ホーム フォーラム インターネット連句 Vol.1 インターネット連句を始めます。

このトピックには2,113件の返信が含まれ、2人の参加者がいます。7 時間、 8 分前に  雀羅 さんが最後の更新を行いました。

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    トピック
  • #477 返信

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100件の返信を表示中 - 601 - 700件目 (全2,113件中)
  • 投稿者
    返信
  • #46354 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
     母の形見の糠床を分け           宅
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく       庵
     下戸と上戸を足して二で割る         羅 
      
    ○婚礼のしゃんしゃん馬道中ですが、法事の翌日というわけでもないでしょうから、こういう流れもあるでしょうね。前句「形見に」は「形見の」とさせて下さい。しおらしく馬上に揺られるお嫁さんですが、のんべえの血を引いてるからねと知っている人はくすりと笑う、と付けてみました。花聟さんは下戸の血筋で。

    どうぞ。

    #46353 返信

    安庵

    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
    母の形見に糠床を分け            宅

    付け
    しゃんしゃんと鈴つけ馬に揺られゆく    庵

    #46352 返信

    あさ

    雀羅様

    毎回、深いお答えにうなっております。
    「俳諧を俳諧する」
    「ノイズをテイストにする」
    多様なものをすっぽり包み込みながらひたすら前へと進んでいく連句の精神に、どんどん引き込まれていきます^^

    #46351 返信

    雀羅

    ■失礼、

        beautifuru → beautiful (^^;)

    #46349 返信

    雀羅

    ■もっと言いますと、「少しくらいノイズがあったほうが・・」という言い方は、妥協、手抜き、と取られそうですが、そうではなくて、「ノイズ」はとても大事なんだという気持ちなのです。ニール・ダイアモンドの(古いね)、What a beautifuru noise! です。ノイズをテイストにしてしまえるわざを磨き合いたいですね。

    #46346 返信

    雀羅

    ■あささん、「ノイズの許容範囲」はあらかじめこうと決められないからノイズなんでしょうね。連句は優等生的な句だけでなく、何が起きるかわからないという句もまじっていた方が大化けする可能性があって面白いように思います。『俳諧問答』(許六)という本の中で、芭蕉先生は「名人はあやふき所に遊ぶ」と仰ったとありますが、おんなじことなんだろうと思います。俳諧(連句)はほっておくとごりっぱになってしまいます。大事なことは俳諧を俳諧するということだと思います。

    #46343 返信

    あさ

    雀羅様

    早速のお答え、ありがとうございます。
    細かい質問で、座の勢いや興をそぐようなものでしたら、大変申し訳ありません。
    とにかくまだ始めたばかりで、式目や付け方の気遣いなど、なにをどの程度意識すればよいのかわからず、お尋ねした次第です。そのへんのさじ加減は、実作を重ねていく中で、式目を踏まえつつ、その場その場の柔軟な判断でということになるのでしょうね。以前ご指摘されていた「少しくらいノイズがあったほうが野趣があっていい」ということにもつながるのでしょうが、現段階ではそのノイズの許容範囲が計りきれないもどかしさです^^
    最近、仲間内で連句を試みて捌きを担当したのですが、どうもそのあたりのこまかなところにこだわりすぎてしまい、個々の自由な発想を押し止めてしまったり、巻が求めるものを抑制してしまったり、反省しておりました。

    #46342 返信

    雀羅

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳
      母の形見に糠床を分け           宅

    ○わたしなど余り関心を持ちませんが、人によっては「糠床」は値打ちのあるものなのでしょうね。

    あささん、「花前のこころえ、月前のこころえ」について、「あまり気にすることはない」などとここで書くわけにはいきません(^^) 花前・月前は相応の気遣いをするところで、これはもう原則ですが、でも出ちゃったら仕方ないですね。今度はなるべくその前句が生かされるように受けていくということでしょう。そして芭蕉さんの「俳席三箇条」にもありますように、少々は一直して調えさせていただくという流れもあります。

      喧騒を離れて在りし堀の月   
       帰燕の糞に水輪ひろごる   
      UFOの飛来を受ける稲の波

    こうして見れば、「UFO」のような光物(ひかりもの)が来るのは打越の月にどうかとは思いますが、余りにも大胆な切り口でしたのでそのことに気付きませんでした。きっと、「天頂に皎皎と照る月のあり」なんて句が打越でしたらさすがに気になったと思うのですが、「堀の月」(堀に浮かんだ月)と、おとなしやかにトーンを落として詠まれた月で、障る感じが出てこないのでしょうね。このような気遣いが感じられさえすれば、おおらかに進めたいという感じでおります(何と言っても私がラクなのです。ホンネ)。

    ではどうぞ。

    #46341 返信

    あさ

    「退いて詠むのではなく飛び込んで詠む」
    なるほど、そういうことなんですね。とてもためになります。

    #46340 返信

    村宅

     帰燕の糞に水輪ひろごる   さ
    UFOの飛来を受ける稲の波   芳

    付け
     母の形見に糠床を分け

    よろしくお願い致します。

    #46339 返信

    あさ

    喧騒を離れて在りし堀の月   宅
     帰燕の糞に水輪ひろごる   さ
    UFOの飛来を受ける稲の波   芳

    質問です。よく花前には植物や丈の高いものを詠むのを慎むと聞きますが、月前ではそのような式目や暗黙のルールのようなものはあるのでしょうか。
    たとえば、ここでは月後の話になりますが、堀の月のあとに水輪、UFOと、円や光のイメージが続いて3句がらみのようにも映るかと思うのですが、そのあたりはあまり気にせずにということでしょうか。

    #46336 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅
     帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ
    UFOの飛来を受ける稲の波           芳

    ○芳さんの原句は「UFOと結び付けたい稲の謎」でしたが、「結び付けたい」はもう一歩進めたいですね。退いて詠むのではなく飛び込んで詠む、です。「退いて詠む」とは論評のことで、飛び込まないと句の力は出ません。詠むは生きると同義とわたしは思っています。

    ではどうぞ。

    #46327 返信

    喧騒を離れて在りし堀の月          宅
    帰燕の糞に水輪ひろごる          さ

    付け
    UFOと結び付けたい稲の謎

    妖怪の句の不思議お答えいただきありがとうございました。魅力的なあやかし出したいです。ゲゲゲの鬼太郎をよくみていました。今の猫娘は可愛くなりすぎかなぁ( ´∀`)

    #46323 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅
    帰燕の糞に水輪ひろごる          さ
    三ウ

    ○よく短句でこれだけのことが言えました。燕はこれからの長旅にそなえ身を軽くするために出すべきものはしっかり出しておくのです。1グラムでも馬鹿に出来ません。ぷちゅ。

