日本連句協会令和5年度年次総会ならびに全国連句大会の報告

令和5年度年次総会ならびに全国連句大会を3月19日(日)浅草浅草寺にほど近い台東区民会館にて開催した。

小川副会長の司会により定員総数を満足し成立したことの報告に続き高尾会長が議長となって議事を進行した。

高尾会長より
①新型コロナ感染症も漸く下火となる傾向をみせ、各地の連句会もその開催が可能となってきた。
②この間、日本連句協会の関連においても、連句興行の基盤を下支えするためリモート連句会の開催、
 連句リモート枠の貸出などに注力した。
③昨年のおきなわ国民文化祭においては協力人員の派遣、募吟への作品協力、
 ミーツ動画のネットアップなどにより沖縄地域の紹介につとめ、
 おきなわ国民文化祭の活性化につとめた、との報告があった。

第一号議案の審議に入り、林理事長より令和4年度の事業実績についての報告、岡本理事より令和4年度決算案の説明があり渡部監事の監査報告のあと、賛成多数にて第一号議案を可決した。

第二号議案の審議に入り、林理事長より令和5年度の事業計画についての説明、岡本理事より令和5年度の予算案の説明があった。
事業計画の明細につきより具体的な内容説明を求める質問があり、林理事長が答弁した。

連句協会の企画・立案の現状について質問があり、高尾会長と林理事長から昨年度のHP委員会活動とリモート連句グループの活動に関する説明があった。質疑のあと、賛成多数にて第二号議案を可決した。

第三号議案の審議に入り、今期退任される方の説明と新任の方への承認を求め、賛成多数にて第三号議案を可決した。

審議のあと、今年開催されるいしかわ国民文化祭の関連説明、昨年日本連句協会が発刊した現代連句集Ⅳの案内があった。

続いて会場を同じくして全国連句大会を興行した。リアルの座が10座70名、リモートの座が3座14名であった。完成したそれぞれの座の作品を披講し和気あいあいの内に連句大会を終了した。