■②歌仙「足摺や」4句目治定
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②歌仙「足摺や」 2017.12.1 起首
足摺や師走一日(いっぴ)の空の色 雀羅
貝はまどろむ寒凪の下 柳下
知らぬどち小さき飲み屋の相席に 鞠鈴
手相によれば子供運よし 麦子
○いいですね。飲み屋で、よく人の手相を見たがる人いますね。それも女の人の手をとって。「う~ん、これはなかなか」。「なかなか、何なんですか」。「手相というものはね、余り深入りすると、これもなかなか」なんて、分かったような分からないようなことになって。この辺りまでは表ブリとして許される「手相」かと思います。
次は月をお詠み下さい。