    「相撲甚句をイアホンで聴く 安庵」、前句にこういう人物が出てくるのもいいですね。

    「女の髪に柳散りつつ  芳」、場所が堀ですから、ゆうれい柳に黒髪の女・・という絵柄を思います。芳さん、「妖怪の句として産女などは不適切」とは思いませんが。「河童・雪女・座敷わらしなどの妖怪と同様に出番を作ればいいと思います。昔は人の名前が沢山出て来る連句を「過去帳俳諧」と言いましたが、妖怪が一巻に沢山出て仕舞うとこちらもナントカ俳諧と言われますね。魅力的なあやかしを詠んで下さい。

    「ずぶ濡れのわれ笑ふパンプキン(ジャック・オー・ランタン) に」、この「ずぶ濡れ」は前に月が出てますから堀から上がってきたんですね。なんにしてもこわいですね。

    どうぞ。秋です。

    #46321 返信

    うに

    瓶のぞきてふ色に親しき
    喧騒を離れて在りし堀の月

    付け
    ずぶ濡れのわれ笑ふパンプキン(ジャック・オー・ランタン)

    #46320 返信

    あさ

    晴れやかに十二単の裾持ちて   庵
     瓶のぞきてふ色に親しき    香
    喧騒を離れて在りし堀の月    宅

    付け
    帰燕の糞に水輪ひろごる

    すみません、今回どうしても発想がう※ちから離れられませんでした、苦笑。

    #46312 返信

    瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅

    付け
    女の髪に柳散りつつ

    質問させてください。悲しい母の産女の句詠んでみたかったのですが、連句の中では河童や雪女、座敷わらしなどの妖怪をよく見かけます。やはり妖怪の句として産女などは不適切なものになるのでしょうか。宜しくお願い致します。

    #46311 返信

    安庵

    瓶のぞきてふ色に親しき           香
    喧騒を離れて在りし堀の月           宅

    付け
    相撲甚句をイアホンで聴く 庵

    #46305 返信

    村宅

    十七季、「草かぐわし」ありました。いろいろとありがとうございます。

    #46304 返信

    雀羅

    ■訂正。

    。「春かぐはし」はきっと『十七季』確認されたと思いますが、

        ↓

    。「草かぐはし」はきっと『十七季』確認されたと思いますが、

    #46303 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     揺れるぶらんこ恋の行方は          宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
     瓶のぞきてふ色に親しき          香
    喧騒を離れて在りし堀の月          宅

    ○個人で藍染めなどされている方いますが、藍甕など、こんなお宅にあるのでしょうね。

    村宅さん、

    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅

    のところで、たしかに一見「春火桶」しか春がない感じしますが、「草かぐはし」「こち(東風)」も入りますから春三句です。でも、「明確にせぬ恋の行方は」→「揺れるぶらんこ恋の行方は」の一直案は具体性があってぐっと良くなります。これで頂きます。満尾するまではずっと前のことであっても有機的一体ですから、いつでもどこでも言って頂ければと思います。「春かぐはし」はきっと『十七季』確認されたと思いますが、単独で見出しになってません。ただ9p、425pでは「春の草」として傍題に入れてあります。『十七季』は見出し語と傍題合わせて1万語という大歳時記並の収録数があるのですが、傍題もすべて見出しに使うとなるともっと本がふくらんでしまうということで、時々「草かぐはし」のような例は致し方ないとしてあります。でもそれほど多くはないと思います。

    では秋の短句どうぞ。

    #46291 返信

    村宅

    恥ずかしながら、さかのぼってお尋ね致します。
    ウ13
    菓子工場跡地の草のかぐわしき  さ 
     こちにかしらを上げる老犬   柏 三春
    二オ1
    公園に似顔絵画きの春火桶    庵 三春
     明確にせぬ恋の行方は     宅

    「草のかぐわしき」を春と思いこみ「明確にせぬ恋の行方は」と付けましたが調べたところ、季語ではありませんでした。春は三~五句でしたので
    揺れるぶらんこ恋の行方は
    と直したいのですが。どうでしょうか?よろしくお願い致します。

    #46290 返信

    村宅

    晴れやかに十二単の裾持ちて   庵
     瓶のぞきてふ色に親しき    香

    付け
    喧騒を離れて在りし堀の月

    よろしくお願い致します。

    #46289 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵
      瓶のぞきてふ色に親しき          香

    ○香さんの原句は「はためく布は瓶のぞき色」でしたが、打越に「国旗」がありますので「はためく布」は戻りますので治定句のようでどうでしょうか。「瓶のぞき」というのははなだ色を薄くしたいい感じの色ですね。

    「迫力のバチ津軽三味線 芳」、直された「牛に引せばころげずにすみ」は仰るように打越から「歩行躰」を感じさせますね。「津軽三味線」とだけで時に激しく叩き増すので、「迫力の」はちょっとかぶる感じもします。

    「樋箱さし入れ侍女の春愁 あさ」、元句の触りは微妙ですが、たしかに気にはなりますね。「侍女」の振り付けよくなったと思います。ここで春にしてしまうというのも悪くはないと思います。「樋箱」は「おまる」のことですね。いとやんごとなきおほん方のしものものを納める箱、と言えますか。「樋洗=ひすまし」という言葉があって、貴人の便器の清掃を担当する役目の女性で、『源氏物語』の「玉蔓」にあるというので探してみました(こんなのに時間とられます(^^) 「壺装束して、樋すましめる者、古き下衆女、二人ばかりぞある。」とあります。与謝野晶子訳では「樋すましめる者、古き下衆女」は飛ばしてあります。「侍女の春愁」、面白いと思います。芭蕉さんも連句の付句でうんちの句はいっぱい詠みました。弟子達もそれを真似しました。これまた匂い付けの一体也とか言って笑い合ったことでしょうね。

    ではどうぞ。月です。

    #46287 返信

    あさ

    改めまして──

    付け
    樋箱さし入れ侍女の春愁

    #46286 返信

    あさ

    打越の「掲げて」と「たずさえ」、前句の「晴れやか」と「うららか」が付きすぎでした。
    ちょっと練り直します^^

    #46284 返信

    あさ

     国旗掲げてウイニングラン  芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて  庵

    付け
    侍女たずさえる樋箱うらゝか 

    #46275 返信

    付け訂正させてください。
    牛が引くですと、ラン(走る)と近いかしらと思いまして。裾を持つから芸者さんの三味線へ。ですが、ここは跳ばしたいので!
    付け
    迫力のバチ津軽三味線

    #46271 返信

    付け
    はためく布は瓶のぞき色

    どうぞよろしくお願いします。

    #46270 返信

    国旗掲げてウイニングラン 芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて 庵

    付け
    牛に引せばころげずにすみ

    ウイニングランの句ありがとうございました。
    15段跳びのあとどうしようかと、考えたあげく転げてしまい ました。

    #46269 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵

    ○「十二単の裾持ち」て「ウイニングラン」するのですね。しかも「国旗掲げて」。すごいぶっとび! 跳び箱15段跳びくらいの気合いで頂きました。このあとどんな付句が出来るか、楽しみです。

