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#55484
光明
ゲスト

インターネット連句
ソネット「花火船」(交叉韻)
7月18日
 皆様、おまたせしました。11句目は雑の句を詠んでいただきました。脚韻「どり」の課題に応えられた投句は8句でした。
 連句の題材として絶対視されているのが、花と月と恋の句です。それ以外でも神祇・釈教などが一巻中に出すべきものとされ、さらに地名・人名・動物・海や山に加えて酒があります。その酒を味わう場所を詠んだ句が、すみれさんの「縄のれん帰宅途中の雨宿り」で、今回はこれを採りました。
 次の12句目は春の短句です。脚韻はf韻の「だん」になります。本来なら13句目が花の座になるのですが、発句で夏の正花が詠まれたので、ここは春の植物に変えることになります。そのため、12句目での植物登場は避けていただこうというお話です。
 前回同様、歌仙式の縛りは無く仮名遣いは歴史的仮名遣いとさせていただきます。不馴れな方はこちらで直しますので現代仮名遣いでも結構です。また、同字は一語一会です。但し一句内なら可。
 それでは、12句目の締切りを7月20日の20時とします。揮ってご投句ください。

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   ソネット「花火船」(交叉韻)   2020.06.29起首

1  花火船屋号半分消えかかり       安庵(夏花)a
2   蕩児いまだに波乗に暮れ       光明(夏)b
3  力学の基礎を学んだ発条秤     マリンバ(雑)a
4   米搗き飛蝗早よ捕つとくれ      今日(秋)b

5  名月に草の戸そつと訪ね来て      秋草(月)c
6   思ひの丈を競ふコスモス       小石(秋恋)d
7  恋敵抜駆け無しといふ掟       メロン(恋)c
8   甘く切ない古日記燃す         芳(冬恋)d

9  今生は夢のつづきか浮寝鳥      しをん(冬)e
10  破魔矢の鈴がはねる石段       安庵(新年)f
11 縄のれん帰宅途中の雨宿り      すみれ(雑)e

12                      (春)f
13                      (春)e
14                      (春)f

皆様の付句
縄のれん帰宅途中の雨宿り      すみれ(雑)e
*この句をいただきました。

全機能使ひこなさむ試し撮り    マリンバ(雑)e
*「試し撮り」は有効ですね。でもカメラそのものに拘り過ぎたように思います。

窯出しの織部の鉢の深緑        遥夢(雑)e
*織部焼への注目度だけでは勿体ない。言い足りていない感ありです。

山ガール目指す頂浅緑        炬燵猫(雑)e
*「山ガール」はアイデアですが、目指す所が「浅緑」には物足りなさを覚えます。

香を放ちきざむハーブの浅緑      秋草(雑)e
*どう付いているか考えましたが、無理でした。ハーブを効かせた料理のワンシーン、前句にどのように付けるかを忘れてはなりません。

偶然に人気女優を隠し撮り       安庵(雑)e
*首都圏だとそういうことも日常茶飯事でしょうね。「約束の人気女優を隠し撮り」とすれば文春砲を思わせます。

ふいの賊とつさに見せる白刃取り     芳(雑)e
*「真剣白刃取り」の技ですね。「襲はれて咄嗟に見せる白刃取り」とすればスッキリします。石段という前句の設定も合っていますね。

早々とリモート会議やや気どり    しをん(雑)e
*「外部とのリモート会議やや気どり」とすれば、気取り感がより出ますね。
「漸くのリモート連句やや気取り」も有りかと。

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