雀羅さん、今日は移動日で、ケルンから南ドイツに来ました。
丁寧に絵付けしたものは、室内に入れることで早く咲き出した林檎や連翹の枝に飾るための卵です。兎がイースターの日曜の早朝に隠す40~50個の染卵は、夫々一色に染めた、全部で5~6色のゆで卵で、それを子供たちが庭で探すのです。
見つけたカラフルな卵をイースターの朝食の食卓の籠に入れ、自分の卵を決め、卵と卵をぶつけ合って、割れずに勝ち抜いた卵の主がイースターの王様か女王様になります。そこでやっと、レーズンや砂糖の塊を入れて焼いた甘いイースターのパンにたっぷりバターをつけ、ロースハムを乗せて、イースターの朝食が始まります。南ドイツの風習です。