    「故あってからむし垂らし旅に出る うに」、市女笠から垂れている白い布のことを言っているのですね。この布は顔を隠したり日除け虫除けになるととありました。郡上八幡の歌人筒井紅舟さんに『市女笠』という連歌集を昔頂いたことありました。 

    #46256 返信

    うに

    雪焼の目元のしわの白々と
    国旗掲げてウイニングラン

    付け
    故あってからむし垂らし旅に出る

    #46253 返信

    安庵

    雪焼の目元のしわの白々と            さ
     国旗掲げてウイニングラン          芳

    付け
    晴れやかに十二単の裾持ちて          庵

    #46248 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と        さ
     国旗掲げてウイニングラン         芳

    ○「ウイニングラン」というとふつうは優勝したアスリートが国旗を靡かせながら競技場を1周する行為をイメージしますが、モーター・スポーツでもアイルトン・セナがブラジル国旗を持って「ウイニングラン」をやっている動画が見られます。「雪焼けの」という前句ですから、雪上のカーレース、と見ると自然ですね。これだけの受け皿があると無理なく落ちてきます。

    「柴の仔犬を相棒として うに」、前句のその人の付けとして、自然な付句です。マタギのような人物像が浮かびます。

    ではどうぞ。

    #46245 返信

    フラスココーヒーおとす冬の日 に
    雪焼けの目元のしわの白々と さ

    付け

    国旗掲げてウイニングラン

    宜しくお願い致します。

    #46243 返信

    うに

    丁寧な説明をありがとうございます。「相棒」(名詞)を一単位・4音として見做さなければいけないのかなという疑問でしたが、よくわかりました。声に出して違和感のないところを探ります。結句の「相棒として」は5・2で良さそうなので、改めて付けの候補とさせて下さい。フラスココーヒーの治定もありがとうございました。

    三オ10付け
    柴の仔犬を相棒として

    #46242 返信

    雀羅

    ■うにさん、「相棒として」を四三で読もうとすると「相棒/として」となりますが、「として」という文節分けは無理ですから、これは「相棒と/して」の五二です。

    最近の中国経済・外交圏構想を「一帯一路」(四三)と言いますが、「一路一帯」(三四)とは言いませんね。一方「一衣帯水」(三四)とは言いますが「帯水一衣」(四三)とは言いません。ネット情報ですが、人気の四文字熟語20語をならべてみまして、その中の七音の四三音と三四音を数えますと半々です。世間は四三韻律に違和感はもってない、ということです。それが伝統的な連句になぜ四三韻律忌避があるのか。不協和音そのものにははっきりした生理的違和がありますが、そういう不協和音も又ゆたかな音楽性を生みだすのと同じように、はじかれた四三韻律にも面白く活かせる道はあると思います。

    #46235 返信

    うに

    説明ありがとうございます。どこで理解が捩れたのか、七・七のはじめの七も考えていました。
    「柴の/仔犬を/相棒と/して」はどうでしょうか?助詞がどちらに付くか確信がもてません。

    #46233 返信

    雀羅

    ■二五四三

    うにさん、どっちも二五ではありません。「二五」というのは短句の結句(七七の最後の七)がどうなってるかということで、「相棒にまず/作る朝飯」は「作る/朝飯」、「まず相棒に/作る朝飯」も「作る/朝飯」と三四です。これを言い出すと足が止まりますが、一度は潜っておく価値のあるテーマです。

    打越に「コーヒー」があって「朝飯」はどうですかね。

    #46232 返信

    うに

    書いてみて2・5ですが、
    まず相棒に作る朝飯
    の方が、リズムが良いような気がしてきました。この場合はどうなのでしょうか?

    #46231 返信

    うに

    フラスココーヒーおとす冬の日
    雪焼けの目元のしわの白々と

    付け
    相棒にまず作る朝飯

    連休明けのみなさまお忙しそうですね。たけくらべ、直していたら竹の子の鍋噴きこぼしました!
    レンジ回りに米糠が噴火したみたいです。

    #46215 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     フラスココーヒーおとす冬の日        に
    雪焼の目元のしわの白々と        さ

    ○コーヒーを口に運んでいる人の表情にカメラを向けました。理科の先生からがらりと人物が変わり、厳しい仕事、あるいは重たい日常を感じさせます。

    「ほろ苦がちょっと切ない風邪心地 芳」、「ほろ苦」だけですと前句によりかかった付けですが、中七下五でタメを利かせています。

    どうぞ。

    #46213 返信

    理科室の人体模型くたびれる 庵
    コーヒーフラスコおとす冬の日 に

    付け
    ほろ苦がちょっと切ない風邪心地

    宜しくお願い致します。

    #46212 返信

    あさ

    理科室の人体模型くたびれる    庵
     フラスココーヒーおとす冬の日  に

    付け
    雪焼の目元のしわの白々と

    #46210 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
      まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵
      フラスココーヒーおとす冬の日        に

    ○アルコールランプも揃ってますから、理科室の実験器具で珈琲も飲めますね。うにさんはコーヒー通ですね。コロケーション辞典の『てにをは辞典』(三省堂)も「コーヒー」~「おとす」はないですが、プロはこの言葉使いますね。(コーヒーを)淹れる、点てる、作るではなく「おとす」というのでこの部屋の理科の先生はコーヒー党ということが分かります。

    ではお次をどうぞ。

    #46207 返信

    うに

    またやりました〜打越に“夜”が。書き直します。

    フラスココーヒーおとす冬の日

    #46206 返信

    うに

    まなび直しの夜間中学
    理科室の人体模型くたびれる

    付け
    フラスココーヒーおとす短夜

    #46158 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
      監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
     まなび直しの夜間中学            羅 
    理科室の人体模型くたびれる          庵

    ○最近どこぞの学校でホンモノの人骨標本と人間の脳のフォルマリン漬けが見つかってますね。治定句の方は「うそつくの疲れました・・」というつぶやき聞こえそうですが、「脳のフォルマリン漬け」の方は相当何かインパクトの強いことしでかしそうです。

    どうぞ。夏でも冬でも。

    #46155 返信

    安庵

    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
     まなび直しの夜間中学             羅
    付け
    理科室の人体模型くたびれる          庵
     

    #46153 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
    監視カメラに残る映像            芳
    出所して差入れの襟巻き巻きぬ         さ
     まなび直しの夜間中学            羅 

    ○あささんの原句は「差入れの襟巻き巻きぬ出所して」、これでもよいのですが、治定句のようにすると句跨りのシンコペーションにひたむきと滑稽が醸されるように思いますがどうでしょうか。「 監視カメラ」は何でも見ているんですね。しかも愛情を持って・・・。

