/ 最終更新日時 : 4月 19, 2019
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4月 19, 2019 12:08 am
#45574
雀羅
ゲスト
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百韻「日月は」 2019.4.16 起首
日月は旅人なりぬ花に雪 雀羅
雀の子らの集う軒先 古柏
春の朝川柳欄を食卓に 不映
○不映さんの原句は「春の朝新聞はもう食卓に」でしたが、ここは朝刊の何に関心があるのかをはっきり出した方がリアルになるかと思います。室内の景にされたのはよかったです。
「炊き込めば菜の香の飯に広がりて 大治郎」。これは「菜飯」を仰ってると思いますが、「菜の香の飯」と伸ばしてしまうと季語になるかどうか、微妙です。「菜飯」は炊き込みごはんですので、「炊き込めば」は別な言葉に置き換えられると第三らしくなるかと思います。
「フリージア点訳本のしおりにて 安庵」。めりはりのある第三らしい道具立てです。打越の「花」に「フリージア」は樹と草で問題ないという考え方もありますが、「植物(うえもの)」同士ではあります。
「朝集う 友に春風 微笑みて 五帳面」。俳句も連句も一字あけずに普通は書きます。「春風につどへる友の微笑みて」とすれば、なめらかになります。
「夏隣る冷えた縁側寝転びて 優」。優さん初めまして。どうぞ遊んでいって下さい。「夏隣る」は春ですので、冷えた縁側に寝転んで気持ちがいいというのはやはり晩夏の頃のことでしょうね。
では四句目をどうぞ。雑(ぞう=無季)の短句です。軽く詠みます。懲りすぎず、けれどさらりとして味わい深く、というので案外玄人好みの場所なのです。