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#66561
光明
ゲスト

インターネット連句
 伊予の湯桁「琴の会」の巻
5月6日
 お待たせしました。伊予の湯桁は表八句ということで、これは百韻の表と同じ句数になります。ということは、月の座は自ずと七句目に設定され、歌仙の表にくらべて必然的に雑の句が多く含まれます。さらに表・中・裏ということは、序・破・急にも当て嵌まるのではないでしょうか。つまり、表八句は序という認識でまずは穏やかに参りましょう。
 第三です。夏の三句目です。衣と音楽と自然と植物が詠まれた後には、動物が相応しいのではないかと思わせられ、遥夢さんの「夏燕空を自在に遊ぶらん」を採りました。

 次のオ四句目は雑の短句を仮名留めでお詠み下さい。

 なお、基本的な式目は歌仙式に倣って進めることとします。仮名遣いはいつも通り、歴史的かな遣いとさせていただきます。不馴れな方はこちらで直しますので、現代仮名遣いでも結構です。同字は月・花以外は一語一会とします。

 次のオ四、短句の締切りを8日の20時とします。揮ってご投句ください。

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   伊予の湯桁「琴の会」   2021.05.04起首

表 初袷たをやかに座す琴の会     メロン(夏)
   風の調べに揺るる葉桜       光明(夏)
  夏燕空を自在に遊ぶらん       遥夢(夏)
                      (雑)
                      (雑)
                      (雑)
                      (月)
                      (秋)
中                     (秋)

皆様の付句
草払ひうなるモーター茶畑に     縁糸(夏)
*発句に琴の演奏があり、打越に今度はモーター音を聞かされるというのは、いわゆる音の輪廻になり、避けたいものですね。

笹粽ふはり香に立つ厨にて     しをん(夏)
*「ふはり香の立つ」でしょうね。香りという発想は適っていると思います。ひとつ、笹の葉と葉桜が近いかなとも。

夏燕空を自在に遊ぶらん       遥夢(夏)
*この句をいただきます。

蝉しぐれ強き陽射しを糧として    ゆき(夏)
*この句も音を詠んでいる点が引っ掛かりました。

山からの花くず鮎と行きかいて    甚碌(夏)
*甚碌さんようこそです。「花屑」は春季の花の座に詠まれる正花になりますので、夏の句で用いるのは相応しくないですね。

町歩き水からくりも飾られて     秋草(夏)
*「琴の会」と「水からくり」が、イベントの観音開きになってしまいますね。

シャッターを押せば目白の飛び立ちて  芳(夏)
*近付き過ぎましたか、それともフィルムカメラのシャッター音でしたか、やや「シャッター」が軽いように思いました。

打水はオリンピックの秘策とて    揺子(夏)
*猛暑対策の「打水」ですが、焼け石に水という諺もありますね。この国のコロナ対策は、オリンピックに振り回されている感じがしないでもありません。

正覚坊荒ぶる海をたゆたうて    炬燵猫(夏)
*ここで「荒ぶる海」にすべきか、序であれば「故郷の海をたゆたうて」でもいいですね。