    どうぞ。

    #46151 返信

    あさ

    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き   ぱ
     監視カメラに残る映像          芳

    付け
    差入れの襟巻き巻きぬ出所して

    笹舟の旅、引き続き同行させてください^_^

    #46150 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ
     監視カメラに残る映像            芳

    ○生乾きのコンクリに梅の花びら模様を押しつけた犯人を突き止める「監視カメラ」とはものものしいことですが、この長い連休中も黙々と働いてくれた「監視カメラ」にはいろんなものが写っているのでしょうね。

    どうぞ。季節も去嫌に気を付けさえすればよく(春秋は五句去り。夏冬は二句。月は面に一回)、自由にどうぞ。恋も自由にどうぞ。

    #46149 返信

    コンソメスープ音をたてずに 芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き ぱ
    付け
    監視カメラに残る映像

    おはようございます。ながーい連休でした。ゆっくりしたような、ご飯ばっかり作っていたような。
    自他場は、あささんが以前質問してくださったので、そうなんだ!と思っていましたが、つい普段の調子に戻っていました。この百韻に参加させていただいてから楽しい発見がいっぱいです。ありがとうございます。引き続き宜しくお願い致します。

    #46148 返信

    雀羅

    ■  ハレもケもある鳩の日常

    ○こんな長い連休を作ってどういうつもりだ、困っている人だって沢山いる、という意見もありましたが、「歴史的連休」にはいろんな実験も入ってましたね。その実験も今日でおわり。今日は立夏。連句という日々のドラマは笹舟の旅のようです。大きな海に出るまで、つっかえたり、しゅっと滑ったりしながら、つづけて行きましょう。

    #46141 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳
    肉球と混凝土(コンクリート)の生乾き     ぱ

    ○原っぱさん改めてよろしくお願い致します。原句は「肉球はコンクリートを去った後」で、コンクリートに肉球の痕を残すのは治定句のようなことかと思いました。前句への摺付けはよいとしても「たて・たて・コン・コン」となりますので、「コンクリート」→「混凝土(コンクリート)」とさせて下さい。ネット連句を通していろんなこころみと確かめをなさって下さい。

    「はしなくも琥珀の中に眠る虫 うに」、直す前の「千秋を琥珀の中に眠る虫」がずっといいと思います。たしかに「を」が前句にありますが、気になりますか。

    どうぞ。

    #46140 返信

    うに

    前句に“を”がありました。訂正します。

    付け
    はしなくも琥珀の中に眠る虫

    #46139 返信

    うに

    乳清に立てるさざなみ夏近し
    コンソメスープ音を立てずに

    付け
    千秋を琥珀の中に眠る虫

    #46138 返信

    篠 原つぱ

    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳

    付け
    肉球はコンクリートを去った後

    雀羅さま
    前句ではご挨拶もせず申しわけありませんでした。
    つい最近、原つぱという俳号にいたしましたが、篠原です。
    前句は送ってから四三になっていることに気づきました。失礼いたしました。
    よろしくお願いいたします。

    #46137 返信

    雀羅

    ■補足します。子規のことを「いかがわしい連句より、潔癖な俳句を真芯に打ち出すのが性にあっていたようだ」と書きましたが、大ざっぱでした。「いかがわしい連句」「いかがわしくない連句」ということは念頭になく、連句(俳諧)すべからくいかがわしい(正体のつかめない、こころもとない)土台に立脚するものだ、ということで、俳諧の益は俗を正すというときの「俗」を言っているわけです。しかしこれは連句だけがそうなのではなく、発句(俳句)だって同じことですね。俳句一人を「潔癖な俳句」などと書いてしまったのは失敗でした。ちょっと皮肉がまじってしまったようです。発句(俳句)がそんなぬるいものであっていいわけありませんね。子規さんは虚子と違い書生風の無防備なところがあり、つい言ってしまいたくなるところあります。

    #46128 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
     コンソメスープ音をたてずに         芳

    ○芳さんは自他場を気にしながら付句されてますね。打越句は自他場で言えば付句同様「自」ですが、これは農人の視点ですし、「コンソメ」句も「自」にはなりますが、戸外から室内に転じており、人物も農人ではなく女性(多分)と思います。1句の内容もがらりと変わっています。こんなに違う成分の多い打越でありながら「自他場」を気にし続けるというのは自他場の意識過剰かも知れませんね。「句が良くて付句が転じているならば自他場にとらわれる必要はない」と自他場論を指導された東先生の言葉もあります。「コットンパック肌に栄養」は自ともとれますが、“普遍的真理”をいうものであれば「場」です。どちらかというと標語っぽい詠み方です。

    子規の連句は十数巻ほど読むこと出来ます『子規全集』(講談社)にあります。また子規の独吟百韻というものもあります。悪くはないです。言論は厳しいですが、恋句は随分マイルドで、慎み深い人です。恋句一句捨てもあります。悪所通いも先ずしてません(柳原極堂の証言があります)。いかがわしい連句より、潔癖な俳句を真芯に打ち出すのが性にあっていたでしょうね。

    「赤ちゃん白虎あした公開 庵」、前句からミルクの表面に々さざなみを立てながら、裏舌で巻き上げ飲みをする猫を連想したのですね(虎は猫科)。

    「洗い青梅を渡す叔母の手 五帳面」、春から仲夏に季移りですが、場所によってはこんな景色もあるでしょうね。打越の農作業に通うところあるかな、という感じはありますが、つよいことありません。

    「節榑(ふしくれ)た腕捲(まく)る細工師  ず」、転じもよく、面白く付いていると思います。そうでした。ずいぶんユニークな俳号と思いましたが、海老まよねーずさんは漫画家の「新星エビマヨネーズさん」でしたね。「桜島」が出たからとエキスキューズ書きましたが、実は私もなぜ自分が鹿児島弁をあそこで唐突に書き出したのかわかりませんでした。自動書記みたいなもんですね(^^) 連句の転じ方は4コマ漫画によく似ています。漫画も連句もがんばって下さい。束脩をいただく関係にでもなればですが、ここでは先生はおやめ下さいね。連句の席ではみな平等です。

    芳さん、草取りの最中に付句が気になって戻るというの、いいですね。「立てる」「たてず」、打越ではないし、構わないですよ。連句は少しぐらいノイズがあった方が野趣があっていいのです。ぴかぴかに磨きをかけない方がよいです。

    ではどうぞ。

    #46127 返信

    すみません。訂正の取り下げです。草引きをしていて気づきました。前句に立てるがあったのに、うっかりでした。ポタージュにしようなコンソメにしようかなぁ。で、頭の中がいっぱいでした。
    同じ前句なのに皆さんの色々な付けを拝見させていただき楽しいです。ありがとうございます。

    #46126 返信

    海老まよねーず

    ビニールハウス種蒔きを終え 原つぱ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し さ
    付け
    節榑た腕捲る細工師 ず

