日本詩人クラブ創立70周年記念プレイベント講演に近藤蕉肝氏が登壇します

日本詩人クラブ2020年3月例会(日本詩人クラブ創立70周年記念プレイベント)の講演「世界へ飛んだ蛙ー国際性と日本の古典」に近藤蕉肝氏(成蹊大学名誉教授;日本連句協会常任理事)が登壇します。講演には水崎野里子氏、永井ますみ氏も登壇します。

講演タイトルは近藤蕉肝理事の著作『世界へ飛んだ蛙―芭蕉から地球俳句へ』から引用されたものです。聴講の希望は090-4625-7577までご連絡ください。

㈳日本詩人クラブ 2020年 3月例会のお知らせ ─日本詩人クラブ創立70周年記念プレイベント─

日時2020年3月14日㈯ 14時〜17時
会場早稲田奉仕園 リバティホール
会費500円(会員・会友も) 
※参加の希望はご連絡ください。
アクセス●東京メトロ東西線 早稲田駅 出口2または3bより徒歩5分 
●東京メトロ副都心線 西早稲田駅 出口2より徒歩8分 
●都バス 高田馬場駅より早大正門前行 「西早稲田」徒歩3分
〒169−8616 東京都新宿区西早稲田2−3−1 ☎03−3205−5411
詩朗読&
スピーチ
相沢正一郎氏(東村山市)
田村勝久氏(日立市)
渡辺みえこ氏(相模原市)
秦ひろこ氏(四日市市)
講演「世界へ飛んだ蛙─国際性と日本の古典」
近藤蕉肝氏、水崎野里子氏、永井ますみ氏
(司会進行 谷口典子氏)
近藤蕉肝氏
プロフィール
1949年宮崎県日南市生まれ。京都外国語大学卒業、同大学院修士課程修了。その後コロンビア大学で 修士号、南イリノイ大学で博士号を取得。成蹊大学教授(名誉教授)。始め言語学専攻、後で哲学に転向。1968年頃から俳句を始 め、言語や文化を越えた人類普遍の俳句原理、即ち普遍俳諧文法の研究を志す。75年ニューヨークでジョン・ケイジに会い、連句 の現代性に目覚める。82年イギリス留学で、普遍俳諧文法には言語学より哲学が重要だと気づき、83年南イリノイ大学の哲学部 へ移る。そこでパースの哲学に出会う。パースの記号学と空海の真言密教を比較研究し、それを普遍俳諧文法の基礎とする。最近 は二条良基の連歌プロジェクトと国際平和の関係を研究中。ローマ教皇の核のない平和論に同調する、言霊平和主義を主張する。 『Red Fuji』石原八束俳句選集英訳ほか。 
水崎野里子氏
プロフィール
1949年東京都武蔵野市吉祥寺生まれ。早稲田大学、同大学院修了。英語英米文化・比較文学研究 家、詩人、歌人、俳人、翻訳家。国外の詩人交流に多数参加。2016年『花美術館』(国境とジャンルを問わない総合アート誌)に発 表。同時に関係するアート海外交流企画組織により詩歌の海外交流展覧会に現地参加(べルリン、ローマ、シンガポール、モンゴル など)。2016年UPLI世界詩人会議カリフォルニア大会にて宗祇の和歌の英訳発表と英語での連歌大会のワークショップを実施。 エッセイ・翻訳『英米の詩・日本の詩』『現代アジア系アメリカ詩集』『詩と文学の未来に向けて』ほか。日中韓平和功労賞、世界 詩人会議大阪大会女性文学者桂冠詩人賞、同カリフォルニア大会・タイ大会にて優秀詩人賞受賞。日本ペンクラブ、日本文藝家協 会、アメリカ翻訳者協会(ALTA)国際会員。
永井ますみ氏
プロフィール
1958年に鳥取県の開拓地に生まれる。看護学校を卒業し大阪で就職。結婚して神戸に居住。2男1女 を育て、再就職した病院で退職まで働く。詩は大阪に出てから近文社の伴勇氏の許で約40年。12冊の詩集と2冊のエッセイ集を作 る。2009年頃より「現代生活語詩運動」に参加して各地で朗読会に参加し、ビデオ撮影と編集をしている。併せて詩集『弥生の 昔の物語』より詩を抜粋して、ギタリスト門脇康一氏など音楽家とコラボ朗読会を10回以上開催した。2011年より万葉集に関わ り、2018年に『万葉創詩・いや重け吉事』とエッセイ集『万葉かたり・古代ブロガー家持の夢』を刊行する。2018年より関西詩 人協会の事務局も預かっている。所属詩誌「リヴィエール」「現代詩神戸」。1999年より2018年までインターネット連詩を主宰 する。