/ 最終更新日時 : 6月 16, 2018
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6月 16, 2018 8:33 am
#17004
雀羅
ゲスト
■⑤歌仙「ポケットの」ウ7治定
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⑤歌仙「ポケットの」 2018.6.2 起首
ポケットの中に景色や更衣 雀羅
卯波を蔵うコインロッカー 桃
大陸に版画の行方追ひかけて 小波
丘にのぼれば街の灯が見え 田助
町をあげ歌へ踊れの月の宴 富士 月・秋
背中に眠る児へは秋風 晴
ウ
不受不施の寺の団栗転がり来 にゃん子
百回噛めば満つるしあはせ 麦子
昨日の歯医者の予約思ひ出し 富
心変はりを責めぬ夕風 小石
お隣のフランソワーズはうちのタマ 桃
感謝祭から太り始める 羅
眠らざる街にファミレス冬の月 富
(眠らざる街のファミレス冬満月)原句
○富士さんの付句は俳句の独立句に近い形を取る傾向ありますね。連句の場合(発句・脇・第三・挙句)以外は平句といって、切れを入れずに詠みます。「片付かぬことばかりなり/月凍つる」も切れの入った句です。「 月冴ゆる/思考だんだん動き出し」も活用語の終止形を上五においた俳句になりますね。色々お試し下さい。
お次をどうぞ。