    雀羅さま

    実はちょうど一年ほど前のとある連句まつりで、同じ座で巻かせていただいた者です。
    あの頃はまだ始めたばかりでしたが、おかげさまでその後も細々と続けております。
    私も鹿児島出身ですので、桜島に鹿児島弁の付句をいただけて大変に感激です。
    残り半分とのことですが、先生の解説ともに、最後まで楽しみに拝読させていただきます。

    #46125 返信

    五帳面

    ビニールハウス種蒔きを終え 原つぱ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し さ

    付け 洗い青梅を渡す叔母の手 五

    ーー

    >連句には適度な「?」が必要です。といって過度な「???」ではこれ又付いていけなくなります。
    転調の妙でしょうか。なるほどと思いました。
    流れに任せるだけでもなく、曲げるでもない、ただ上がるでもない。捌きも楽しそう。
    ありがとうございます。

    >議論はけんかではありませんので、いろんなやりとりで課題が発掘出来るといいなと思います
    句に対して思うことはそれぞれながら、各々の句を大切にできたら何よりと思います。
    まだまだ句の性格や軸などを言葉で言い表せるところまでは、到達できておらず。
    どこかに主軸を定められたら、他の方の句も詠み込めるのかなと思う次第です。
    この文芸の深さから目が離せません。

    #46123 返信

    安庵

    ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ
    付け
     赤ちゃん白虎あした公開           庵

    #46122 返信

    すみません。訂正させてください。

    付け
    コンソメスープ音をたてずに

    こちらの方がいいかなと。でも、どちらも自他場が打越にかかりますか。宜しくお願い致します。

    #46116 返信

    ビニールハウス種蒔きを終え 原つぱ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し さ

    付け
    コットンパック肌に栄養

    平句の32通りの声、ステキなメロディを奏でるように勉強していきたいです。子規さんの「連句非文学論」、私はまだ詳しく知りませんが、十七季の付け合いの所で子規と虚子の付け合いを見つけて、連句やってたのね!って娘と驚いていました。

    #46111 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ
    乳清に立てるさゞなみ夏近し          さ

    ○あささん、「乳清に」とは思いもかけない形容ですね。斎藤茂吉の「最上川逆白波のたつまでにふぶくゆふべとなりにけるかも」を少しマイルドにした感じかなと思いました。歌の方はどこか暗いものがありますが、治定句は前句の「種蒔きを終え」の安堵感も利いて夏に近づくときめきがあります。

    前田雀郎という人は川柳の中では残る仕事をした人だと思っていますが、私の雀羅はこの人の「雀」をいただいたわけではありません。おしゃべりが過ぎると舌切り雀になるよとか、めんどくさがりの着たきり雀とでも何とでも思ってくれればよいという気持ちです(^^)

    「平句の精神」というのは雀郎のことばで、ちょっとごりっぱに聞こえてしまうところあります。ちなみに「平句」というのは連句の中の「発句・脇・第三・挙句」以外の名をもたぬ付句のことを言います。歌仙36句の中の32句がそうです。許六の書いた『宇陀法師』に「発句は大将の位なくて巻頭にたゝず、平句は士卒の働きなくては鈍にしてぬるし」とあります。ほんとは、「平句の精神」などとそっくりかえってるようではだめなんですね。発句は言い切りが大事ですが、平句は言い切ってはならない、前句を立て、後ろを気遣う気働きが要求されます。それも様々な変化に対応し、臨機応変の反応が出来ないといけないということですから、連句は(歌仙ならば)32通りの声をひびかせる舞台ということになります。そういう連句の立場を受け継ぐものが川柳であるということになると、川柳も又我が家の法に安住してるようではおぼつかないということになります。

    俳句の話になりますが、発句の韻文精神をまなぶために連句をやっていたと書き、そして連句作品もある石田波郷など、俳人として真摯に連句に向き合ったのがわかります。連句と俳句のからみは何と言っても子規と虚子の姿勢は示唆に富みます。子規のナイーブな「連句非文学論」に比べ、虚子は深く連句を理解しています。後発研究者であること、長生き出来てることも強みです。しかし逆に知りすぎているだけに罪深いところもあります。虚子は「(子規の)連句非文学論の功罪」ということを書き、「(発句から連句を断ち切ったことで)以前は連句でなければ言へないといふやうなものをも俳句でいふやうになつて来た」、「俳句といふものをこゝ迄推し進めたといふことは、これは子規の連句非文学として研究の埒外に置いた賜物といへるのである」(「ホトトギス昭一九・七 薫風俳話 高濱虚子」)と言っています。したたかです。この虚子の連句論は故村松友次氏の『夕顔の花』(永田書房)に整理されているもので、資料価値も高い著作です。村松氏は紅花という俳号もお持ちで、東村山のお宅で連句したことあります。今日のような大雨の降る日でした。

    書き出すとつい伸びてしまいますね。お次は雑の短句です。

    #46110 返信

    あさ

    雀羅様
    前田雀郎、機会があれば今度読んでみたいと思います。ひょっとして雀羅という俳号(連句の場合も俳号と言ってよいのでしょうか)の雀は雀郎にちなんでいるのでしょうか。
    「川柳は連句の平句の精神を実践するものである」
    自分はいま俳句をやっているので、「発句の精神」と言うとなんとなくわかるような気がするのですが、「平句の精神」となるとまだまだ漠然とした状態なので、こうしてみなさんと付け合いを繰り返しながら、少しでもその精神を体感できたらと思います。折に触れて、これぞ平句の精神のあらわれ、というのがありましたら、ご指摘頂けると有難いです。
    百韻、折り返しなのですね。楽しくてあっという間です。引き続き、よろしくお願いします。

    飛行する頭の下に春の雷     芳
     ビニールハウス種蒔きを終え  原つぱ

    付け
    乳清に立てるさゞなみ夏近し

    #46101 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳
     ビニールハウス種蒔きを終え       原つぱ
    三オ

    ○原つぱさん始めまして。「種蒔き」が晩春の季語ですね。「二五四三」の韻律をさけて治定句のように頂きます(大抵のことはアバウトですがこれは結構こだわります)。原句は「種蒔きをするビニールハウス」。「たねまきを/おえ」なら五二です。その都度申しますのであまり気にしなくてもよいです。気にすると動けなくなります。四三ゼッタイだめではなく、使い道もあります。頭上をいく飛行機と下界の「ビニールハウス」の対比が動きを出しています。

    「鉄腕アトムよぶ告天子 庵」、これも「よぶ/こくてんし」と避けたい二五音です。

    丁度半分になりました。次も春です。

    #46100 返信

    安庵

    よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳

    付け
    鉄腕アトムよぶ告天子 庵

    #46099 返信

    篠 原つぱ

    よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳

    付け

    種蒔きをするビニールハウス

    よろしくお願いいたします。

    #46098 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
      よくろんぼとか示現流とか          羅
    飛行する頭の下に春の雷            芳

