■お待たせしました。しのぎやすい天気になってきました。またこちらでの連句を再開したいと思います。
夜目遠目笠に添へたる月の雨 雀羅
○一昨日、向島百花園で連句仲間が点前をするというので「月見の茶会」というのに出かけました。当日は雨。ご亭主もさぞ気を揉まれたことだろうと思いましたが、床の軸に「月 掬水在手」とあって(水を掬えば手に月在りと読ませますか)、外に月は出ていないけれど、この席にはこんなにすてきな月があると、ご亭主の臨機応変にさすがと思いました。何があってもおたおたしない。こんな時茶の実力が見えてしまいますね。そんな席で思いついた句です。
どうぞ。