インターネット連句を始めます。

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インターネット連句を始めます。

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  • #50139
    雀羅
    ゲスト

    ■しをんさん、「花前の心得」というのは現代連句の自由なルールと違って、古説として伝わるものです。たしかに『十七季』にはp547「花前の句は、花の句が詠みにくくならぬよう軽く付ける」とこれだけですが、「花の句が詠みにくくなるもの」と目されるものは「恋の句・秋・丈の高い植物(うえもの)」です。『俳諧無言抄』では「連歌には四春八木と覚て、四句目に春をし出さす。八句目にたかき植物し出さゝるは、花につかゆる故也」(『俳諧無言抄 翻刻と解説』宮坂敏夫・東明雅/信州大学医療技術短期大学部紀要)とあり、ほとんど同文で『去来抄』もこれを踏襲しています。「四春八木(ししゅんはちぼく)」については『連句辞典』(東京堂出版)に分かり易く書いてあります。

    花前の句はいろいろ気遣いなさいよ、ということでつい「花前」と言ってしまいますし、これからも言うと思いますが、「花前」で「さすが」と思いましたのは心敬の、「花のまへといはんとき、春の句などしたる、比興のことなり。花付けよからんとする事なかれ。またわざと付けにくからんとする事なかれ」(『心敬僧都庭訓』)。花前に春の句する、というのは花の呼び出しをするという意味です。比興は非興、興ざめということですね。「花付けよからんとする事なかれ、わざと付けにくからんとする事なかれ」、いいですね。これ覚えときたいですね(^^)

    遙夢さんの「長命」を「重い句材」としたのは私の主観で、釈然としなかったかも知れませんね。句形その他、あの流れで反応しているので、この材料が花前にそぐわないと思っているわけではありません。捌きと、小さな、そして大きなドンパチをやりながら、挙句に向かっていく賑やかな船旅が連句なのだと受け入れて頂ければ、遊びながら実になる連句が出来ます。

    面白い花の句が出ているようですから、午後三時くらいまでには米字の満尾出来るかと思います。

    #50137
    遥夢
    ゲスト

    おおいなる海老が見つかる浅草寺            を
     宅配便を待って永き日                芳

    付け
    だれかれの頭に肩に飛花落花    遥
    その先は知らずとも良し花筏    々
    園庭のあちらこちらに花の舞    々

    「花前」のご注意、ありがとうございました。
    邪魔をするものとして高いものは避けよというのは承知していましたが、「重い句材」も同様なのですね。「長命」ならおめでたい意なので可、かと思っていましたが。
    連句を始めて間がないので固くなりがち、「紙子を揉むように」詠むよう心掛けたいと思います。

    #50136
    しをん
    ゲスト

    おおいなる海老が見つかる浅草寺            を
     宅配便を待って永き日                芳

        付け
    花衣空の青さを仰ぎつつ          しをん

    「花前に高いものは出さないという心得」についてですが、私は「十七季」しか持っていないのですが、どこに書かれているのでしょうか。今まで知らなかったとは恥ずかしいことでした。また、後から気がついたことですが、この句は浅草寺との固有名詞の打越でもありました。重ねがさね恥じ入ります。

    #50133
    うに
    ゲスト

    おおいなる海老が見つかる浅草寺
    宅配便を待って永き日

    付け
    いくたりか花やぐ声がとなりから
    ふはふはの花鰹ならちよっとやる
    解禁は午後の四時らし花見酒

    #50132
    桃太郎
    ゲスト

    おおいなる海老が見つかる浅草寺 を
    宅配便を待って永き日 芳

    付け
    幸せは今が一番花の裟婆 桃
    願はくは死出の旅にも花衣 々
    海馬には花の記憶が留められ 々

    #50131
    雀羅
    ゲスト

    ■♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤♤

    米字「風鈴を」           2019.7.13 起首

    風鈴を見てゐる猫の夕かな           桃太郎
     ほたるぶくろに灯(トモシ)入る頃         雀羅
    咳払影絵の舞台整ひて              うに
     空気読まない派手な着信            芳
    九時五時をしっかり守り窓際に          笑女
     八枚切りのパンは売り切れ            に
    なで肩の影をふみふみ小望月           安庵 月・秋
     へちまを下げる宗匠の路地             桃