    ○「よくろんぼ」も「示現流」も前句「桜島」に触発されたさつまネタです。ネットで引けばすぐ見当付きます。知識やイメージを拡げるのに使えるものは何でも使いましょう。芳さあ、飛行機はおそろっせえ乗いもはんど(^^;) あんまりやると正調薩摩弁の同郷人から注意きそうですから「はらぐれ(冗談)」もこいぐらいにな。

    「鶯合ウグイス嬢の飛び入りぞ  あさ」、音調がずいぶん佶屈ですが、「示現流」の無骨に感応させましたね。あささん、「川柳と連句をつなぐぶっとい根っこの話」、両方の実作に身をおくと実感的に迫ってきます。かつて読んだ「川柳は連句の平句の精神を実践するものである」という前田雀郎の慧眼に打たれ、以来連句と川柳を往き来する私のパスポートです。

    「グーグルの世界縦横春の宿 武者」、「花」の定座ですがここでは「花」は詠まないということでちょっと混乱があり失礼しました。連句は俳句の写生にとらわれない描写のレベルを昇降しますが、とは言え写実(具象)は強いです。どちらかと言うと引いて詠む(論評)のタイプの付けです。

    春の短句どうぞ。

    #46091 返信

    武者

    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
    よくろんぼとか示現流とか          羅  
    付け
    グーグルの世界縦横春の宿        武者

    花ではなく春の句に訂正しました。よろしくお願いします。

    #46090 返信

    武者

    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
    よくろんぼとか示現流とか          羅  
    付け
    故郷は限界集落花吹雪         武者
    校庭に大樹残され花爛漫        武者

    春の花でよかったでしょうか?よくろんぼ、はちょっとわかりません、すみませんが。

    #46089 返信

    旧友と記念撮影桜島 海老まよねーず
    よくろんぼとか示現流とか 羅

    付け
    飛行する頭の下に春の雷

    突然の鹿児島弁で、よくろんぼが何者なのか調べました。示現流はチェーストォでしたっけ。付けわかりませんがとりあえず飛行機で帰ってきてください。
    いつか!かくし玉楽しみにしちょいもすてください。

    #46088 返信

    あさ

    川柳の豊穣や縄張りの下に繋がるぶっとい根っこのお話、非常に興味深いです。機会がありましたらまたぜひうかがいたいです。

    旧友と記念撮影桜島    海老まよねーず
    よくろんぼとか示現流とか 羅

    付け
    鶯合ウグイス嬢の飛び入りぞ

    #46087 返信

    雀羅

    ■訂正。前便花の句をどうぞと書きましたが、花は前の面(二オ)に引き揚げていますので、ここは普通に春の季語です。どうぞ。

    #46085 返信

    雀羅

    ■平句と川柳

    うにさん、「平句と川柳」の関係は、リクツの上でも実践の上でも奥の深いものがあります。お互いを照らし合う生産的な視点が豊富にそなわっています。「平句に川柳的な下味が求められる」という言い方もできますが、その逆も言えます。私が思う「川柳」は前衛的な現代川柳だけでなく、サラ川も、また古川柳(柳多留)も含めます。この辺のこと『晴』という川柳誌に去年から書かせて貰っています。川柳作家は連句をしようという人は多いですが(と感じられます)、連句人にはそういう動きはあまりないように思えます。ジャンル越える交流は有益です。字面をはぐれば縄張りの下にはぶっとい根っこが繋がっているのが見えます。これはまたいずれ。

    #46084 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
     俺は塩顔うん多分そう            五
    旧友と記念撮影桜島          海老まよねーず
    よくろんぼとか示現流とか          羅

    ○海老まよねーずさん初めまして。捌きはかごいま出身ごわんで、「桜島」イかごいまネタで挨拶しもそ。付句わかいもすか。

    「その時の気分の味に目玉焼き 芳」、こいもよか付けごわんが。「かくし玉」、たのしみにしちょいもす。

    今日は1日町田市成瀬の連句仲間のところでイッパイ&連句やっておりました。帰って録画の「おとなの2時間サスペンスー西新宿俳句おばさんの事件簿」を観ておりましたらパソコン開けるのがおそうなりました。市原悦子さんが元気で楽しい映画でした。25年前の映画です。

    花の句をどうぞ。   

    #46072 返信

    海老まよねーず

    受付のpepperくんが指す夕立 さ
    おれは塩顔うん多分そう 五
    付け
    旧友と記念撮影桜島

    よろしくお願いいたします。

    #46067 返信

    受付のpepperくんが指す夕立 さ
    おれは塩顔うん多分そう 五
    付け
    その時の気分の味に目玉焼き

    いつの間にかそろばんを履いて未来にと転がっていました。つくも神…私もかくし玉もってるんだけどなぁ。
    宜しくお願い致します。

    #46066 返信

    うに

    「ダメな川柳」はわたしの書いたものに限定して言ったことで、誤解を招く表現だったでしょうか。「書けてない川柳」です。川柳にはずっと敬意を持ってきました。田辺聖子が「川柳でんでん太鼓」の中で、日本の文芸には古来ユーモア(諧謔)があったはずなのに、明治維新のせいで、俳句は高尚なもので川柳はそれに劣るような扱われ方をするようになって、それはいかがなものかというようなことを書いていたように思いますが、豊かな知性がないと人をクスリとさせる一筆は難しいかと思います。それが出来ません。
    「連句の発句は俳句に転進しますが、それ以外の平句すべてのはたらきうひき受けるのが川柳と思っています。」すみません、わかるようなわからないようなです。平句に川柳的な下味が求められるということでしょうか?わたしのイメージしている川柳における「諧謔」とはちょっとステージが違う感じがします。現代川柳を読むと少し前の時実新子さんなどとは随分味わいが違いますね。「豊穣なる川柳」どの辺りから近づけばよいのやら??

