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#48524
雀羅
ゲスト

■笑女さん、「蛍」のこと有り難うございます。『十七季』p556に「一巻に一回しかつかえないもの」として「蛍」も入っています。この「蛍」は二条良基の時代でも「一座一句物」として取り上げてあり、よほど気をつけて使いたい言葉の一つなのですね。

  脇  ほたるぶくろに灯(トモシ)入る頃
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  ウ7  半刻をいけない人と蛍舟              

と「蛍」に気づいて頂きましたが、これはいけないパターンなのか、どうなんでしょう。結論から言うと脇の「ほたるぶくろ」は植物で、何ら問題ないと思います。むかし、「くわい頭」という句の打越に植物はダメという方がいましたが、これは肢体の仲間ですね。そんな調子で、「うちの坊主はまだ独身で」というような句の打越に釈教は出せない、というような話も出てきて、こうなると『醒睡笑』のおわらいの世界になります。

この話、連歌ぐるいの男が、ある夜自宅の壁で小便をするものがあることを聞きとがめて、「夜分に居所へきたって水辺を下すは人倫か生類か、植物(ウエモノ)をもって打擲(チョウチャク)せよ」と言ったというものです。式目は連句の命ですが、どう運用するか、ご連衆のポエジーをどのように掬い取っていけるのか、このインターネット連句で実例に添ってたしかめ
ていけるといいですね。

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