    さわやかにキャッチボールの捕球音         芳
     牛若丸は甲子園かも             しをん
    恩師への弔辞を諳んじてをりぬ            閑坐
     花に雪ふる昼の邂逅               羅 花・春
    佐保姫はお菓子のように化粧して           桃
     髪をバッサリ切って卒業              坐
    半刻をいけない人と蛍舟               女
     夏の霜にはゆため息が溶け             庵 月・夏
    ペン先のインク固まる文机              芳
     金運上げる風水に凝り               桃
    あの頃も今も聞く耳もたぬ父             女
     石垣崩すガジュマルの木は            上里
    二オ
    床の間に人形をおく初景色              羅
     膳のさびしき雨の正月              庵
    おとづれはメトロノームの鳴りてより         に
     目覚めた猫の手足のびやか            小石
    くたびれた営業マンのいるベンチ          芳
     今は昔の孟母三遷                を
    針金の家を出てゆく鴉の仔             羅
      夕べの虹をひとは見届け             に
    端とはじ耳にあてれば水の音             庵
     湖畔と犬と若き女性と              坐
    明日からのシニア講座に上り月           を 月・秋
     ホームの底にすだくがちゃがちゃ         坐
    二ウ
    露寒の故郷に住む人のこと              桃
     縁談十組纏めると言う               を
    痛い目にあえば分かるさ本気度が           女
     白村江からずっとこのかた            羅
    穫れすぎた茄子の料理を四品ほど           に
     走り書きには昼寝起こすな            芳
    馬肥えてお仙ころがる秋を待つ            庵
     風ニモマケズ凛と磯菊               芳
    銀鉤のめぐり来るとき熱を出す            に 月・秋
     イザナミ追えば逃げるイザナギ           女
    おぞましき姿を花にかえ給え              庵 花・春
     鏡の中も抱卵期なり                羅
    三オ
    猫の子を窺っている恋がたき             坐
     少し言葉の多すぎた夜                桃
    完璧なアリバイが生む不信感              芳
     お約束ならここでカツ丼              桃
    勝負する前に勝負がついてをり            芳
     朝がくるのか夜になるのか             石
    流眄(ナガシメ)のブルーボーイに秋扇          庵
     懐紙の上に石榴弾ける               羅
    上り来て夕月淡き東慶寺               を 月・秋
     寄せては返す人の世の波              桃 
    船上で万歩計見る几帳面               に
     ポジティブ思考裏目裏目に              女 
    三ウ
    神集ひしてゐる庭の頼み事             坐
     風邪声に効く甜茶(テンチャ)のど飴          桃
    母と娘が同窓になる芸大に             羅
      恋の舞台に度胸試され             坐
    男気のラップバトルを見せつける           芳
     紙より軽い約束があり              桃
    後出しのチョキ出す人の舌真っ赤           女
     百葉箱はぺんき塗りたて              石
    空蝉は月の光の中に絶え               桃  月・夏 
      逍遙趣味と履歴書にかく              庵
    何も持たず何も奪わず花あかり           に 花・春
      盃を追ふ人の曲水                坐
    ナオ
    囀りに逃がした鳥の声まじる              羅
     また戻り橋鬼の仕業か               女
    番号を呼ばれて順に渡る川               庵
      忍者修行のツアー満員               芳
    此処彼処地域おこしに励む長             里
      ジルバ踊れる相手いないか             桃
    触れてみる金のピアスが冷たくて            を
      月を抱きし冬眠の蛇                庵 月・冬
    不夜城の弁財天に朝を待つ              坐
      パワースポット手話の賑やか             桃
    健脚の学芸員を追っかける               芳
      背負子の中身危険いっぱい            女
    ナウ
    何事か雀の騒ぐ朝の縁                  桃
      翁と姥に竹酔の日は                を
    ドラえもん宇宙ロケット貸しとくれ          遥夢
     ドヤの暮らしもあすはみそかに            羅 
    おおいなる海老が見つかる浅草寺            を
     宅配便を待って永き日                芳

    ○贈り物として、前句の立派な海老がやってくることが期待されています。「永き日」で、いつまで経っても目出度い海老がやってこないという裏の意味も加わり、案外あっさりした句ではありません。「長閑な午後に特賞の鐘」、福引きのがらがらで特賞を当てたというところ。鐘まで鳴らすとは豪勢。

    「八卦見告ぐる長命の相 遥」、重たい素材です。毎度「花前です」とアナウンスしてますが、重たいものを絶対出してはいけないということではありません。出たら出たで、花の句の活躍が広がります。「 鐘何処より喧騒の中」、前句浅草界隈の雰囲気を捉えている附句です。敢えて言えばちょっと固く、紙子を揉むようにすれば前後馴染むかという感じします。

    「一段だけど鏡餅まで うに」、重ね餅には出来ないけれど、大きな鏡餅に「大海老」からの弾みが乗っかっています。

    「スカイツリーに春霞立つ しをん」、花前に高いものは出さないという心得はどんなガイドブックにも書いてあると思いますが、けれども出てしまったら四の五の言わず、さらりといい句を付けてクリア出来れば作者の株が上がります(^^)。これは月の句の場合でも同様です。『去来抄』に、「くろみて高き樫木の森」という句が花前に出て、去来、こんなものが出て花の句は大変ですがと芭蕉さんに乞うた花の句が、「咲花に小さき門を出つ入りつ」。難なく乗り越えました。「かく付て見せたまひけり」と去来ちょっと芭蕉さんによいしょしますが、このボードで長いこと付句をなさった方は、無理なく受け入れられる話でしょう。

    では花の句です。皆様がたに付けて頂くのはこれで最後です。

    #50129
    しをん
    ゲスト

     ドヤの暮らしもあすはみそかに            羅 
    おおいなる海老が見つかる浅草寺            を

         付け
     スカイツリーに春霞立つ              しをん

    ナウ5 ご一直の上、治定頂き有難うございました。
    随分前に一度、ガサ市を見に行ったことがあります。業者さん向けに縁起物の海老のお飾りが沢山並べてあり、それを買いに来ている人のつもりでしたが、あいまいでした。

    #50127
    ゲスト

    ドヤの暮らしもあすはみそかに            羅 
    おおいなる海老が見つかる浅草寺            を

    付け

    長閑な午後に特賞の鐘

    宅配便を待って永き日

    宜しくお願いします。

    #50125
    うに
    ゲスト

    ドヤの暮らしもあすはみそかに
    おおいなる海老が見つかる浅草寺

    付け
    一段だけど鏡餅まで

    #50123
    遥夢
    ゲスト

    ドヤの暮らしもあすはみそかに            羅 
    おおいなる海老が見つかる浅草寺            を

    付け
    八卦見告ぐる長命の相               遥
    鐘何処より喧騒の中                遥

    「帰りなむ故郷の山母の声」、、、、まさにご指摘の通りで、
    前句の主人公へ寄り添えていなかったことを痛感致しました。

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