    #46065 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ
    俺は塩顔うん多分そう           五

    ○五帳面さん、連句では直接話法と間接話法を区別せず表記しますので「 」はなるべく付けない方がよいです。「その先と言う」は「その先を言う」の書き間違いでした。例えば、「急いで作る味噌汁の味」という前句があったとしまして、「じゃがいもの堅いところをほめる夫」といった付け方を言います(いやみなダンナさん)。その先は/\といった伸ばし方をして行くことで、仰る「転調」がなく読まされる方は退屈になるのです。連句には適度な「?」が必要です。といって過度な「???」ではこれ又付いていけなくなります。お仲間との連句で捌きもなさって、このアレンジの妙を楽しんでみられるのもいいと思います。

    会ったこともない人と、こうしたネット文音(ぶんいん)で浅くも深くも交流出来る連句というのは不思議な文芸ですね。連句の知恵に添って進んでいけばいきなりの大げんかというようなことは起きないようになっています。とはいえ、議論はけんかではありませんので、いろんなやりとりで課題が発掘出来るといいなと思います。

    うにさん、「ダメな川柳」ということば、川柳の人がみていられたら「・・・」です(^^) 連句の発句は俳句に転進しますが、それ以外の平句すべてのはたらきを引き受けるのが川柳と思っています。川柳の豊壌を語らずして付句上達の道はないとさえ秘かに思っています(もう言ってしまいましたが)。川柳の方も名告りを上げて下さるといいのですが。

    どうぞ。雑(ぞう=無季)で五七五です。

    #46063 返信

    うに

    後出し句の鑑賞ありがとうございました。「転び」「ロザリオ」「マリア観音」の三句がらみ。
    たしかに。気がつきませんでした。連句はあちこちに気配り、目配りが要求されますね。
    「足」は家具の「脚」だったのですね。人の「足」かと。すごいドラスティックな付けと思いました!わたしの付けはダメな川柳でした。めげずに付け続けます!

    #46060 返信

    五帳面

     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ

    付け 「俺は塩顔」うん多分そう 五

    ーーーー
    雀羅様
    「その先と言う」知りませんでした。ありがとうございます。
    それほど転調することが大事なんですね。そしてつくも神の例、さすがです。面白い。
    さぞかしエネルギーにあふれていたのでしょう。

    現実は本当に、その人の視点それぞれで全く異なりますね。

    「一句の律動に軸足をおいた詠み方」・・こういった句の見分け方があるのですね。
    他の句との違いを感じてはいたものの、明確に言葉にできずにおりましたが
    なるほどです。

    重たくなって来たら軽くしてなど、捌きもわかりやすい。
    あささんも仰る通り、顔見ぬみなさんとの付け合い、楽しいです。
    引き続きよろしくお願いします。

    #46052 返信

    あさ

    雀羅様

    「指」の同字、うっかりしておりました。三句去とはいえ、ここは「さす」とひらがなにしたほうがいいでしょうか。

    ──夢の結晶のぎっしり詰まった連句が出来えるならそれは「現実」よリアリティあると思います。

    至言ですね。きょうはもうこの言葉をもって忙殺されながらも確かに生きた一日の終わりとさせて頂こうかと^^
    今回の百韻でこれからまたどんな夢の結晶がちりばめられることになるのか、顔見ぬみなさんとの付け合いが楽しみでなりません。
    引き続き、よろしくお願い致します。

    #46051 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀
    受付のPepperくんが指す夕立         さ

    ○「Pepperくん」ていうロボット今もいるんですかね。気象予報士の森田さんよりきちんとしたこと言うPepperくんやって来る日近いかも知れません。「指」の同字ありますが三句去でオーケーです。

    あささん、「現実逃避」も生きる上では大事な能力ですね。「現実を見つめなさい」と夢想癖の私は若い頃言われましたが、その「現実」だって人は見たいものしか選択していないことに気付いたとき、夢見る力の大切さに思い至りました。
    夢の結晶のぎっしり詰まった連句が出来えるならそれは「現実」よリアリティあると思います。

    夏でも雑でもどうぞ。

    #46049 返信

    あさ

    ロザリオの句、採って頂きましてありがとうございます。花野からぐっと屋内に引き込んで、修道院の房を思い描きましたが、「すさまじき指」とすることですっきりして、無理なく像を結べるようになりました。
    10連休の大騒ぎとは無縁の忙しさの中、はじめての百韻に夢中になって、最高の現実逃避をさせて頂いております。

    駆け出して丘を走って未来へと  五
     カスタネットがいやだった頃  雀

    付け
    受付のPepperくんが指す夕立

    #46048 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳
    駆け出して丘を走って未来へと         五
     カスタネットがいやだった頃         雀

    ○「足に履かせる」~「駆けだして」は連句では好まれない「その先と言う」形ですが、ただ、「丘を走って未来へと」とそろばんのローラースケートが尋常ではない力を得たところをみると、昔から古い家具には付喪神(つくもがみ)が憑くと言われたもので、このそろばん実はその類だったのですね。

    「免許返上宅配ピザ屋に職を得て うに」、色々込み入ったことを考えておられるなという感じです。テーマをしぼった方がすっきり前句に関われると思います。「汐風に耐へマリア観音」の方ですが、打越ではないので「ロザリオ」に問題はないですが、これは隠れキリシタンで、となると、「転び」~「ロザリオ」~「マリア観音」と三句がらみになりますね。

    小学校の合唱では私はいつもカスタネットだったような気がします。いやでしたね。なぜだろう。カスタネットはごまかしの利かない楽器だからほんとは大事なのだけれど、そういうことじゃなくて、音楽の先生に愛されない子が持たされる楽器だと思い込んでたんですねえ。

    はい、夏の長句どうでしょうか。

    #46047 返信

    うに

    すさまじき指ロザリオの珠を繰り
    足に履かせる古いそろばん

    付け
    免許返上宅配ピザ屋に職を得て

    前句を露天風呂で考えていたら出遅れました。「汐風に耐へマリア観音」自然現象を持ってきたい感じがしたのですが、どうでしょうか?

    #46045 返信

    すさまじき指ロザリオの珠を繰り         さ
     足に履かせる古いそろばん          芳

    駆け出して丘を走って未来へと 五

    #46043 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ
     足に履かせる古いそろばん          芳

    ○大事な「十露盤」でローラースケートなんかしたらバチが当たりそうですが、「引き出し」に入れておくよりははたらきあるのではないでしょうか。連句はイメージの尻取りではありますが、「ロザリオの珠」と「十露盤の珠」は見えない方がよいです。重たくなって来ましたので軽くしたいところです。

    どうぞ。 

    #46041 返信

    転びたる妹(いも)負うて花野へ 庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り さ

    付け
    引き出しのなか古い十露盤

    宜しくお願い致します。

    #46039 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから           に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
     転びたる妹(いも)負うて花野へ        庵
    すさまじき指ロザリオの珠を繰り        さ

    ○ちょっと難しいところのある付句でした。あささんの原句は「冷まじき房ロザリオの珠を繰り」でした。「房」は一瞬おずずについている房かと思いましたが、ロザリオはおずずは全く同じではなく小さな十字架ついていますね。そうすると修道院のことかと思いました。カソリックでも「坊」という訳語使うのか、自信ありません。おずずなら見当付きますがロザリオをカトリックの方はどう用いているのかというシンプルなところで分かってなくてそれで立ち止まりましたが、『日葡辞書』の「Nenju(念珠)」の項と見ると「Nenju uo tcumaguru(ねんじゅをつまぐる)」とあってロザリオと数珠を同類のものとしての理解しているのも分かりますし、「ロザリオの珠を繰り」、頂きました。「房」→「指」とさせて下さい。というのは前句が「花野」という場所で、「房」への転換はちょっと忙しいからです。「冷(すさ)まじ」が晩秋の季語になるのはこの時期の冷たさを季感として受けてのものですが、もともとは「すさぶ」という荒涼とした気分を表す心理的な成分を多くもった語で、季語に限定されない言葉です。そんなわけで「冷まじ」→「すさまじ」と書かせて下さい。この句が付くことで前句ははっきり「改宗させられたクリスチャン」となりました。

