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しのび笑いは苔の羅漢か 小
木枯しにお百度踏んでいる素足 晴
偏平足の血筋続いて 健
健さん、付句有難うございます。連句の“付かず離れず”の感じは共有しにくい勘所であり標語ですが、
前句の特定の言葉に強く結びつく言葉を含む付句は「付き過ぎ」ということになるかと思います。
「素足」→「扁平足」は直につながり、付き過ぎのようです。
しのび笑いは苔の羅漢か 小
木枯しにお百度踏んでいる素足 晴
済んだらお出で温めてやる 鈴
○これも、「木枯しにお百度踏む」→「暖めてやる」と、その次を言う形になっており、もう少し
違う切り口で入ってもよいかと思います。木枯しにお百度を踏む人の内側にもう少しコミットして
みるのもよいかと思います。