のびのびと詠まれた句が六句寄せられました。
今回は酒類を詠み込んだ秋草さんの句「冷えたワインにびいどろの杯」を採りました。脚韻の（はい）の単語も沢山あるようです。
九句目は三回目の脚韻（かみ）で夏の句をお詠み下さい。
締切は１４日の２０時とさせていただきます。

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　　　　　テルツァ・リーマ「之繞(しんにょう)」　　 　2019.12.30起首

1 　　　書初や連の之繞迷いなく　　　　　　　　　洋（新年）　ａ
2 　　　　女賀客は夫の前妻　　　　　　　　　　光明（新年恋）ｂ
3 　　　褄をとる芸妓の粋を真似て泣く　　　　　今日（恋）　　ａ

4　　　　 霞食べても君とこの際　　　　　　　　　芳（春恋）　ｂ
5 　　　花の香に我を忘れし天つ神　　　　　　　夕汐（花）　　ｃ
6 　　　　蝶が窓からごめんください　　　　　　紋次（春）　　ｂ

7 　　　アルバイト外郎売は舌を噛み　　　　　　安庵（雑）　　ｃ
8 　　　　冷えたワインにびいどろの杯　　　　　秋草（夏）　　ｄ
9 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（夏）　　ｃ

10　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（雑）　　ｄ
11　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（秋）　　ｅ
12　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（秋）　　ｄ

13 （月）　　ｅ
14　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（雑）　　ｆ
15　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（冬）　　ｅ

16　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（冬）　　ｆ

みなさんの付句
心太には酢醤油が合う　　　　　　　しをん（夏）
＊「外郎」に続けて「心太」だと食べ物が続きますね。

屋台見上げる夏帽子おり　　　　　　　紋次（夏）
＊「屋台」は物を売る場所とみると、前句の「外郎売」の説明になってしまいますね。お祭りの屋台や盆踊りの屋台などもありますが、そこらあたりが曖昧な句になりました。

楽屋裏では付き人の汗　　　　　　　　　芳（夏）
＊「楽屋裏」で何が起こっているのか思わせぶりで、打越の「外郎売は舌を噛み」と同じ句の仕立て方のように思います。

鳰の浮き巣に雛の賑わい　　　　　　　ゆき（夏）
＊広い場所に出ました。切り替えが効いているこの句も採ろうかと迷いました。

苦い良薬効く水中り　　　　　　　　　遥夢（夏）
＊病体の句も必要で迷いましたが、三・四・二・五のリズム感が抵抗しました。

冷えたワインにびいどろの杯　　　　　秋草（夏）
＊この句をいただきました。