    「渦あらむ世呑まれぬかる祈り夜に 五」、呑み込む渦の力をそのまま句にしたような動揺と祈りの句ですが、句は意味が分かるかどうかだけでなく、このように一句の律動に軸足をおいた詠み方も大切な要素だと思います。五帳面さん、「一つ一つが嬉しくて、とても楽しいです」という言葉私もとても嬉しいです。連句はほんとうは一座してお互いの呼吸を感じながら進める創作ですが、このネット連句のように、ことばだけにすがって、どなたか顔も知らない方々と“一座建立”するこころみはたいへんな冒険なのかも知れませんね。言葉を尽くせばよいというものでもなく、ましてや言葉が足りなければ人の気持ちを損なうことも少なくなく、そのところは詩のかみさまに「どうぞお力を・・」と想うほかありませんが、詩のかみさまはいつも気むずかしく、すぐ退屈します。カンに障ることを言えばすぐヘソを曲げます。

    ではどうぞ。雑(ぞう=無季)で結構です。前句に付け、打越句(前々句)と似ないように付ける、この二方向の注意がいつも大事です。

    #46031 返信

    五帳面

    君とゆく観月橋に蝉の声  五
    転びたる妹(いも)負うて花野へ 庵

    付け
    渦あらむ世呑まれぬかる祈り夜に 五

    ーー

    治定句ありがとうございます。
    普段知ることの出来ないことばかり、一つ一つが嬉しくて、とても楽しいです。

    #46030 返信

    あさ

    君とゆく観月橋に蝉の声      五
    転びたる妹(いも)負うて花野へ  庵

    付け
    冷まじき房ロザリオの珠を繰り 

    #46027 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから          に
    君とゆく観月橋に蝉の声             五 月・秋
    転びたる妹(いも)負うて花野へ       庵

    ○安庵さんの原句は「転びし妹を負いて花野へ」。「転びし」と文語で入るなら文語で調えましょうか。「君とゆく」→「転ぶ」ではその先と言ってるだけですので、「ころぶ」にはキリシタンが改宗すすという意味もあり、そうした挫折を味わった妹(恋人)をおぶって花野に連れていってあげる、と鑑賞すると前句からぐっと開けてきますね。

    お次をどうぞ。

    #46026 返信

    安庵

    生れし浦磯出でぬわれから          に
    君とゆく観月橋に蝉の声            五
     転びし妹を負いて花野へ           庵

    #46023 返信

    雀羅

    ■芳さん、「携帯打つのが遅いので遅れてないといいな」と思うとその通りにシンクロしてしまいますね(^^) 私もこの画面で書いてしまうものですから、こんな事起こりますが、なるべく一旦メモに移してここを見てからから上げようと思います。でも頂いた付けちゃんと鑑賞させて頂きます。

    かゞやける沖に傾きヨットの帆
     生まれし浦磯出でぬわれから

       付

    かたちあるすべての物にまるい月

    ○一句としてもとてもいいです。ほんとに、「令和こんにちは!」で、多様性の生かされる豊かな世の中にしていきたいですね。月の句としてもよく付いていますが、景(場の句)が二句続いていますので、ここは治定句のように人物が入り恋句になっている句の方が次をゆさぶるかと思います。

    余りシンクロを心配しないで好きにアップしてた方が何も起きないですよ。

    #46022 返信

    雀羅

    ■☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

    百韻「日月は」         2019.4.16 起首

    日月は旅人なりぬ花に雪            雀羅 花・春
     雀の子らの集う軒先              古柏
    春の朝川柳欄を食卓に             不映
     上司と似た名いつも見つける          芳
    潮の香の導く先に海と空            村宅
     丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す      安庵
    謫仙は飛鏡に杯を傾けて             あさ 月・秋
     萩散る庵に残る足跡              優

    銀杏と君のしているイヤリング        五帳面
     皿洗いつゝ下の名で呼ぶ            さ
    愛の巣に磯の匂いの満ちる朝           羅
     あの石巻に似たる青空            竜馬
    転生を信じて崖に夏花(げばな)つみ       さ  三夏
      みそっ歯の児の笑顔満開          小石
    外つ国の言語行き交う先斗町           宅
     脱出ゲーム知恵を出しあい           芳
    包帯がしだいにほどけ大股に         ゆかり
      ニッカボッカのキタにはためく         さ
    いっぷくに背ナを丸める暮の月           芳  月・冬
      足らぬ食材思うまなざし          うに
    菓子工場跡地の草のかぐわしき          さ
     こちにかしらを上げる老犬           柏
    二オ
    公園に似顔絵画きの春火桶            庵
     明確にせぬ恋の行方は            宅
    会いたいと思う気持ちがくやしくて       芳
     着信通知見てはため息            香
    腰折れの気配は仮想通貨にも          羅 
     タラップ降りる頬に秋風           に
    カンナ咲く故郷へ向かふ定期船         映
      良夜を破るロックンロール           々 月・秋
    花道の先にかすんでいる希林          羅 花・春 
      新入生の列を見守り            芳
    目借時竿竹売りのこえとおく          さ
      あめのしづくのもぢとなりける        五
    足元の大きな鼠おいはらい            芳
      遅しといひてアミダ振向く 庵
    二ウ
    かゞやける沖に傾きヨットの帆         さ
      生れし浦磯出でぬわれから         に
    君とゆく観月橋に蝉の声            五

    ○五帳面さんの元句又お直しの句は「蝉声と君と歩いた観月橋」「流るまま空映しゆく観月橋」、「観月橋」で月の句に採れます。「蝉」は夏の季語ですが(ここは秋の月を詠まないといけないところ)、秋になっても鳴いている蝉はいますし、季節外れに鳴く蝉と前句の生まれた海を出たことのない狭い世界しか知らない「われから」とはよくからむと思います。人物が入り恋の句になったのもよかったです。直された「流るるまま」句の方は、景の句で、打越も人物のいない(人情句といいます)句で、ここは人物をそのままに、治定句のように頂きます。

    芳さん、「願いのままに動くコンパス」残念でした。ヨットに方位磁石は必須ですが、「願いのままに動く」とは面白い言葉です。この奇妙さを無理と感じるか、使えると思うか、それは流れの中でしか決められないようです。どうぞ「願いのままに動くコンパス」を駆使して連句という海を冒険して下さい。

    もう一句秋です。

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