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百韻「日月は」 2019.4.16 起首
日月は旅人なりぬ花に雪 雀羅
雀の子らの集う軒先 古柏
春の朝川柳欄を食卓に 不映
上司と似た名いつも見つける 芳
潮の香の導く先に海と空 村宅
丸太くり抜き翌(あす)に漕ぎ出す 安庵
○日本ではないですね。よく転じていると思います。「表に同字せぬこと」と蕉門では言いますから、「明日」→「翌(あす)」としましょうか。
芳さん、ドアぱっちんでしたか。失礼しました。「恥をかくつもりで通う英会話」、この句、受講生にそんな気持ちさせるの問題だなあと思ってしまいました。「猫と触れ合う外つ国の客」、よく付いてますね。猫が出るとなんとか採れるとと思ってしまう私です。百韻ですので猫は2回くらい出たっていいんじゃないですかね。いい猫句出たら肉球ハンコ押したくなります。
「代掻く牛の棚田に啼けり あさ」、あささん初めまして。よろしくお願いします。棚田は高地にある小さな田、千枚田のことですが、中には代掻きの牛を入れられないくらいのところもあるかと思います。信州姨捨の千枚田は狭かったですね。牛も、目が回ってもういやだと啼くのでしょうね。
「太平洋をヨット一人で 不映」、不映さん、これも無理なく付いていると思います。「飛躍」は大事な要素ですが、こんな風な丁寧な付け方がやはり基本だと思います。その上で、出来ごころでいろんなことをしてみるということだろうと思います。
次は月です。雑でも春以外ならどの季でもオーケーです。発句に「日月」があり、この語は天象の日・月でもありますが、歳月、としつき、という時間を表す言葉でもあり、後者で詠んでいますので、ここは異名の月で詠んで頂ければと思います。