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雀羅
ゲスト

■しをんさん、「花前の心得」というのは現代連句の自由なルールと違って、古説として伝わるものです。たしかに『十七季』にはp547「花前の句は、花の句が詠みにくくならぬよう軽く付ける」とこれだけですが、「花の句が詠みにくくなるもの」と目されるものは「恋の句・秋・丈の高い植物(うえもの)」です。『俳諧無言抄』では「連歌には四春八木と覚て、四句目に春をし出さす。八句目にたかき植物し出さゝるは、花につかゆる故也」(『俳諧無言抄 翻刻と解説』宮坂敏夫・東明雅/信州大学医療技術短期大学部紀要)とあり、ほとんど同文で『去来抄』もこれを踏襲しています。「四春八木(ししゅんはちぼく)」については『連句辞典』(東京堂出版)に分かり易く書いてあります。

花前の句はいろいろ気遣いなさいよ、ということでつい「花前」と言ってしまいますし、これからも言うと思いますが、「花前」で「さすが」と思いましたのは心敬の、「花のまへといはんとき、春の句などしたる、比興のことなり。花付けよからんとする事なかれ。またわざと付けにくからんとする事なかれ」(『心敬僧都庭訓』)。花前に春の句する、というのは花の呼び出しをするという意味です。比興は非興、興ざめということですね。「花付けよからんとする事なかれ、わざと付けにくからんとする事なかれ」、いいですね。これ覚えときたいですね(^^)

遙夢さんの「長命」を「重い句材」としたのは私の主観で、釈然としなかったかも知れませんね。句形その他、あの流れで反応しているので、この材料が花前にそぐわないと思っているわけではありません。捌きと、小さな、そして大きなドンパチをやりながら、挙句に向かっていく賑やかな船旅が連句なのだと受け入れて頂ければ、遊びながら実になる連句が出来ます。

面白い花の句が出ているようですから、午後三時くらいまでには米字の満尾出来るかと思います。

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